Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionメタデータ・リポジトリ作成者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77227-02 |
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Linux上またはUNIX上でOracle BIサーバーを実行している場合、ほとんどのデータソース接続は問合せ専用アクセスです。
管理ツールは、オブジェクトのインポートに使用されます。これはWindows専用ツールです。このため、インポート用のデータソース接続は、Windows上で設定する必要があります。
LinuxおよびUNIXの一部のデータソース接続は、ライトバック用データソース接続、使用状況トラッキング、Oracle Scorecardと戦略管理の注釈などの特別な機能に関する書込み操作をサポートします。
Linux上またはUNIX上でOracle BIサーバーを実行していて、データベース・オブジェクト設定(データベース・タイプなど)または接続プール設定を更新する必要がある場合、リポジトリ・ファイルをWindowsコンピュータにコピーし、Windows上で管理ツールを使用して変更を行い、このリポジトリ・ファイルをLinuxコンピュータまたがUNIXコンピュータにコピーして戻します。
LinuxプラットフォームおよびUNIXプラットフォームには、次の3つのタイプのデータソース接続があります。
ネイティブ・データソース・ゲートウェイ接続(Oracle DatabaseのOCIやIBM DB2のDB2 CLIなど)
Oracle Business Intelligenceに付属のDataDirect Connect ODBCドライバを使用したODBC接続
外部ドライバを使用したネイティブODBC接続(Teradataデータソース用など)
DataDirect Connect ODBC接続とネイティブODBC接続の両方を含む単一のリポジトリを持つことができます。このような場合、ネイティブODBCドライバおよびDataDirect ODBCドライバを、同一のDataDirect ODBCドライバ・マネージャで管理する必要があります。たとえば、Teradata ODBCドライバには、必要なODBCドライバ・マネージャが含まれています。Teradata ODBCドライバをOracle BI EEで使用する場合、Oracle BI EEに同梱されるDataDirect ODBCドライバ・マネージャで、そのドライバを管理します。