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Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP (IMS)(以後TMA TCP for IMSと呼ぶ)では、処理環境を確立するために構成ファイルが使用され、このファイルは実行時に読み込まれて処理されます。構成ファイルは単純な構造のテキスト・ファイルで、システム・プログラマが容易に構成を定義したり変更できるようになっています。
• 次のリストに、SYSTEM文のパラメータの構文を示します。リスト4-1 SYSTEM文の構文SYSTEM,
SLEEPTIME=(sleep-min,sleep-max,sleep-delta),
OTMACLIENT=TMA-clientname],
OTMAGROUP=XCF-groupname]
[,OTMASECURITY={Yes|No}]
[,MSGLEVEL={msg-level|4}]
[,CLIENTSHUTDOWN={Yes|No}]
[,IDLETIMEOUT={nn|0}]
[,DRUEXIT=exit-name|DFSYDRU0]
[,SPARESOCKETS=nn|0]
TCP OTMAのXCFクライアント名を指定します。このパラメータは1~16文字で、DRU EXITTMAによって参照されます。 IMSとTMA TCPのXCFグループ名を指定します。このパラメータは1~8文字で、IMSシステムのGRNAMEパラメータと同じです。 SHUTDOWNリクエストをリモート・クライアント・リクエストとして発行できるようにするのか、またはリモート・クライアント・リクエストに対するレスポンスとして発行できるようにするのかを指定します。システムの停止の詳細は、「Oracle TMA TCP for IMSのモニタリング」の項を参照してください。 このクライアントが使用する、IMSの宛先解決ユーザー・イグジット・ルーチンの名前を指定します。デフォルトはDFSYDRU0です。DFSYDRU0ユーザー・イグジットのサンプルは、「JCLおよびユーザー・イグジットのサンプル」の項を参照してください。 IMSリクエストに対するサービスを提供するIMSホスト・システムは、HOST TYPE=IMS文を使用して定義します。この文は、TMA TCP for IMSをOTMAクライアントとして実行する場合にのみ使用します。次のリストに、HOST文のパラメータの構文を示します。リスト4-2 HOST文の構文HOST,TYPE=IMS,
IMSID=IMS-system-logical-identifier,
OTMANAME=IMS-clientname,
OTMAINPIPE=server-request-name,
OTMAOUTPIPE=client-request-name]
[,NUMTPIPES=(nnnn|1)]
MAXRSPLEN=nnnn
このパラメータは、IMSのsysgenまたはIMSリージョンのJCL文に指定されるIMSIDパラメータとは関係がありません。 IMSクライアント・リクエストのトランザクション・パイプ名を指定します。このパラメータは1~8文字で、DRU EXITによって参照されます。 ローカル・ゲートウェイを定義する際に、物理的なIPアドレスとポート番号を1つずつ付与することも、物理的なIPアドレスとポート番号のどちらか一方、またはその両方を複数付与することもできます。また、物理的な各ポートが、リモート・ゲートウェイから1つ以上の着信TCP/IP接続を同時に受け付けるように定義することもできます。ローカル・ゲートウェイを定義するGATEWAY TYPE=LOCAL文が構成ファイル内に1つ以上なければなりません。それぞれのGATEWAY TYPE=LOCAL文には、TMA TCP for IMSがリモート・ゲートウェイから着信接続リクエストを受信するための特定のIPアドレスとポート番号を定義します。リモート・ゲートウェイは着信接続を使用して、クライアント・リクエストをIMSゲートウェイに送信し、IMSサーバー・トランザクション側で処理できるようにします。GATEWAY TYPE=LOCAL文に定義する各ローカル・ゲートウェイには、一意の論理マシン識別子(ゲートウェイの識別に使用されるシンボル名)を付与する必要があります。サンプルの構成は、「構成ファイルの例」の項を参照してください。リスト4-3に、ローカル・ゲートウェイのパラメータの構文を示します。リスト4-3 ローカル・ゲートウェイの構文GATEWAY,TYPE=LOCAL,
LMID=logical-machine-id,
PORT=port-number,
ACCOUNT={account-id|*},
PASSWORD={password|*}
[,HOSTADDR=(ip-address|hostname)]
