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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
12c (12.2.1.1.0)
E77226-02
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Catalog Managerでの現在のロケールの設定

Catalog Managerを使用する場合、そのユーザー・インタフェース要素に使用するロケール、およびカタログ内のオブジェクトに使用するロケールを指定できます。

カタログ・マネージャのロケールは同じロケールにするか、別のロケールにできます。ユーザー・インタフェース要素には10のロケールを使用でき、特定アプリケーションのカタログ・コンテンツには28のロケールを使用できます。

Catalog Managerのユーザー・インタフェース要素(ダイアログ、メニューなど)は、使用可能な10のロケールのいずれかで表示できます。データ処理などのCatalog Managerの特定の領域は、現時点では翻訳またはローカライズされていません。Catalog Managerでは、次のプロセスで、表示するロケールが決定されます。

  1. Catalog Managerが起動されたら、-nl <locale>パラメータの設定をチェックします。このパラメータは、次の例に示すように、runcat.cmdまたはruncat.shファイルのCATMAN_VMARGS変数の一部としてユーザーが設定します。

    set CATMAN_VMARGS=-nl fr -vmargs -Xmx1024M -Dosgi.clean=true

    set CATMAN_VMARGS=-nl fr_CA -vmargs -Xmx1024M -Dosgi.clean=true

  2. コンピュータに指定された、Javaのデフォルト・ロケールをチェックします。
  3. デフォルト・ロケールの英語(厳密にはen_US)を使用します。

Catalog Managerを起動してカタログをオンライン・モードで開くと、そのコンテンツを表示するためのロケールを選択できます。選択可能なロケールは次の条件により決まります。Catalog Managerでは、以降のオンライン接続に、この選択したロケールが使用されます。

  • インストール・プロセスでプレゼンテーション・サービス用にロケールが選択されているかどうか。

  • カタログのコンテンツが特定のロケールで翻訳されているかどうか。

ロケールの翻訳済ファイルがない場合、コンテンツはデフォルト・ロケールの英語(厳密にはen_US)で表示されます。

次の点に注意してください。

  • セッション・エラー(ログインの失敗やセッション・タイムアウトなど)はデフォルトのロケールで表示されます。これは、必ずしもユーザーがログインしようとしたロケールであったり、そのセッションがタイムアウトしたロケールであるとはかぎりません。

  • Catalog Managerのユーザー・インタフェースの一部の文字列(文字列Maximizeなど)は翻訳されません。

Catalog Managerの詳細は、「カタログ・マネージャについて」を参照してください。