addumap -d <local domain ID> -R <
remote domain ID> -p <
local principal name> -u <
remote username>
addumapは
dmadmin(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfigファイルの
SECURITYが
USER_AUTH、
ACLまたは
MANDATORY ACL、
DMCONFIGファイルの
SECURITYが
DM_PWか
USER_PWに設定されている場合、マッピングはインバウンド、アウトバウンドまたはその両方として定義されます。
ユーザー識別番号。local principalは、ACLユーザー・ファイルに定義されている必要があり、アプリケーションの既存の識別子のリスト内で一意である必要があります。
dmadmin addumapサブコマンドは正しく完了すると、戻りコード0で終了します。
addusr -d <local domain ID> -R <
remote domain ID> -u <
remote username>
[-w ]
addusrは
dmadmin(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfigファイルの
SECURITYが
USER_AUTH、
ACLまたは
MANDATORY ACL、
DMCONFIGファイルの
SECURITYが
DM_PWか
USER_PWに設定されている場合、作成された表エントリを使用してリモート・ユーザー名およびパスワードがリモートSNAドメインに渡されます。
dmadmin addusrサブコマンドは正しく完了すると、戻りコード0で終了します。
addusr -d tux -R cics -u CICSUSR /*adds remote user CICSUSR
to
cics domain’s user and
password file.The
administrator is prompted for
a password*/
delumap -d <local domain ID> -R <
remote domain ID> -p <
local principal name> -u <
remote username>
delumapは
dmadmin(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、ubbconfigファイルの
SECURITYが
USER_AUTH、
ACLまたは
MANDATORY ACL、
DMCONFIGファイルの
SECURITYが
DM_PWか
USER_PWに設定されている場合、マッピングはインバウンド、アウトバウンドまたはその両方として定義されます。
ユーザー識別番号。local principalは、ACLユーザー・ファイルに定義されている必要があり、アプリケーションの既存の識別子のリスト内で一意である必要があります。
dmadmin delumapサブコマンドは正しく完了すると、戻りコード0で終了します。
delusr -d <local domain> -R <
remote domain> -u <
remote username>
delusrは
dmadmin(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
アプリケーションがSNAタイプのゲートウェイを使用し、
ubbconfigファイルの
SECURITYが
USER_AUTH、
ACLまたは
MANDATORY ACL、
DMCONFIGファイルの
SECURITYが
DM_USER_PWに設定されている場合、エントリを削除すると、それらのエントリはリモート・ユーザー名およびパスワードをローカルのユーザー名およびパスワードにマッピングするために使用できなくなります。
dmadmin delusrサブコマンドは正しく完了すると、戻りコード0で終了します。
DMADM SRVGRP = “identifier”
SRVID = “
number”
REPLYQ = “
N”
/ドメイン管理用サーバー(DMADM)はTuxedoが提供するサーバーで、バイナリのドメイン構成ファイル(
BDMCONFIGファイル)への実行時アクセスを提供します。
DMADMが起動すると、
BDMCONFIG環境変数が、
DMCONFIGファイルのバイナリ・バージョンを含むファイルのパス名に設定されます。
DMADMは、
DMADMGRPなどのグループ内で動作するサーバーとして、
UBBCONFIGのSERVERSセクションで記述されます。このグループ内で動作する
DMADMは1つだけで、応答キューが存在していてはいけません(
REPLYQをNに設定する必要があります)。
SERVERSセクションでは、DMADMサーバーのパラメータとして、
SEQUENCE、
ENVFILE、
MAXGEN、
GRACE、
RESTART、
RQPERM、および
SYSTEM_ACCESSも指定できます。
DMADMは、UNIXシステムおよびWindows NTオペレーティング・システム上でTuxedoが提供するサーバーとしてサポートされています。
次の例は、UBBCONFIGファイル内の管理用サーバーおよびゲートウェイ・グループの定義を示します。
dmadmin(1)、
tmboot(1)、
dmconfig(5)、
GWADM(5)、
servopts(5)、
ubbconfig(5)
dmadmin対話型コマンド・インタプリタは、特定のTuxedo System/Tアプリケーションに対して定義されたドメイン・ゲートウェイ・グループを管理するために使用されます。このインタプリタは管理モードと構成モードの2つのモードで操作可能です。
dmadminコマンド・インタプリタはパラメータなしで呼び出すと
管理モードになります。これはデフォルトです。このモードでは、
dmadminは、アクティブなアプリケーション内のアクティブなノード(ワークステーションを除く)で実行できます。アプリケーション管理者は、このモードを使用して、アクティブな任意のドメイン・ゲートウェイ・グループのパラメータを取得または変更できます。アプリケーション管理者は、このモードを使用して特定のローカル・ドメイン用の
DMTLOGを作成、破棄または再初期化できます。この場合、ローカル・ドメインに関連付けられたドメイン・ゲートウェイ・グループをアクティブにせず、対応するゲートウェイ・グループに関連するマシン上で
dmadminを実行する必要があります。
dmadminコマンド・インタプリタを
-cオプションか
configサブコマンドで呼び出すと
構成モードになります。アプリケーション管理者は、このモードを使用して、バイナリ・バージョンのドメイン構成ファイル(
BDMCONFIG)において構成情報を更新または追加できます。
dmadminコマンド・インタプリタでは、
BDMCONFIGファイルを管理するために
DOMAIN管理用サーバー(
DMADM)を使用し、アクティブな
DOMAINゲートウェイ・グループを再構成するためにゲートウェイ管理サーバー(
GWADM)を使用する必要があります(ゲートウェイ・グルーごとに1つの
GWADMがあります)。
dmadminが呼び出された後は、次に示す構文に従って、プロンプト(">")からコマンドを入力してください。
dmadminコマンドの出力は、ページ別表示コマンドを指定することでページ別に表示できます。後述のpaginateサブコマンドの説明を参照してください。
現在のマシン(dmadminが動作しているマシン)上の指定のローカル・ドメインのドメイン・トランザクション・ログを作成します。このコマンドでは、
DMCONFIGファイルで指定したパラメータが使用されます。指定のローカル・ドメインが現在のマシン上でアクティブであるか、ログがすでに存在する場合は、このコマンドは失敗します。
defaultコマンドを引数なしで入力すると、現在のデフォルト値が表示されます。
現在のマシン(dmadminが動作しているマシン)上の指定のローカル・ドメインのドメイン・トランザクション・ログを破棄します。このローカル・ドメインに
