この章の内容は次のとおりです。
ADFには、WebLogic Serverに固有のADFアプリケーション用の一連のコマンドが用意されており、次のことが可能です。
ADFアプリケーションのURL接続の管理
ADFアプリケーションのWebサービス接続の管理
JARのCSV形式のバージョンのエクスポート
アプリケーションのADFメタデータのアップグレード
ADF固有のWLSTコマンドのリスト全体は、『インフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンス』を参照してください。
カスタムのメタデータ・サービス(MDS)コマンドなど、その他のWLSTコマンドの詳細は、『WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス』を参照してください。
Oracle ADFでカスタムWLSTコマンドを使用するには、Oracle共通ホームから(WebLogicサーバー・ホームからではありません)WLSTスクリプトを呼び出す必要があります。
このスクリプトは、次の場所にあります。
%ORACLE_HOME%\oracle_common\common\bin\wlst.cmd on Windows $ORACLE_HOME/oracle_common/common/bin/wlst.sh on Unix
ADFベースのURL接続WLSTコマンドを使用して、構成Beanまたは実行時Beanの階層を移動したり、プロンプトの表示を制御したりします。
getADFMArchiveConfig
コマンドを使用して、ADFMArchiveConfig
オブジェクトを管理します。
exportJarVersions
、exportApplicationJarVersions
およびexportApplicationSelectedJarVersions
コマンドを使用して、JARのCSV形式のバージョンを指定した場所にエクスポートします。
Webサービス接続固有コマンドを使用して、ADFアプリケーションのWebサービス接続を作成、リスト化、または削除します。
listUpgradeHandlers
コマンドを使用して、アプリケーションのすべてのアップグレード・ハンドラのリストを作成します。
アプリケーションの登録済ADFメタデータに関連するコマンドを使用して、1つのアプリケーション(またはすべてのアプリケーション)のすべてのまたは選択された登録済ADFメタデータをアップグレードします。
注意:
ADF固有のWLSTコマンドをオンライン、オフライン、またはその両方でWLSTとともに使用することができます。オフラインのWLSTコマンドはMavenからはサポートされません。
ADF固有のWLSTコマンドを使用する詳細、構文および例については、『インフラストラクチャ・コンポーネントWLSTコマンド・リファレンス』を参照してください。
カスタムWLSTコマンドの使用に関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』を参照してください。