WLSTでの使用: オンラインまたはオフライン
説明
特定の管理対象サーバーまたは第2管理対象サーバーのクラスタを対象指定できるすべてのデプロイメントをレプリケートします。このコマンドは、既存の管理対象サーバーまたはクラスタと同じデプロイメントがあるように、新しい管理対象サーバーまたはクラスタを構成する便利なコマンドとして提供されます。
cloneDeploymentsコマンドは、新しい管理サーバーは作成しません。また、対象の管理対象サーバーにデプロイメント情報以外のプロパティはコピーされません。
構文
cloneDeployments(domain, source, target, [shouldUpdateDomain])
引数 | 説明 |
---|---|
domain |
WebLogic Serverドメインの絶対パス。ドメインを読み終わった場合またはオンライン・モードで接続した場合は、無視されます。 |
source |
デプロイメントをクローンする管理対象サーバーまたはクラスタの名。これは、有効な管理対象サーバーまたはクラスタの名前にする必要があります。 |
target |
ソース・サーバーのアプリケーションおよびサービスを受け取る対象の管理対象サーバーまたはクラスタ。対象の管理対象サーバーはすでに存在する必要があります。 |
shouldUpdateDomain |
ドメインの更新を実行する方法を管理するブール型フラグ(オプション)。「true」に設定すると(デフォルト)、関数は次のオフライン・コマンドを呼び出します。readDomain()およびupdateDomain()、またはオンライン・コマンドのedit()、startEdit()、save()、およびactivate()。「false」に設定すると、ドメインを更新するには、WLSTコマンドを呼び出す必要があります。 |
例
次の例では、sourceServerからdestinationServerまでデプロイメントをレプリケートします。
wls:/offline> cloneDeployments( '/my_path/user_templates/domains/my_domain', 'sourceServer','destinationServer', 'false')