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Oracle® Fusion Middleware Oracle ADFアプリケーションの管理
12c (12.2.1.1)
E79301-01
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6 ADFアプリケーションのためのWLSTコマンドの操作

この章では、Oracle WebLogic ServerでOracle ADFアプリケーションのデプロイ、管理および構成に使用できるWLSTコマンドについて説明します。

この章の内容は次のとおりです。

6.1 Oracle ADFのためのカスタムWSLTコマンドの概要

ADFには、WebLogic Serverに固有のADFアプリケーション用の一連のコマンドが用意されており、次のことが可能です。

  • ADFアプリケーションのURL接続の管理

  • ADFアプリケーションのWebサービス接続の管理

  • JARのCSV形式のバージョンのエクスポート

  • アプリケーションのADFメタデータのアップグレード

ADF固有のWLSTコマンドのリスト全体は、『インフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンス』を参照してください。

カスタムのメタデータ・サービス(MDS)コマンドなど、その他のWLSTコマンドの詳細は、『WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』を参照してください。

6.2 ADF固有のWLSTコマンドの使用

Oracle ADFでカスタムWLSTコマンドを使用するには、Oracle共通ホームから(WebLogicサーバー・ホームからではありません)WLSTスクリプトを呼び出す必要があります。

このスクリプトは、次の場所にあります。

%ORACLE_HOME%\oracle_common\common\bin\wlst.cmd on Windows
$ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh on Unix

ADFベースのURL接続WLSTコマンドを使用して、構成Beanまたは実行時Beanの階層を移動したり、プロンプトの表示を制御したりします。

getADFMArchiveConfigコマンドを使用して、ADFMArchiveConfigオブジェクトを管理します。

exportJarVersionsexportApplicationJarVersionsおよびexportApplicationSelectedJarVersionsコマンドを使用して、JARのCSV形式のバージョンを指定した場所にエクスポートします。

Webサービス接続固有コマンドを使用して、ADFアプリケーションのWebサービス接続を作成、リスト化、または削除します。

listUpgradeHandlersコマンドを使用して、アプリケーションのすべてのアップグレード・ハンドラのリストを作成します。

アプリケーションの登録済ADFメタデータに関連するコマンドを使用して、1つのアプリケーション(またはすべてのアプリケーション)のすべてのまたは選択された登録済ADFメタデータをアップグレードします。

注意:

ADF固有のWLSTコマンドをオンライン、オフライン、またはその両方でWLSTとともに使用することができます。オフラインのWLSTコマンドはMavenからはサポートされません。

ADF固有のWLSTコマンドを使用する詳細、構文および例については、『インフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンス』を参照してください。

カスタムWLSTコマンドの使用に関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』を参照してください。