Oracle® Fusion Middleware Oracle Reportsレポート作成のためのユーザーズ・ガイド 12c (12.2.1.1) E79319-01 |
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REFカーソル
を定義するパッケージ仕様部を作成したら、この項で説明する手順に従い問合せを定義できます。
REFカーソル問合せを作成するには:
オブジェクト・ナビゲータで、「データ・モデル」ノードの横のビュー・アイコンをダブルクリックして、データ・モデル・ビューを表示します。
データ・モデル・ビューで、ツール・パレットの「REFカーソル問合せ」ツールをクリックします。
データ・モデル・ビューの空き領域をクリックして、新しいREFカーソル
問合せのPL/SQLエディタを表示します。
PL/SQLエディタで、テンプレートを使用して次のPL/SQLコードを入力します。
function q_portdescRefCurDS return port_cv.portdesc_refcur is temp_portdesc port_cv.portdesc_refcur; begin open temp_portdesc for select department_id, department_name from departments; return temp_portdesc; end;
注意: 提供されているファイルrefcursor_code.txt を開き、そのコードをコピーしてPL/SQLエディタに貼り付けることができます。 |
「コンパイル」をクリックします。
コンパイル・エラーが発生した場合は、構文エラーのコードをチェックして必要に応じてコンパイルを再実行します。
「閉じる」をクリックします。
データ・モデル・ビューで、新しいREFカーソル
問合せオブジェクト(QR_1)をダブルクリックして、プロパティ・インスペクタを表示します。
「一般情報」で、「名前」プロパティを「q_portdesc」に設定します。
ヒント: オブジェクトには常に意味のある名前を付けることをお薦めします。特に、多数のオブジェクトのあるレポートを作成するときには、意味のある名前を付けておくと便利です。後にレイアウトを作成するとき、意味のある名前の問合せおよびグループが存在すると便利です。 |
前述の手順を繰り返して、さらに次の2つの問合せを作成します。
問合せ名: q_container
function q_containerRefCurDS return cont_cv.container_refcur is temp_container cont_cv.container_refcur; begin open temp_container for select employee_id, start_date, end_date, job_id, department_id from job_history; return temp_container; end;
問合せ名: q_conclass
function q_conclassRefCurDS return concl_cv.conclass_refcur is temp_concl concl_cv.conclass_refcur; begin open temp_concl for select employee_id, first_name, last_name, email, phone_number, hire_date, job_id, salary, department_id from employees; return temp_concl; end;
注意: 提供されているファイルrefcursor_code.txt を開き、そのコードをコピーしてReports Builderに貼り付けることができます。 |
データ・モデルは次のようになります。
レポートをref_62_
your_initials
.rdf
という名前で保存します。
注意: 提供されているファイルref_emp62.rdf を開き、データ・モデルを表示して作成結果と比較できます。 |