DMTLOGが定義されていないか、ローカル・ドメインがアクティブであるか、または未処理のトランザクション・レコードがログ内に存在している場合は、エラーが戻されます。「未処理のトランザクション」とは、グローバル・トランザクションがすでにコミットされているが、トランザクションの終了がまだ書き込まれていないトランザクションのことです。
-yオプションを指定せずにこのコマンドを実行すると、処理を進める前に確認を求められます。SNAタイプのゲートウェイでは
dsdmlogはサポートされていません。
onに設定すると、入力コマンド行をエコーします。オプションを指定しない場合は、現在の設定が切り替えられて新しい設定が出力されます。初期設定は
offです。
ヘルプ・メッセージを表示します。commandを指定すると、そのコマンドについて、省略形、引数および説明が表示されます。引数を省略すると、すべてのコマンドの構文が表示されます。
現在のマシン(dmadminが動作しているマシン)上の指定のローカル・ドメインのドメイン・トランザクション・ログを再初期化します。このローカル・ドメインに
DMTLOGが定義されていないか、ローカル・ドメインがアクティブであるか、または未処理のトランザクション・レコードがログ内に存在している場合は、エラーが戻されます。「未処理のトランザクション」とは、グローバル・トランザクションがすでにコミットされているが、トランザクションの終了がまだ書き込まれていないトランザクションのことです。
-yオプションを指定せずにコマンドを実行すると、処理を進める前に確認を求められます。SNAタイプのゲートウェイでは
indmlogはサポートされていません。
リモート・サービス呼出しで指定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに関する統計監査トレースをアクティブ化(
on)または非アクティブ化(
off)します。間隔値を0より大きくすると、機能をアクティブ化したときにその値が有効になります。初期設定は
offです。統計監査トレースをアクティブ化しても、所定の間隔内でイベントが発生しなければ、GWADMによりデータが監査ファイルにフラッシュされることはありません。GWADMによりデータが監査ログ・ファイルにフラッシュされるのは、所定の間隔内で新しいデータが発生した場合のみです。
dmadminコマンドは、
-cオプションで実行するか、
configサブコマンドを使用すると構成モードになります。このモードでは、
dmadminを使用して、
BDMCONFIGファイルの実行時更新を行うことができます。
dmadminは、追加または取得される入力フィールド値を含むバッファを管理し、各処理が終了すると出力フィールド値とステータスを表示します。ユーザーは任意のテキスト・エディタを使用して入力バッファを更新できます。
dmadminコマンドはまず希望のセクションを求めるプロンプトを表示し、次に希望の操作を求めるプロンプトを表示します。
dmadminは次に、入力バッファを編集するかどうかをたずねるプロンプトを表示します。
値yを入力すると、入力バッファが一時ファイルに変換され、テキスト・エディタが実行されます。環境変数
EDITORを使用して、使用するエディタを決定します。デフォルト値は
edです。入力形式はフィールド名とフィールド値の組合せです。この後の
「構成の入力形式」の項を参照してください。その後の項の表に、各
DMCONFIGセクションに関連付けられているフィールド名を示します。フィールドのセマンティクスと、関連する範囲、デフォルト値、制限などは、
dmconfig(5)に関する項目を参照してください。ほとんどの場合、フィールド名は
DMCONFIGファイルの
KEYWORDと同じで、接頭辞として「TA_」が付いています。ユーザーが入力バッファの編集を完了すると、
dmadminはその内容を読み取ります。特定のフィールド名についての行が複数ある場合、最初のオカレンスが使用され、他のオカレンスは無視されます。なんらかのエラーが発生すると、構文エラーが表示され、その問題を訂正するかどうかを確認するプロンプトが表示されます。
最後に、操作を行うかどうかをたずねるプロンプトが表示されます。
QUITを選択すると、ASCIIバージョンの構成のバックアップを作成する認可を求めるプロンプトが表示されます。
バックアップを選択した場合、ファイル名の入力を求めるプロンプトが表示されます。
成功時にはバックアップが作成されたことが示され、失敗時にはエラーが表示されます。
次の項では、DMCONFIGの各セクションについて次の情報を説明します。
DM_TDOMAINセクションには、TDOMAINタイプ・ドメインが必要とするネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
ドメイン識別子(TA_LDOM)がローカル・ドメイン識別子の場合、
TA_NWADDRフィールドは、そのローカル・ドメインを表すゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。
DM_OSITPセクションには、OSITPタイプ・ドメインが必要とするネットワーク・アドレッシング・パラメータが含まれています。次の表に、このセクションのフィールドの一覧を示します。
ドメイン識別子(TA_LDOM)がローカル・ドメイン識別子の場合、この表の他のフィールドは、そのローカル・ドメインを表すゲートウェイ・グループが実行中でないときに更新できます。
TA_LPWDおよび
TA_RPWDは、ローカル・ドメインまたはリモート・ドメイン(あるいはその両方)について定義済のパスワードがあるかどうかを示します。パスワードは表示されません。
UPDATE操作を選択した場合は、対応するフィールドの値を
Uに設定する必要があります。この場合、エコーがオフになり、対応するパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。
dmadminは、FML型付きバッファを割当てできない場合、ユーザーの
/etc/passwdエントリを判別できない場合、または環境変数
FIELDTBLSまたは
FLDTBLDIRを再設定できない場合に失敗します。
各操作の完了後、dmadminによって表示される戻り値は、リクエストされた操作のステータスを示します。戻り値には3つのクラスがあります。
呼出し側プロセスでADD、
UPDATE、または
DELETEのいずれかの操作が指定されましたが、System/T管理者として実行されていません。更新操作は管理者(つまり、
TUXCONFIGファイルのRESOURCESセクションの
UID属性で指定されたユーザー)が実行する必要があります。
BDMCONFIGファイルの読取り中にエラーが発生しました。
dmunloadcfを使用して構成のエントリを表示するとき、オプションのフィールド値は、値が設定されていない(文字列の場合)か0 (整数の場合)の場合には表示されません。これらのフィールドは、
dmadminを使用するときに、出力バッファ内に常に表示されます。この方法で、管理者がエントリを取り出しやすくし、また以前に設定されていないフィールドを更新しやすくします。エントリには、フィールド名が含まれ、タブが後に続きますが、フィールド値はありません。
次の例では、dmadminを使用して新しいリモート・ドメインを追加します。
edがエディタとして使用されます。
dmadminがアプリケーション管理者の
UIDを使用して実行された場合、信頼性のあるユーザーであると想定され、セキュリティはバイパスされます。
dmadminが別のユーザーIDで実行された場合、およびセキュリティ・オプションがTUXCONFIGファイル内で使用可能になっている場合は、
dmadminプログラムを開始するための対応するアプリケーション・パスワードが必要です。標準入力が端末である場合、
dmadminはエコーをオフの状態でユーザーにパスワードの入力を求めます。標準入力が端末でない場合は、パスワードは環境変数
APP_PWから取り出されます。この環境変数が指定されていないときにアプリケーション・パスワードが必要な場合は、
dmadminを開始できません。
dmadminコマンドは環境変数
FIELDTBLSおよび
FLDTBLDIRを再設定して、${TUXDIR}/udataobj/dmadminフィールド表をピックアップします。このため、
TUXDIR環境変数は適切に設定する必要があります。
TUXCONFIG環境変数は、Tuxedo System/T構成ファイルのパス名に設定する必要があります。
