Oracle® Fusion Middleware Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementのインストールと構成 12c (12.2.1.1) E77349-02 |
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インストールを開始する前に、システム環境の確認が済んでいて(「システム環境の確認のロードマップ」)、Oracle Fusion Middleware Infrastructureがインストールされていること(『Oracle Fusion Middleware Infrastructureのインストールと構成』)を確認してください。
インストール・プロセスでは、特定の情報を入力するように要求されます。
表3-1に、Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementのインストール前に知っておく必要のある重要な項目、またはインストール中に決定する必要のある重要な項目を示します。
表3-1 インストール・チェックリスト
情報 | 値の例 | 説明 |
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Java JDK ホーム・ディレクトリを指す環境変数。 |
データベース・ホスト |
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データベースを実行しているホストの名前とドメイン。 |
データベース・ポート |
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データベースがリスニングしているポート番号。デフォルトのOracleデータベースのリスニング・ポートは |
データベース・サービス名 |
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Oracleデータベースには一意のサービス名が必要です。デフォルトのサービス名は、 |
DBAユーザー名 |
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データベース管理権限を持つユーザーの名前。OracleデータベースのデフォルトのDBAユーザーは、 |
DBAパスワード |
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データベース管理権限を持つユーザーのパスワード。 |
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ソフトウェアをインストールするディレクトリ。 このディレクトリには、必要に応じてOracle Fusion Middleware Infrastructureと Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementが含められます。 |
WebLogic Serverのホスト名 |
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Oracle WebLogic ServerとOracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementのコンソールのホスト名。 |
コンソール・ポート |
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Oracle WebLogic ServerとOracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementのコンソールのポート。 |
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ドメイン・データの格納場所。 |
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アプリケーション・データの格納場所。 |
WebLogicドメインの管理者のユーザー名 |
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Oracle WebLogic Serverの管理権限を持つユーザーの名前。デフォルトの管理者ユーザーは、 |
管理者ユーザーのパスワード |
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Oracle WebLogic Serverの管理権限を持つユーザーのパスワード。 |
FTPポート |
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埋込みFTPサーバーのポート。 |
RCUユーティリティ |
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リポジトリ作成ユーティリティ(RCU)へのパス。 |
RCUスキーマの接頭辞 |
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Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementで使用するデータベース・スキーマの名前の接頭辞。 |
RCUスキーマのパスワード |
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Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementで使用するデータベース・スキーマのパスワード。 |
構成ユーティリティ |
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ドメインを作成し構成するための構成ウィザードへのパス。 |
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埋込みFTPサーバーのルート・ディレクトリ。 |
インストールを実行する前に、JDKと必要なソフトウェアを確認する必要があります。
インストール・プログラムを起動する手順は次のとおりです。
注意:
インストーラ画面を起動するかわりに、保存されたレスポンス・ファイルを使用してサイレント・モードでインストーラを起動することもできます。サイレント・インストールまたはコマンド・ライン・インストールの詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』の「サイレント・モードでのOracle Universal Installerの使用」を参照してください。
インストール・プログラムが表示されると、インストールを開始する準備ができています。各インストール・プログラム画面の詳細は、次のトピックを参照してください。
インストーラには、情報を確認または入力する一連の画面が表示されます。
次の表に、インストーラ画面が表示される順序を示します。インストーラ画面に関して詳細な情報が必要な場合は、「ヘルプ」をクリックします。
表3-2 Oracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementのインストール画面
画面 | 説明 |
---|---|
インストール・インベントリの設定 |
UNIXオペレーティング・システムでは、このホストにOracle製品を初めてインストールする場合に、この画面が表示されます。中央インベントリを作成する場所を指定します。この画面で選択したオペレーティング・システム・グループ名には、中央インベントリの場所への書込み権限があることを確認してください。 中央インベントリの詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のOracle中央インベントリの理解に関する項を参照してください。 Windowsオペレーティング・システムでは、この画面は表示されません。 |
ようこそ |
この画面では、情報を参照してすべての前提条件が満たされていることを確認して「次」をクリックします。 |
自動更新 |
この画面では、自動更新をスキップする選択をするか、パッチを選択するか、My Oracle Supportアカウントを使用して、重要なセキュリティ更新を含む最新のソフトウェア更新を検索します。 |
インストールの場所 |
この画面を使用して、Oracleホーム・ディレクトリの場所を指定します。このOracleホームには、すでにOracle Fusion Middleware Infrastructureが含まれている必要があります。 「表示」をクリックすると、適切なOracleホームにOracle SOA SuiteおよびOracle Business Process Managementをインストールしていることを確認できます。 |
前提条件のチェック |
この画面では、ご使用のシステムが最小要件を満たしていることを検証します。 確認済のタスクのリストを表示するには、「正常なタスクの表示」を選択します。ログの詳細を表示するには、「ログを表示」を選択します。前提条件のチェックが失敗すると、エラー・メッセージが画面の下方に表示されます。エラーを修正し、「再実行」をクリックして再試行します。エラー・メッセージや警告メッセージを無視してインストールを続けるには、「スキップ」をクリックします(非推奨)。 |
インストール・サマリー |
この画面を使用して、選択したインストール・オプションを確認します。これらのオプションをレスポンス・ファイルに保存する場合は、「レスポンス・ファイルの保存」をクリックし、レスポンス・ファイルの場所と名前を入力します。レスポンス・ファイルには、入力したすべての情報が収集して格納され、後で(コマンドラインから)サイレント・インストールを実行するために使用できます。 「インストール」をクリックしてインストールを開始します。 |
インストールの進行状況 |
この画面はインストールの進行状況を示します。 進行状況バーが100%完了になったら、「終了」をクリックしてインストーラを閉じるか、「次へ」をクリックしてサマリーを表示します。 |
インストール完了 |
この画面には、「インストールの場所およびインストールされた機能セットが表示されます。情報を確認し、「終了」をクリックしてインストーラを閉じます。 |
インストールの完了後、一連のタスクを完了することで成功したかどうかを検証します。
viewInventory
スクリプトを使用すると、Oracleホームの内容を表示できます。インストール・ログ・ファイルの内容を確認し、インストーラで何も問題が発生していないことを確認します。
デフォルトでは、インストーラによって、Oracle_Inventory_Location/logs
ディレクトリ(UNIXオペレーティング・システムの場合)またはOracle_Inventory_Location\logs
ディレクトリ(Windowsオペレーティング・システムの場合)にログ・ファイルが書き込まれます。
ログ・ファイルとその場所の詳細は、『Oracle Universal Installerによるソフトウェアのインストール』のインストール・ログ・ファイルに関する項を参照してください。
インストールの内容は、インストール中に選択したオプションによって異なります。
インストール後のディレクトリ構造の詳細は、Oracle Fusion Middlewareの理解のOracle Fusion Middlewareの主要なディレクトリに関する項を参照してください。