Oracle® Fusion Middlewareインフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンド・リファレンス 12c (12.2.1.1.0) E77300-01 |
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この章では、Oracle Fusion Middlewareインフラストラクチャ・セキュリティWLSTコマンドについて説明します。
次のトピックが含まれます:
関連トピック
Oracle Platform Security Servicesでのアプリケーションの保護
『Oracle Fusion Middlewareの管理』のカスタムWLSTコマンドの使用に関する項
インフラストラクチャWLSTセキュリティ・コマンドは、次のカテゴリに分かれています。
表2-1 WLSTコマンド・カテゴリ
コマンド・カテゴリ | 説明 |
---|---|
|
ドメインおよび資格ドメイン・ストアを管理し、ドメイン・ポリシー・ストアを移動します。 |
|
監査ポリシーおよび監査リポジトリ設定を表示し管理します。 |
|
OPSSキーストア・サービスを管理します。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスのエンティティ属性、エンティティ定義、関係およびデフォルトの操作構成を管理します。 |
Library Oracle Virtual Directory (libOVD)コマンド |
特定のOPSSコンテキストに関連付けられているLibrary Oracle Virtual Directory (libOVD)構成を表示および管理します。 |
注意: 構文の説明で、オプションの引数は角カッコで囲まれています。それ以外のすべての引数は必須です。 |
表2-2に示されているWLSTセキュリティ・コマンドを使用して、ドメイン・ポリシーまたは資格証明ストアの操作、ソース・リポジトリからターゲット・リポジトリへのポリシーと資格証明の移行および(資格証明の)暗号化鍵のエクスポートとインポートを行います。
表2-2 WLSTセキュリティ・コマンド
使用するコマンド... | 目的... | 使用するWLST... |
---|---|---|
|
資格証明をブート・ストラップ資格証明ストアに追加します |
オフライン |
|
資格にリソースを追加します。 |
オンライン |
|
新しいアプリケーション・ロールを作成します。 |
オンライン |
|
新しい資格を作成します。 |
オンライン |
|
資格を作成します。 |
オンライン |
|
リソースを作成します。 |
オンライン |
|
新しいリソース・タイプを作成します。 |
オンライン |
|
アプリケーション内のすべてのポリシーを削除します。 |
オンライン |
|
アプリケーション・ロールを削除します。 |
オンライン |
|
資格を削除します。 |
オンライン |
|
資格を削除します。 |
オンライン |
|
リソースを削除します。 |
オンライン |
|
既存のリソース・タイプを削除します。 |
オンライン |
|
ドメイン暗号化鍵をファイル |
オフライン |
|
資格を一覧表示します。 |
オンライン |
|
既存のリソース・タイプをフェッチします。 |
オンライン |
|
ロールにプリンシパルを追加します。 |
オンライン |
|
資格を作成します。 |
オンライン |
|
新しい特権を作成します。 |
オンライン |
|
ファイル |
オフライン |
|
アプリケーション内のすべてのロールを表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーション・ロール内のすべてのメンバーを表示します。 |
オンライン |
|
ポリシー・ストア内のアプリケーション・ストライプを一覧表示します。 |
オンライン |
|
グローバル・ポリシーのソース・コードに割り当てられている権限を一覧表示します。 |
オンライン |
|
資格を一覧表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーション・ストライプ内の資格を一覧表示します。 |
オンライン |
|
プリンシパルに付与されたすべての特権を表示します。 |
オンライン |
|
リソースのアクションを一覧表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーション・ストライプ内のリソース・タイプを一覧表示します。 |
オンライン |
|
アプリケーション・ストライプ内のリソースを一覧表示します。 |
オンライン |
|
OPSSセキュリティ・ストアのタイプと場所、およびアクセスを許可されているユーザーを一覧表示します。 |
オフライン |
|
ポリシーまたは資格をソース・リポジトリから対象リポジトリに移動します。 |
オフライン |
|
ブート・ストラップ資格ストアを更新します。 |
オフライン |
|
ポリシーおよび資格をLDAPリポジトリに再び関連付けます。 |
オンライン |
|
ドメイン暗号化鍵を、直近のインポートの前の状態にリストアします。 |
オフライン |
|
ロールからプリンシパルを削除します。 |
オンライン |
|
資格を削除します。 |
オンライン |
|
特権を削除します。 |
オンライン |
|
資格からリソースを削除します |
オンライン |
|
現在のドメイン暗号化鍵を新しい暗号化鍵に置換します。 |
オフライン |
|
資格の属性の値を変更します。 |
オンライン |
|
トラスト・サービスの構成を更新します。 |
オンライン |
資格証明をブート・ストラップ資格証明ストアに追加するオフライン・コマンド。
説明
指定されたマップ、キー、ユーザー名およびユーザー・パスワードを持つパスワード資格証明を、JPS構成ファイルのデフォルトのJPSコンテキストで構成されたブートストラップ資格証明に追加します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
addBootStrapCredential(jpsConfigFile, map, key, username, password)
引数 | 定義 |
---|---|
jpsConfigFile |
コマンドが実行している場所に対してファイルjps-config.xml の場所を指定します。 |
map |
追加する資格証明のマップを指定します。 |
key |
追加する資格証明のキーを指定します。 |
username |
追加する資格証明のユーザーの名前を指定します。 |
password |
追加する資格証明のユーザーのパスワードを指定します。 |
例
次の例は、ブートストラップ資格証明ストアに資格証明を追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> addBootStrapCredential(jpsConfigFile='./jps-config.xml', map='myMapName', key='myKeyName', username='myUser', password='myPassword')
指定されたアクションを持つリソースを資格に追加するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内の資格に、指定されたアクションを持つリソースを追加します。渡されるリソース・タイプは、渡されるアプリケーション・ストライプ内に存在している必要があります。
構文
addResourceToEntitlement(appStripe="appStripeName", name="entName", resourceName="resName",actions="actionList")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe |
資格が存在するアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name |
変更する資格の名前を指定します。 |
resourceName |
追加するリソースの名前を指定します。 |
resourceType |
追加するリソースのタイプを指定します。渡されるリソース・タイプは、このスクリプトの呼出し時点でアプリケーション・ストライプ内に存在している必要があります。 |
actions |
追加されるリソースのアクションのカンマ区切りのリストを指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyApplicationの権限myEntitlementにリソースmyResourceを追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> addResourceToEntitlement(appStripe="myApplication", name="myEntitlement", resourceName="myResource", resourceType="myResType", actions="view,edit")
新しいアプリケーション・ロールを作成するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーションおよびロール名のアプリケーション・ロールをドメイン・ポリシー・ストアに作成します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
createAppRole(appStripe, appRoleName)
引数 | 定義 |
---|---|
appSripe |
アプリケーション・ストライプを指定します。 |
appRoleName |
ロール名を指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyAppおよびロール名myRoleを持つ新しいアプリケーション・ロールを作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createAppRole(appStripe="myApp", appRoleName="myRole")
ドメイン資格ストアに新しい資格を作成するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したマップ名、キー名、タイプ、ユーザー名およびパスワード、URLおよびポート番号のドメイン資格ストアに新しい資格を作成します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。このコマンドは、対話型モードでのみ実行します。
構文
createCred(map, key, user, password, [desc])
引数 | 定義 |
---|---|
map
|
マップ名(フォルダ)を指定します。 |
key
|
キー名を指定します。 |
user
|
資格ユーザー名を指定します。 |
password
|
資格のパスワードを指定します。 |
desc
|
資格を説明する文字列を指定します。 |
例
次の例は、指定したデータで新しいパスワード資格証明を作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createCred(map="myMap, key="myKey", user="myUsr", password="myPassw", desc="updated usr name and passw to connect to app xyz")
新しい資格を作成するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプに、1つのリソースとアクションのリストを持つ新しい資格を作成します。既存の資格にリソースを追加するにはaddResourceToEntitlement
を使用し、既存の資格からリソースを削除するにはrevokeResourceFromEntitlement
を使用します。
構文
createEntitlement(appStripe="appStripeName", name="entitlementName", resourceName="resName", actions="actionList" [,-displayName="dispName"] [,-description="descript"])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格の作成対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name
|
作成する資格の名前を指定します。 |
resourceName
|
作成する資格の1つのリソース・メンバーの名前を指定します。 |
actions
|
リソースresourceNameのアクションのカンマ区切りのリストを指定します。 |
displayName
|
作成するリソースの表示名を指定します。オプション。 |
description
|
作成する資格の説明を指定します。オプション。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationにリソースmyResourceのみの権限myEntitlementを作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createEntitlement(appStripe="myApplication", name="myEntitlement", resourceName="myResource", actions="read,write")
新しいリソースを作成するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内に、指定されたタイプのリソースを作成します。渡されるリソース・タイプは、渡されるアプリケーション・ストライプ内に存在している必要があります。
構文
createResource(appStripe="appStripeName", name="resName", type="resTypeName" [,-displayName="dispName"] [,-description="descript"])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソースの作成対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name
|
作成するリソースの名前を指定します。 |
type
|
作成するリソースのタイプを指定します。渡されるリソース・タイプは、このスクリプトの呼出し時点でアプリケーション・ストライプ内に存在している必要があります。 |
displayName
|
作成するリソースの表示名を指定します。オプション。 |
description
|
作成するリソースの説明を指定します。オプション。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationにリソースmyResourceを作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createResource(appStripe="myApplication", name="myResource", type="myResType", displayName="myNewResource")
指定されたアプリケーション・ストライプ内のドメイン・ポリシー・ストアに新しいリソース・タイプを作成するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内のドメイン・ポリシー・ストアに、指定された名前、表示名、説明およびアクションを持つ新しいリソース・タイプ要素を作成します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
createResourceType(appStripe, resourceTypeName, displayName, description [, provider] [, matcher], actions [, delimeter])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソース・タイプの挿入対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
resourceTypeName
|
挿入するリソース・タイプの名前を指定します。 |
displayName
|
UIガジェットで使用されるリソース・タイプの名前を指定します。 |
description |
リソース・タイプの簡単な説明を指定します。 |
provider
|
リソース・タイプのプロバイダを指定します。 |
matchere
|
リソース・タイプのクラスを指定します。指定しない場合、この値はデフォルトのoracle.security.jps.ResourcePermission に設定されます。 |
actions
|
このリソース・タイプのインスタンスで許可されるアクションを指定します。 |
delimeter
|
アクションのリストでデリミタとして使用する文字を指定します。指定しない場合、この値はデフォルトのカンマ(,)に設定されます。 |
例
次の例は、セミコロンで区切って指定したアクションBWPrintおよびアクションColorPrintを設定したリソース・タイプをストライプmyApplicationに作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createResourceType(appStripe="myApplication", resourceTypeName="resTypeName", displayName="displName", description="A resource type", provider="Printer", matcher="com.printer.Printer", actions="BWPrint;ColorPrint" [, delimeter=";"])
指定したアプリケーション・ストライプのすべてのポリシーを削除するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーション・ストライプのすべてのポリシーを削除します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
deleteAppPolicies(appStripe)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。指定しない場合、コマンドを使用してシステム・ポリシーが処理されます。 |
例
次の例は、アプリケーションmyApp
のすべてのポリシーを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteAppPolicies(appStripe="myApp")
アプリケーション・ロールを削除するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーションおよびロール名のアプリケーション・ロールをドメイン・ポリシー・ストアから削除します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
createAppRole(appStripe, appRoleName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。 |
appRoleName
|
ロール名を指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyAppおよびロール名myRoleのロールを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteAppRole(appStripe="myApp", appRoleName="myRole")
資格を削除するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内の資格を削除します。アプリケーション・ストライプ内の指定された資格へのすべての参照を削除することで、カスケード削除を実行します。
構文
deleteEntitlement(appStripe="appStripeName", name="entitlementName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格の削除対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name
|
削除する資格の名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationの権限myEntitlementを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteEntitlement(appStripe="myApplication", name="myEntitlement")