dmadminは次に、該当するコマンドを求めるプロンプトを表示します。
/SNA用の
dmadminをTuxedo System/T R6.5にインストールする必要があります。R6.5のゲートウェイを使用する同じドメイン内の他のノードとしては、Tuxedo System/T R4.2.2以降を指定できます。
dmloadcf(1)、
tmadmin(1)、
dmconfig(5)、
DMADM(5)、
addusr(5)、
delusr(5)
dmconfigはTuxedoシステム/ドメインのドメイン構成ファイルのASCIIバージョンです。その環境変数名は
DMCONFIGです。
dmconfigファイルが解析され、
dmloadcfユーティリティによってバイナリ・バージョンにロードされます。バイナリ構成ファイル
BDMCONFIGには、他のドメインとの通信に必要なコンテキストを初期化するためにドメイン・ゲートウェイで使用される情報が含まれています。
dmadminによるモニタリング活動では、バイナリ・ファイル(またはそのコピー)が使用されます。/ドメイン機能を使用するTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションには、それぞれ
BDMCONFIGファイルが1つあります。
DMCONFIGファイルおよびそのバイナリ・バージョン
BDMCONFIGは、非/ドメインSystem/Tアプリケーションの
UBBCONFIGおよび
TUXCONFIGファイルに類似しています。
DMCONFIGファイルは、ドメインとなるよう非/ドメインSystem/Tアプリケーションの定義を拡張したものです。
Tuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションは、環境として単一の
TUXCONFIGファイルに記述、定義されています。System/Tアプリケーションは、別のSystem/Tアプリケーションや別のTPアプリケーションと、ドメイン・ゲートウェイ・グループを介して通信できます。Tuxedoシステム/ドメインの世界では、
アプリケーションは
TPドメインと同じです。
ゲートウェイ・グループは、ドメイン・ゲートウェイ・プロセスの集合で、特定タイプのTPドメインとの通信サービスを提供します。
ドメイン・ゲートウェイは、Tuxedoシステム/ドメイン・プロセスで、リクエストおよび応答を他のTPドメインに中継します。
ローカル・ドメインは他のドメインからアクセス可能なアプリケーションの部分(サービスのセットまたはサブセット)として位置付けられます。ローカル・ドメインは常にドメイン・ゲートウェイ・グループで表されるため、これらの用語は同義語として使用されます。
リモート・ドメインはゲートウェイ・グループを介してアクセスされるリモート・アプリケーションです。リモート・アプリケーションは、別のTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションであるか、別のTPシステムの下で実行されるアプリケーションのいずれかです。
リモート・サービスは、リモート・ドメイン提供のサービスであり、ゲートウェイ・グループを介してローカル・アプリケーションからアクセス可能です。
ローカル・サービスは、ローカル・ドメインのサービスであり、ゲートウェイ・グループを介してリモート・ドメインからアクセス可能です。
•
|
ファイルは8つの仕様セクションから構成されます。アスタリスク(∗)で始まる行は、仕様セクションの開始を表します。このような行では必ず、*の直後にセクションの名前が続きます。使用可能なセクションは、 DM_LOCAL_DOMAINS、 DM_REMOTE_DOMAINS、 DM_SNACRM、DM_SNASTACKS、DM_SNALINKS、DM_LOCAL_SERVICES、 DM_REMOTE_SERVICES、 DM_ROUTING、 DM_ACCESS_CONTROL,DM_OSITPおよび DM_TDOMAINです。 DM_LOCAL_DOMAINSセクションは DM_REMOTE_DOMAINS /の前に指定する必要があります。
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•
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通常、パラメータはKEYWORD = valueで指定します。これにより、 KEYWORDが valueに指定されます。有効なキーワードについては、以下の各セクションで説明します。 KEYWORDは予約されているため、引用符が付いている場合を除き、 valueとしては使用できません。
|
予約語のDEFAULT:で始まる行にはパラメータ指定が含まれており、セクション内の以降の該当するすべての行に対して適用されます。デフォルトの指定はすべてのセクションで使用することができます。1つのセクションで複数回使用することもできます。これらの行の形式は次のとおりです。
DEFAULT: [KEYWORD1 =
value1 [
KEYWORD2 =
value2 [...]]]
この行で設定した値は、別のDEFAULT:行によってリセットされるか、セクションが終わるまで有効です。これらの値は、
DEFAULT:でない行の省略可能なパラメータによってオーバーライドされる場合もあります。
DEFAULT:でない行におけるパラメータ設定は、その行でのみ有効です。以降の行ではデフォルト設定に戻ります。
DEFAULT:が行頭に表示されると、それ以前に設定されたすべてのデフォルト値はクリアされ、システムのデフォルト値に戻ります。
値が数値の場合は、Cの標準表記法を使用して基数を示します(つまり、基数16 (16進)の接頭辞は0x、基数8 (8進)の接頭辞は0、基数10 (10進)には接頭辞が付きません)。数値パラメータに指定できる値の範囲は、そのパラメータの説明の下に示されています。
値が識別子の場合は、標準Cの規則が適用されます。
identifierの先頭には英数字またはアンダースコア(_)を使用し、以降の識別子には英数字またはアンダースコアを使用する必要があります。識別子の最大長は、NULL終了文字を除いて30文字です。
KEYWORDと同じ識別子を使用することはできません。
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「#」はコメントを示します。復帰改行文字でコメントを終了します。
|
string_valueは任意の値です。このフィールドはソフトウェアによってチェックされません。アプリケーションに関する情報を示す文字列をユーザーが入力するための場所として用意されています。
LDOM required parameters [optional parameters]
ここで、LDOMは、各ローカル・ドメインを指定する
識別子の値です。
LDOMは特定の構成で一意である必要があります。DM_LOCAL_SERVICESセクションの説明にあるように、
LDOMはローカル・サービスを特定のゲートウェイ・グループと接続する識別子です。
ローカル・ドメインをクラスにグループ化するために使用します。TYPEは、
TDOMAIN、
OSITPまたは
SNAXのいずれかに設定できます。
TDOMAINという値は、このローカル・ドメインが別のTuxedoシステムまたはTuxedoドメインのみと通信できることを示します。
OSITPという値は、このローカル・ドメインがOSI-TPプロトコルを介して他のTPドメインと通信することを示します。
SNAという値は、このローカル・ドメインがLU6.2プロトコルを介してMVS/CICSリージョンと通信することを示します。.ドメイン・タイプは
$TUXDIR/udataobj/DMTYPEファイルに定義する必要があります。
ローカル・ドメインを識別するために使用します。DOMAINIDはローカル・ドメインとリモート・ドメインの両方含めて一意である必要があります。
stringの値は、一連の文字(BA.CENTRAL01など)か、または「0x」で始まる16進数(「0x0002FF98C0000B9D6」など)です。
DOMAINIDの長さは32オクテット以下にする必要があります。文字列を指定する場合は、32文字以内で指定する必要があります(最後のNULLを含む)。