[,MAXMSGLEN={max-message-length|2048}]
[,SESSIONS={(startup-sessions,max-sessions)|1}]
[,IDLETIMEOUT={nn|0}]
[,MULTIPLEX={nn|1}]
注意: 特殊記号は使用できません。 接続を確立する際にリモート・ゲートウェイから要求するアカウントID(1~8文字)を指定します。アカウントIDを使用しない場合は、ACCOUNT=*と指定する必要があります。接続検証のアカウントIDは廃止されています。 接続を確立する際にリモート・ゲートウェイから要求するパスワード(1~8文字)を指定します。パスワードを使用しない場合は、PASSWORD=*と指定する必要があります。接続検証のパスワードは廃止されています。 リモート・ゲートウェイからの着信接続を指定のポート番号で受信する際に、このマシンの宛先をIPアドレスとホスト名のどちらにするのかを指定します。IPアドレスはドット区切りの10進表記法(たとえば199.203.45.99)で指定します。ホスト名は1~256文字の文字列として指定し、DNSのエントリと一致していなければなりません。
注意: "-"のような特殊文字を使用する場合は、その文字を使用したアドレス名の前後に引用符を付ける必要があります。たとえば、HOSTADDR="SIA-COTS"のようになります。 このゲートウェイが同時に受信できるアクティブな着信セッションの最大数を指定します。入力フォーマットは(startup-sessions,max-sessions)で、startup-sessionsは起動時に開始するセッションの数を表し、max-sessionsは同時に受信できるアクティブな着信セッションの最大数を表します。max-sessionsの範囲は0~32,767です。 リモート・ゲートウェイはそのIPアドレスとポート番号で定義します。ローカル(IMS)・ゲートウェイが開始する1つ以上の発信TCP/IP接続を同時に受信するゲートウェイとして、リモート・ゲートウェイを定義できます。IMSゲートウェイは発信接続を使用して、IMSクライアント・リクエストをリモート・ゲートウェイに送信し、リクエスト先のサービスが処理できるようにします。構成ファイルでは、リモート・ゲートウェイを定義する1つ以上のGATEWAY TYPE=REMOTE文を使用します。それぞれのGATEWAY TYPE=REMOTE文は、TMA TCP for IMSがリモート・ゲートウェイとの発信接続の確立に使用するIPアドレスとポート番号を定義します。また、GATEWAY TYPE=REMOTE文は、一意の論理マシン識別子により、リモート・ゲートウェイの識別も行います。構成ファイルに複数のGATEWAY TYPE=REMOTE文を記述し、それぞれ別々のリモート・ゲートウェイを定義できます。GATEWAY TYPE=REMOTE文がない場合、TMA TCP for IMSはリモート・ゲートウェイとの発信接続を確立できないため、IMSクライアント・リクエストを処理できません。リスト4-4に、GATEWAY TYPE=REMOTE文のパラメータの構文を示します。リスト4-4 リモート・ゲートウェイの構文GATEWAY,TYPE=(REMOTE,{TUX|IMS|CICS,tran-id|CICSCPT}),
LMID=logical-machine-id,
HOSTADDR=(ip-address|hostname),
PORT=port-number,
ACCOUNT={account-id,*},
PASSWORD={password,*}
[,MAXMSGLEN=max-message-length|2048]
[,SESSIONS=(min-sessions),(max-sessions)]
[,MULTIPLEX={nn|0}]
[,IDLETIMEOUT={nn|0}]
TUX: リモート・ゲートウェイはTMA TCP Gatewayゲートウェイです。IMS: リモート・ゲートウェイはTMA TCP for IMSゲートウェイです。CICS, tran-id - リモート・ゲートウェイはTMA TCP for CICSゲートウェイです。tran-idには、TCP/IP TMAからの着信リクエストを処理するようにCICSがスケジュール設定するTMA TCP for CICSトランザクションの1~4文字の名前を指定します。詳細は、Oracle Tuxedo Mainframe Adapter for TCP CICSユーザーズ・ガイドを参照してください。CICSCPT: リモート・ゲートウェイは、TCP/IPアクセスにInterlink CPT製品を使用するTMA TCP for CICSゲートウェイです。 リモート・ゲートウェイのIPアドレスを指定します。IPアドレスはドット区切りの10進表記法(たとえば103.204.79.82)で指定します。ホスト名は1~256文字の文字列として指定し、DNSのエントリと一致していなければなりません。
