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Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle Fusion Middlewareの管理
12c (12.2.1.1)
E77331-01
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1 Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・コンポーネントの管理

この章では、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・コンポーネントの管理に関連した一般的またはコアなタスクについて説明します。

この章の内容は、次のとおりです。

詳細は、次を参照してください。

1.1 Oracle Fusion Middleware管理時のヘルプの使用

Fusion Middleware Controlの使用中にオンライン・ヘルプを使用するには:

  • Fusion Middleware Controlの「ヘルプ」メニューから「ヘルプの目次」を選択して、ローカル・オンライン・ヘルプ・システムの目次を表示します。

    オンライン・ヘルプの「目次」から、Oracle Technology Network (OTN)のOracle Fusion Middlewareドキュメント・ライブラリにあるFusion Middleware Controlの一般的なタスク・ページに直接つながっているリンクをクリックできます。

    「目次」から、特定のOracle Fusion Middlewareブックに直接リンクすることもできます。

  • 使用可能な場合は、「ヘルプ」メニューから「ページ参照」を選択して、ページで使用可能な特定のオプションに関する詳細情報を記述したヘルプ・トピックを表示します。

    すべてのページで「ページ参照」コマンドがサポートされているわけではありませんが、参照形式でさらに説明を必要とする構成フィールドまたは要素が含まれているほとんどのページの場合では、そのコマンドは使用可能です。

  • 「ヘルプ」メニューから「使用方法」を選択して、現行のページに関連した一般的なタスクを実行する方法について学習します。

    このコマンドによって、現行のページに関連した一般的な管理またはモニタリング・タスクに役立つOracle Fusion Middlewareドキュメント・ライブラリの特定のトピックが表示されます。

Fusion Middleware Controlを使用してOracle Fusion Middleware環境を管理する方法の詳細は、「Fusion Middleware Controlの「共通タスク」ページの使用」を参照してください。

1.2 Oracle Fusion Middlewareログ・ファイルの表示

Oracle Fusion Middlewareのコンポーネントは、すべてのタイプのイベントを記録するメッセージを含むログ・ファイルを作成します。ログ・ファイルを使用して、一般的な問題をトラブルシューティングできます。

このプロセスの手順は次のとおりです。

  1. Oracle Fusion Middlewareのコンポーネントで使用されるOracle Diagnostic Logging (ODL)の形式を理解します。

  2. ファームのログ・ファイルの内容を表示および検索します。

  3. ログ・ファイル内のメッセージをコンポーネント全体で関連付けます。

ログ・ファイルの表示の詳細は、第1.3項「Oracle Fusion Middlewareログ・ファイルの構成」を参照してください。

1.3 Oracle Fusion Middlewareログ・ファイルの構成

Oracle Fusion Middlewareコンポーネントによって生成されたログ・ファイルは、複数の方法で構成できます。

このプロセスの手順は次のとおりです。

  1. ログ・ファイルに保存されるメッセージのレベルを設定します。

  2. ログ・ファイルの形式を変更します。

  3. ログ・ファイルの場所を変更します。

  4. ログ・ファイルのローテーション・ポリシーを変更します。

  5. QuickTraceハンドラを構成して使用します。

  6. 選択的トレースを構成して使用します。

ログ・ファイルの表示の詳細は、第1.2項「Oracle Fusion Middlewareログ・ファイルの表示」を参照してください。

1.4 ドメインへの管理対象サーバーの追加

現行のドメインに管理対象サーバーを追加する手順は、次のとおりです。

  1. Oracle WebLogic Serverドメインの概念およびドメインの管理対象サーバーの役割を理解します。

  2. Oracle WebLogic Serverの環境を新しいコンピュータ要件に合うように拡張するための様々な方法を検討します。

  3. Oracle WebLogic Serverのノード・マネージャおよびマシンについて学習します。

  4. ドメインに管理対象サーバーを追加します。

詳細は、次を参照してください。

  • 『Oracle Fusion Middlewareの管理』の「拡張管理: 環境の拡張」

  • 『高可用性ガイド』のトポロジのスケール・アウト(マシンのスケール・アウト)に関する項

1.5 ドメインでのクラスタの作成

クラスタを作成する手順は、次のとおりです。

  1. Oracle WebLogic Serverクラスタの機能および特徴を理解します。

  2. マルチキャスト・メッセージおよびユニキャスト・メッセージを理解します。

  3. Fusion Middleware Controlを使用してクラスタを作成します。

クラスタの作成の詳細は、次を参照してください。

  • WebLogic Serverクラスタの使用に関するドキュメントのの構成ロードマップの説明

  • Oracle WebLogic Serverクラスタの管理

1.6パフォーマンス・メトリックの情報の取得

Fusion Middleware Controlを使用して、Oracle Fusion Middlewareコンポーネントまたはアプリケーションを管理もしくはモニターする場合、そのコンポーネントまたはアプリケーションの現在のパフォーマンスの実態を把握するのに役立つパフォーマンス・メトリックを確認できます。

多くの場合、これらのメトリックは対話型グラフの形式で表示されますが、表形式で表示されることもあります。

パフォーマンス・メトリックの使用や対比は、モニタリング対象となるコンポーネントまたはアプリケーションの「パフォーマンス・サマリー」ページから行うことをお薦めします。

「パフォーマンス・サマリー」ページを使用した環境のモニタリングに関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のOracle Fusion Middlewareのパフォーマンスの表示に関する項を参照してください。

特定のパフォーマンス・メトリックの定義を取得するには、『Oracle Enterprise Manager Oracle Fusion Middlewareメトリック・リファレンス・マニュアル』を参照してください。