このマシンのドメイン・トランザクション・ログ(DMTLOG)を含むTuxedoファイル・システムを指定します。
DMTLOGは、TuxedoシステムのVTOC表としてデバイスに格納されています。このパラメータを指定しない(
TYPE=SNADOMの場合は指定しないでください)場合、ドメイン・ゲートウェイ・グループはリクエストをトランザクション・モードで処理できません。同じマシン上で実行するローカル・ドメインは、同じ
DMTLOGDEVファイル・システムを共有できますが、ローカル・ドメインごとに、
DMTLOGNAMEキーワードで指定した個別のログ(
DMTLOGDEVの表)を作成する必要があります。
このローカル・ドメインの監査ログ・ファイルの名前を指定します。監査ログ機能はdmadmin(1)コマンドによってアクティブ化されると、このローカル・ドメイン内のすべての操作を記録します。監査ログ機能がオンになっており、このパラメータが指定されていないと、環境変数
$APPDIRによって指定されたディレクトリまたは
TUXCONFIGファイルのMACHINESセクションの
APPDIRキーワードで指定されるディレクトリに、DM
mmddyy.LOG (
mm=月、
dd=日、
yy=年)というファイルが作成されます。
ブロッキング呼出しの最大待機時間を指定します。この値は、TUXCONFIGファイルに指定された
SCANUNITパラメータの乗数を設定します。
SCANUNIT * BLOCKTIMEの値は、
SCANUNIT以上32,768秒未満でなければなりません。このパラメータが指定されていない場合は、デフォルト値は
TUXCONFIGファイルで指定された
BLOCKTIMEパラメータの値に設定されます。タイムアウトは、常に、関連するリクエストが失敗したことを示します。トランザクション内でリクエストが発行された場合は、
TUXCONFIGでトランザクションに指定されたタイムアウトが必ず使用されます。
統計ログ機能をアクティブ化するときにこのオプションを指定しなかった場合は、$APPDIR環境変数または
TUXCONFIGファイルの
MACHINESセクションにある
APPDIRパラメータで指定したパスに、
STAT_LOG_<LDOMID>.mmddyyというファイル(
LDOMIDはローカル・ドメインIDで、
mmddyyは月、日、年をそれぞれ表す)が作成されます。統計ログ・ファイルは、GWADMサーバーが起動すると作成されます。
UBBCONFIGおよび
DMCONFIGファイルの両方で
SECURITYパラメータを設定すると、次の効果があります。
•
|
DM_LOCAL_DOMAINSのセキュリティ・パラメータを NONEまたは APP_PWに設定すると、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for SNA Gatewayはセキュリティに関するアクションを実行しません。
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ただし、UBBCONFIGファイルのセキュリティ・パラメータを APP_PWに設定した場合は、クライアントがアプリケーションに参加するときに、アプリケーションのパスワードが AUTHSVCによって検証されます。 AUTHSVCはユーザー・アプリケーションによって提供されます。
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•
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UBBCONFIGファイルのセキュリティ・パラメータを USER_AUTH、 ACLまたは MANDATORY_ACLのいずれかに設定する必要があります
|
•
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DMCONFIGファイルの DM_LOCAL_DOMAINSセクションのセキュリティ・パラメータを DM_USER_PWに設定する必要があります
|
•
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UBBCONFIGファイルのセキュリティ・パラメータを USER_AUTH、 ACLまたは MANDATORY_ACLのいずれかに設定する必要があります
|
•
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DMCONFIGファイルの DM_LOCAL_DOMAINSセクションのセキュリティ・パラメータを DM_USER_PWに設定する必要があります
|
このため、ホスト・システムの接続定義のATTACHSECレベルが
Identifyまたは
Verifyの場合は、
DMCONFIG SECURITYパラメータを
DM_USER_PWに設定することで、会話型通信起動リクエストでユーザーIDおよびパスワードが送信されるようにする必要があります。
RDOM required parameters
[optional parameters]
ここで、RDOMは、この構成で認識される各リモート・ドメインを指定する
識別子の値です。
RDOMはその構成で一意である必要があります。
リモート・ドメインをクラスにグループ化するために使用します。TYPEは、
TDOMAIN、
OSITPまたは
SNAXのいずれかに設定できます。
TDOMAINという値は、このリモート・ドメインが別のTuxedoシステムまたはTuxedoドメインのみと通信できることを示します。
OSITPという値は、このリモート・ドメインがOSI-TPプロトコルを介して他のTPドメインと通信することを示します。
SNAXという値は、このリモート・ドメインがLU6.2プロトコルを介してMVS/CICSリージョンと通信することを示します。
リモート・ドメインを識別するために使用します。DOMAINIDの長さは32オクテット以下にする必要があります。文字列を指定する場合は、32文字以内で指定する必要があります(最後のNULLを含む)。
DOMAINIDはリモート・ドメイン間で一意でなければなりません。
stringの値は、一連の文字か、または
0xで始まる16進数です。
このセクションでは、タイプTDOMAINのドメインで必要とされるアドレス情報を定義します。リモート・ドメインからローカル・サービスへのリクエストがローカル・ドメイン(ゲートウェイ・グループ)で受け付けられる場合、このセクションでは、ローカル・ドメインごと、また、定義されたローカル・ドメインからアクセス可能なリモート・ドメインごとにエントリを設定する必要があります。
DOM required parameters [optional parameters]
ここで、DOMは、ローカル・ドメイン(
LDOM)またはリモート・ドメイン(
RDOM)を識別する、DM_LOCAL_DOMAINSセクションまたはDM_REMOTE_DOMAINSセクション内の
識別子の値です。
DOM識別子は、事前に定義されているDM_LOCAL_DOMAINSセクションの
LDOM、またはDM_REMOTE_DOMAINSセクションの
RDOMと一致する必要があります。
このセクションでは、タイプOSITPのドメインで必要とされるアドレス情報を定義します。このセクションでは、ゲートウェイ・グループ(ローカル・ドメイン)ごと、およびタイプ
OSITPのリモート・ドメインごとにエントリを設定する必要があります。
DOM required parameters [optional parameters]
ここで、DOMは、ローカル・ドメイン(LDOM)またはリモート・ドメイン(RDOM)を識別する、DM_LOCAL_DOMAINSセクションまたはDM_REMOTE_DOMAINSセクション内の
識別子の値です。
DOM識別子は、事前に定義されているDM_LOCAL_DOMAINSセクションの
LDOM、またはDM_REMOTE_DOMAINSセクションの
RDOMと一致する必要があります。
このパラメータは、このドメインで使用されるOSI TPプロファイルを指定し、必要なOSI TP機能単位を決定するために使用されます。PROFILEは、
ATP11、
ATP21、
ATP31、
ATP12、
ATP22および
ATP32のいずれかの値に設定できます。UDT ASEアプリケーション・コンテキストではこれらのプロファイルのいずれの使用も許可されます。XATMI-ASEアプリケーション・コンテキストでは、プロファイル