注意: "-"のような特殊文字を使用する場合は、その文字を使用したアドレス名の前後に引用符を付ける必要があります。たとえば、HOSTADDR="SIA-COTS"のようになります。 リモート・ゲートウェイとの接続の確立に使用するアカウントID (1~8文字)を指定します。アカウントIDを使用しない場合は、ACCOUNT=*を指定する必要があります。 接続検証のアカウントIDは廃止されています。 リモート・ゲートウェイとの接続の確立に使用するパスワード(1~8文字)を指定します。パスワードを使用しない場合は、PASSWORD=*を指定する必要があります。 接続検証のパスワードは廃止されています。 構成ファイルでは、リモート・サービスを定義する1つ以上のSERVICE TYPE=REMOTE文を使用します。それぞれのSERVICE TYPE=REMOTE文には、ローカル・サービス名(サービスをリクエストするためにIMSクライアント・トランザクションが使用)、リモート・サービス名(リモート・システム上のサービスの呼出しに使用)、およびサービスを提供するリモート・ゲートウェイの論理マシン識別子を定義します。指定した論理マシン識別子に対応するGATEWAY TYPE=REMOTE文を構成する必要があります。構成ファイルには、1つの(ローカルの)サービス名に対して、それぞれ異なる論理マシン識別子(つまりゲートウェイ)を割り当てたSERVICE TYPE=REMOTE文を複数、指定できます。この場合は、TMA TCP for IMSが、使用可能なサービス・プロバイダにサービスのリクエストを分配するため、ビジーになったときにスループットを最小限に抑えることができます。この文のサンプルは、「構成ファイルの例」の項を参照してください。リスト4-5に、SERVICE TYPE=REMOTE文のパラメータの構文を示します。リスト4-5 リモート・サービスの構文SERVICE,TYPE=REMOTE,
NAME=(local-service-name,remote-service-name),
LMID=logical-machine-id
[,TIMEOUT={timeout|30}]
このサービスを提供するリモート・ゲートウェイの論理マシン識別子(1~16文字)を指定します。この名前は、GATEWAY TYPE=REMOTE文に指定した論理マシン識別子と一致する必要があります。 ローカルのIMSホストが提供するサービスは、SERVICE TYPE=LOCAL文を使用して定義します。それぞれの文が別々のローカルのIMSIDを指定するようにすれば、複数のSERVICE TYPE=LOCAL文を定義したり、複数の文で同じサービスを定義することもできます。リスト4-6に、SERVICE TYPE=LOCAL文のパラメータの構文を示します。
注意: TMA TCP for IMSをOTMAクライアントとして実行している場合にのみ、SERVICE TYPE=LOCAL文を使用します。リスト4-6 ローカル・サービスの構文SERVICE,TYPE=LOCAL,
NAME=(local-service-name,remote-service-name),
IMSID=logical-IMS-id,
[,V21COMPAT={Yes|No}]
[,FASTPATH={Yes|No}]
[,SECURITY={Yes|No}]
[,RESPONSE=remote-service-name]
IMSのシステム定義を一意に識別するシンボル名を指定します。この名前は、HOST, TYPE=IMS文に指定した論理的なIMS ID(IMSID)と一致する必要があります。 デフォルト値: No デフォルト値: No
注意: このパラメータは、ローカル・サービス・リクエストにNOREPLYレスポンスを指定した場合にのみ有効です。 バージョン2.1以前のTMA TCPと連携する仕様に基づいてトランザクションが開発されたかどうかを指定します。Yesを指定すると、バージョン2.1以前のTMA TCP for IMSと連携する仕様で開発されたものとしてトランザクションを実行します。Noを指定すると、バージョン2.1以前ではないTMA TCP for IMSと連携する仕様で開発されたものとしてトランザクションを実行します。デフォルト値: NoTMA TCP for IMS製品では、処理環境を確立するために構成ファイルが使用され、このファイルは実行時に読み込まれ処理されます。構成パラメータをゲートウェイの実行中に変更することもできます。TCPの処理待ちのWTORでコマンドを入力して、次に示すように、TMA TCP for IMSゲートウェイの構成を動的に変更できます。
• MOD SYSTEMコマンドを使用して、次のSYSTEMパラメータを動的に変更できます。
