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CORBA Interface MIB

CORBA Interface MIB
CORBA Interface MIBは、Oracle Tuxedo 8.0以上のアプリケーションに固有のCommon Object Request Broker Architecture (CORBA)インタフェースのグループとオブジェクトを定義します。CORBA Interface MIBは、次のグループで構成されています。
 
グループ名
説明
このグループには、FactoryFinderに登録されているファクトリのオカレンスを表すオブジェクトが含まれます。Tuxedo 8.0以上のアプリケーションで使用可能なファクトリが、このMIBグループに反映されます。
このグループには、ドメインとサーバー・グループの両方のレベルでCORBAインタフェースの構成特性と実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。
このグループのオブジェクト・インスタンスは、Oracle SNMPエージェントが実行されているローカル・ホストに対してローカルのtuxInterfaceTableオブジェクトを返します。
このグループのオブジェクト・インスタンスは、特定のサーバー・キュー(tuxTqueue)のインタフェースの実行時特性を表します。
このグループのオブジェクト・インスタンスは、tuxIfQueueTableのローカル・オブジェクトを表します。これらの値は、Oracle SNMPエージェントが実行されているホストに固有です。
これらのグループのオブジェクトに加え、2-1ページの「コアMIB」には次のCORBAインタフェース固有のオブジェクトがあります。
tuxMaxObjects
tuxMaxInterfaces
tuxCurInterfaces
tuxHwInterfaces
tuxMachineMaxObjects
tuxMachineCurObjects
tuxMachineHwObjects
tuxSrvrCurObjsExt
tuxSrvrCurInterfaceExt
tuxTranGstate
これらのオブジェクトの詳細は、2-1ページの「コアMIB」を参照してください。
tuxFactoryTable
tuxFactoryTableグループには、FactoryFinderに登録されているファクトリのオカレンスを表すオブジェクトが含まれます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxFactorySerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.48.1.1
tuxFactoryId
.1.3.6.1.4.1.140.300.48.1.2
tuxFactoryIfName
.1.3.6.1.4.1.140.300.48.1.3
tuxFactoryState
.1.3.6.1.4.1.140.300.48.1.4
tuxFactorySerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このオブジェクトは、この表でインスタンスの索引として使用される実行番号です。
tuxFactoryId
構文
DisplayString (SIZE(1..256))
アクセス
読取り専用
説明
ファクトリの登録ID。
tuxFactoryIfName
構文
DisplayString (SIZE(1..128))
アクセス
読取り専用
説明
ファクトリのインタフェース・リポジトリIDとして使用される、完全修飾されたインタフェース名。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するインタフェース定義言語(IDL)に指定されたオプションによって異なります。詳細は、CORBA 2.1仕様のセクション7.6を参照してください。
tuxFactoryState
構文
INTEGER { active(1) }
アクセス
読取り専用
説明
GET操作は、選択したtuxFactoryTableインスタンスの実行時情報を検索します。インスタンスがFactoryFinderに登録されている場合、返される値は1 (active)です。
tuxInterfaceTable
tuxInterfaceTableグループには、ドメインとサーバー・グループの両方のレベルでCORBAインタフェースの構成特性と実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。このグループのオブジェクトの、ドメイン・レベルのインスタンスとサーバー・グループ・レベルのインスタンスでは、セマンティクス上一定の違いがあります。詳細は、tuxInterfaceTableを参照してください。
tuxInterfaceTable
ドメイン・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスは、サーバー・グループに関連付けられません。この場合、そのtuxIfSrvGrpオブジェクトは無効な値*をとります。
サーバー・グループ・レベルのインスタンスはサーバー・グループに関連付けられます。この場合、そのtuxIfSrvGrpオブジェクトは、ドメインに有効なサーバー・グループ名をとります。インタフェースのサーバー・グループ・レベル表現は、インタフェースの状態(tuxIfStateオブジェクト)の管理や、蓄積された統計情報の収集に使用するコンテナも提供します。
サーバーでアクティブ化される各CORBAインタフェースには、グループ・レベルのtuxInterfaceTableのインスタンスが必要です。サーバー内のインタフェースのアクティブ化は、このインタフェースのtuxIfQueueインスタンスの状態によって制御されます。tuxIfQueueインスタンスをアクティブ化すると、そのオブジェクトが、対応するサーバー・グループ・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスに指定された値によって初期化されます。そのようなインスタンスがまだ存在しない場合は、動的に作成されます。動的に作成されるこのサーバー・グループ・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスは、インタフェースにドメイン・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスが存在する場合はそのインスタンスのオブジェクトによって初期化されます。対応するドメイン・レベルのインスタンスが存在しない場合は、システムが指定するデフォルトの設定値が使用されます。アクティブ化されたインタフェースには、常にサーバー・グループ・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスが関連付けられます。