ATP11、
ATP21および
ATP31のみが許可されます。プロファイル
ATP11、
ATP21および
ATP31はダイアログ、片側制御およびハンドシェイクの各機能単位を使用します。プロファイル
ATP12、
ATP22および
ATP32はダイアログ、共有制御およびハンドシェイクの各機能単位を使用します。プロファイル
ATP11および
ATP12はOSI TPトランザクションを使用しません(コミット機能単位は使用されません)。プロファイル
ATP21および
ATP22では、コミット、非連鎖型トランザクションおよびリカバリの機能単位が必要です。プロファイル
ATP31および
ATP32では、コミット、連鎖型トランザクションおよびリカバリの機能単位が必要です。デフォルトでは、
ATP21プロファイルが常に選択されます。
LDOMはこのSNACRMを定義されているローカル・ドメインと関連付けます。<LocalDomainName>はDM_LOCAL_DOMAINSセクションのエントリへの参照です。この名前は1~30文字のASCII文字列です。このパラメータは必須です。このパラメータにデフォルトはありません。
SNACRMを実行しているマシンのIPアドレスの16進値です。
このため、SNACRMがIPアドレス206.189.43.13のマシンで実行されていて、
SNACRMにポート6000を使用する場合は、SNACMADDRは次のようになります。
ここで、LINKは、ローカル・ドメイン(LDOM)およびリモート・ドメイン(RDOM)間の接続を識別する
識別子の値です。
RDOM識別子は、DM_REMOTE_DOMAINSセクションで以前に定義された
RDOMと一致する必要があります。
tpcommit()を使用した完全2フェーズ・コミット・トランザクションのセマンティクスによるCICS分散プログラム・リンク・リクエストとしての
アウトバウンドATMI tpcall()。
tpcommit()を使用した完全2フェーズ・コミット・トランザクションのセマンティクスによるAPPCまたはCPIC分散トランザクション処理としての
アウトバウンドATMI tpconnect()。
ACL_NAME required parameters
ここで、ACL_NAMEは特定のアクセス制御リストを指定する(
識別子の)名前です。15文字以内である必要があります。
ACLISTには、1つ以上のリモート・ドメイン名(
RDOM)をカンマで区切って指定します。ワイルドカード文字(*)を使用すると、DM_REMOTE_DOMAINSセクションで定義したすべてのリモート・ドメインが特定のローカル・ドメインにアクセスできます。
service [optional parameters]
ここで、serviceはエクスポートされるサービスの(
識別子の)ローカル名で、1~15文字である必要があります。この名前は、ローカルのTuxedoシステムまたはTuxedoドメインのアプリケーションと連携して動作する1つ以上のサーバーで決められている名前に相当します。外部に公開するサービスは、
TUXCONFIGファイルの
SERVICESセクションのエントリに指定されているサービスのデフォルトのプロパティや固有のプロパティを引き継ぎます。これらのパラメータとしては、
LOAD、
PRIO、
AUTOTRAN、
ROUTING、
BUFTYPE、
TRANTIMEなどがあります。
RNAMEオプションはリモートのCICS/ESAリージョンからインポートするローカル・サービス名です。この名前は、CRMがローカル・サービスを選択する場合に使用されます。
RNAMEでインバウンドDPLリクエストに対して明示的添付ファイルの代替ミラー・トランザクション識別子を指定する場合、RNAMEは次の形式のような代替ミラー
TRANSIDとCICS/ESAプログラム名の組合せである必要があります。
コロンは、TRANSIDとプログラム名の組合せであることを示すために必須です。
TRANSIDは使用可能なCICS/ESA文字で構成されている必要があります。
service [optional parameters]
serviceは、特定のリモート・サービスに対してローカルTuxedoシステム/ドメイン・アプリケーションによって使用される(
識別子の)名前です。各リモート・サービスは、特定のリモート・ドメインに関連付けられています。
RNAMEオプションはホストTP_NAMEの名前です。CICS以外のシステムでは、この名前は最大64文字です。CICSシステムの場合、この名前は、APPCで定義されたリクエストではトランザクションID名、DPLリクエストではプログラム名です。CICSのトランザクションID名は4文字を超えることはできず、CICSのプログラム名は8文字を超えることができません。RNAMEオプションはこれらの要件を満たしている必要があります。
RNAMEでアウトバウンドDPLリクエストに対して明示的添付ファイルの代替ミラー・トランザクション識別子を指定する場合、RNAMEは次の形式のような代替ミラー
TRANSIDと公開されているリモートCICS/ESAプログラム名の組合せである必要があります。
コロンは、TRANSIDとプログラム名の組合せであることを示すために必須です。
TRANSIDはCICS/ESA識別子で認識される受け入れ可能な文字で構成されている必要があります。
このセクションでは、型付きバッファであるFML、
VIEW、
X_C_TYPEおよび
X_COMMONを使用した/Tドメイン・サービス・リクエストのデータ依存型ルーティングに関する情報を指定します。
DM_ROUTINGセクション内にある各行の形式は次のとおりです。
CRITERION_NAME required parameters
CRITERION_NAMEは、servicesへの入力で指定されたルーティング・エントリの(
識別子の)名前です。
CRITERION_NAMEは15文字以内にする必要があります。
ルーティング・フィールドの名前を指定します。長さは30文字以下です。このフィールドは、FMLフィールド表(
FMLバッファの場合)または
FMLビュー表(
VIEW、
X_C_TYPEまたは
X_COMMONバッファの場合)における識別用のフィールド名として扱われます。
FLDTBLDIR環境変数および
FIELDTBLS環境変数は
FMLフィールド表を見つけるために使用され、
VIEWDIR環境変数および
VIEWFILES環境変数は、
FMLビュー表を見つけるために使用されます。
ルーティング・フィールドには、FMLでサポートされている任意のデータ型を指定できます。数値のルーティング・フィールドには、数値による範囲値、文字列のルーティング・フィールドには文字列による範囲値を指定します。
フィールド値が範囲と一致するときに、関連するRDOM値には、リクエストがルーティングされるリモート・ドメインを指定します。
RDOMの値を「*」にすると、ゲートウェイ・グループに基づいて認識可能な任意のリモート・ドメインをリクエストの宛先にすることができます。
範囲/RDOMペアでは、範囲と
RDOMの間を「:」で区切ります。
BUFTYPE = ~type1[:subtype1[,subtype2 . . . ]][;type2[:subtype3[, . . . ]]] . . .~
このルーティング・エントリが有効なデータ・バッファのタイプとサブタイプのリストです。タイプは、FML、
VIEW、
X_C_TYPEまたは
X_COMMONのいずれかに制限されています。タイプ
FMLにはサブタイプは指定できず、他のタイプにはサブタイプが必須です(「*」は使用できません)。タイプとサブタイプのペアのうち、重複するものは同じルーティング基準名として指定できません。タイプとサブタイプのペアが一意の場合、複数のルーティング・エントリは同じ基準名を持つことができます。このパラメータは必須です。単一ルーティング・エントリに複数のバッファ・タイプが指定されている場合は、各バッファ・タイプのルーティング・フィールドのデータ型は同じである必要があります。
フィールド値が設定されていないか(FMLバッファの場合)、または特定の範囲と一致しておらず、ワイルドカードの範囲が指定されていない場合、リモート・サービスの実行をリクエストしたアプリケーション・プロセスに対してエラーが戻されます。