ドメイン資格ストア内の資格を削除するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したマップ名およびキー名の資格をドメイン資格ストアから削除します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
deleteCred(map,key)
引数 | 定義 |
---|---|
map
|
マップ名(フォルダ)を指定します。 |
key
|
キー名を指定します。 |
例
次の例は、マップ名myMap
およびキー名myKey
を持つ資格証明を削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteCred(map="myApp",key="myKey")
リソースを削除するオンライン・コマンド。
説明
アプリケーション・ストライプ内の資格からリソースおよびそのすべての参照を削除します。このコマンドは、カスケード削除を実行します。資格が1つのリソースのみを参照している場合は、その資格を削除し、それ以外の場合は、渡されたタイプのリソース・アクションを資格から削除します。
構文
deleteResource(appStripe="appStripeName", name="resName", type="resTypeName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソースの削除対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name
|
削除するリソースの名前を指定します。 |
type
|
削除するリソースのタイプを指定します。渡されるリソース・タイプは、このスクリプトの呼出し時点でアプリケーション・ストライプ内に存在している必要があります。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationのリソースmyResourceを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteResource(appStripe="myApplication", name="myResource", type="myResType")
指定されたアプリケーション・ストライプ内のドメイン・ポリシー・ストアからリソース・タイプを削除するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内のドメイン・ポリシー・ストアの、指定された名前を持つ<resource-type>エントリを削除します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
deleteResourceType(appStripe, resourceTypeName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソース・タイプの削除元となるアプリケーション・ストライプを指定します。 |
resourceTypeName
|
削除するリソース・タイプの名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationからリソース・タイプmyResTypeを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteResourceType(appStripe="myApplication", resourceTypeName="myResType")
ドメインのブートストラップ・ウォレットからファイルewallet.p12
に暗号化鍵を抽出するオフライン・コマンド。
説明
ドメインの資格証明暗号化鍵をファイルewallet.p12
に書き込みます。コマンドimportEncryptionKey
を使用してそのファイルからデータをインポートするには、このコマンドで渡されるパスワードを使用する必要があります。
exportEncryptionKey(jpsConfigFile, keyFilePath, keyFilePassword)
構文
引数 | 定義 |
---|---|
jpsConfigFile
|
コマンドが実行している場所に対してファイルjps-config.xml の場所を指定します。 |
keyFilePath
|
ファイルewallet.p12 の作成先となるディレクトリを指定します。このファイルのコンテンツは暗号化されており、keyFilePassword に渡される値によって保護されていることに注意してください。 |
keyFilePassword
|
ファイルewallet.p12 を保護するためのパスワードを指定します。このファイルをインポートする際は、これと同じパスワードを使用する必要があることに注意してください。 |
例
次の例は、ディレクトリmyDirにファイルewallet.p12
を書き込みます。
exportEncryptionKey(jpsConfigFile="pathName", keyFilePath="myDir" ,keyFilePassword="password")
資格を取得するオンライン・コマンド。
説明
アプリケーション・ストライプ内の資格の名前、表示名およびすべてのリソース(とそれらの資格)を戻します。
構文
getEntitlement(appStripe="appStripeName", name="entitlementName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格が存在するアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name
|
アクセスする資格の名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationの権限myEntitlementの情報を返します。
wls:/mydomain/serverConfig> getEntitlement(appStripe="myApplication", name="myEntitlement")
指定されたアプリケーション・ストライプ内のドメイン・ポリシー・ストアからリソース・タイプをフェッチするオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内のドメイン・ポリシー・ストアの、指定された名前を持つ<resource-type>エントリの関連パラメータを取得します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
getResourceType(appStripe, resourceTypeName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソース・タイプのフェッチ元となるアプリケーション・ストライプを指定します。 |
resourceTypeName
|
フェッチするリソース・タイプの名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationからリソース・タイプmyResTypeをフェッチします。
wls:/mydomain/serverConfig> getResourceType(appStripe="myApplication", resourceTypeName="myResType")
ロールにプリンシパルを追加するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーション・ストライプおよび名前のロールにプリンシパル(クラスまたは名前)を追加します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
grantAppRole(appStripe, appRoleName,principalClass, principalName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。 |
appRoleName
|
ロール名を指定します。 |
principalClass
|
クラスの完全修飾名を指定します。 |
principalName
|
プリンシパルの名前を指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyApp
およびロール名myRole
のロールにプリンシパルを追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> grantAppRole(appStripe="myApp", appRoleName="myRole",principalClass="com.example.xyzPrincipal", principalName="myPrincipal")
名前の付けられたプリンシパルに資格を付与するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内の指定されたプリンシパルに資格を付与します。
構文
grantEntitlement(appStripe="appStripeName", principalClass="principalClass", principalName="principalName" ,-permSetName="entName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
プリンシパルが存在するアプリケーション・ストライプを指定します。 |
principalClass
|
プリンシパルに関連付けられているクラスを指定します。 |
principalName
|
資格が付与されるプリンシパルの名前を指定します。 |
permSetName
|
付与する資格の名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationの資格myEntitlementをプリンシパルmyPrincipalNameに付与します。
wls:/mydomain/serverConfig> grantEntitlement(appStripe="myApplication", principalClass="oracle.security.jps.service.policystore.ApplicationRole", principalName="myPrincipalName", permSetName="myEntitlement")
新しい特権を作成するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したコード・ベースおよびURLに対して新しい特権を作成します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
grantPermission([appStripe,] [codeBaseURL,] [principalClass,] [principalName,]permClass, [permTarget,] [permActions])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。指定しない場合、コマンドを使用してシステム・ポリシーが処理されます。 |
codeBaseURL
|
特権のあるコードのURLを指定します。 |
principalClass
|
クラス(被譲与者)の完全修飾名を指定します。 |
principalName
|
被譲与者のプリンシパル名を指定します。 |
permClass
|
permissionクラスの完全修飾名を指定します。 |
permTarget
|
利用可能であれば、特権対象の名前を指定します。一部の特権には、この属性を含むことができない場合があります。 |
permActions
|
付与されたアクションのカンマ区切りのリストを指定します。一部の特権には、この属性が含まれない可能性があり、利用可能なアクションは、permissionクラスによって異なります。 |
例
次の例は、指定したデータでアプリケーションの新しい特権(アプリケーション・ストライプmyApp
のアプリケーション)を作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> grantPermission(appStripe="myApp", principalClass="my.custom.Principal", principalName="manager", permClass="java.security.AllPermission")
次の例は、指定したデータでシステムの新しい特権を作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> grantPermission(principalClass="my.custom.Principal", principalName="manager", permClass="java.io.FilePermission", permTarget="/tmp/fileName.ext", permTarget="/tmp/fileName.ext", permActions="read,write")
指定されたewallet.p12ファイルからドメインにキーをインポートするオフライン・コマンド。
説明
次の呼出しは、ファイルewallet.p12
からドメインに暗号化鍵をインポートします。渡されるパスワードは、コマンドexportEncryptionKey
を使用してファイルを作成する際に使用されたものと同じである必要があります。
構文
importEncryptionKey(jpsConfigFile, keyFilePath, keyFilePassword)
引数 | 定義 |
---|---|
jpsConfigFile
|
コマンドが実行している場所に対してファイルjps-config.xml の場所を指定します。 |
keyFilePath
|
ewallet.p12 の書込み先となるディレクトリを指定します。 |
keyFilePassword
|
ファイルewallet.p12 の生成時に使用されたパスワードを指定します。 |
例
importEncryptionKey(jpsConfigFile="pathName", keyFilePath="dirloc" ,keyFilePassword="password")
アプリケーション内のすべてのロールを表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーション・ストライプ内のすべてのロールを表示します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
listAppRoles(appStripe)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyApp
のすべてのロールを返します。
wls:/mydomain/serverConfig> listAppRoles(appStripe="myApp")
ロール内のすべてのメンバーを表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーション・ストライプおよびロール名のロール内のすべてのメンバーを表示します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
listAppRoleMembers(appStripe, appRoleName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。 |
appRoleName
|
ロール名を指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyApp
およびロール名myRole
のロール内のすべてのメンバーを返します。
wls:/mydomain/serverConfig> listAppRoleMembers(appStripe="myApp", appRoleName="myRole")
ポリシー・ストア内のアプリケーション・ストライプを一覧表示するオンラインまたはオフライン・コマンド。
説明
このスクリプトは、オフライン・モードまたはオンライン・モードで実行できます。オフライン・モードで実行する場合は、構成ファイルを渡す必要があります。渡された構成ファイルのデフォルト・コンテキストで構成によって参照されるポリシー・ストア内のアプリケーション・ストライプが一覧表示されます。デフォルトの構成には、アイデンティティ・ストアへのサービス・インスタンス参照があってはいけません。オンライン・モードで実行する場合は、構成ファイルを渡さないでください。接続しているドメインのポリシー・ストア内のストライプが一覧表示されます。いずれのモードでも、正規表現が渡されると、その正規表現に一致する名前を持つアプリケーション・ストライプが一覧表示されます。それ以外の場合は、すべてのアプリケーション・ストライプが一覧表示されます。
構文
listAppStripes([configFile="configFileName"] [, regularExpression="aRegExp"])
引数 | 定義 |
---|---|
configFile
|
OPSS構成ファイルへのパスを指定します。オプション。指定した場合、スクリプトはオフラインで実行されます。指定された構成ファイルのデフォルト・コンテキストに、アイデンティティ・ストアへのサービス・インスタンス参照があってはいけません。指定しない場合、スクリプトはオンラインで実行され、ポリシー・ストア内のアプリケーション・ストライプが一覧表示されます。 |
regularExpression
|
正規表現を指定します。この正規表現に一致するストライプ名が戻されます。オプション。指定しない場合、すべての名前が一致します。サブストリングに一致させるには、文字*を使用します。 |
例
次の(オンライン)呼出しは、ポリシー・ストア内のアプリケーション・ストライプのリストを戻します。
wls:/mydomain/serverConfig> listAppStripes
次の(オフライン)呼出しは、指定された構成ファイルのデフォルト・コンテキストで参照されるポリシー・ストア内のアプリケーション・ストライプのリストを戻します。
wls:/mydomain/serverConfig> listAppStripes(configFile=" /home/myFile/jps-config.xml")
次の(オンライン)呼出しは、接頭辞Appを含むアプリケーション・ストライプのリストを戻します。
wls:/mydomain/serverConfig> listAppStripes(regularExpression="App*")
グローバル・ポリシーのソース・コードに割り当てられている権限を一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドによって、グローバル・ポリシーのコードベース権限の一覧表示が可能になります。
構文
listCodeSourcePermissions([codeBase="codeUrl"])
引数 | 定義 |
---|---|
codeBaseURL
|
権限受領者のコードベースURL名を指定します。 |
例
次の例は、すべてのグローバル・ポリシーのコード・ソースに割り当てられたリスト権限を戻します。
wls:/mydomain/serverConfig> listCodeSourcePermissions(codeBaseURL="file:/tmp/lib/myJars.jar")
指定されたアプリケーション・ストライプ内の資格を一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
プリンシパル名およびクラスを指定した場合、指定されたプリンシパルに一致する資格が一覧表示されます。それ以外の場合は、すべての資格が一覧表示されます。
構文
listEntitlement(appStripe="appStripeName" [, principalName="principalName", principalClass="principalClass"])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格の削除対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
principalName
|
一致させるプリンシパルの名前を指定します。オプション。 |
principalClass
|
一致させるプリンシパルのクラスを指定します。オプション。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内のすべての資格を一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listEntitlement(appStripe="myApplication")
アプリケーション・ストライプ内の資格を一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
