Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド 12c (12.2.1.1.0) E77226-02 |
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特定のOracle Business Intelligenceコンポーネントのインスタンスが複数ある場合、グローバル・キャッシュおよび共有Oracle BIスケジューラ・スクリプトを含むファイルとディレクトリが共有ストレージ・デバイス(NASまたはSANなど)にあります。
共有されたファイルおよびディレクトリを使用すると、システムの管理(Oracle Business Intelligenceコンポーネントのスケールアウトを含む)が単純化されます(次の図を参照)。
この項では、次の項目について説明します。
Oracle Business Intelligenceメタデータは、シングルトン・データ・ディレクトリ(SDD)に格納されています。
デフォルトの場所は次の場所に設定されます。
DOMAIN_HOME/bidata
SDDパスが次のbi-environment.xmlファイルで定義されます。
DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/bienv/core/bi-environment.xml
詳細は、「Oracle Business Intelligenceの主なディレクトリ」を参照してください。
シングルトン・データ・ディレクトリ(SDD)を変更するには:
SDDがすべてのホスト・コンピュータに構成されます。
グローバル・キャッシュとは、クラスタに参加しているすべてのOracle BIサーバーが共有する問合せキャッシュです。
詳細は、グローバルキャッシュについてを参照してください。
クラスタに参加しているすべてのOracle BIサーバーでキャッシュのシーディング・イベントおよびパージ・イベントを共有するようにグローバル・キャッシュを構成することをお薦めします。
グローバル・キャッシュを設定するには: