Oracle® Fusion Middleware Oracle Fusion Middleware Infrastructureリリース・ノート 12c (12.2.1.1) E77259-02 |
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この項では、構成に関する問題およびその回避方法について説明します。次のトピックが含まれています:
Microsoft Windowsプラットフォームで、-jreLoc
オプションのJavaインストールのパスに空白が含まれる場合、libovdconfig.bat
スクリプトは動作しません。たとえば、C:\Program Files\Java\jdk1.7.0_21
などです。
これを回避するには、JavaインストールのパスをDOS 8.3形式で指定します。
次に例を示します。
-jreloc C:\Progra~1\Java\jdk1.7.0_21
同じユーザー名が複数のLDAPリポジトリ内に存在し、virtualize
プロパティがLibOVDを使用するよう設定されている場合、ユーザーおよびロールAPIを使用してそのユーザー名の問合せを行うと、それらのリポジトリのいずれかのみのデータが返されます。
JNDI接続が、javax.naming.NamingException: LDAP response read timed out, timeout used:-1ms
例外をスローします。
この問題は、Java SE 6u85、7u72または8u20のいずれかのJDKバージョンで実行されているLDAPセキュリティ・ストアを使用するよう構成されているドメインで発生します。
回避策
JDKをJava SE 6u95、7u80または8u45に更新します。認証済のJDKバージョンについては、http://www.oracle.com/technetwork/middleware/ias/downloads/fusion-certification-100350.htmlにある『Oracle Fusion Middleware 12c Certifications』を参照してください。
commonIdAttr
をアップグレード後にcommonname
に更新するIDSを以前のリリースから12.2.1.1.0にアップグレードする場合、ids-config.xmlファイル内のグループ属性commonIdAttr
をcommonname
に更新する必要があります。
次に例を示します。
ids-config.xmlファイルの場所は次のとおりです。
DOMAIN_HOME/config/fmwconfig/ids-config.xml
次のサンプル・エントリを考えます。
<Entity name="Group" type="group" idAttr="commonname" create="true" modify="true" delete="true" search="true" guidAttr="guid" mailAttr="mail" displaynameAttr="displayname" descriptionAttr="description" commonIdAttr="cn">
前述のサンプル・エントリで、commonIdAttr
をcn
にかわってcommonname
に更新する必要があります。
したがって、正しいエントリは次のようになります。
<Entity name="Group" type="group" idAttr="commonname" create="true" modify="true" delete="true" search="true" guidAttr="guid" mailAttr="mail" displaynameAttr="displayname" descriptionAttr="description" commonIdAttr="commonname">
トランザクション件数(TPS)は減少し、応答時間はIDS/IGFに対して検索/操作の場合にIDS/IGFの12.2.1リリースに比べて12.2.1.1で40%増加しました。
Oracle Restricted JRFテンプレートを使用して作成したドメインをアップグレードする場合、ドメイン内にデータベース・スキーマがないためUpgrade Assistantを実行する必要はありません。実際にUpgrade Assistantを実行してRestricted JRFドメインのアップグレードを選択した場合、OPSSおよびIAUスキーマの失敗メッセージが表示されます。スキーマのアップグレード機能はRestricted JRFドメインに対して無効化されているため、これらのメッセージは無視できます。
次の各項では、セキュリティWLSTコマンドの問題について説明します。
次の各項では、Oracle Fusion Middleware監査フレームワークの問題について説明します。
Fusion Middleware ControlでAccess Managerはコンポーネントの1つとして表示されますが、Fusion Middleware Controlを使用してAccess Managerの監査を構成することはできません。
Oracle Business Intelligence Publisherにパッケージされている標準監査レポートでは、多数の言語がサポートされます。Business Intelligence Publisherは、様々なロケールで起動できます。「プリファレンス」で優先ロケールを設定することによって、起動時の希望の言語を指定できます。
zh_CN(簡体字中国語)
zh_TW(繁体字中国語)
pt_BR(ポルトガル語(ブラジル))
ラベル、ヘッダー、タイトルを含むレポート全体が英語で表示されます。
この問題は、Business Intelligence Publisherの今後のリリースで修正される予定です。