アプリケーション・ストライプ内のすべての資格を一覧表示します。リソース名およびリソース・タイプを指定した場合、指定されたリソース名に一致する、指定されたタイプのリソースを持つ資格が一覧表示されます。それ以外の場合は、アプリケーション・ストライプ内のすべての資格が一覧表示されます。
構文
listEntitlements(appStripe="appStripeName" [,resourceTypeName="resTypeName", resourceName="resName"])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格の一覧表示対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
resourceTypeName
|
一覧表示するリソースのタイプの名前を指定します。オプション。 |
resourceName
|
一致させるリソースの名前を指定します。オプション。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内のすべての資格を一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listEntitlements(appStripe="myApplication")
次の例は、リソース・タイプmyResType、およびリソース名がmyResNameに一致するリソースを含む、ストライプmyApplication内のすべての資格を一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listEntitlements(appStripe="myApplication", resourceTypeName="myResType", resourceName="myResName")
指定したプリンシパルに付与したすべての特権を表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したプリンシパルに付与されたすべての特権を表示します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
listPermissions([appStripe,] principalClass, principalName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。指定しない場合、コマンドを使用してシステム・ポリシーが処理されます。 |
principalClass
|
クラス(被譲与者)の完全修飾名を指定します。 |
principalName
|
被譲与者のプリンシパル名を指定します。 |
例
次の例は、アプリケーションmyApp
のポリシーによってプリンシパルに付与したすべての特権を表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listPermissions(appStripe="myApp", principalClass="my.custom.Principal",principalName="manager")
次の例は、システム・ポリシーによってプリンシパルに付与したすべての特権を表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listPermissions(principalClass="my.custom.Principal", principalName="manager")
資格のリソースとアクションを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
アプリケーション・ストライプ内の資格のリソースとアクションを一覧表示します。
構文
listResourceActions(appStripe="appStripeName", permSetName="entitlementName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格が存在するアプリケーション・ストライプを指定します。 |
permSetName
|
リソースとアクションを一覧表示する資格の名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内の資格myEntitlementのリソースとアクションを一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listResourceActions(appStripe="myApplication", permSetName="myEntitlement")
指定されたアプリケーション・ストライプ内のリソースを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
リソース・タイプを指定した場合、指定されたリソース・タイプのすべてのリソースが一覧表示されます。それ以外の場合は、すべてのタイプのすべてのリソースが一覧表示されます。
構文
listResources(appStripe="appStripeName" [,type="resTypeName"])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソースの一覧表示対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
type
|
一覧表示するリソースのタイプを指定します。渡されるリソース・タイプは、このスクリプトの呼出し時点でアプリケーション・ストライプ内に存在している必要があります。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内のタイプmyResTypeのすべてのリソースを一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listResources(appStripe="myApplication", type="myResType")
リソース・タイプを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内のすべてのリソース・タイプを一覧表示します。
構文
listResourceTypes(appStripe="appStripeName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
リソース・タイプが存在するアプリケーション・ストライプを指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内のすべてのリソース・タイプを一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listResourceTypes(appStripe="myApplication")
ドメイン・セキュリティ・ストアのタイプ、場所および管理ユーザーを一覧表示するオフライン・コマンド。
説明
スクリプトはオフライン・モードで実行され、OPSSセキュリティ・ストアのタイプ(ファイル、OIDまたはDB)、場所、およびアクセスを許可されているユーザー(通常はセキュリティ管理者)を出力します。
構文
listSecurityStoreInfo(domainConfig="configFilePath")
引数 | 定義 |
---|---|
domainConfig
|
OPSS構成ファイルjps-config.xmlへの完全絶対パスを指定します。渡されるディレクトリには、ファイルjps-config-jse.xmlも含まれている必要があります。 |
例
次の例は、OPSSポリシー・ストアのタイプ、場所および管理ユーザーを戻します。
wls:/mydomain/serverConfig> listSecurityStoreInfo(domainConfig="/home/myConfigPathDirectory/config/fmwconfig")
次の各行は、このコマンドによって生成されたサンプル出力を示しています。
For jps-config.xml Store Type: DB_ORACLE Location/Endpoint: jdbc:oracle:thin:@adc2120515.us.myComp.com:1555/OWSM.US.COM User: DEV_OPSS Datasource: jdbc/OpssDataSource For jps-config-jse.xml Store Type: DB_ORACLE Location/Endpoint: jdbc:oracle:thin:@adc2120515.us.myComp.com:1521/OWSM.US.COM User: DEV_OPSS
ID、アプリケーション特定ポリシー、システム・ポリシー、特定資格フォルダまたはすべての資格を移動するオフライン・コマンドを示します。
説明
セキュリティ・アーティファクトをソース・リポジトリからターゲット・リポジトリに移行します。詳細は、migrateSecurityStoreスクリプトを使用した移行に関する項を参照してください。
ブート・ストラップ資格ストアを更新するオフライン・コマンドを示します。
説明
指定したユーザー名およびパスワードでブート・ストラップ資格を更新します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
一般的に、次のシナリオの場合に使用されます: ドメイン・ポリシーおよび資格証明ストアはLDAPベースで、(LDAPサーバーに格納された)LDAPストアにアクセスする資格証明が変更されたとします。その後、このコマンドを使用して、ブート・ストラップ資格ストアにこれらの変更を設定できます。
構文
modifyBootStrapCredential(jpsConfigFile, username, password)
引数 | 定義 |
---|---|
jpsConfigFile
|
コマンドが実行している場所に対してファイルjps-config.xml の場所を指定します。 |
username
|
LDAPストア内のユーザーの識別名を指定します。 |
password
|
ユーザーのパスワードを指定します。 |
例
LDAPストアでは、識別された名cn=orcladmin
のユーザーのパスワードをwelcome1
に変更しており、設定ファイルjps-config.xml
を現在のディレクトリに存在している場合、次の例は、ブート・ストラップ資格ストア内のパスワードをwelcome1
に変更します。
wls:/mydomain/serverConfig> modifyBootStrapCredential(jpsConfigFile='./jps-config.xml', username='cn=orcladmin', password='welcome1')
監査サービスに対する任意の出力を無視できます。
ポリシーおよび資格ストアをLDAPリポジトリに移動するオンライン・コマンドを示します。
説明
スクリプトreassociateSecurityStore
は、OPSSセキュリティ・ストアをソースからLDAPベースまたはDBベースのターゲット・ストアに移行して、jps-config.xml
ファイルおよびjps-config-jse.xml
ファイル内のサービスをターゲット・リポジトリにリセットします。また、別のドメイン内のOPSSセキュリティ・ストアを指定して共有することもできます(後述のオプション引数join
を参照)。OPSSのバイナリとターゲットのポリシー・ストアには、バージョンの互換性が必要です。
詳細および例は、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』を参照してください。
ドメイン資格証明暗号化鍵をリストアするオフライン・コマンド。
説明
ドメイン・ブートストラップ・キーの状態を、importEncryptionKeyの実行前の状態にリストアします。
構文
restoreEncryptionKey(jpsConfigFile)
引数 | 定義 |
---|---|
jpsConfigFile
|
コマンドが実行している場所に対してファイルjps-config.xml の場所を指定します。 |
例
restoreEncryptionKey(jpsConfigFile="pathName")
ロールからプリンシパルを削除するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したアプリケーション・ストライプおよび名前のロールからプリンシパル(クラスまたは名前)を削除します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
revokeAppRole(appStripe, appRoleName, principalClass, principalName)
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。 |
appRoleName
|
ロール名を指定します。 |
principalClass
|
クラスの完全修飾名を指定します。 |
principalName
|
プリンシパルの名前を指定します。 |
例
次の例は、アプリケーション・ストライプmyApp
およびロール名myRole
のロールからプリンシパルを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> revokeAppRole(appStripe="myApp", appRoleName="myRole",principalClass="com.example.xyzPrincipal", principalName="myPrincipal")
資格を削除するオンライン・コマンド。
説明
資格を削除し、指定されたアプリケーション・ストライプ内のプリンシパルからその資格を取り消します。
構文
revokeEntitlement(appStripe="appStripeName", principalClass="principalClass", principalName="principalName" ,-permSetName="entName")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格の削除対象のアプリケーション・ストライプを指定します。 |
principalClass
|
プリンシパルに関連付けられているクラスを指定します。 |
principalName
|
資格が取り消されるプリンシパルの名前を指定します。 |
permSetName
|
削除する資格の名前を指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplicationの権限myEntitlementを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> revokeEntitlement(appStripe="myApplication", principalClass="oracle.security.jps.service.policystore.ApplicationRole", principalName="myPrincipalName", permSetName="myEntitlement")
特権を削除するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したコード・ベースおよびURLの特権を削除します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
revokePermission([appStripe,] [codeBaseURL,] [principalClass,] [principalName,]permClass, [permTarget,] [permActions])
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
アプリケーション・ストライプを指定します。指定しない場合、コマンドを使用してシステム・ポリシーが処理されます。 |
codeBaseURL
|
特権のあるコードのURLを指定します。 |
principalClass
|
クラス(被譲与者)の完全修飾名を指定します。 |
principalName
|
被譲与者のプリンシパル名を指定します。 |
permClass
|
permissionクラスの完全修飾名を指定します。 |
permTarget
|
利用可能であれば、特権対象の名前を指定します。一部の特権には、この属性を含むことができない場合があります。 |
permActions
|
付与されたアクションのカンマ区切りのリストを指定します。一部の特権には、この属性が含まれない可能性があり、利用可能なアクションは、permissionクラスによって異なります。 |
例
次の例は、指定したデータのアプリケーション特権(アプリケーション・ストライプmyApp
のアプリケーション)を削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> revokePermission(appStripe="myApp", principalClass="my.custom.Principal", principalName="manager", permClass="java.security.AllPermission")
以下の例は、システムの指定したデータの特権を削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> revokePermission(principalClass="my.custom.Principal", principalName="manager", permClass="java.io.FilePermission", permTarget="/tmp/fileName.ext", permActions="read,write")
資格からリソースを削除するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプ内の資格からリソースを削除します。
構文
revokeResourceFromEntitlement(appStripe="appStripeName", name="entName", resourceName="resName", resourceType="resTypeName", actions="actionList")
引数 | 定義 |
---|---|
appStripe
|
資格が存在するアプリケーション・ストライプを指定します。 |
name
|
変更する資格の名前を指定します。 |
resourceName
|
削除するリソースの名前を指定します。 |
resourceType
|
削除するリソースのタイプを指定します。 |
actions
|
削除するアクションのカンマ区切りのリストを指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内の資格myEntitlementからリソースmyResourceを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> revokeResourceFromEntitlement(appStripe="myApplication", name="myEntitlement", resourceName="myResource", resourceType="myResType", actions="view,edit")
ドメイン暗号化鍵を変更するオフライン・コマンド。
説明
このオフライン・スクリプトは、現在のドメインOPSS暗号化鍵を新しい暗号化鍵に置換します。現在の鍵は削除されずにアーカイブされ、その鍵を使用して暗号化したデータの復号化に使用されます。
次の重要な点に注意してください。
このコマンドは、ドメイン内の管理サーバーから実行する必要があります。実行後、サーバーを再起動する必要はありません。
ドメインがセキュリティ・ストアにアクセスしている唯一のドメインである場合は、他に必要な操作はありません。
ただし、2つ以上のドメインがセキュリティ・ストアを共有している場合は、exportEncryptionKeyおよびimportEncryptionKeyスクリプトを使用して、スクリプトが実行されたドメインから新しく生成された鍵をエクスポートし、セキュリティ・ストアを共有しているその他のドメインそれぞれにインポートする必要があります。
構文
rollOVerEncryptionKey(jpsConfigFile="pathName")
引数 | 定義 |
---|---|
jpsConfigFile | jps-config.xmlファイルの場所を指定します。このスクリプトを実行する場所への相対パスまたはフルパスを指定します。 |
例
次の例は、ストライプmyApplication内のすべてのリソース・タイプを一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> rollOverEncryptionKey(jpsConfigFile="myConfig")
