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Oracle® Fusion Middleware Oracle RightNow Cloudアダプタの使用
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E79310-01
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Oracle RightNow Cloudターゲットの操作プロパティの構成

統合のOracle RightNow Cloudターゲットの操作値を入力します。

Oracle RightNow Cloudターゲットの「操作」ページでできること

Oracle RightNow Cloudに次の値を構成できます。

  • 1つの操作を構成するか複数操作のバッチを構成するかを選択します。
  • 操作(CRUDまたはRightNow Object Query Language (ROQL))を選択します。
  • ビジネス・オブジェクトを選択します。
  • サーバー側の処理に関する様々な項目を有効化します

Oracle RightNow Cloudターゲットの「操作」ページの表示内容

次の表では、Oracle RightNow Cloudターゲットの「操作」ページの主な情報について説明します。

要素 説明

操作モードの選択

ビジネス・オブジェクトを定義する操作モードを選択します。

  • 単一操作: 1つの操作を構成することを選択します。

  • バッチ操作: 複数の操作をバッチとして構成する場合に選択します。これにより、定義済シーケンス内の複数の操作を実行することができます。

    このオプションを選択すると、ページがリフレッシュされて次のオプションが表示されます。
    • 操作をリストに追加リンク: クリックしてバッチ操作およびそのビジネス・オブジェクトのリストを作成します。操作は、リストに表示される順(上から下へ)に実行されます。

    • 「編集」アイコン: クリックして、表の操作行を編集またはバッチ操作の順番を変更します。

    • 「削除」アイコン: クリックして、表から選択した操作行を削除します。

操作タイプの選択

Oracle RightNowアプリケーションのビジネス・オブジェクトで実行する操作のタイプを選択します。

  • CRUD: Oracle RightNowビジネス・オブジェクトで実行する、作成、読取り、更新、削除または破棄操作を表します。各文字は、標準のSQL文、HTTPメソッドまたはDDS操作にマップされます。ビジネス・オブジェクトで実行するCRUD操作を選択します: 「作成」「破棄」「取得」または「更新」

  • MISC: Oracle RightNowアプリケーションの特別なタスク操作(ユーザーへの電子メールの送信など)のセットを表します。

  • ROQL: (RightNow Object Query Language)を使用してROQLベースの問合せを定義して、Oracle RightNowアプリケーションで実行するリクエストとして送信することができます。このオプションを選択すると、ページがリフレッシュされて問合せを入力するフィールドが表示されます。

    • ROQL問合せ文の入力: フィールドに有効なROQL問合せを入力します。次に例を示します。

      SELECT contacts FROM organization WHERE name = 'RightNow'

      問合せには、カスタム・フィールドおよびパラメータを含めることができます。

    • パラメータ・バインディング: 指定した問合せに含まれるパラメータ・バインディングが表示されます。たとえば、orgIdは次の問合せのパラメータです。
      SELECT Organization FROM Organization WHERE id = &orgId 
      パラメータを指定した問合せを入力し、ドロップダウン・リストからQueryObjectsを再度選択します。これにより、パラメータのテスト値を指定するテキスト・ボックスが表示されます。
    • 問合せのテスト: クリックしてOracle RightNowアプリケーションに対する問合せを検証します。問合せ結果が表示されます。エラーが発生したら、問合せの修正方法についての結果を受信します。

オブジェクト名でフィルタリング

オブジェクト名の1文字目を入力して、オブジェクトの範囲を表示します。フィルタ・タイプを選択することもできます。

  • すべて: すべてのオブジェクトが表示されます。

  • カスタム: 作成したオブジェクトが表示されます。これらのビジネス・オブジェクトは特別なアイコンで識別されます。ネーミング規則は、「.」によって結合されたパッケージ名とオブジェクト名の組合せです。たとえば、COというカスタム・オブジェクト・パッケージとPurchaseProductという名前のオブジェクトがある場合、ウィザードではカスタム・オブジェクトはCO.PurchaseProductとして表示されます。

  • 標準: 標準のOracle RightNowアプリケーションの一部として提供されるビジネス・オブジェクトが表示されます。

ビジネス・オブジェクトの選択

Oracle RightNowアプリケーションから1つのビジネス・オブジェクトまたは複数のビジネス・オブジェクトを選択します。選択された操作がこれらのビジネス・オブジェクトで動作します。RightNowバージョン1.2 APIがサポートされています。

ターゲット操作の構成が完了すると、選択された操作およびビジネス・オブジェクトが統合集中型WSDLファイルに定義されます。

処理オプション

サーバー側の処理に関する様々な項目を有効化する場合に選択します。デフォルトでは、オプションは選択されていません。

  • 外部イベントの抑制: Oracle RightNowアプリケーションが作成、更新または削除操作の完了後に発生する外部イベントを処理するのを防ぐ場合に選択します。

  • ルールの抑制: ビジネス・ルールが作成、更新または削除操作の完了後に実行するのを防ぐ場合に選択します。ビジネス・ルールは共通のビジネス・タスクを簡略化し自動化するツールです。詳細は、RightNowのドキュメントを参照してください。

  • レスポンスの抑制: CRUDの「作成」操作によりレスポンスIDを返さない場合に選択します。このチェック・ボックスを無効にすると、「作成」操作により作成されたオブジェクトのIDが返されます。

  • 後でコミット: 1つのトランザクション内の複数の操作をグループ化するために選択します。実行時、バッチ内の一連の操作が1つの操作の一部として定義されている場合、そのトランザクション境界内の最後の操作後に「後でコミット」アクションが送信されます。バッチ操作のサブセットからの操作が失敗した場合、フォルトをクライアントにスローすることで処理されます。このオプションはバッチ操作でのみ使用できます。