• リスト4-7 MOD SYSTEMコマンドの例パラメータの説明と構文は、「SYSTEMパラメータの説明」の項を参照してください。現在の構成をファイルに書き込むには、完全修飾ファイル名を指定したCHKPT CONFIGコマンドを使用します。リスト4-8は、現在の構成をBEA.TMATCP.CONFIG1という名前のファイルに書き込むときの例です。リスト4-8 CHKPT CONFIGコマンドの例リスト4-9 INFILEコマンドの例ゲートウェイ構成を動的に変更でき、新しいゲートウェイの追加、既存のゲートウェイ定義の変更、ゲートウェイの開始およびゲートウェイの停止を行うことができます。パラメータの説明と構文は、「GATEWAY TYPE=LOCALパラメータの説明」および「GATEWAY TYPE=REMOTEパラメータの説明」の項を参照してください。
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• リスト4-10 ADD GATEWAYコマンドの例リスト4-11 START GATEWAYコマンドの例ゲートウェイを停止するには、LMIDパラメータを指定したSTOP GATEWAYコマンドを使用します。処理中のリクエストが完了するまで待たずに、すぐにゲートウェイを停止する場合は、IMMED=YESパラメータを使用します。未処理のリクエストはエラーとして送信され、すべてのゲートウェイ接続が閉じます。ゲートウェイのトランザクションの処理が完了してから停止する場合は、IMMED=NOを使用します。待機している間、ゲートウェイは新しいリクエストを受け付けません。IMMED=NOがデフォルトです。リスト4-12は、トランザクションの処理が完了してからOS3901ゲートウェイを停止するときの例です。リスト4-12 STOP GATEWAYコマンドの例既存のゲートウェイを変更するには、まずゲートウェイを停止します。次に、MOD GATEWAYコマンドを使用して、サポートされているパラメータ定義を変更します。MOD GATEWAYコマンドには必ず既存のLMIDを指定するようにしてください。このコマンドでは、次のGATEWAY文のパラメータを使用できます。
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• リスト4-13 MOD GATEWAYコマンドの例IMSホスト構成を動的に変更でき、新しいホストの追加、既存のホスト定義の変更、ホストの開始およびホストの停止を行うことができます。パラメータの説明と構文は、「GATEWAY TYPE=LOCALパラメータの説明」および「GATEWAY TYPE=REMOTEパラメータの説明」の項を参照してください。
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• リスト4-14 ADD HOSTコマンドの例リスト4-15 START HOSTコマンドの例
1.
2. このコマンドでは、次のHOST文のパラメータを変更できます。コマンド・リスト4-16 MOD HOSTコマンドの例ホストを停止するには、IMSIDパラメータにHOST, TYPE=IMS文のIMSIDの指定と同じ値を指定したSTOP HOSTコマンドを使用します。「ローカル・ゲートウェイの定義」の項を参照してください。処理中のリクエストが完了するまで待たずに、すぐにホストを停止する場合は、IMMED=YESを使用します。未処理のリクエストはエラー・メッセージとして送信されます。(エラー・メッセージの説明は、「エラー・メッセージと情報メッセージ」の項を参照してください。)未処理のリクエストの処理が完了してからホストを停止する場合は、IMMED=NOを使用します。待機している間、ホストは新しいリクエストを受け付けません。IMMED=NOがデフォルトです。リスト4-17は、トランザクションの処理が完了してからIMS3ホストを停止するときの例です。リスト4-17 STOP HOSTコマンドの例リモート・サービス定義を動的に変更でき、新しいサービスの追加、既存のサービス定義の変更、サービスの開始、およびサービスの停止を行うことができます。現行のサービスを変更する場合は、事前にサービスを停止する必要があります。パラメータの説明と構文は、「SERVICE TYPE=REMOTEパラメータの説明」の項を参照してください。現在の構成にリモート・サービスを追加するには、ADD SERVICEコマンドを使用します。このコマンドでは、次のSERVICE TYPE=REMOTE文のパラメータを使用できます。TYPE、LMIDおよびNAMEは必須パラメータです。