資格のタイプ、ユーザー名およびパスワードを変更するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定したマップ名およびキー名の資格ストア内の資格のタイプ、ユーザー名、パスワード、URLおよびポート番号を変更します。このコマンドは、パスワード・タイプのみの資格にカプセル化されたデータを更新できます。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。このコマンドは、対話型モードでのみ実行します。
構文
updateCred(map, key, user, password, [desc])
引数 | 定義 |
---|---|
map
|
マップ名(フォルダ)を指定します。 |
key
|
キー名を指定します。 |
user
|
資格ユーザー名を指定します。 |
password
|
資格のパスワードを指定します。 |
desc
|
資格を説明する文字列を指定します。 |
例
次の例は、指定したデータでパスワード資格証明を更新します。
wls:/mydomain/serverConfig> updateCred(map="myMap", key="myKey", user="myUsr", password="myPassw", desc="updated passw cred to connect to app xyz")
ドメイン・トラスト・サービスの構成を、プロパティ・ファイルで渡された値で更新するオフライン・コマンド。
説明
ドメイン・トラスト・サービスの構成を更新します。エラーが発生した場合は、WLSTException
が返されます。
構文
updateTrustServiceConfig([providerName="<the provider name>",] propsFile="<path of properties file>")
引数 | 定義 |
---|---|
providerName
|
(オプション)トラスト・サービス・プロバイダの名前を指定します。指定を省略すると、デフォルトでtrust.provider.embedded が設定されます。 |
propsFile
|
プロパティ値が設定されているファイルへのパスを指定します。 |
プロパティ・ファイルの例を示します。
trust.keystoreType=KSS trust.keyStoreName=kss://<stripeName>/<keystoreName> trust.trustStoreName=kss://<stripeName>/<truststoreName> trust.aliasName=<aliasName> trust.issuerName=<aliasName>
指定されるプロパティのリストは、プロパティtrust.keystoreType
の値によって異なる点に注意してください。可能なタイプはKSS
またはJKS
です。プロパティが空の文字列に設定されている場合、そのプロパティはトラスト・サービス構成から削除されます。使用可能なプロパティのリストは、トラスト・サービスのプロパティに関する項を参照してください。
例
次の例は、ファイルmyPropsで指定された値でトラスト・ストア・サービスを更新します。
wls:/mydomain/serverConfig> updateTrustServiceConfig(providerName="myProvider", propsFile="myProps")
表2-3に表示されているWLSTコマンドを使用して、監査ポリシーおよび監査リポジトリ設定を表示し管理します。
表2-3 WLST監査コマンド
使用するコマンド | 目的 | WLSTでの使用 |
---|---|---|
|
データベースでIAUビューを作成するSQLスクリプトを生成します。 |
オンライン |
|
データベースで監査定義を作成するSQLスクリプトを生成します。 |
オンライン |
|
指定したコンポーネントの監査定義を監査ストアから削除します。 |
オンライン |
|
コンポーネントの監査設定をエクスポートします。 |
オンライン |
|
ビューに関する情報を取得します。 |
オンライン |
|
Java EE以外のコンポーネントのmBean名を表示します。 |
オンライン |
|
監査ポリシー設定を表示します。 |
オンライン |
|
監査リポジトリ設定を表示します。 |
オンライン |
|
コンポーネントの監査設定をインポートします。 |
オンライン |
|
監査可能なコンポーネントを一覧表示します。 |
オンライン |
|
1つ またはすべてのコンポーネントの監査イベントを表示します。 |
オンライン |
|
監査ポリシー設定を更新します。 |
オンライン |
|
監査リポジトリ設定を更新します。 |
オンライン |
|
指定したコンポーネントの監査定義を監査ストアに登録します。 |
オンライン |
詳細は、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』を参照してください。
Java EE以外のコンポーネントのmbean名を表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、インスタンス名、コンポーネント名、コンポーネントのタイプおよびコンポーネントの監査mbeanが実行しているOracle WebLogic Serverを指定したJava EE以外のコンポーネントのmbean名を表示します。mbeanは、Java EE以外のコンポーネントを管理するときに別の監査WLSTコマンドに対して必要なパラメータです。
構文
getNonJavaEEAuditMBeanName(instName, compName, compType, svrName)
引数 | 定義 |
---|---|
instName |
アプリケーション・サーバー・インスタンスの名前を指定します。 |
compName |
コンポーネント・インスタンスの名前を指定します。 |
compType |
コンポーネントのタイプを指定します。有効な値は、ohs、oid、ovdおよびWebCache。 |
svrName |
Oracle WebLogic Serverの名前を指定します。 |
例
次の例は、Oracleインターネット・ディレクトリのmBean名を表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> getNonJavaEEAuditMBeanName(instName='inst1', compName='oid1', compType='oid', svrName='AdminServer')
監査ポリシー設定を表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、フィルタの事前設定、特定ユーザー、カスタム・イベント、ログ・ファイルの最大サイズおよびログ・ディレクトリの最大サイズを含む監査ポリシー設定を表示します。コンポーネントmbean名は、Oracle HTTP ServerなどJava EE以外のコンポーネントに必要です。
構文
getAuditPolicy([mbeanName, componentType])
引数 | 定義 |
---|---|
mbeanName |
Java EE以外のコンポーネントに対してコンポーネント監査MBeanの名前を指定します。 |
componentType |
監査ストアに登録されている特定のコンポーネントの監査ポリシーを要求します。指定しない場合、jps-config.xml 内の監査ポリシーが戻されます。 |
例
次の例は、Java EEコンポーネントの監査設定を表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> getAuditPolicy(componentType='JPS'); Location changed to domainRuntime tree. This is a read-only tree with DomainMBean as the root. For more help, use help(domainRuntime) FilterPreset:All Max Log File Size:104857600
次の例は、MBean CSAuditProxyMBean
の監査設定を表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> getAuditPolicy(on='oracle.security.audit.test:type=CSAuditMBean, name=CSAuditProxyMBean')
監査ポリシーを更新するオンライン・コマンドを示します。
説明
監査ポリシー設定を行うオンライン・コマンドを示します。フィルタの事前設定、ユーザーの追加/削除およびカスタム・イベントの追加/削除を行うことができます。コンポーネントmbean名は、Oracle HTTP ServerなどJava EE以外のコンポーネントに必要です。
構文
setAuditPolicy([mbeanName],[filterPreset],[addSpecialUsers], [removeSpecialUsers],[addCustomEvents],[removeCustomEvents], [componentType], [maxFileSize], [andCriteria], [orCriteria], [componentEventsFile])
引数 | 定義 |
---|---|
mbeanName |
Java EE以外のコンポーネントに対してコンポーネント監査MBeanの名前を指定します。 |
filterPreset |
フィルタの変更する事前設定を指定します。 |
addSpecialUsers |
追加する特定ユーザーを指定します。 |
removeSpecialUsers |
削除する特定ユーザーを指定します。 |
addCustomEvents |
追加するカスタム・イベントを指定します。 |
removeCustomEvents |
削除するカスタム・イベントを指定します。 |
componentType |
更新するコンポーネント定義タイプを指定します。コンポーネントの監査ランタイム・ポリシーが監査ストアに登録されます。指定しない場合、jps-config.xmlに定義されている監査設定が変更されます。 |
maxFileSize |
ログ・ファイルの最大サイズを指定します。 |
andCriteria |
事前定義済のカスタム・フィルタ定義においてand 条件を指定します。 |
orCriteria |
事前定義済のカスタム・フィルタ定義においてor 条件を指定します。 |
componentEventsFile |
11gリリース1 (11.1.1.6)のメタデータ・モデルのコンポーネント定義ファイルを指定します。11gリリース1 (11.1.1.6)メタデータ・モデル・コンポーネントの監査ストア内の監査ポリシーを作成/更新する場合、フィルタの事前定義済レベルがCustomに設定されているときは、このパラメータが必要です。 |
例
次の例は、監査ポリシーをNone
レベルに設定し、ポリシーからuser1
を削除するときに、user2
およびuser3
を追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> setAuditPolicy (filterPreset= 'None',addSpecialUsers='user2,user3',removeSpecialUsers='user1',componentType='JPS') wls:/mydomain/serverConfig> getAuditPolicy(componentType='JPS'); Already in Domain Runtime Tree FilterPreset:None Special Users:user2,user3 Max Log File Size:104857600
次の例は、ポリシーからログアウト・イベントを削除すると同時に、ログイン・イベントを追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> setAuditPolicy(filterPreset= 'Custom',addCustomEvents='UserLogin',removeCustomEvents='UserLogout')
次の例は、監査ポリシーをLow
レベルに設定します。
wls:/IDMDomain/domainRuntime> setAuditPolicy(filterPreset='Low',componentType='JPS); Already in Domain Runtime Tree Audit Policy Information updated successfully wls:/IDMDomain/domainRuntime> getAuditPolicy(componentType='JPS') Already in Domain Runtime Tree FilterPreset:Low Max Log File Size:104857600
次の例は、カスタム・フィルタを設定して、CheckAuthorization
イベントを監査します。
wls:/IDMDomain/domainRuntime>setAuditPolicy(filterPreset='Custom',
componentType='JPS',addCustomEvents='Authorization:CheckPermission,
CheckSubject;CredentialManagement:CreateCredential,DeleteCredential'); Already in Domain Runtime Tree Audit Policy Information updated successfully wls:/IDMDomain/domainRuntime> getAuditPolicy(componentType='JPS'); Already in Domain Runtime Tree FilterPreset:Custom Special Users:user1 Max Log File Size:104857600 Custom Events:JPS:CheckAuthorization
監査リポジトリ設定を表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、Java EEコンポーネントおよびアプリケーション(Oracleインターネット・ディレクトリなどその他のコンポーネントの場合は、リポジトリ設定は、opmn.xmlに存在しています)の監査リポジトリ設定を表示します。また、リポジトリはデータベース型の場合、データベース設定を表示します。
構文
getAuditRepository
例
次の例は、監査リポジトリ設定を表示します。
wls:/IDMDomain/domainRuntime> getAuditRepository() Already in Domain Runtime Tree Repository Type:File
監査リポジトリ設定を更新するオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、Java EEおよびSEコンポーネントおよびアプリケーション(Oracleインターネット・ディレクトリなどその他のコンポーネントの場合は、リポジトリが、opmn.xml
を編集して設定されます)の監査リポジトリ設定を設定します。
構文
setAuditRepository([switchToDB],[dataSourceName],[interval], [timezone], [repositoryType], [logDirectory], [jdbcString], [dbUser], [dbPassword])
引数 | 定義 |
---|---|
switchToDB |
true の場合、リポジトリをファイルからデータベースに切り替えます。有効な値: true 。 |
dataSourceName |
データソースのJNDI名を指定します。このデータ・ソースは、指定したOracle WebLogic Serverドメイン内に構成される必要があります。 |
interval |
監査ローダーのスリープ時間を秒単位で指定します。 |
timezone |
監査ローダーによって監査イベントのタイムスタンプが記録されるタイムゾーンを指定します。有効な値は、utc およびlocal です。 |
repostoryType |
データをアップロードするデータベースのタイプを指定します。サポートされるデータベース・タイプは、Oracle、MS SQL ServerおよびIBM DB2です。 |
logDirectory |
バス・ストップ・ファイルを格納するSEアプリケーションの監査ログ・ディレクトリを指定します。 |
jdbcString |
SEアプリケーションへの監査レジストリjdbc接続文字列を指定します。 |
dbUser |
監査リポジトリIAUスキーマのユーザーを指定します。 |
interval |
監査リポジトリIAUスキーマのパスワードを指定します。 |
例
次の例は、監査リポジトリを特定のデータベースに変更し、監査ローダー間隔を14秒に設定し、タイムゾーンをUTCに設定します。
wls:/mydomain/serverConfig> setAuditRepository(switchToDB="true", dataSourceName="jdbc/AuditDB",interval="14",timezone="utc", repositoryType="DB_ORACLE", logDirectory="/foo", jdbcString="jdbc:oracle:thin:@db.example.com:5001:sid", dbUser="scott_iau", dbPassword="tiger")
コマンドの監査イベントを表示するオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、コンポーネントの監査イベントおよび属性を表示します。Java EE以外のコンポーネントの場合は、コンポーネントmbean名をパラメータとして渡します。Oracle Platform Security Services (OPSS)などJava EEアプリケーションおよびサービスでは、mbeanパラメータは不要です。コンポーネントのタイプを除いて、すべてのコンポーネントに対して適用するすべての一般的な属性が表示されます。
構文
listAuditEvents([mbeanName],[componentType])
引数 | 定義 |
---|---|
mbeanName |
コンポーネントMBeanの名前を指定します。 |
componentType |
コンポーネント・タイプを指定します。リストに表示される情報は、そのコンポーネント・タイプのすべてのイベントに限定されます。 |
例
次の例は、Oracle Platform Security Servicesコンポーネントの監査イベントを表示します。
wls:/IDMDomain/domainRuntime> listAuditEvents(componentType='JPS'); Already in Domain Runtime Tree Common Attributes ComponentType Type of the component. For MAS integrated SystemComponents this is the componentType InstanceId Name of the MAS Instance, that this component belongs to HostId DNS hostname of originating host HostNwaddr IP or other network address of originating host ModuleId ID of the module that originated the message. Interpretation is unique within Component ID. ProcessId ID of the process that originated the message
次の例は、Oracle HTTP Serverの監査イベントを表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listAuditEvents(componentType='ohs')
次の例は、すべての監査イベントを表示します。
wls:/IDMDomain/domainRuntime> listAuditEvents(); Already in Domain Runtime Tree Components: DIP JPS OIF OWSM-AGENT OWSM-PM-EJB ReportsServer WS-PolicyAttachment WebCache WebServices Attributes applicable to all components: ComponentType InstanceId HostId HostNwaddr ModuleId ProcessId OracleHome HomeInstance ECID RID ...