インタフェースに対する各レベルの構成オブジェクトの指定はすべてオプションです。サーバーが提供するインタフェースは、スケルトンの生成に使用するICFファイルで識別されます。インタフェースは、サーバーの起動時にシステムによって自動的に通知されます。
tuxInterfaceTableオブジェクト
次の表は、tuxInterfaceTable内のオブジェクトを示しています。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxIfSerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.1
tuxIfName
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.2
tuxIfSrvGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.3
tuxIfState
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.4
tuxIfAutoTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.5
tuxIfLoad
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.6
tuxIfPrio
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.7
tuxIfTimeout
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.8
tuxIfTranTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.9
tuxIfFbRoutingName
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.10
tuxIfLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.11
tuxIfNumServers
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.12
tuxIfTpPolicy
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.13
tuxIfTxPolicy
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.1.1.14
tuxIfSerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このオブジェクト値は、この表でインスタンスの索引として使用される実行番号です。
tuxIfName
構文
DisplayString (SIZE(1..128))
アクセス
読取り専用
説明
リポジトリIDとして使用される、完全修飾されたインタフェース名。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。詳細は、CORBA 2.1仕様のセクション7.6を参照してください。
tuxIfSrvGrp
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読み書き
説明
サーバー・グループ名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。このオブジェクトの値としてアスタリスク(*)を指定すると、ドメイン・レベル・インスタンスを指定します。
注意:
このオブジェクトは、新しい行の作成中にのみSETできます。
tuxIfState
構文
INTEGER { active(1), inactive(2), suspended(3), partitioned(4), invalid(5), reactivate(6) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSETリクエストのセマンティクスは、次のリストが説明されているように、サーバー・グループ・レベルとドメイン・レベルのインスタンスで異なります。
GET:{active(1)|inactive(2)|suspended(3)|partitioned(4)}
GET操作は、選択したtuxInterfaceTableインスタンスの構成情報を検索します。返される状態は、activeinactivesuspendedpartitionedのみです。
active(1)
tuxInterfaceTableインスタンスが定義済で、対応するtuxIfQueueTableインスタンスが少なくとも1つアクティブな状態です。サーバー・グループ・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスの場合、対応するtuxIfQueueTableインスタンスはtuxIfNameおよびtuxIfSrvGrpオブジェクトが一致するインスタンスです。ドメイン・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスの場合、対応するtuxIfQueueTableインスタンスは、tuxIfSrvGrp値にかかわらずtuxIfName値が一致するインスタンスです。
inactive(2)
tuxInterfaceTableインスタンスが定義済で、対応するtuxIfQueueTableインスタンスがアクティブな状態ではありません。
suspended(3)
tuxInterfaceTableインスタンスが定義済で、対応するすべてのtuxIfQueueTableインスタンスの中にアクティブな状態のインスタンスがなく、少なくとも1つが保留中の状態です。
partitioned(4)
tuxInterfaceTableインスタンスが定義済で、対応するすべてのtuxIfQueueTableインスタンスの中にアクティブな状態のインスタンスも保留状態のインスタンスもなく、少なくとも1つが分断の状態です。
SET: {invalid(5)|active(1)|inactive(2)|reactivate(6)|suspended(3)}
SETリクエストは、選択したtuxInterfaceTableインスタンスの実行時情報および構成情報を更新します。ドメイン・レベルの変更を行うと、複数のサーバー・グループに影響することがあります。また、複数のサーバーがインタフェースを提供している場合は、実行時の変更が複数のサーバーに影響することがあります。SETリクエストで使用できる値は、invalidactivereactivateまたはsuspendedのいずれかです。