BDMCONFIG環境変数は、BDMCONFIG構成ファイルを検索するために使用します。
#================================================================
# DMCONFIG
# Application Domain Gateway Test Configuration
#
# See also
# See $(TOP)/Makefile for more information.
#
# @(#)SNA Devel apps/simpsna DMCONFIG 1.6 98/03/03 15:35:29
# Copyright 1997, BEA Systems, Inc., all rights reserved.
#----------------------------------------------------------------
*DM_LOCAL_DOMAINS
simpsnad
GWGRP=GROUP2
TYPE=SNAX
DOMAINID="simpsnad"
BLOB_SHM_SIZE=1000000
DMTLOGDEV=<your Tuxedo filesystem device and name for
DMTLOG>
#example DMTLOGDEV="/home/me/bin/DMTLOG"
*DM_REMOTE_DOMAINS
SIMPSNAG TYPE=SNAX DOMAINID="SIMPSNAG"
*DM_SNACRM
simpcrm SNACRMADDR="<your Host Socket Listen Address>"
LDOM="simpsnad"
#example SNACRMADDR="0x00021770cfbd2b0d" INET family 0x0002 port 6000 host 207.189.43.13 or SNACRMADDR=//207.189.43.13:6000
*DM_SNASTACKS
simpstk
SNACRM="simpcrm"
STACKTYPE=<SNACRM Stack Library Named Token>
LOCALLU=<Local LU definition specified in
stack product>
LTPNAME="*"
STACKPARMS=<Parameters passed to Stack
Product>
#example STACKTYPE="VT210"
# LOCALLU="BEAAPPL1"
# STACKPARMS="testhp" Name of the host machine
*DM_SNALINKS
simplk1 STACKREF="simpstk"
RDOM="SIMPSNAG"
LSYSID=<Connection ID of remote (CICS)
region>
RSYSID=<SYSID of remote (CICS) region>
RLUNAME=<Alias of Applid for remote region>
MODENAME=<Mode name VTAM mode entry>
SECURITY="LOCAL"
STARTTYPE="COLD"
MAXSESS=<Total Session number>
MINWIN=<Session Local Winners>
MAXSYNCLVL=<0|1|2 Maximum Syncpoint Level>
#example LSYSID="BEA"
# RSYSID="TEST"
# RLUNAME="CICSTEST"
# MODENAME="SMSNA100"
# MAXSESS=10
# MINWIN=5
# MAXSYNCLVL=2
*DM_LOCAL_SERVICES
MIRROR LDOM="simpsnad"
CONV=N
RNAME="MIRRORSERV"
INBUFTYPE="STRING"
OUTBUFTYPE="STRING"
API="ATMI"
*DM_REMOTE_SERVICES
SIMPDPL AUTOTRAN=N
LDOM="simpsnad"
RDOM=SIMPSNAG
CONV=N
RNAME="TOUPDPLS"
INBUFTYPE="STRING"
OUTBUFTYPE="STRING"
API="ATMI"
FUNCTION="DPL"
SIMPDTP AUTOTRAN=N
LDOM="simpsnad"
RDOM=SIMPSNAG
CONV=N
RNAME="DTPS"
INBUFTYPE="STRING"
OUTBUFTYPE="STRING"
API="ATMI"
FUNCTION="APPC"
build_dgw(1)、
dmadmin(1)、
tmboot(1)、
tmshutdown(1)、
dmloadcf(1)、
dmunloadcf(1)
DMCONFIGファイルを解析し、バイナリの
BDMCONFIG構成ファイルをロードします。
dmloadcf [-c] [-n] [-y] [-b blocks] {
dmconfig_file | - }
dmloadcfは、ファイルまたは
DMCONFIG構文による標準入力を読み取り、構文をチェックして、オプションでバイナリの
BDMCONFIG構成ファイルをロードします。
BDMCONFIG環境変数は、情報の格納先となる
BDMCONFIGファイルのパス名を指しています。
dmloadcfは、
DMCONFIGファイルの必要なセクションがないことを検出すると、エラー・メッセージを出力します。入力ファイルを解析中に構文エラーを検出すると、
dmloadcfは
BDMCONFIGファイルを更新せずに終了します。
dmloadcfを使用する場合は、
$TUXDIR/udataobj/DMTYPEファイルが存在している必要があります。このファイルは有効なドメイン・タイプを定義します。このファイルが存在しないと、
dmloadcfは
BDMCONFIGファイルを更新せずに終了します。
dmloadcfを使用するユーザーの実効ユーザー識別子は、
TUXCONFIGファイルの
RESOURCESセクションの
UIDと一致する必要があります。
dmloadcfにオプション
-cを付けると、プログラムはこの構成の各ローカル・ドメイン(ゲートウェイ・グループ)に必要とされる最小のIPCリソースを表示します。
BDMCONFIGファイルは更新されません。
dmloadcfに
-nオプションを付けると、プログラムはASCII形式の
DMCONFIGファイルの構文チェックのみを行い、
BDMCONFIGファイルの実際の更新は行いません。
構文チェックの後、dmloadcfは、
BDMCONFIGが指すファイルが存在しているかどうか、そのファイルがTuxedoシステムの有効なファイル・システムであるかどうか、そしてそのファイルに
BDMCONFIG表が入っているかどうかをチェックします。これらの条件が真でなかった場合、そのユーザーにはファイルを作成して初期化するように求める次のようなプロンプトが表示されます。
pathは、
BDMCONFIGファイルの完全なファイル名です。標準入力および標準出力が端末でない場合、またはコマンド行で
-yオプションが指定されている場合は、このプロンプトは表示されません。このプロンプトに対する
「y」または
「Y」以外のレスポンスでは、
dmloadcfは構成ファイルを作成せずに終了します。
BDMCONFIGファイルが正しく初期化されていない場合にユーザーが続行すると、
dmloadcfはTuxedoファイル・システムを作成し、
BDMCONFIG表を作成します。