コンポーネントの監査設定をエクスポートするオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、監査設定をファイルにエクスポートします。Java EE以外のコンポーネントの場合は、コンポーネントmbean名をパラメータとして渡します。Oracle Platform Security Services (OPSS)などJava EEアプリケーションおよびサービスでは、mbeanパラメータは不要です。
構文
exportAuditConfig([mbeanName],fileName, [componentType])
引数 | 定義 |
---|---|
mbeanName |
Java EE以外のコンポーネントのMBeanの名前を指定します。 |
fileName |
監査設定をエクスポートする必要があるパスおよびファイル名を指定します。 |
componentType |
特定のコンポーネントのイベントのみをファイルにエクスポートすることを指定します。指定しない場合、jps-config.xml 内の監査設定がエクスポートされます。 |
例
次の例は、コンポーネントの監査設定をエクスポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> exportAuditConfig(on='oracle.security.audit.test:type=CSAuditMBean, name=CSAuditProxyMBean',fileName='/tmp/auditconfig')
次の例は、Java EEコンポーネントの監査設定をエクスポートします。mBeanは指定されていません。
wls:/mydomain/serverConfig> exportAuditConfig(fileName='/tmp/auditconfig')
コンポーネントの監査設定をインポートするオンライン・コマンドを示します。
説明
このコマンドは、外部ファイルから監査設定をインポートします。Java EE以外のコンポーネントの場合は、コンポーネントmbean名をパラメータとして渡します。Oracle Platform Security Services (OPSS)などJava EEアプリケーションおよびサービスでは、mbeanパラメータは不要です。
構文
importAuditConfig([mbeanName],fileName, [componentType])
引数 | 定義 |
---|---|
mbeanName |
Java EE以外のコンポーネントのMBeanの名前を指定します。 |
fileName |
監査設定をインポートする必要があるパスおよびファイル名を指定します。 |
componentType |
特定のコンポーネントのイベントのみをファイルからインポートすることを指定します。指定しない場合、jps-config.xml 内の監査設定がインポートされます。 |
例
次の例は、コンポーネントの監査設定をインポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> importAuditConfig(on='oracle.security.audit.test:type=CSAuditMBean, name='CSAuditProxyMBean',fileName='/tmp/auditconfig')
次の例は、ファイルから監査設定をインポートします。mBeanは指定されていません。
wls:/mydomain/serverConfig> importAuditConfig(fileName='/tmp/auditconfig')
データベースで監査のビューを生成するSQLスクリプトを作成します。
説明
このコマンドは、指定したコンポーネントの監査定義のデータベース・ビューを作成するために使用するSQLスクリプトを生成します。スクリプトは指定したファイルに書き込まれるとともに、コンソールに出力されます。
SQLスクリプトを実行すると、サイトの監査モデルに応じて次のように結果になります。
11.1.1.6.0モデルを使用していて、コンポーネントが監査ストアに登録されている場合、スクリプトは、指定したコンポーネントのシステム・コンポーネント表(IAU_COMMON、IAU_USERSESSION、IAU_AUDITSERVICEおよびIAU_CUSTOM)を使用してビューを作成します。
11.1.1.6.0より前のモデルを使用していて、コンポーネントは監査ストアに登録されていないが、イベント定義はcomponent_events.xmlファイル(oracle_common/modules/oracle.iau_11.1.1/components/componentTypeディレクトリ内)にある場合、IAU_BASEおよびコンポーネント表を使用してビューが作成されます。
構文
createAuditDBView(fileName, componentType, [dbType], [viewType])
引数 | 定義 |
---|---|
fileName |
SQLスクリプトが書き込まれるパスとファイル名。 |
componentType |
登録されたコンポーネントの名前。 |
dbType |
データベース・タイプ。次のいずれかになります: DB_ORACLE、MS_SQL_SERVER、IBM_DB2。 |
viewType |
ビュー・タイプ。次のいずれかになります: SIMPLE、INDEXABLE。 |
例
wls:/mydomain/serverConfig> createAuditDBView(fileName="/tmp/JPSAuditView.sql", componentType="JPS", dbType="DB_ORACLE", viewType=INDEXABLE)
データベースでIAUビューを作成するSQLスクリプトを生成します。
説明
生成されたスクリプトは、デフォルトで、コンポーネントが監査サービスに登録されている場合はSIMPLEビューを作成します。SIMPLEからINDEXABLEへとビューを切り替えるか、またはデータベースにビューを作成します。INDEXABLEビューは、Oracleデータベースのみでサポートされています。SIMPLEビューは、IAU_VIEWERスキーマのすべてのサポートされるデータベース用に作成することができます。
構文
createIAUView(componentType, [viewType])
引数 | 定義 |
---|---|
componentType |
定義がビューの基礎となるコンポーネントです。 |
viewType |
ビューのタイプ。有効な値はSIMPLEまたはINDEXABLEです。デフォルトはSIMPLEです。 |
例
wls:/mydomain/serverConfig>createIAUView(componentType="AuditApp, viewType="INDEXABLE") wls:/mydomain/serverConfig>createIAUView(componentType="AuditApp, viewType="SIMPLE") wls:/mydomain/serverConfig>createIAUView(componentType="AuditApp")
コンポーネントのビューに関する情報を返します。
説明
指定したコンポーネントのビューに関する情報を取得します。
構文
getIAUViewInfo(componentType)
引数 | 定義 |
---|---|
componentType |
定義がビューの基礎となるコンポーネントです。 |
例
wls:/mydomain/serverConfig> getIAUViewInfo(componentType="JPS")
監査可能なコンポーネントを一覧表示します。
説明
このコマンドは、監査可能なコンポーネントのリストを作成します。11.1.1.6.0モデルおよび11.1.1.6.0より前のモデルを使用する監査ストアに登録されたコンポーネントを一覧表示します。
構文
listAuditComponents(fileName)
引数 | 定義 |
---|---|
fileName |
出力が書き込まれるパスとファイル名を指定します。 |
例
listAuditComponents(fileName = "/tmp/complist.txt")
コンポーネントを監査サービスに登録します。
説明
指定したコンポーネントのイベント定義および変換コンテンツを監査ストアに追加します。11.1.1.6.0より前の監査XMLスキーマ定義を使用して登録しようとすると、11.1.1.6.0 XMLスキーマ定義にアップグレードされてから監査ストアに登録されます。
構文
registerAudit(xmlFile, [xlfFile],componentType,[mode=OVERWRITE|UPGRADE], [createView=SIMPLE|INDEXABLE|DISABLE])
引数 | 定義 |
---|---|
xmlFile |
コンポーネント・イベント定義ファイルを指定します。 |
xlfFile |
component xlf jarファイルを指定します。オプション。 |
componentType |
登録するコンポーネントを指定します。 |
mode |
オプション。OVERWRITEまたはUPGRADE。デフォルトはUPGRADEです。 |
createView |
オプション。SIMPLE、INDEXABLEまたはDISABLE。デフォルトはSIMPLEです。 |
例
wls:/mydomain/serverConfig>registerAudit(xmlFile="/tmp/comp.xml", xmlFile="/tmp/comp_xlf.jar", componentType="AuditApp", mode="UPGRADE", createView=INDEXABLE)
この項では、OPSSキーストア・サービスで使用されるコマンドについて説明します。
注意: キーストア・サービスのコマンドを使用するには、OPSSハンドルを取得する必要があります。以降の説明では、このハンドルをsvc と表記します。詳細は、『Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』のキーストア・サービスを使用した鍵および証明書の管理に関する項を参照してください。 |
表2-4では、キーストア・サービスを管理するために使用されるWLSTコマンドを示します。
表2-4 OPSSキーストア・サービス・コマンド
使用するコマンド... | 目的... | 使用するWLST... |
---|---|---|
|
キーのパスワードを変更します。 |
オンライン |
|
キーストアのパスワードを変更します。 |
オンライン |
|
キーストアを作成します。 |
オンライン |
|
キーストアを削除します。 |
オンライン |
|
キーストア内のエントリを削除します。 |
オンライン |
|
キーストアをファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
証明書をファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
exportKeyStoreCertificateRequest |
証明書リクエストをファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
鍵ペアを生成します。 |
オンライン |
|
秘密鍵を生成します。 |
オンライン |
|
証明書または信頼できる証明書に関する情報を取得します。 |
オンライン |
getKeyStoreSecretKeyProperties |
秘密鍵プロパティを取得します。 |
オンライン |
|
ファイルからキーストアをインポートします。 |
オンライン |
|
証明書または他のオブジェクトをインポートします。 |
オンライン |
|
指定された期間内に期限切れとなる証明書を一覧表示します。 |
オンライン |
|
キーストア内の別名を一覧表示します。 |
オンライン |
|
ストライプ内のすべてのキーストアを一覧表示します。 |
オンライン |
|
管理サーバーのキーストアをセキュリティ・ストアのキーストアと同期します。 |
オンライン |
キーのパスワードを変更します。
説明
キーのパスワードを変更します。
構文
changeKeyPassword(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', currentkeypassword='currentkeypassword', newkeypassword='newkeypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアを含むストライプの名前を指定します |
name
|
キーストアの名前を指定します |
password
|
キーストアのパスワードを指定します |
alias
|
パスワードを変更するキー・エントリの別名を指定します |
currentkeypassword
|
キーの現在のパスワードを指定します |
newkeypassword
|
キーの新しいパスワードを指定します |
例
次の例は、キー・エントリorakey
のパスワードを変更します。
wls:/mydomain/serverConfig> changeKeyPassword(appStripe='system', name='keystore', password='password', alias='orakey', currentkeypassword='currentkeypassword', newkeypassword='newkeypassword')
キーストアのパスワードを変更します。
説明
指定されたキーストアのパスワードを変更します。
構文
changeKeyStorePassword(appStripe='stripe', name='keystore', currentpassword='currentpassword', newpassword='newpassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアを含むストライプの名前を指定します |
name
|
キーストアの名前を指定します |
currentpassword
|
キーストアの現在のパスワードを指定します |
newpassword
|
キーストアの新しいパスワードを指定します |
例
次の例は、keystore2
のパスワードを変更します。
wls:/mydomain/serverConfig> changeKeyStorePassword(appStripe='system', name='keystore2', currentpassword='currentpassword', newpassword='newpassword')
このキーストア・サービス・コマンドは、新しいキーストアを作成します。
説明
指定されたアプリケーション・ストライプに新しいキーストアを作成します。
構文
createKeyStore(appStripe='stripe', name='keystore', password='password',permission=true|false)
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが作成されるストライプの名前を指定します。 |
name
|
新しいキーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
permission
|
キーストアがパーミッションによってのみ保護される場合、このパラメータはtrueです。パーミッションとパスワードの両方によって保護される場合はfalseです。 |
例
次の例は、keystore1
という名前のキーストアを作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createKeyStore(appStripe='system', name='keystore1', password='password', permission=true)
指定されたキーストアを削除します。
説明
このキーストア・サービス・コマンドは、指定されたキーストアを削除します。
構文
deleteKeyStore(appStripe='stripe', name='keystore', password='password')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
削除するキーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
例
次の例は、keystore1
という名前のキーストアを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteKeyStore(appStripe='system', name='keystore1', password='password')
キーストア・エントリを削除します。
説明
このコマンドは、キーストア内の指定されたエントリを削除します。
構文
deleteKeyStoreEntry(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
削除するエントリの別名を指定します |
keypassword
|
削除するエントリのキー・パスワードを指定します |
例
次の例は、別名orakey
で表されるキーストア・エントリを削除します。
wls:/mydomain/serverConfig> deleteKeyStoreEntry(appStripe='system', name='keystore2', password='password', alias='orakey', keypassword='keypassword')
キーストアをファイルにエクスポートします。
説明
指定されたファイルにキーストアをエクスポートします。
構文
exportKeyStore(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', aliases='comma-separated-aliases', keypasswords='comma-separated-keypasswords', type='keystore-type', filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。また、この値は、コマンドの現在の使用方法に基づいて出力ファイルに適用されます。
キーストアがパスワードベースの場合、この引数の値は、パスワードベースのキーストアが作成されたときに指定したパスワードと同じである必要があります。そうでない場合、キーストアがパスワードベースでなければ、任意の値が有効です。 |
aliases
|
エクスポートする別名のカンマ区切りリストを指定します。 |
keypasswords
|
エクスポートするキーのパスワードを指定します。使用方法は、キーストア・タイプによって決まります。
|
type
|
エクスポートされるキーストアのタイプ。有効な値は、JKS、JCEKS、OracleWalletです。 |
filepath
|
タイプがJKSまたはJCEKSの場合、キーストアがエクスポートされるファイルの絶対パス(ファイル名を含む)です。タイプがOracleWalletの場合、キーストアがエクスポートされるディレクトリの絶対パスです。 |
例
次の例では、指定されたキーストアから2つの別名をエクスポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> exportKeyStore(appStripe='system', name='keystore2', password='password',aliases='orakey,seckey', keypasswords='keypassword1,keypassword2', type='JKS',filepath='/tmp/file.jks')
次の例は、キーストアをエクスポートしてOracleウォレット・ファイルを作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> exportKeyStore(appStripe='system', name='keystore2', password='mypassword',aliases='orakey,seckey', keypasswords='', type='OracleWallet',filepath='/tmp')
証明書をエクスポートします。
説明
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンをエクスポートします。
構文
exportKeyStoreCertificate(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword', type='entrytype',filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
エクスポートするエントリの別名を指定します |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
type
|
エクスポートするキーストア・エントリのタイプを指定します。有効な値は、Certificate、TrustedCertificateまたはCertificateChainです。 |
filepath
|
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンのエクスポート先となるファイルの絶対パスを指定します。 |
例
次の例は、別名orakey
に対応する証明書をエクスポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> exportKeyStoreCertificate(appStripe='system', name='keystore2', password='password', alias='orakey', keypassword='keypassword', type='Certificate', filepath='/tmp/cert.txt')
証明書リクエストをエクスポートします。
説明
証明書リクエストを生成し、キーストアからエクスポートします。
構文
exportKeyStoreCertificateRequest(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword', filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
エントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
filepath
|
証明書リクエストのエクスポート先となるファイルの絶対パスを指定します。 |
例
次の例は、別名orakey
に対応する証明書リクエストをエクスポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> exportKeyStoreCertificateRequest(appStripe='system', name='keystore2', password='password', alias='orakey', keypassword='keypassword', filepath='/tmp/certreq.txt')
