データ、プロジェクトおよびビジュアライゼーションの検索

このトピックでは、オブジェクト、プロジェクトおよび列の検索方法について説明します。このトピックでは、BI質問を使用して、自動的なビジュアライゼーションを作成する方法も説明します。

検索およびBI質問用のデータの索引付け

検索またはBI質問を使用するときは、索引付けされている情報の内容によって検索結果が決まります。

保存されたオブジェクト、プロジェクト・コンテンツおよびデータ・セット列情報を索引付けするプロセスは2分ごとに実行されます。索引付けプロセスでは索引ファイルも更新され、システムから削除したオブジェクト、プロジェクトまたはデータ・セットが反映されて検索結果に表示されなくなります。

すべてのデータ・セットに対して、列メタデータが索引付けされます。たとえば、列名、列で使用されるデータ型、集計タイプなどです。列データの索引付けは、個別行1,000行以下のExcelスプレッドシート、CSVおよびTXTデータ・セット列に対して行われます。データベースの列データは索引付けされないため、そのデータは検索結果に表示されないことに注意してください。

BI質問でのデータのビジュアル化

BI質問を使用して、検索フィールドに列名を入力して列名を選択すると、それらの列を含むビジュアライゼーションが即座に表示されます。この機能を使用して、最初にプロジェクトを作成せずに、即席のビジュアライゼーションを実行できます。

  1. ホーム・ページで、「何に関心がありますか?」フィールドをクリックします。
  2. 基準を入力します。このドロップダウン・リストから項目を選択すると、ビジュアル化されたデータが表示されます。
    • 選択する内容によってビジュアライゼーションのデータ・セットが決定され、入力する他のすべての基準が、そのデータ・セットの列または値に限定されます。

      選択元のデータ・セットの名前が「何に関心がありますか?」フィールドの右側に表示されます。


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      図biask_search_01.gifの説明

    • プロジェクトおよびビジュアライゼーションを検索でき、BI質問を使用して行うこともできます。最初の検索基準を入力すると、ドロップダウン・リストの「次を使用してデータをビジュアル化します」セクションにBI質問の結果が表示されます。最初の検索条件によって、プロジェクトおよびビジュアライゼーションを検索する検索文字列も作成されます。この検索文字列は、ドロップダウン・リストの「検索結果に次が含まれます」セクションに表示されます。検索のヒントを参照してください。


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      図biask_search_popup_list_01.gifの説明

    • 個別行1,000行以下のExcel、CSVおよびTXTデータ・セット列は、索引付けされ、検索結果として使用できます。データベース・データ・セットのデータ値は索引付けされず、検索結果として使用できません。

  3. 検索フィールドに追加基準を入力して、含める項目を選択すると、ビジュアライゼーションが作成されます。オプションで、次のステップも実行できます。
    • 結果を表示するビジュアライゼーションの名前を入力します。たとえば、散布図にデータを表示するには「散布」と入力し、円グラフにデータを表示するには「円」と入力します。

    • 「ビジュアライゼーション・タイプの変更」をクリックして、異なるビジュアライゼーションをデータに適用します。

    • 「Data Visualizationで開く」をクリックし、ビジュアライゼーションをさらに変更して保存します。

保存済プロジェクトおよびビジュアライゼーションの検索

「ホーム」ページでは、保存されているプロジェクトおよびフォルダをすばやく簡単に検索できます。

最近作業したオブジェクトのフォルダおよびサムネイルがホーム・ページに表示されます。他のコンテンツを検索するには、検索フィールドを使用します。検索フィールドでは、BI質問を使用して自動的なビジュアライゼーションを作成することもできます。
  1. ホーム・ページで、「何に関心がありますか?」フィールドをクリックします。
  2. 検索基準を入力します(キーワード、またはプロジェクトやフォルダのフルネームなど)。

  3. 「検索結果に次が含まれます」セクションで、検索条件をクリックしてオブジェクトを表示します。

検索のヒント

検索機能の動作および有効な検索基準を入力する方法を理解する必要があります。

表4-1

検索基準のタイプ 説明
ワイルドカード検索 検索時には、ワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使用できます。たとえば、forecastという語が含まれるすべての項目を検索するには、*forecastと指定できますただし、それ以上検索を制限するために2つのワイルドカードを使用すると、結果が返されません(*forecast*など)。
有効なキーワード 検索時には、有効なキーワードを使用します。bytheおよびinなどのキーワードで検索した場合、結果が返されません。たとえば、"Forecasted Monthly Sales by Product Category"および"Forecasted Monthly Sales by Product Name"と呼ばれる2つのプロジェクトを検索するために検索フィールドにbyを入力した場合、結果は返されません。
カンマを含む項目 検索基準にカンマを使用すると、結果が返されません。たとえば、四半期売上665,399ドルを検索する必要があり、検索フィールドに665,399と入力した場合、結果は返されません。ただし、655399と入力すると結果が返されます。
日付検索 日付属性を検索する場合は、年-月-日の書式を使用して検索します。月/日/年の書式(8/6/2016など)を使用して検索しても、直接一致とはなりません。かわりに、検索結果には8が含まれるエントリおよび2016が含まれるエントリが含まれます。
英語以外のロケールでの検索 検索フィールドに基準を入力したとき、候補のドロップダウン・リストの表示内容がロケール設定によって異なる可能性があります。たとえば、英語ロケールを使用してsalesと入力した場合、候補のドロップダウン・リストにはsaleおよびsalesという項目が含められます。しかし、英語以外のロケール(韓国語など)を使用してsalesと入力した場合、候補のドロップダウン・リストにはsalesという項目のみが含められ、saleなどの項目は候補のドロップダウン・リストに含められません。

英語以外のロケールでは、必要に応じてフルワードではなく語幹を使用して検索することをお薦めします。たとえば、salesではなくsaleを検索すると、saleおよびsalesが含まれる項目が返されます。または、customで検索すると、customcustomerおよびcustomersが含まれる結果リストが表示されます。

索引付けの頻度 プロジェクトの作成や保存、またはデータ・セットの作成を行った直後に、保存したプロジェクト、プロジェクト・コンテンツまたは列情報の検索を試みると、検索結果に該当項目との一致が含められない場合があります。これが発生する場合は、索引付けプロセスが実行されるのを数分待ってから、検索を再試行してください。システムは、索引付けプロセスを2分ごとに自動的に実行します。
データ値の検索 個別行1,000行以下のRPD、Excel、DB、CSVおよびTXTデータ・セット列を含むデータ・セットはすべて索引付けされて、検索結果に返されます。データベース・データ・セットのデータ値は索引付けされず、検索結果に含まれないことに注意してください。