invalid(5)
アプリケーションのtuxInterfaceTableインスタンスを削除します。状態の変更は、インスタンスが非アクティブな状態の場合にのみ可能です。
active(1)
アプリケーションのtuxInterfaceTableインスタンスをアクティブにします。この状態をドメイン・レベルのインスタンスに設定すると、ドメイン内で現在保留中の対応するすべてのtuxIfQueueTableインスタンスがアクティブになります。この状態をサーバー・グループ・レベルのインスタンスに設定すると、インタフェースを提供しているグループ内のサーバーにのみ影響します。状態の変更は、インスタンスが保留状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。
reactivate(6)
アプリケーションのtuxInterfaceTableインスタンスを再びアクティブにします。この状態をドメイン・レベルのインスタンスに設定すると、ドメイン内で現在保留中の対応するすべてのtuxIfQueueTableインスタンスがアクティブになります。この状態をサーバー・グループ・レベルのインスタンスに設定すると、インタフェースを提供しているグループ内のサーバーにのみ影響します。状態の変更は、インスタンスがactive(1)またはsuspended(3)状態の場合にのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はactive(1)になります。この状態を設定すると、サーバー・グループ・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスを個別にアクティブ化しなくても、サーバー・グループ・レベルで中断されているtuxIfQueueTableインスタンスをグローバルにアクティブ化できます。
suspended(3)
tuxInterfaceTableインスタンスを中断します。この状態をドメイン・レベルのオブジェクトに設定すると、ドメイン内で現在アクティブな、対応するすべてのtuxIfQueueTableインスタンスが中断されます。この状態をサーバー・グループ・レベルのインスタンスに設定すると、インタフェースを提供しているグループ内のサーバーにのみ影響します。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はsuspended(3)になります。
注意:
インタフェースの動的な通知(inactive(2)またはinvalid(5)からactive(1)への状態変更)はサポートされていません。また、通知の削除(active(1)からinactive(2)への状態変更)もサポートされていません。
tuxIfAutoTran
構文
INTEGER { yes(1), no(2) }
アクセス
読み書き
説明
トランザクション・コンテキスト外部での呼出しに対して自動的にトランザクションが開始されるかどうかを指定します。
このオブジェクトには次の制限があります。
このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブな同等のtuxInterfaceTableインスタンスには反映されません。
tuxIfTxPolicyオブジェクトは、UBBCONFIGファイルでこのオブジェクトに指定された値をオーバーライドできます。tuxIfTxPolicyalways(1)の場合、tuxIfAutoTran値がno(2)でも実行時には無効です。設定がyes(1)の場合と同じ動作になります。tuxIfTxPolicynever(2)の場合、tuxIfAutoTranの値がyes(1)でも無効です。インタフェースはトランザクションに関与しません。tuxIfTxPolicyignore(4)の場合、tuxIfAutoTranの値がyes(1)でも無効です。インタフェースはトランザクションに関与しません。
tuxIfLoad
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読み書き
説明
このオブジェクトは、システムに対する負荷を設定します。インタフェースの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。つまり、すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。
注意:
ドメイン・レベルのインスタンスでこのオブジェクトを実行時に更新しても、同じインタフェースで対応するサーバー・グループ・レベルのインスタンスには反映されません。
tuxIfPrio
構文
INTEGER (1..100)
アクセス
読み書き
説明
キューから取り出す優先度。複数のインタフェース・リクエストがサービス・キューで待機している場合、優先度の高いリクエストから処理されます。
注意:
ドメイン・レベルのインスタンスでこのオブジェクトを実行時に更新しても、同じインタフェースで対応するサーバー・グループ・レベルのインスタンスには反映されません。
tuxIfTimeout
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このインタフェースの個々のメソッド呼出しを処理する際の時間制限(単位は秒)。このインタフェースのメソッド呼出しを処理するサーバーは、リクエストの処理中に指定した時間制限値を超えると異常終了します。このオブジェクトを0に設定すると、サーバーは異常終了しません。
注意:
ドメイン・レベルのインスタンスでこのオブジェクトを実行時に更新しても、同じインタフェースで対応するサーバー・グループ・レベルのインスタンスには反映されません。
tuxIfTranTime
構文
INTEGER
アクセス
読み書き
説明
このtuxInterfaceTableインスタンス用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値(単位は秒)。インタフェースのtuxIfAutoTranオブジェクト値がyes(1)である場合に、トランザクション・モードでないリクエストを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。
注意:
ドメイン・レベルのインスタンスでこのオブジェクトを実行時に更新しても、同じインタフェースで対応するサーバー・グループ・レベルのインスタンスには反映されません。
tuxIfFbRoutingName
構文
DisplayString (SIZE(1..15))
アクセス
読み書き
説明
このインタフェースの関連付けられているファクトリ・ベース・ルーティング基準。
注意:
このオブジェクトは、ドメイン・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスにのみ、つまりtuxIfSrvGrp*の場合にのみ設定できます。
tuxIfLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
アクティブな同等のサーバー・グループ・レベルのtuxInterfaceTableインスタンスが関連付けられている現在の論理マシン。オブジェクト値は、ドメイン・レベル・インスタンスの場合NULLです。
tuxIfNumServers
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースを提供する対応サーバーの数。
tuxIfTpPolicy
構文
INTEGER { method(1), transaction(2), process(3) }
アクセス
読取り専用
説明
TPフレームワークの非アクティブ化ポリシー。このオブジェクト値はサーバーの起動時にフレームワークに登録されるポリシーを反映します。インタフェースに登録する最初のサーバーが、tuxInterfaceTableの値を設定します。この値は変更できません。
tuxIfTxPolicy
構文
INTEGER { always(1), never(2), optional(3), ignore(4) }
アクセス
読取り専用
説明
インタフェースのトランザクション・ポリシー。このオブジェクト値は、tuxIfAutoTranオブジェクトに影響します。このポリシーはアプリケーション開発者によって設定され、サーバーの起動時に登録されます。
tuxLclInterfaceTable
tuxLclInterfaceTableグループは、Oracle SNMPエージェントが実行されているローカル・ホストの値を返します。次の表は、グループの各行(インスタンス)を構成する列オブジェクトを示します。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxLclIfSerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.2.1.1
tuxLclIfName
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.2.1.2
tuxLclSrvGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.2.1.3
tuxLclIfNcompleted
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.2.1.4
tuxLclIfNqueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.2.1.5
tuxLclIfSerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このオブジェクト値は、表の索引として使用される実行番号です。
tuxLclIfName
構文
DisplayString (SIZE(1..128))
アクセス
読取り専用
説明
インタフェースのインタフェース・リポジトリIDとして使用される、完全修飾されたインタフェース名。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。詳細は、CORBA 2.1仕様のセクション7.6 [CORBA]を参照してください。
tuxLclIfSrvGrp
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループ名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。このオブジェクトの値として*を指定すると、ドメイン・レベル・インタフェースを指定します。
tuxLclIfNcompleted
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
対応するtuxIfQueueTableインスタンスが最初に提供されてから、これまでに完了したメソッド呼出しの数。返される値は、Oracle SNMPエージェントが実行されているローカル・ホストで指定されたインタフェースのものです。
注意:
このオブジェクト値は、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)の場合にのみ返されます。
tuxLclIfNqueued
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースのキューに現時点で登録されているリクエストの数。返される値は、Oracle SNMPエージェントが実行されているローカル・ホストで指定されたインタフェースのものです。
注意:
このオブジェクト値は、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)の場合にのみ返されます。
tuxIfQueueTable
tuxIfQueueTableグループには、特定のサーバー・キューのインタフェースの実行時特性を表すオブジェクトが含まれます。オブジェクトは、インタフェースが継承する構成情報へのアクセスを提供するだけでなく、キュー内のインタフェースに関連する統計情報を提供します。管理者はこのグループを使用して、インタフェースをきめ細かく中断したりアクティブにしたりできます。このグループは、インタフェース名と、インタフェース上のメソッド呼出しを処理できるサーバー・プロセスとの間のリンクを提供します。たとえば、tuxIfQRqAddrを使用して、tuxTsrvrTblおよびtuxTsrvrTblExtグループで対応するサーバーを識別できます。
 
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxIfQueueSerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.1
tuxIfQueueName
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.2
tuxIfQueueSrvGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.3
tuxIfQueueRqAddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.4
tuxIfQueueState
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.5
tuxIfQueueAutoTran
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.6
tuxIfQueueLoad