キーストアに鍵ペアを生成します。
説明
指定されたアルゴリズムを使用して鍵ペアを生成し、それをデモCA署名付き証明書にラップします。
構文
generateKeyPair(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', dn='distinguishedname', keysize='keysize', alias='alias', keypassword='keypassword'[, algorithm='algoName’])
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
dn
|
鍵ペアをラップする証明書の識別名を指定します。 |
keysize
|
キー・サイズを指定します。 |
alias
|
鍵ペア・エントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
algorithm
|
生成されたキーを暗号化するために使用するアルゴリズムを指定します。有効な値はRSAまたはEC (Elliptic Curve Cryptography)のみです。オプション。指定しないと、コマンドではRSAアルゴリズムが使用されます。 |
例
次の例は、デフォルトのRSAアルゴリズムを使用してkeystore2
に鍵ペアを生成します。
wls:/mydomain/serverConfig> generateKeyPair(appStripe='system', name='keystore2', password='password', dn='cn=www.oracle.com', keysize='1024', alias='orakey', keypassword='keypassword')
次の例は、RSAアルゴリズムを使用してkeystore2
に鍵ペアを生成します。
wls:/mydomain/serverConfig> generateKeyPair(appStripe='system', name='keystore2', password='password', dn='cn=www.oracle.com', keysize='1024', alias='orakey', keypassword='keypassword', algorithm='RSA’)
次の例は、ECC (Elliptic Curve Cryptography)アルゴリズムを使用してkeystore2
に鍵ペアを生成します。
wls:/mydomain/serverConfig> generateKeyPair(appStripe='system', name='keystore2', password='password', dn='cn=www.oracle.com', keysize='1024', alias='orakey', keypassword='keypassword', algorithm='EC’)
秘密鍵を生成します。
説明
キーストアに対称鍵を生成します。
構文
generateSecretKey(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', algorithm='algorithm', keysize='keysize', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
algorithm
|
対称鍵のアルゴリズムを指定します。 |
keysize
|
キー・サイズを指定します。 |
alias
|
キー・エントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
例
次の例は、keystore2
にキー・サイズ128の鍵ペアを生成します。
wls:/mydomain/serverConfig> generateSecretKey(appStripe='system', name='keystore2', password='password', algorithm='AES', keysize='128', alias='seckey', keypassword='keypassword')
キーストアから証明書を取得します。
説明
証明書または信頼できる証明書に関する情報を取得します。
構文
getKeyStoreCertificates(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
表示する証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンの別名を指定します。 |
keypassword
|
キー・パスワードを指定します。 |
例
次の例は、keystore3
に関連付けられている証明書を取得します。
wls:/mydomain/serverConfig> getKeyStoreCertificates(appStripe='system', name='keystore3', password='password', alias='orakey', keypassword='keypassword')
秘密鍵のプロパティを取得します。
説明
アルゴリズムなどの秘密鍵のプロパティを取得します。
構文
getKeyStoreSecretKeyProperties(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
プロパティを表示する秘密鍵の別名を指定します。 |
keypassword
|
秘密鍵のパスワードを指定します。 |
例
次の例は、秘密鍵seckey
のプロパティを取得します。
wls:/mydomain/serverConfig> getKeyStoreSecretKeyProperties(appStripe='system', name='keystore3', password='password', alias='seckey', keypassword='keypassword')
ファイルからキーストアをインポートします。
説明
システム・ファイルからキーストアをインポートします。
構文
importKeyStore(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', aliases='comma-separated-aliases', keypasswords='comma-separated-keypasswords', type='keystore-type', permission=true|false, filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが配置されるストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。次のルールが適用されます。
|
aliases
|
ファイルからインポートするエントリの別名をカンマで区切って指定します。タイプがOracleWalletに設定されている場合、必須ではありません。それ以外は必須の引数です。 |
keypasswords
|
ファイル内のキーのパスワードを指定します。次のルールが適用されます。
|
type
|
インポートされるキーストアのタイプを指定します。有効な値は、JKS、JCEKS、OracleWalletです。 |
filepath
|
タイプ がJKSまたはJCEKSの場合、インポートされるキーストア・ファイルの絶対パス(ファイル名を含む)を指定します。タイプがOracleWalletに設定されている場合、Oracleウォレットが存在するディレクトリの絶対パスを指定します。 |
permission
|
キーストアがパーミッションによってのみ保護される場合はtrue、パーミッションとパスワードの両方によって保護される場合はfalseを指定します。trueに設定されると、インポートされるファイルの権限は保護されるので、getKeyStoreまたはgetKeyを呼び出すとパスワードはnullに設定されます。 |
例
次の例は、JKSキーストア・ファイルをkeystore2
にインポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> importKeyStore(appStripe='system', name='keystore2', password='password',aliases='orakey,seckey', keypasswords='keypassword1, keypassword2', type='JKS', permission=true, filepath='/tmp/file.jks')
次の例は、Oracleウォレットをkeystore2
にインポートします。
importKeyStore(appStripe='system', name='keystore2', password='mypassword',aliases='orakey,seckey', keypasswords='', type='OracleWallet', permission=true, filepath='/tmp')
証明書または指定された他のオブジェクトをインポートします。
説明
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンをインポートします。
構文
importKeyStoreCertificate(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', alias='alias', keypassword='keypassword', type='entrytype',filepath='absolute_file_path')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
alias
|
インポートするエントリの別名を指定します。 |
keypassword
|
新たにインポートされるエントリのキー・パスワードを指定します。 |
type
|
インポートするキーストア・エントリのタイプを指定します。有効な値は、Certificate、TrustedCertificateまたはCertificateChainです。 |
filepath
|
証明書、信頼できる証明書または証明書チェーンのインポート元となるファイルの絶対パスを指定します。 |
例
次の例は、keystore2
に証明書をインポートします。
wls:/mydomain/serverConfig> importKeyStoreCertificate(appStripe='system', name='keystore2', password='password', alias='orakey', keypassword='keypassword', type='Certificate', filepath='/tmp/cert.txt')
期限切れになる証明書を一覧表示します。
説明
期限切れになる証明書を一覧表示し、オプションでそれらの期限を更新します。
構文
listExpiringCertificates(days='days', autorenew=true|false)
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
days
|
日数を指定します。リストには、指定された日数内に期限切れとなる証明書のみが含まれます。 |
autorenew
|
期限切れとなる証明書を自動的に更新する場合はtrue、それらを一覧表示するのみの場合はfalseを指定します。 |
例
次の例は、1年以内に期限切れとなる証明書を一覧表示し、それらの更新を要求します。
wls:/mydomain/serverConfig> listExpiringCertificates(days='365', autorenew=true)
キーストア内の別名を一覧表示します。
説明
キーストア内の、指定されたエントリ・タイプの別名を一覧表示します。
構文
listKeyStoreAliases(appStripe='stripe', name='keystore', password='password', type='entrytype')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアが存在するストライプの名前を指定します。 |
name
|
キーストアの名前を指定します。 |
password
|
キーストアのパスワードを指定します。 |
type
|
別名を一覧表示するエントリのタイプを指定します。有効な値は、Certificate、TrustedCertificate、SecretKeyまたは*です。 |
例
次の例は、keystore2
内の秘密鍵を一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listKeyStoreAliases(appStripe='system', name='keystore2', password='password', type='SecretKey')
ストライプ内のすべてのキーストアを一覧表示します。
説明
指定されたストライプ内のすべてのキーストアを一覧表示します。
構文
listKeyStores(appStripe='stripe')
引数 | 定義 |
---|---|
svc
|
getOpssService()のコールによって取得されるサービス・コマンド・オブジェクトを指定します。 |
appStripe
|
キーストアを一覧表示するストライプの名前を指定します。 |
例
次の例は、すべてのストライプ上のすべてのキーストアを一覧表示します。
wls:/mydomain/serverConfig> listKeyStores(appStripe='*')
中央リポジトリにあるOracle WebLogic Serverのキーストアおよびシステムのキーストアを、管理サーバー上のconfig
ドメイン・ディレクトリと同期します。
説明
中央のセキュリティ・ストアにあるキーストアを、ドメイン・ディレクトリ内のキーストアと同期します。
ターゲット形式がOracleウォレットの場合、指定されたストライプについて、すべてのKSSキーストアの内容をサーバー上の自動ログイン・ウォレットと同期します。
構文
構文は次のとおりです:
syncKeyStores(stripeName='component-type#component-name', keystoreFormat='exported_file_format', rootDirectory='root_dir_absolute_path')
引数 | 定義 |
---|---|
StripeName
|
コンポーネントに対応するストライプの名前を指定します。
|
keystoreFormat
|
ターゲット・キーストアの形式を指定します。有効な形式は、KSSおよびOracleWalletです。 |
rootDirectory
|
OracleWallet形式の場合、ウォレットが作成されるサーバー・ディレクトリの絶対パスを指定します。指定しない場合、デフォルトのAdmin_Server_Root/config/fmwconfig/ に設定されます。 |
注意: svc 引数はこのコマンドには適用されません。 |
例
次の例は、中央リポジトリでsystemストライプを検索して、その内容をDOMAIN_HOME/config/fmwconfig
ディレクトリのkeystores.xml
ファイルにダウンロードします。同じファイルにドメイン・トラスト・ストアのコンテンツもダウンロードします。
wls:/mydomain/serverConfig> syncKeyStores()
次の例は、ストライプohs#ohs1
内のすべてのキーストアに対応するOracleウォレットを生成します。
syncKeyStores(stripeName=”ohs#ohs1”, keystoreFormat=”OracleWallet”, rootDirectory=”/tmp/bin”)
表2-5に示されているWLSTコマンドを使用して、アイデンティティ・ディレクトリ・サービスのエンティティ属性、エンティティ定義、関係およびデフォルトの操作構成を管理します。
表2-5 WLSTアイデンティティ・ディレクトリ・サービス・コマンド
使用するコマンド... | 目的... | 使用するWLST... |
---|---|---|
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成を再ロードします。 |
オンライン |
|
エンティティ構成に新しい属性を追加します。 |
オンライン |
addAttributePropsInEntityConfig |
エンティティ構成内の属性に新しいプロパティを追加します。 |
オンライン |
|
指定されたエンティティに新しい属性を追加します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内の属性参照に新しいプロパティを追加します。 |
オンライン |
addCommonPropertyForOperationConfig |
指定された操作構成に新しいプロパティを追加します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成に新しいエンティティを追加します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内のエンティティに新しいプロパティを追加します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成に新しいエンティティ関係を追加します。 |
オンライン |
|
構成に新しいアイデンティティ・ディレクトリ・サービスを追加します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成に新しい操作構成を追加します。 |
オンライン |
|
指定された操作構成に新しいプロパティを追加します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成から属性を削除します。 |
オンライン |
deleteAttributePropsInEntityConfig |
エンティティ構成内の属性プロパティを削除します。 |
オンライン |
deleteAttrrefPropsInEntityConfig |
エンティティ構成内の属性参照プロパティを削除します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成からエンティティを削除します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内のエンティティ・プロパティを削除します。 |
オンライン |
|
指定されたエンティティ関係を削除します。 |
オンライン |
deleteIdentityDirectoryService |
構成内の指定されたアイデンティティ・ディレクトリ・サービスを削除します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内の操作構成を削除します。 |
オンライン |
listAllAttributeInEntityConfig |
エンティティ構成内のすべての属性を一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定されたエンティティ構成内に定義されているすべてのエンティティを一覧表示します。 |
オンライン |
listAllIdentityDirectoryService |
構成内のすべてのアイデンティティ・ディレクトリ・サービスを一覧表示します。 |
オンライン |
|
指定されたエンティティから属性を削除します。 |
オンライン |
removeCommonPropertyForOperationConfig |
指定された操作構成のプロパティを削除します。 |
オンライン |
removePropertyForOperationConfig |
指定された操作構成のプロパティを削除します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内の属性を更新します。 |
オンライン |
updateAttributePropsInEntityConfig |
エンティティ構成内の属性プロパティを更新します。 |
オンライン |
updateAttrrefPropsInEntityConfig |
エンティティ構成内の属性参照プロパティを更新します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内のエンティティのプロパティを更新します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内のエンティティのプロパティを更新します。 |
オンライン |
|
エンティティ構成内のエンティティ・プロパティを更新します。 |
オンライン |
dumpConnectionPoolStatsForInMemoryConfig |
現在のJVMに関連付けられているインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。 |
オンライン |
dumpConnectionPoolStatsForAllInMemoryConfig |
現在のJVMのすべてのインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。 |
オンライン |
dumpConnectionPoolStatsForAllFileBasedConfig |
現在のJVMのすべてのファイル・ベースのIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。 |
オンライン |
dumpConnectionPoolStatsForAllFileBasedConfig |
現在のJVMのすべてのファイル・ベースのIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。 |
オンライン |
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成を再ロードするオンライン・コマンド。
説明
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成を再ロードします。
構文
activateIDSConfigChanges()
このコマンドには、引数はありません。
例
次のコマンドは、アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成を再ロードします。
activateIDSConfigChanges()
エンティティ構成に属性を追加するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成に新しい属性を追加します
構文
addAttributeInEntityConfig(name, datatype, description, readOnly, pwdAttr, appName)
表2-6 addAttributeInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
追加する属性の名前。 |
|
属性のタイプは、次のいずれかとして定義されます。
|
|
追加する属性の説明。 |
|
属性が読取り専用であるか、変更可能であるかを指定するフラグ。 |
