Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA 12cリリース2 (12.2.2)リリース・ノート

次のトピックでは、このドキュメントについて説明します。

•	Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA 12cリリース2 (12.2.2)について

•	インストールに関する注意

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制限事項

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA 12cリリース2 (12.2.2)について

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAは、ドメイン・ベースの製品であり、Oracle Tuxedoクライアント間またはサーバー間、およびメインフレーム・アプリケーション間での双方向の通信を可能にします。メインフレーム・アプリケーションでは、Customer Information Control System/Extended System Architecture (CICS TS)およびInformation Management System (IMS)の暗黙的LU6.2、あるいはIBM対応のApplication Program-to-Program Communication (APPC)またはCICS TSインタフェースが使用されます。

製品の新機能

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA製品のバージョン12cリリース2 (12.2.2)には、次の新しい機能が備わっています。

•	CRMとGWSNAX間でのSSL暗号化のサポート

この機能を使用すると、分散ネットワーク上のCommunication Resource Manager (CRM)とGateway (GWSNAX)間にSSL暗号化を確立できます。両者は、交渉により、暗号化に使用する最も厳密な暗号スイートを選択します。256ビット、128ビット、112ビット、40ビットおよび56ビットのSSL暗号がサポートされています。

詳細は、『Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAユーザー・ガイド』の「SSL暗号化の使用」を参照してください。

•	トレースのリファクタ

この機能は、TMAトレースの制御を統合および簡素化し、トレースのメッセージおよびログの読みやすさを高め、翻訳関連情報、統計情報およびデバッグ情報を充実させてTMAトレースの質を高めます。

詳細は、「管理コマンド・リファレンス・ページ」のtmadmin、dmadminおよびdmconfigを参照してください。

インストールに関する注意

Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA 12cリリース2 (12.2.2)は、次のOracle Tuxedoリリース向けにサポートされています。

•	Oracle Tuxedo 12cリリース2 (12.2.2)

詳細は、「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのインストール」の「Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNAのサポート対象プラットフォーム」を参照してください。

制限事項

•	インバウンド・トランザクション・ルーティング機能の場合、擬似対話型トランザクションはサポートされていますが、対話型トランザクションはサポートされていません。