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.7
tuxIfQueuePrio
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.8
tuxIfQueueTimeout
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.9
tuxIfQueueTranTime
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.10
tuxIfQueueFbRoutingName
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.11
tuxIfQueueLmid
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.12
tuxIfQueueNumServers
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.13
tuxIfQueueTpPolicy
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.14
tuxIfQueueTxPolicy
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.3.1.15
tuxIfQueueSerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この表の索引として使用される実行番号。
tuxIfQueueName
構文
DisplayString (SIZE(1..128))
アクセス
読取り専用
説明
インタフェースのインタフェース・リポジトリIDとして使用される、完全修飾されたインタフェース名。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。詳細は、CORBA 2.1仕様のセクション7.6を参照してください。
tuxIfQueueSrvGrp
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループ名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
tuxIfQueueRqAddr
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースを提供するアクティブなサーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレス。このオブジェクトの詳細は、tuxTsrvrRqAddrを参照してください。
tuxIfQueueState
構文
INTEGER { active(1), suspended(2), partitioned(3), unknown(4) }
アクセス
読み書き
説明
GETおよびSET操作の値は次のとおりです。
GET:{active(1)|suspended(2)|partitioned(3)}
GETリクエストは、選択したtuxIfQueueTableインスタンスの構成情報を検索します。想定される戻り値の意味は、次のとおりです。
active(1)
実行中のシステムで使用可能なインタフェースを表します。
suspended(2)
実行中のシステムで現在保留中のインタフェースを表します。
partitioned(3)
実行中のシステムで現在分断されているインタフェースを表します。
SET:{active(1)|suspended(2)}
SETの値は次のとおりです。
active(1)
tuxIfQueueTableインスタンスをアクティブにします。状態の変更は、suspended(2)状態でのみ可能です。正常に終了すると、インスタンスの状態はactive(1)になります。
suspended(2)
tuxIfQueueTableインスタンスを一時停止します。状態の変更は、active(1)状態でのみ可能です。正常に終了すると、オブジェクトの状態はsuspended(2)になります。
注意:
インタフェースの動的な通知(非アクティブまたは無効からアクティブへの状態変更)はサポートされていません。また、通知解除(アクティブから非アクティブへの状態変更)もサポートされていません。
tuxIfQueueAutoTran
構文
INTEGER { yes(1), no(2) }
アクセス
読取り専用
説明
トランザクション・コンテキスト外部での呼出しに対して自動的にトランザクションが開始されるかどうかを指定します。
このオブジェクトには次の制限があります。
このオブジェクトを実行時に変更しても、アクティブな同等のtuxInterfaceTableインスタンスには反映されません。
tuxIfTxPolicyオブジェクトは、UBBCONFIGファイルでこのオブジェクトに指定された値をオーバーライドできます。tuxIfTxPolicyalways(1)の場合、tuxIfQueueAutoTran値がno(2)でも実行時には無効です。設定がyes(1)の場合と同じ動作になります。tuxIfTxPolicynever(2)の場合、tuxIfQueueAutoTranの値がyes(1)でも無効です。インタフェースはトランザクションに関与しません。tuxIfTxPolicyignore(4)の場合、tuxIfQueueAutoTranの値がyes(1)でも無効です。インタフェースはトランザクションに関与しません。
tuxIfQueueLoad
構文
INTEGER (1..32767)
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースに対する負荷。インタフェースの負荷は、ロード・バランシングのために使用します。すでに負荷が大きいキューは、新規のリクエストではあまり選択されません。
tuxIfQueuePrio
構文
INTEGER (1..101)
アクセス
読取り専用
説明
キューから取り出す優先度。複数のインタフェース・リクエストがサービス・キューで待機している場合、優先度の高いリクエストから処理されます。
tuxIfQueueTimeout
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースの個々のメソッド呼出しを処理する際の時間制限(単位は秒)。このインタフェースのメソッド呼出しを処理するサーバーは、リクエストの処理中に指定した時間制限値を超えると異常終了します。このオブジェクトを0に設定すると、サーバーは異常終了しません。
tuxIfQueueTranTime
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このインスタンス用に自動的に開始されたトランザクションのトランザクション・タイムアウト値(単位は秒)。インタフェースのtuxIfAutoTranオブジェクト値がyes(1)である場合に、トランザクション・モードでないリクエストを受信すると、トランザクションが自動的に開始されます。
tuxIfQueueFbRoutingName
構文
DisplayString (SIZE(1..15))
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースの関連付けられているファクトリ・ベース・ルーティング基準。
tuxIfQueueLmid
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
このキューがこのインタフェースを提供している現在の論理マシン。
tuxIfQueueNumServers
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このキューでこのインタフェースを提供する対応サーバーの数。
tuxIfQueueTpPolicy
構文
INTEGER { method(1), transaction(2), process(3) }
アクセス
読取り専用
説明
TPフレームワークの非アクティブ化ポリシー。この値は、サーバーの起動時にフレームワークに登録されるポリシーを反映します。インタフェースを登録する最初のサーバーが値を設定します。この値は変更できません。
tuxIfQueueTxPolicy
構文
INTEGER { always(1), never(2), optional(3), ignore(4)}
アクセス
読取り専用
説明
インタフェースのトランザクション・ポリシー。このオブジェクト値は、tuxIfQueueAutoTranオブジェクトの効果に影響します。詳細はtuxIfQueueAutoTranを参照してください。このオブジェクト値は常に読取り専用で、サーバーの構築時に開発者によって設定され、サーバーの起動時に登録されます。
tuxLclIfQueueTable
tuxLclIfQueueTableグループには、tuxIfQueueTableのローカル特性を表すオブジェクトが含まれます。このオブジェクト値は、Oracle SNMPエージェントが実行されているホストに固有です。
.
オブジェクト名
オブジェクトID
tuxLclIfQueueSerNo
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.1
tuxLclIfQueueName
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.2
tuxLclIfQueueSrvGrp
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.3
tuxLclIfQueueRqAddr
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.4
tuxLclIfQueueNcompleted
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.5
tuxLclIfQueueNqueued
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.6
tuxLclIfQueueCurObjs
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.7
tuxLclIfQueueCurTrans
.1.3.6.1.4.1.140.300.53.4.1.8
tuxLclIfQueueSerNo
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
この表の索引として使用される実行番号。
tuxLclIfQueueName
構文
DisplayString (SIZE(1..128))
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースのインタフェース・リポジトリIDとして使用される、完全修飾されたインタフェース名。この名前の形式は、インタフェースの実装を生成するIDLに指定されたオプションによって異なります。詳細は、CORBA 2.1仕様のセクション7.6を参照してください。
tuxLclIfQueueSrvGrp
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
サーバー・グループ名。サーバー・グループ名にはアスタリスク(*)、カンマ(,)、コロン(:)は使用できません。
tuxLclIfQueueRqAddr
構文
DisplayString (SIZE(1..30))
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースを提供するアクティブなサーバーのリクエスト・キューのシンボリック・アドレス。このオブジェクトの詳細は、tuxTsrvrRqAddrを参照してください。
tuxLclIfQueueNcompleted
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
インタフェースの最初の提供より後に完了したインタフェースのメソッド呼出しの数。
注意:
このオブジェクト値は、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)に等しい場合にのみ返されます。
tuxLclIfQueueNqueued
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
このインタフェースのキューに現時点で登録されているリクエストの数。
注意:
このオブジェクト値は、tuxTdomainLoadBalanceyes(1)に等しい場合にのみ返されます。
tuxLclIfQueueCurObjs
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
関連付けられたキューに対する、このインタフェースのアクティブなオブジェクトの数。この数値は、関連付けられたマシン上のキューにおけるアクティブなオブジェクト表内のエントリの数を表します。この数には、メモリー内にはないものの、アクティブなトランザクション内で呼び出されたオブジェクトが含まれています。
tuxLclIfQueueCurTrans
構文
INTEGER
アクセス
読取り専用
説明
関連付けられたキューに対し、このインタフェースに関連付けられたアクティブなグローバル・トランザクションの数。

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