|
属性でパスワードが定義されるかどうかを指定するフラグ。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、userrole
エンティティのcommonname
属性を追加します。
addAttributeInEntityConfig('commonname','string','common name',false,false,'userrole')
エンティティ構成内の属性にプロパティを追加するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性に新しいプロパティを追加します。
構文
addAttributePropsInEntityConfig(name, propNames, propVals, appName)
表2-7 addAttributePropsInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
追加する属性の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 プロパティ( しかし、構成属性に対してはスキーマ・チェックを実行し、構成名とその値を解釈します。 |
|
"|"で区切られた対応するプロパティ値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、userrole
エンティティのorgunit
属性を追加します。
addAttributePropsInEntityConfig('orgunit','labelname|multivalued','common name|true','userrole')
エンティティに属性を追加するオンライン・コマンド。
説明
指定されたエンティティに新しい属性を追加します。
構文
addAttributeRefForEntity(name, attrRefName, attrRefFilter, attrRefDefaultFetch, appName)
表2-8 addAttributeRefForEntityの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
属性の追加先となるエンティティの名前。 |
|
エンティティに追加する属性の名前。 |
|
属性で使用されるフィルタのタイプで、次のいずれかとして定義されます。
|
|
属性がデフォルトでフェッチされるかどうかを指定するフラグ。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、userrole
エンティティにUser
属性を追加します。
addAttributeRefForEntity('User','givenname','none','true','userrole')
属性参照にプロパティを追加するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性参照に新しいプロパティを追加します。
構文
addAttrrefPropsInEntityConfig(entityName, attrName, propNames, propVals, appName)
表2-9 addAttrrefPropsInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
属性参照の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 プロパティ( しかし、構成属性に対してはスキーマ・チェックを実行し、構成名とその値を解釈します。 |
|
"|"で区切られた対応するプロパティ値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、org
エンティティの複数値プロパティlabelname
を追加します。
addAttrrefPropsInEntityConfig('org', 'orgunit','labelname|multivalued','common name|true','userrole')
操作構成にプロパティを追加するオンライン・コマンド。
説明
指定された操作構成に新しいプロパティを追加します。
構文
addCommonPropertyForOperationConfig(entityName, propName, propValue, appName)
表2-10 addCommonPropertyForOperationConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
この操作構成に追加するプロパティの名前。 |
|
この操作構成に追加するプロパティの値。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、新しいプロパティmember
を追加します。
addCommonPropertyForOperationConfig('groupmember.attr', 'member', 'userrole')
構成にエンティティを追加するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成に新しいエンティティを追加します。
構文
addEntity(name, type, idAttr, create, modify, delete, search, attrRefNames, attrRefFilters, attrRefDefaultFetches, appName)
表2-11 addEntityの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
属性の追加先となるエンティティの名前。 |
|
エンティティに追加する属性の名前。 |
|
追加するエンティティのアイデンティティ属性。 |
|
作成が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
変更が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
削除が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
検索が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
属性名の配列。 |
|
フィルタ・タイプ値の配列で、次のいずれかとして定義されます。
|
|
ブール文字列の配列(true、false)。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、Group
エンティティにgroup
属性を追加します。
addEntity('Group','group','commonname',true,true,true,true,'name|commonname','none|none','true|false','userrole')
エンティティにプロパティを追加します。
説明
エンティティ構成内のエンティティに新しいプロパティを追加するオンライン・コマンド。
構文
addEntityProps(name, propNames, propVals, appName)
表2-12 addEntityPropsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
"|"で区切られた対応するプロパティ値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、inclobjclasses
およびexclobjclasses
プロパティを追加します。
addEntityProps('User','inclobjclasses|exclobjclasses','inetorgperson|orclidxperson','userrole')
エンティティにエンティティ関係を追加するオンライン・コマンド。
説明
指定した属性のエンティティ構成に新しいエンティティ関係を追加します。
構文
addEntityRelation(name, type, fromEntity, fromAttr, toEntity, toAttr, recursive, appName)
表2-13 addEntityRelationの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
指定された属性のエンティティ間の関係の名前。 |
|
エンティティ関係のタイプ(ManyToMany、ManyToOne、OneToMany、OneToOne)。 |
|
関係元となるエンティティの名前。 |
|
関係元となる属性の名前。 |
|
関係先となるエンティティの名前。 |
|
関係先となる属性の名前。 |
|
エンティティ関係を再帰的として設定するフラグ。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、manager
およびUser
エンティティ間のmanager
関係を追加します。
addEntityRelation('manager', 'ManyToOne', 'User', 'manager', 'User', 'principal', false, 'userrole')
アイデンティティ・ストア・サービスを追加するオンライン・コマンド。
説明
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成に新しいIdentityStoreServiceを追加します。
構文
addIdentityDirectoryService(name, description, propNames, propValues)
表2-14 addIdentityDirectoryServiceの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
追加するIdentityStoreServiceの名前。 |
|
IdentityStoreServiceの説明。 |
|
IdentityStoreService構成に追加するプロパティ名の配列。 |
|
IdentityStoreService構成に追加するプロパティ名に対して定義される値の配列。 |
例
次のコマンドは、userrole
IdentityStoreServiceを追加します。
addIdentityDirectoryService('userrole', 'user role', 'ovd.context|entity.config', 'default|userrole')
エンティティに操作構成を追加するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成に新しい操作構成を追加します。
構文
addOperationConfig(entityName, propNames, propValues, appName)
表2-15 addOperationConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
操作構成の追加先となるエンティティの名前。 |
|
操作構成に追加するプロパティ名の配列。 |
|
操作構成に追加するプロパティのプロパティ値の配列。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、操作構成が追加されるUser
エンティティを追加します。
addOperationConfig('User', 'entity.searchbase', 'cn=users,dc=oracle,dc=com', 'userrole')
操作構成にプロパティを追加するオンライン・コマンド。
説明
指定された操作構成に新しいプロパティを追加します。
構文
addPropertyForOperationConfig(entityName, propName, propValue, appName)
表2-16 addPropertyForOperationConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
操作構成の追加先となるエンティティの名前。 |
|
操作構成に追加するプロパティ名。 |
|
操作構成に追加するプロパティの値。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、操作構成にプロパティを追加します。
addPropertyForOperationConfig('User','entity.searchbase', 'cn=users,dc=oracle,dc=com', 'userrole')
エンティティから属性を削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成から属性を削除します。
構文
deleteAttributeInEntityConfig(name, appName)
例
次のコマンドは、commonname
属性を削除します。
deleteAttributeInEntityConfig('commonname', 'userrole')
属性のプロパティを削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性プロパティを削除します。
構文
deleteAttributePropsInEntityConfig(name, propNames, appName)
表2-18 deleteAttributePropsInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
属性の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次の例は、userrole
エンティティからプロパティlabelname
を削除します。
deleteAttributePropsInEntityConfig('orgunit','labelname|multivalued','userrole')
エンティティ内の属性参照プロパティを削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の1つまたは複数の属性参照プロパティを削除します。
構文
deleteAttrrefPropsInEntityConfig(entityName, attrName, propNames, appName)
表2-19 deleteAttrrefPropsInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
属性参照の名前。 |
|
削除するプロパティ名のリスト。複数のプロパティを削除する場合は、"|"で区切る必要があります。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、org
エンティティのorgunit
属性参照から2つのプロパティを削除します。
deleteAttrrefPropsInEntityConfig('org', 'orgunit','labelname|multivalued','userrole')
エンティティを削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成からエンティティを削除します。
構文
deleteEntity(name, appName)
例
次のコマンドは、User
エンティティを削除します。
deleteEntity('User', 'userrole')
エンティティのプロパティを削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内のエンティティ・プロパティを削除します。
構文
deleteEntityProps(name, propNames, appName)
表2-21 deleteEntityPropsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、User
エンティティの2つのプロパティinclobjclasses
およびexclobjclasses
を削除します。
deleteEntityProps('User','inclobjclasses|exclobjclasses','userrole')
エンティティ間の関係を削除するオンライン・コマンド。
説明
指定された属性のエンティティ間の指定したエンティティ関係を削除します。
構文
deleteEntityRelation(name, appName)
例
次のコマンドは、指定したエンティティ間のmanager
関係を削除します。
deleteEntityRelation('manager', 'userrole')
指定したIdentityStoreServiceを削除するオンライン・コマンド。
説明
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成内の指定されたIdentityStoreServiceを削除します。
構文
deleteIdentityDirectoryService(name)
ここで、nameは、削除するIdentityStoreService構成の名前です。
例
次の例は、ids1
IdentityStoreService構成を削除します。
deleteIdentityDirectoryService('ids1')
操作構成を削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の操作構成を削除します。
構文
deleteOperationConfig(entityName, appName)
表2-23 deleteOperationConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
操作構成の削除元となるエンティティの名前。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、エンティティUser
とアプリケーションuserrole
と関連する操作構成を削除します。
deleteOperationConfig('User','userrole')
すべての属性を一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内のすべての属性を一覧表示します。
構文
listAllAttributeInEntityConfig(appName)
ここで、appNameは、属性のリストの取得元となるエンティティ構成を含むアイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前です。
例
次のコマンドは、userrole
エンティティから属性のリストを取得します。
listAllAttributeInEntityConfig('userrole')
エンティティ構成のすべてのエンティティを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
指定されたエンティティ構成内に定義されているすべてのエンティティを一覧表示します。
構文
listAllEntityInEntityConfig(appName)
ここで、appNameは、エンティティのリストの取得元となるエンティティ構成を含むアイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前です。
例
次のコマンドは、userrole
エンティティに関連するエンティティのリストを取得します。
listAllEntityInEntityConfig('userrole')
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成のすべてのIdentityStoreServiceを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成内のすべてのIdentityStoreServiceを一覧表示します。
構文
listAllIdentityDirectoryService()
このコマンドには、引数はありません。
例
次のコマンドは、アイデンティティ・ディレクトリ・サービス構成のすべてのIdentityStoreServiceを一覧表示します。
listAllIdentityDirectoryService()
エンティティから属性を削除するオンライン・コマンド。
説明
指定されたエンティティから属性を削除します。
構文
removeAttributeRefForEntity(name, attrRefName, appName)
表2-24 removeAttributeRefForEntityの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
属性の削除元となるエンティティの名前。 |
|
削除する属性の名前。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、User
エンティティと関連するgivenname
属性を削除します。
removeAttributeRefForEntity('User','givenname','userrole')
操作構成のプロパティを削除するオンライン・コマンド。
説明
指定された操作構成のプロパティを削除します。
構文
removeCommonPropertyForOperationConfig(entityName, propName, appName)
表2-25 removeCommonPropertyForOperationConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
この操作構成について削除するプロパティの名前。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、User
エンティティと関連するgroupmember.attr
プロパティを削除します。
removeCommonPropertyForOperationConfig('User','groupmember.attr','userrole')
操作構成のプロパティを削除するオンライン・コマンド。
説明
指定された操作構成のプロパティを削除します。
構文
removePropertyForOperationConfig(entityName, propName, appName)
表2-26 removePropertyForOperationConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
操作構成の削除元となるエンティティの名前。 |
|
操作構成から削除するプロパティ名。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、User
エンティティと関連するsearchbase
プロパティを削除します。
removePropertyForOperationConfig('User','entity.searchbase','userrole')
エンティティ構成の属性を更新するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性を更新します。
構文
updateAttributeInEntityConfig(name, attrNames, attrVals, appName)
表2-27 updateAttributeInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新するエンティティ属性の名前。 |