-bオプションがコマンド行に指定されると、Tuxedoファイル・システムの作成時に、その引数がデバイスのブロック数として使用されます。
-bオプションの値が新しい
BDMCONFIG表を収容できるほど大きい場合、
dmloadcfは、指定された値を使用して新しいファイル・システムを作成します。それ以外の場合、
dmloadcfはエラー・メッセージを出力して終了します。
-bオプションが指定されない場合、
dmloadcfは、
BDMCONFIG表を収容できる大きさの新しいファイル・システムを作成します。ファイル・システムがすでに存在している場合、
-bオプションは無視されます。
BDMCONFIGがrawデバイス(初期化されていない)であり、そのrawデバイス上のブロック数を設定する必要がある場合には、
-bオプションをできるだけ使用するようにしてください。
BDMCONFIGが通常のUNIXファイルである場合には、
-bオプションは使用しないようにしてください。
BDMCONFIGファイルがすでに初期化されていることがわかると、
dmloadcfは、
BDMCONFIGファイルで記述されているローカル・ドメインが動作していないことを確認します。ローカル・ドメインが動作している場合は、
dmloadcfがエラー・メッセージをプリントして終了します。そうでない場合、
dmloadcfは、ファイルを上書きするかどうかを確認するため、次のプロンプトを表示します:
TUXCONFIGファイルの
RESOURCESセクションに
SECURITYパラメータが指定されていると、
dmloadcfは標準入力をフラッシュし、端末エコー機能をオフにして、ユーザーにアプリケーション・パスワードの入力を求めます。
パスワードは8文字に切り捨てられます。ファイルではなく標準入力を介してASCII形式のDMCONFIGファイルをロードするオプションは、この
SECURITYパラメータがオンのときには使用できません。標準入力が端末でない場合、つまり、ユーザーにパスワードの入力を求めることができない場合(たとえば、
hereファイルの場合)、アプリケーション・パスワードの設定のために環境変数
APP_PWが参照されます。
APP_PW環境変数が設定されておらず、標準入力が端末でない場合には、
dmloadcfはエラー・メッセージを出し、ログ・メッセージを生成して、
BDMCONFIGファイルのロードに失敗します。
環境変数APP_PWは、
TUXCONFIGファイルの
SECURITYパラメータが
APP_PWに設定され、かつ標準入力として端末以外のものを使用して
dmloadcfを実行するアプリケーションに対して設定する必要があります。
BDMCONFIG環境変数は、BDMCONFIGファイルを指している必要があります。
次の例は、bank.dmconfig ASCIIファイルからバイナリ構成ファイルをロードする方法を示します。2000ブロックからなる
BDMCONFIGデバイスが作成(または再初期化)されます。
dmloadcfをアクティブなノード上で実行すると、次のエラー・メッセージが表示されます。
dmloadcfを実行するユーザーの実効ユーザー識別子が、
TUXCONFIGファイルで指定された
UIDと一致しない場合は、次のエラー・メッセージが表示されます。
dmloadcfが正しく完了すると、終了コード0で終了します。
BDMCONFIGファイルが更新されると、このイベントを記録するための
userlogメッセージが生成されます。
バイナリBDMCONFIGドメイン構成ファイルをアンロードします
dmunloadcfは、
BDMCONFIG構成ファイルをバイナリ表現からASCII形式に変換します。この変換処理は、バイト・オーダーが異なるマシン間でファイルを簡潔にトランスポートしたり、ファイルのバックアップ・コピーを簡潔に作成して信頼性を高める場合に役立ちます。ASCII形式については、
dmconfig(5)で説明します。
dmunloadcfは、
BDMCONFIG環境変数が指す
BDMCONFIGファイルから値を読み取り、その値を標準出力に書き込みます。
/usr/tuxedo/BDMCONFIGの構成を
bdmconfig.backupファイルにアンロードするには、次のようにします。
dmunloadcfは、
BDMCONFIG環境変数が指すファイルが存在しているかどうか、そのファイルがTuxedoの有効なファイル・システムであるかどうか、そしてそのファイルに
BDMCONFIG表が入っているかどうかをチェックします。これらの条件が1つでも満たされないと、
dmunloadcfはエラー・メッセージをプリントして、エラー・コード1で終了します。
dmunloadcfが正しく完了すると、終了コード0で終了します。
GWADM SRVGRP = “identifier” SRVID = “
number” REPLYQ = “N”
CLOPT = “-A -- [-a {
on |
off } ] [-s
services ]
[-t {
on |
off } ]“
ゲートウェイ管理用サーバー(GWADM)は、Tuxedoシステムが提供するサーバーであり、/ドメイン・ゲートウェイ・グループ用の管理機能を提供します。
CLOPTオプションは、GWADMの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列です。このオプション文字列の形式は次のとおりです。
次の例は、UBBCONFIGファイル内の管理用サーバーの定義を示します。
dmconfig(5)、
DMADM(5)、
servopts(5)、
ubbconfig(5)
GWSNAXは、UBBCONFIGファイルのSERVERSセクションで、特定のゲートウェイ・グループ内で動作するサーバーとして定義する必要があります。つまり、SRVGRPを、GROUPSセクションで指定したGRPNAMEタグに設定する必要があります。SVRIDも必須パラメータです。このパラメータの値を指定する際は、ゲートウェイ・グループ内で使用できるゲートウェイの最大数を考慮する必要があります。GWSNAX定義は
UBBCONFIGファイル内の関連付けられたCRMサーバー定義より前に指定することはできません。
CLOPTオプションは、GWSNAXの起動時に渡されるコマンド行オプションの文字列です。このオプション文字列の形式は次のとおりです。
このクライアント・プロセスに対して暗号化が有効になるよう設定します。typeは暗号化タイプです。現在、有効なエントリはGPEおよびSSLです。値
minおよび
maxは暗号化に使用できる最小および最大のビット数を指定します。このレベルはCRMとクライアント・プロセス間のネゴシエーション中に使用されます。任意の数を指定できますが、ネゴシエートされる値は0、56または128に解決されます。
maxと
minでは、40、56、112、128、256ビットの暗号スイートを含め、SSL暗号スイートの許容範囲を定義します。
minは256以下にする必要があります。
次の例は、UBBCONFIGファイル内の管理用サーバーの定義を示します。
dmconfig(5)、
DMADM(5)、
servopts(5)、
ubbconfig(5)
modusr -d <local domain> ID -R <
remote domain ID> -u <
remote username>
modusrは
dmadmin(1)のサブコマンドとしてのみ実行できます。このページの目的はこのサブコマンドのオプションについて説明し、例を示すことです。
dmadmin modusrサブコマンドは正しく完了すると、戻りコード0で終了します。
