トランザクション処理システムに必須の特性:
原子性: トランザクションによるデータベースへのすべての変更は永続化されるか、そうでない場合はNULL化されます。
一貫性: トランザクションが正常に実行されると、データベースが前の有効状態から新しい有効状態に変化します。
隔離性: トランザクションによるデータベースへの変更は、トランザクションが処理を完了するまで他の処理からは見えません。
持続性: トランザクションによるデータベースへの変更は、システムまたは媒体の障害が発生しても失われません。単独で使用される場合、ドメインという用語にはいくつかの意味があります。tmconfigファイルの構成によってバインドされるOracle Tuxedoアプリケーションを指す場合は、混同されないよう、アプリケーション・ドメインという用語を使用します。アプリケーション・ドメインは、単一のプラットフォームまたは共有メモリー(SHM)環境に制限することも、マルチ・プロセッサ(MP)環境の複数マシンに拡張することもできます。CNOSは、LU6.2の一環として実装されたサービス・プログラムです。CNOSプログラムは2つの通信LU間のセッション制限をネゴシエーションします。LU6.2は特別なSNA論理ユニットで、プログラム間通信用の特定のサービス・セットを指定します。サービスには、同期点、バッファのレコードへのマッピング、メッセージ確認およびセキュリティがあります。MODENAMEはOracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAセッションのグループに対して一連の特性を指定する構成パラメータです。CICSリージョンでは、モードはVTAMで定義され、CICSおよびDMCONFIGファイルで参照されます。ミラー・トランザクション(CSMI、CSM1、CSM2、CSM3、CSM5、CPMI、CVMIまたはユーザー定義ミラー・トランザクション識別子)を指定する着信リクエストを処理するCICS/ESAタスクです。2つのLUがバインドしあうとき、つまり相互に通信する方法をネゴシエートできた場合、これらはセッション状態にあるといわれます。SNAでは、1つのLUタイプで構成されるセッション数に固定制限が設けられています。Oracle Tuxedo System/Tアプリケーションは、単一のTUXCONFIGファイルに記述された環境によってバインドされます。/ドメインのドメイン・ゲートウェイ・グループを介して、Oracle Tuxedo System/Tアプリケーションは別のアプリケーションと通信できます。