Oracle® Fusion Middleware WebLogic Server PackおよびUnpackコマンドによるテンプレートとドメインの作成 リリース12.2.1.1 E77384-01 |
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pack
およびunpack
コマンドを使用してリモート・マシンで管理対象サーバーを作成および起動する方法について説明します。
一部のWebLogicドメインで、WebLogicドメインの管理サーバーからリモートのマシンで管理対象サーバーを実行することが必要な場合があります。これを行うには、以下の手順に従います。
pack
コマンドを使用して管理対象サーバー・テンプレートを作成します。デフォルトでは、管理対象サーバー・テンプレートには、リモート・マシンで管理対象サーバーの作成に必要なファイルのみが含まれます。
詳細は、「管理対象サーバー・テンプレートの作成」を参照してください。
リモート・マシンに管理対象サーバー・テンプレートをコピーして復元し、管理対象サーバー・ドメイン・ディレクトリを作成します。
詳細は、「リモート・マシンでの管理対象サーバーの作成」を参照してください。
リモート・マシンの管理対象サーバーを起動します。
詳細は、「リモート・マシンでの管理対象サーバーの起動」を参照してください。
管理対象サーバー・テンプレートを作成するには、1つ以上の管理対象サーバーが定義され、管理対象サーバーの定義がconfig.xml
ファイルに記述された既存WebLogicドメインでpack
コマンドを実行します。
unpack
コマンドを使用して管理対象サーバーのWebLogicドメイン・ディレクトリを作成すると、そのディレクトリには、現在のリモート・マシンをターゲットとする各管理対象サーバーのカスタム起動スクリプトが含まれます。
たとえば、my_managed_server1
およびmy_managed_server2
という2つの管理対象サーバーを含むWebLogicドメインを作成し、サーバーをマシンm1
にターゲット指定した場合は、マシンm1
に管理対象サーバー・ドメインのディレクトリを作成したときに、startmy_managed_server1.cmd
、startmy_managed_server1.sh
、startmy_managed_server2.cmd
およびstartmy_managed_server2.sh
という4つのカスタム起動スクリプトが作成されます。これらのスクリプトを使用して、対応する管理対象サーバーを起動できます。あるいは、startManagedWebLogic
スクリプトを必要なパラメータと共に使用することもできます。
注意:
管理対象サーバーは、ノード・マネージャを使用して起動することもできます。詳細は、『Oracle WebLogic Serverノード・マネージャの管理』を参照してください。