tmadmin - Oracle Tuxedo掲示板コマンド・インタプリタです。
tmadminは、このエントリに指定されるコマンドを使用して、掲示板や関連するエンティティの調査と修正の機能を単一プロセッサ、マルチ・プロセッサまたはネットワーク環境に提供します。
TUXCONFIGおよび
TUXOFFSET環境変数を使用して、Oracle Tuxedo構成ファイルがロードされる場所とオフセットを判別します。
tmadminでは以下のオプションがサポートされます。
tmadminを
-cオプションを指定して呼び出すと、構成モードになります。有効なコマンドは、
default、
echo、
help、
quit、
verbose、
livtoc、
crdl、
lidl、
dsdl、
indlおよび
dumptlogのみです。
tmadminは、非アクティブ・ノードを含むすべてのノードでこのモードで呼び出すことができます。ノードがアクティブとみなされるのは、
tmadminが、(実行している
BBLを介して)管理プロセスまたはクライアントとしてアプリケーションに参加できる場合です。
-rオプションを使用すると、
tmadminは、管理者としてではなくクライアントとして掲示板に参加します。つまり、読取り専用モードをリクエストします。これは、管理者プロセス用スロットを非占有状態にしておく場合に有用です。
注意:
|
-rオプションを使用すると、このオプションなしで tmadminを実行した際に取得される情報の一部しか得られないことに注意してください。特に、 tmadmin -rを実行した場合、リモート・サイトで動作しているサーバーの負荷値は取得できません。
|
管理プロセスになれるのは、一度に1つのtmadminプロセスのみです。Oracle Tuxedo管理者以外のユーザーが
-rオプションを指定し、セキュリティがオンになっている場合、ユーザーはパスワードを求められます。
-vオプションを使用して
tmadminを実行すると、Oracle Tuxedoのバージョン番号とライセンス番号が表示されます。情報を出力した後、
tmadminは終了します。その他2つのオプションは、
-vオプションと共に使用しても無視され、
-vオプションによってリクエストされる情報だけが表示されます。
通常、tmadminは、アクティブ・アプリケーション内のどのアクティブ・ノード上でも実行可能です。パーティション化されたアクティブ・ノードで実行する場合、またはマスター・ノードで使用可能なNLSがない場合は、ローカル掲示板への読取り専用アクセスを行うコマンドに制限されます。このようなコマンドは、
bbls、
bbparms、
bbstat、
default、
dump、
dumptlog、
echo、
help、
interfaceparms、printactiveobject、printclient、
printinterface、printfactory、printnet、
printqueue、
printroute、printserver、
printservice、
printtrans、
printgroup、
reconnect、
quit、
serverparms、
serviceparms、
verbose、および構成コマンドです。パーティション化ノードが
MASTERのバックアップ・ノードの場合(構成ファイルの
RESOURCESセクションの
MASTERパラメータの2つ目のエントリとして指定される)、
masterコマンドを使用すると、パーティション化されたアプリケーションのこの部分についてこのノードを
MASTERにすることもできます。
アプリケーションがアクティブ状態でない場合、tmadminは
MASTERプロセッサ上でしか実行できません。このモードでは、すべての構成モード・コマンドと共に、
TLOGコマンド(
crlog、
dslogおよび
inlog)と
bootも利用できます。
tmadminが呼び出された後は、次に示す構文に従って、プロンプト(
>)からコマンドを入力してください。
共通して出現するいくつかの引数には、defaultコマンドを使用してデフォルト値が与えられます。
defaultコマンドによって設定されたパラメータを受け付けるコマンドは、
defaultに値が設定されているかどうかを調べます。値が設定されていない場合は、エラー・メッセージが戻されます。
ネットワーク環境またはマルチ・プロセッサ環境では、default machine (
UBBCONFIGファイルの
MACHINESセクションに指定される論理
machine ID (
LMID))を設定することで、1つの掲示板にアクセスできます。
default machineに
allを設定すると、すべての掲示板にアクセスします。
machineに
DBBLを設定すると、特殊掲示板が使用されます。
default machineはプロンプトの一部(たとえば
MASTER>)として表示されます。
defaultコマンドによって
machineが設定されていない場合、
DBBLが使用されます。SHM構成ではローカルBBLが使用されます。
コマンドのmachine値は、通常は
default設定から取得できます(たとえば、
printserver)。ただし、この場合は注意が必要です。一部のコマンド(
TLOGコマンドなど)は、
TUXCONFIGで検出されたデバイスに対して作動するためです。
DBBLまたは
allの
default設定によってエラーが生成されます。一部のコマンド(
logstartなど)では、コマンド行で
machineの値を指定する必要があります。この値は、
-mオプションの引数としては表示されません。
一度設定したデフォルト値は、別のdefaultコマンドで変更しないかぎり、セッション終了まで有効です。このデフォルト値は、コマンド行で明示的に値を入力してオーバーライドするか、「*」を入力して設定解除します。オーバーライドの効果は、コマンドの単一のインスタンスの間有効です。
tmadminコマンドの出力は、ページ別表示コマンドを指定することでページ別に表示できます。後述の
paginateサブコマンドの説明を参照してください。
一部のコマンドでは、詳細情報と要約情報のいずれを出力するかを切り替えることができます。verboseコマンドは、デフォルトの出力レベル設定に使用します。ただし、各コマンド(
boot、
shutdownおよび
configを除く)には、そのコマンドのみ詳細または要約情報を出力するための
-vまたは
-tオプションがあります。要約モードで出力すると、一部の情報(
LMIDまたは
GROUP名、サービス名、サーバー名など)は省略されることがあります。省略された場合は、値の末尾にプラス記号(+)が付加されます。情報をすべて表示するには、詳細モードでコマンドを再入力します。
オプション。レベル番号または*の形式で指定します。トレース・レベルを指定しなかった場合は、トレースはダンプされません。トレース・レベルを指定した場合は、それ以下のレベルのトレースのみがダンプされます。
*を指定した場合は、すべてのトレースがダンプされます。
ここで、snaxは
filter-spec、
ulogは
receiver-spec、
dyeは
trigger-spec、2は
level-specです。
この場合、環境変数SNATRACEPREFIXで指定した接頭辞の付いた特定のトレース・ファイルにレベル1、2および3のトレースがダンプされます
SNATRACEPREFIXを指定しなかった場合のトレース・ファイルは
SNALOG.mmddyyになります