Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77226-02 |
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セキュリティ上の理由から、ダッシュボードの外部ドメインからコンテンツを埋め込むことはできなくなりました。ダッシュボードで外部コンテンツを埋め込むには、instanceconfig.xmlファイルを編集する必要があります。
instanceconfig.xmlファイルを編集する手順は、次のとおりです。
次のinstanceconfig.xmlファイルを開いて編集します。
ORACLE_HOME/user_projects/domains/bi/config/fmwconfig/biconfig/OBIPS
すべての外部ドメインまたは特定の外部ドメインからコンテンツを埋め込むかどうかに応じて、次の操作のいずれかを実行します。
すべての外部ドメインからコンテンツを埋め込むには、次の例に示すように、要素およびその祖先要素を含めます。
<ServerInstance> <Security> <ContentSecurityPolicy> <PolicyDirectives> <Directive> <Name>frame-src</Name> <Value>*</Value></Directive> <Directive><Name>img-src</Name> <Value>*</Value> </Directive> </PolicyDirectives> </ContentSecurityPolicy>
注意:
<Value>要素のワイルドカード文字"*"を使用して、内部および外部ドメインからダッシュボードでコンテンツを埋め込むことができます。
www.xxx.com、www.yyy.comなどの多数の特定のドメインからコンテンツを埋め込むには、次の例に示すように要素およびその祖先要素にスペースで句切られた各ドメインの名前を含めます。
<ServerInstance> <Security> <ContentSecurityPolicy> <PolicyDirectives> <Directive> <Name>frame-src</Name> <Value>www.xxx.com www.yyy.com</Value></Directive> <Directive><Name>img-src</Name> <Value>www.xxx.com www.yyy.com</Value> </Directive> </PolicyDirectives> </ContentSecurityPolicy>
特定のドメインのinstanceconfig.xmlファイルを構成する場合、次の点に注意してください。
instanceconfig.xmlファイルのデフォルト設定は、内部ドメインからのみコンテンツを埋め込むことができます。instanceconfig.xmlファイルを編集して外部ドメインを指定する場合、ファイルのデフォルト設定を上書きするため、内部ドメインにアクセスできなくなります。内部ドメインのアクセスを続行するには、外部ドメインの名前の前に'self'とスペースを付ける必要があります。たとえば、内部ドメインおよび特定のドメイン(www.xxx.com)からコンテンツを引き続き埋め込むには、<Value>要素に次のテキストを入力します。
'self' www.xxx.com
特定のドメインのinstanceconfig.xmlファイルを構成する場合、ワイルドカード文字を使用して親ドメインの下にあるすべてのサブドメインからコンテンツを埋め込むことができます。たとえば、www.xxx.*.comを指定する場合、xxx.hr.com、xxx.fin.comなどのすべてのサブドメインからコンテンツを埋め込むことができます。
変更内容を保存し、ファイルを閉じます。