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Oracle® Fusion Middleware Oracle Data Visualizationユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.1.0)
E77224-01
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追加したデータのリフレッシュ

データを追加した後にデータが変更された場合、ソースからデータをリフレッシュする必要があります。

すべてのソース・タイプ(ファイル、Oracleアプリケーションおよびデータベース)のデータをリフレッシュできます。データベースおよびOracleアプリケーションの場合は、SQL文が再実行されてデータがリフレッシュされます。Microsoft Excelファイルの場合は、リフレッシュ元の対応するファイルを選択する必要があります。以前に追加したExcelデータをリフレッシュするには、新しいスプレッドシート・ファイルに元のファイルと同じ名前のシートが含まれていることを確認する必要があります。また、シートにはすでにサブジェクト領域と一致する同じ列が含まれている必要があります。

データ・ソースをリフレッシュするのではなく、既存のデータ・ソースと同じ名前で新しいデータ・ソースをロードすることによって、完全に置き換えることもできます。ただし、データ・ソースの置換えは問題を引き起こす場合があり、どのような結果になるかを理解している場合を除いてお薦めしません。

  • データ・ソースを置き換えると、新しいデータ・ソースに一部の古い列名およびデータ型が存在しない場合、既存のデータ・ソースを使用するプロジェクトが使用不能になります。

  • データ・ラングリング(つまり、変更された列および新しい列がデータ・ステージで追加された)は失われ、そのデータ・ソースを使用するプロジェクトは使用不能になる可能性があります。

注意:

分析に基づくOracleアプリケーション・データ・ソースのデータとメタデータはリロードできますが、Oracleアプリケーション・データ・ソースで論理SQLが使用されている場合、データのリロードではその文が再実行されるのみとなり、新規列やリフレッシュ済データはプロジェクトにプルされません。そのデータ・ソースを使用する既存プロジェクトに影響しないように、新規列は非表示としてプロジェクトに追加されます。新規列をプロジェクトで使用できるようにするには、リフレッシュ後にデータ・ソース内でそれらの非表示を解除する必要があります。この動作は、ファイル・ベースのデータ・ソースの場合と同じです。

追加したデータをリフレッシュする手順は、次のとおりです。

  1. 「データ・ソース」ペインまたは「サブジェクト領域」ペインで、リフレッシュするデータを右クリックします。
  2. 「データのリロード」を選択します。
  3. ダイアログで、新しいデータを含むソースを選択し、「開く」をクリックします。
  4. リフレッシュするデータを確認し、「OK」をクリックします。
元のデータが新しいデータで上書きされます。可視化がリフレッシュされると、新しいデータはプロジェクトまたは分析の可視化に表示されます。