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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Publisherユーザーズ・ガイド
12c (12.2.1.1.0)
E77223-01
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アカウントのプリファレンス設定とグループの表示

「アカウント」ダイアログを使用して、アカウントのプリファレンスの設定、パスワードの変更、グループの表示を行います。

「アカウント」ダイアログは、次の用途に使用します。

  • 一般プリファレンスの設定

  • パスワードの変更

  • 割当て済ロールの表示

注意:

プリファレンスは、別のOracle製品から継承されている場合があります。作業環境がこのようなケースに当てはまる場合は、BI Publisherからプリファレンスを更新することはできません。プリファレンスをどこで更新すればよいか不明な場合は、管理者に問い合せてください。

BI PublisherOracle Business Intelligence Enterprise Edition (BI EE)と統合されている場合は、レポート・ロケール、UI言語およびタイムゾーンのユーザー・プリファレンスはOracle BI EEアプリケーションで設定されます。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイドの「プリファレンスの設定」を参照してください。Oracle BI EEでBI Publisherのプリファレンスを更新する場合は、更新内容をBI Publisherインタフェースで有効にするためにBI Publisherの新しいHTTPセッションを開始する必要があります。

アカウントのプリファレンスの編集

グローバル・ヘッダーから「アカウント」ダイアログへ移動し、次の手順に従ってアカウントのプリファレンスを編集します。

  1. グローバル・ヘッダーで「次としてサインイン」の後ろに表示された自分のユーザー名をクリックし、「アカウント」を選択します。

次の図に、「アカウント」ダイアログを示します。

一般プリファレンスの設定

「アカウント」ダイアログを使用して、一般プリファレンスおよびオプションの設定を行います。

「一般」タブを使用して、次のオプションを設定します。

レポート・ロケール

ロケールは、言語と地域の組合せ(英語(米国)、フランス語(カナダ)など)です。

BI Publisherでは、レポート・ロケールの選択肢を使用して、次の内容を決定します。

  • レポートのレイアウトに適用する翻訳

  • レポート・データに適用する数値、日付および通貨の書式

特定のレポートに選択されているロケールの翻訳がない場合は、BI Publisherによってロケールのフォールバック・ロジックが適用され、用意されている中で最も適したレイアウトが選択されます。詳細は、Oracle Business Intelligence Publisherレポート・デザイナーズ・ガイドの「ロケール選択ロジック」を参照してください。

BI Publisherでは、レイアウトの翻訳とは無関係に、ローカライズされた数値、日付および通貨の書式が適用されます。

UI言語

UI言語とは、ユーザー・インタフェースが表示される言語で、そのインストールで使用可能にする言語をユーザーが選択します。

BI PublisherOracle Business Intelligence Enterprise Edition (BI EE)と統合して実装している場合は、ここでUI言語を変更することはできません。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionユーザーズ・ガイドの「プリファレンスの設定」を参照してください。

タイムゾーン

レポートには、ここで選択されたタイムゾーンのプリファレンスに従って時刻が表示されます。

スケジュール済のレポート・ジョブの作成時にこの設定を上書きできます(レポート・ジョブの作成を参照)。ユーザー・インタフェースに表示され、レポートの処理時刻にも反映される時刻には、BI Publisherサーバーのタイムゾーンが使用されます。

管理者は個別のタイムゾーン設定を上書きできるため、レポートのすべてまたは一部で同一のシステムのタイムゾーンが使用される場合があります。

アクセシビリティ・モード

アクセシビリティ・モードを「オン」に設定すると、キーボードのみでBI Publisherを操作するユーザー向けにBI Publisherのユーザー・インタフェースのアクセシビリティを拡張する機能が有効になります。

アクセシビリティ・モードがオンの場合は、次の機能が有効になります。

  • 複数行を選択してアクションを実行できるように、ユーザー・インタフェース・ページの表にチェック・ボックスが表示されます。

  • アシスティブ・テクノロジを使用してメニューにアクセスできます。

  • 「コンテンツにスキップ」が有効になります。アプリケーションのメイン・ページに[Tab]キーで移動すると、[Tab]で移動した先の最初のアイテムが、「コンテンツにスキップ」と表示された特殊なフィールドになります。このアイテムにフォーカスのある状態で[Enter]キーを押すと、ヘッダー・リンクをスキップしてページのメイン部分にフォーカスが移動します。たとえば、「ホーム」ページから[Tab]キーで「コンテンツにスキップ」に移動し、[Enter]キーを押すと、「作成」リージョンで「レポート」にフォーカスが置かれます。フォーカスは、グローバル・ヘッダー内の「検索」「ヘルプ」「サインアウト」などのリンクをスキップします。

  • レポート作成プロセスのフローで、最初の手順としてデータ・モデルの選択が求められる際、表示されるオプションが少数になります。

  • 「管理」リンクは表示されません。

パスワードの変更

「パスワード」タブを使用して、パスワードを変更します。

パスワードを変更するには、「アカウント」ダイアログの「パスワード」タブをクリックします。

アカウントのパスワード設定が別のアプリケーションから継承されている場合は、ここでパスワードを更新することはできません。

ユーザー・グループの表示

ユーザー・グループは自分が割り当てられているアプリケーション・ロールです。

「グループ」タブをクリックすると、自分が割り当てられているアプリケーション・ロールのリストが表示されます。このリストは変更できません。