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• リスト4-18 ADD SERVICEコマンド(リモート・サービス)の例リモート・サービスを停止するには、LMIDパラメータとNAMEパラメータを指定したSTOP SERVICEコマンドを使用します。この場合、NAMEパラメータには、完全修飾(ローカル名, リモート名)の構文ではなく、ローカル名のみを指定します。処理中のリクエストが完了するまで待たずに、すぐにサービスを停止する場合は、IMMED=YESを使用します。未処理のリクエストはエラー・メッセージとして送信されます。リクエストの処理が完了するまで待つ場合は、IMMED=NOを使用します。待機している間、ゲートウェイは新しいリクエストを受け付けません。IMMED=NOがデフォルトです。リスト4-19は、TUX1ゲートウェイのECHOを停止するときの例です。リスト4-19 STOP SERVICEコマンド(リモート・サービス)の例
2. 次にMOD SERVICEコマンドを使用してサービス情報を変更します。LMIDパラメータとNAMEパラメータを使用して、変更するサービスを指定します。SERVICE TYPE=REMOTE文のTIMEOUTパラメータは、このコマンドでのみ変更可能なパラメータであり、必須指定のパラメータです。リスト4-20 MOD SERVICEコマンド(リモート・サービス)の例サービスを開始するには、LMIDパラメータとNAMEパラメータを指定したSTART SERVICEコマンドを使用します。この場合、NAMEパラメータには完全修飾(ローカル名, リモート名)の構文ではなく、ローカル名のみを指定します。リスト4-21は、TUX1サービスを開始するときの例です。リスト4-21 START SERVICEコマンド(リモート・サービス)の例ローカル・サービス定義を動的に変更でき、新しいサービスの追加、既存のサービス定義の変更、サービスの開始、およびサービスの停止を行うことができます。現行のサービスを変更する場合は、事前にサービスを停止する必要があります。パラメータの説明と構文は、「ローカルサービスの定義」の項を参照してください。現在の構成にローカル・サービスを追加するには、ADD SERVICEコマンドを使用します。ローカル・サービスを追加する場合、TYPE、IMSIDおよびNAMEは必須パラメータです。このコマンドでは、次のSERVICE TYPE=LOCAL文のパラメータを使用できます。
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• リスト4-22は、ADD SERVICEコマンドを使用するときの例です。リスト4-22 ADD SERVICEコマンド(ローカル・サービス)の例ローカル・サービスを停止するには、IMSIDパラメータとNAMEパラメータを指定したSTOP SERVICEコマンドを使用します。この場合、NAMEパラメータには完全修飾(ローカル名, リモート名)の構文ではなく、リモート名のみを指定します。処理中のリクエストが完了するまで待たずに、すぐにサービスを停止する場合は、IMMED=YESを使用します。未処理のリクエストはエラー・メッセージとして送信されます。リクエストの処理が完了するまで待つ場合は、IMMED=NOを使用します。待機している間、ゲートウェイは新しいリクエストを受け付けません。IMMED=NOがデフォルトです。リスト4-23は、IMS1ホストのECHOを停止するときの例です。リスト4-23 STOP SERVICEコマンド(ローカル・サービス)の例
2. 次にMOD SERVICEコマンドを使用して、サポートされているパラメータを変更します。このコマンドでは、次のSTOP TYPE=LOCAL文のパラメータを変更できます。
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• リスト4-24 MOD SERVICEコマンド(ローカル・サービス)の例ローカル・サービスを開始するには、IMSIDパラメータとNAMEパラメータを指定したSTART SERVICEコマンドを使用します。この場合、NAMEパラメータには完全修飾(ローカル名, リモート名)の構文ではなく、リモート名のみを指定します。リスト4-25は、IMS1のECHOサービスを開始するときの例です。リスト4-25 START SERVICEコマンド(ローカル・サービス)の例TMA TCP Gatewayのステータスを表示するには、STATUSコマンドを使用します。コマンドを実行すると、全IMSホストのXCFステータス、処理メッセージの数、受信したXCFメッセージの数、メッセージ制御ブロックの使用状況およびサービス数が表示されます。結果として出力されるIMSホストのステータス・コードは次のとおりです。
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• リスト4-26 STATUSコマンドのレスポンスの例