|
"|"で区切られた構成属性名のリスト。有効な構成属性名は次のとおりです。
|
|
"|"で区切られた対応する属性値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、commonname
属性を更新します。
updateAttributeInEntityConfig('commonname','readOnly|pwdAttr|attrInUse','true|false|false','userrole')
エンティティの属性のプロパティを更新するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性プロパティを更新します。
構文
updateAttributePropsInEntityConfig(name, propNames, propVals, appName)
表2-28 updateAttributePropsInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新する属性の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
"|"で区切られた対応するプロパティ値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、userrole
アプリケーションと関連するorgunit
属性のプロパティを更新します。
updateAttributePropsInEntityConfig('orgunit','multivalued','multivalued','userrole')
エンティティの属性参照プロパティを更新するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性参照プロパティを更新します。
構文
updateAttrrefPropsInEntityConfig(entityName, attrName, propNames, propVals, appName)
表2-29 updateAttrrefPropsInEntityConfigの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティの名前。 |
|
属性参照の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
"|"で区切られた対応するプロパティ値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、属性参照プロパティを更新します。
updateAttrrefPropsInEntityConfig('org', 'orgunit','entity.searchbase','multivalued','userrole')
エンティティのプロパティを更新するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内のエンティティのプロパティを更新します。
構文
updateEntity(name, type, idAttr, create, modify, delete, search, appName)
表2-30 updateEntityの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新するエンティティの名前。 |
|
エンティティのタイプ。 |
|
エンティティのアイデンティティ属性。 |
|
作成が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
変更が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
削除が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
検索が許可されていることを指定するフラグ。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、Group
エンティティと関連するプロパティを更新します。
updateEntity('Group','group','commonname',true,true,true,true,'userrole')
エンティティの構成属性を更新するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ属性の構成属性を更新します。
構文
updateEntityAttrs(name, attrNames, attrVals, appName)
表2-31 updateEntityAttrsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
エンティティ属性の名前。 エンティティ属性のプロパティを更新するには、「updateAttributePropsInEntityConfig」を参照してください。 |
|
構成属性名のリスト。複数の構成属性を更新する場合は、"|"で区切る必要があります。有効な構成属性名は次のとおりです。
|
|
"|"で区切られた対応する構成属性値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、User
エンティティと関連する構成属性を更新します。
updateEntityAttrs('User','idAttr|firstnameAttr','uid|givenname','userrole')
エンティティのプロパティを更新するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内のエンティティ・プロパティを更新します。
構文
updateEntityProps(name, propNames, propVals, appName)
表2-32 updateEntityPropsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新する属性の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
"|"で区切られた対応するプロパティ値のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、User
エンティティと関連するプロパティを更新します。
updateEntityProps('User','inclobjclasses|exclobjclasses','inetorgperson|orclidxperson','userrole')
エンティティ構成内の属性プロパティを削除するオンライン・コマンド。
説明
エンティティ構成内の属性プロパティを削除します。
構文
deleteAttributePropsInEntityConfig(name, propNames, appName)
表2-33 deleteAttributePropsInEntityConfig
引数 | 定義 |
---|---|
|
削除する属性の名前。 |
|
"|"で区切られたプロパティ名のリスト。 |
|
アイデンティティ・ディレクトリ・サービスの名前。 |
例
次のコマンドは、userrole
から属性プロパティorgunit
を削除します。
deleteAttributePropsInEntityConfig('orgunit','labelname|validvalues','userrole')
WLSが構成されている現在のJVMに関連付けられているインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプするオンライン・コマンド。
説明
WLSが構成されている現在のJVMに関連付けられているインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。
構文
dumpConnectionPoolStatsForInMemoryConfig(name, fileName)
例
次の例は、インメモリーIDS構成ids1
の接続プールの統計を指定されたファイルにダンプしています。
dumpConnectionPoolStatsForInMemoryConfig('ids1', '/tmp/dump.txt')
WLSが構成されている現在のJVMのすべてのインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプするオンライン・コマンド。
説明
WLSが構成されている現在のJVMのすべてのインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。
構文
dumpConnectionPoolStatsForAllInMemoryConfig(fileName)
例
次の例は、すべてのインメモリーIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプしています。
dumpConnectionPoolStatsForAllInMemoryConfig('/tmp/dump.txt')
WLSが構成されている現在のJVMのすべてのファイル・ベースのIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプするオンライン・コマンド。
説明
WLSが構成されている現在のJVMのすべてのファイル・ベースのIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。
構文
dumpConnectionPoolStatsForAllFileBasedConfig(name, fileName)
表2-36 dumpConnectionPoolStatsForAllFileBasedConfig
引数 | 定義 |
---|---|
|
ファイル・ベースのIDS構成の名前。 |
|
ファイルのフルパスを指定します。 |
例
次の例は、IDSファイル・ベースの構成の接続プールの統計を指定されたファイルにダンプしています。
dumpConnectionPoolStatsForFileBasedConfig('ids1', '/tmp/dump.txt')
WLSが構成されている現在のJVMのすべてのファイル・ベースのIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプするオンライン・コマンド。
説明
WLSが構成されている現在のJVMのすべてのファイル・ベースのIDS構成のLDAP接続プールの統計を指定されたファイルにダンプします。
構文
dumpConnectionPoolStatsForAllFileBasedConfig(fileName)
例
次の例は、すべてのファイル・ベースのIDS構成の接続プールの統計を指定されたファイルにダンプしています。
dumpConnectionPoolStatsForFileBasedConfig('/tmp/dump.txt')
表2-38に示されているWLSTコマンドを使用して、特定のOracle Platform Security Services (OPSS)コンテキストに関連付けられているlibOVD構成を管理します。
表2-38 WLST libOVDコマンド
使用するコマンド... | 目的... | 使用するWLST... |
---|---|---|
|
既存のアダプタのDN属性リストに属性を追加します。 |
オンライン |
|
LibOVD構成を再ロードします。 |
オンライン |
|
属性除外ルールを追加します。 |
オンライン |
|
新しい属性マッピング・ルールを追加します。 |
オンライン |
|
ドメイン除外ルールを追加します。 |
オンライン |
|
新しいドメイン・マッピング・ルールを追加します。 |
オンライン |
|
libOVD構成の既存の結合アダプタに結合ルールを追加します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタに新しいリモート・ホストを追加します。 |
オンライン |
|
新しいマッピング・コンテキストを作成します。 |
オンライン |
|
既存のアダプタに、またはグローバル・レベルでプラグインを追加します。 |
オンライン |
|
既存のアダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインに新しいパラメータ値を追加します。 |
オンライン |
addToRequestControlExcludeList |
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御除外リストにコントロールを追加します。 |
オンライン |
addToRequestControlIncludeList |
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御対象リストにコントロールを追加します。 |
オンライン |
|
指定されたビューをアダプタに割り当てます。 |
オンライン |
|
libOVD構成の新しい結合アダプタを作成します。 |
オンライン |
|
libOVD構成の新しいLDAPアダプタを作成します。 |
オンライン |
createLDAPAdapterWithDefaultPlugins |
指定されたディレクトリ・タイプに基づいて、デフォルトのプラグインで新しいLDAPアダプタを作成します。 |
オンライン |
|
新しいビューを作成します。 |
オンライン |
|
libOVD構成の既存のアダプタを削除します。 |
オンライン |
|
属性除外ルールを削除します。 |
オンライン |
|
属性マッピング・ルールを削除します。 |
オンライン |
|
ドメイン除外ルールを削除します。 |
オンライン |
|
ドメイン・マッピング・ルールを削除します。 |
オンライン |
|
指定されたマッピング・コンテキストを削除します。 |
オンライン |
|
指定されたビューを削除します。 |
オンライン |
|
libOVD構成の既存のアダプタの詳細を表示します。 |
オンライン |
|
libOVD構成用に構成されているすべてのアダプタの名前とタイプを一覧表示します。 |
オンライン |
|
すべてのマッピング・コンテキストを一覧表示します。 |
オンライン |
|
すべての属性ルールを一覧表示します。 |
オンライン |
|
すべてのドメイン・ルールを一覧表示します。 |
オンライン |
|
すべてのビューを一覧表示します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成を変更します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成のソケット・オプションを変更します。 |
オンライン |
removeAllRequestControlExcludeList |
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御除外リストからすべてのコントロールを削除します。 |
オンライン |
removeAllRequestControlIncludeList |
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御対象リストからすべてのコントロールを削除します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成のDN属性リストから属性を削除します。 |
オンライン |
removeFromRequestControlExcludeList |
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御除外リストからコントロールを削除します。 |
オンライン |
removeFromRequestControlIncludeList |
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御対象リストからコントロールを削除します。 |
オンライン |
|
libOVD構成用に構成されている結合アダプタから結合ルールを削除します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成からリモート・ホストを削除します。 |
オンライン |
|
既存のアダプタから、またはグローバル・レベルでプラグインを削除します。 |
オンライン |
|
構成済のアダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインから既存のパラメータを削除します。 |
オンライン |
|
アダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインの既存のパラメータ値を置換します。 |
オンライン |
|
アダプタからビューを割当て解除します。 |
オンライン |
|
libOVD用に使用されているSSLストアのタイプをリストします。 |
オンライン |
|
KSSをlibOVD用に有効化します。 |
オンライン |
|
JKSをlibOVD用に有効化します。 |
オンライン |
createKeyStoreAndEnableJKSForSSL |
JKSをlibOVD用に有効化します。 |
オンライン |
importTrustedCertificateIntoSSLStore |
所定の信頼できる証明書をSSLストアにインポートします。 |
オンライン |
migrateAllTrustedCertificatesFromJKSToKSS |
すべての信頼できる証明書をJKSからKSSストアに移行します。 |
オンライン |
migrateTrustedCertificatesFromJKSToKSS |
指定の信頼できる証明書をJKSからKSSストアに移行します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成内にある指定のLDAPホストとポートを、新しいホストとポートに変更します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成からリモート・ホストとポートを削除します。 |
オンライン |
|
既存のLDAPアダプタ構成内の指定のホストとポートを読取り専用または書き込み可能に設定します。 |
オンライン |
|
アダプタの現在の接続プールの統計を指定されたJVMのファイルにダンプします。 |
オンライン |
DN属性リストに属性を追加するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成用に構成されている既存のアダプタのDN属性リストに属性を追加します。
構文
addDNAttribute(adapterName, attributeName, [contextName])
表2-39 addDNAttributeの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新するアダプタの名前。 |
|
追加する新しいDN属性の名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタにmemberof
属性を追加します。
addDNAttribute(adapterName='ldap1', attributeName='memberof', contextName='default')
libOVD構成をロードするオンライン・コマンド。
説明
特定のOPSSコンテキストに関連付けられているlibOVD構成を再ロードします。
構文
activateLibOVDConfigChanges([contextName])
表2-40 activateLibOVDConfigChangesの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは |
例
次のコマンドは、指定したOPSSコンテキストのデフォルトのlibOVD構成を再ロードします。
activateLibOVDConfigChanges('default')
属性除外ルールを追加するオンライン・コマンド。
説明
除外リストに属性除外ルールを追加します。
構文
addAttributeExclusionRule(attribute, mappingContextId, [contextName])
表2-41 addAttributeExclusionRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
除外リストに追加する属性の名前。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは |
例
次のコマンドは除外リストにobjectsid
を追加します。
addAttributeExclusionRule('objectsid','userrole')
新しい属性マッピング・ルールを追加するオンライン・コマンド。
説明
特定のOPSSコンテキストに関連付けられているlibOVD構成に新しい属性マッピング・ルールを追加します。
構文
addAttributeRule(srcAttrs, srcObjectClass, srcAttrType, dstAttr, dstObjectClass, dstAttrType, mappingExpression, direction, mappingContextId, [contextName])
表2-42 addAttributeRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、libOVD構成のマッピング・ルールを作成します。ここでは、lastname
はcn
にマッピングされます。
addAttributeRule('lastname','','','sn','','','','Inbound','userrole')
ドメイン除外ルールを追加するオンライン・コマンド。
説明
除外リストにドメイン除外ルールを追加します。
構文
addDomainExclusionRule(domain, mappingContextId, [contextName])
表2-43 addDomainExclusionRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
除外リストに追加する属性の識別名(DN)。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは除外リストにcn=group,dc=oracle,dc=com
を追加します。
addDomainExclusionRule('cn=group,dc=oracle,dc=com','userrole')
新しいドメイン・マッピング・ルールを追加するオンライン・コマンド。
説明
新しいドメイン・マッピング・ルールを追加します。
構文
addDoma]inRule(srcDomain, destDomain, domainConstructRule, mappingContextId, [contextName])
表2-44 addDomainRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
ソース・ドメイン。 |
|
宛先ドメイン。 |
|
除外リストに追加する属性の名前。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは |
例
次のコマンドは、ドメイン・マッピング・ルールを作成します。
addDomainRule('dc=oracle,dc=com', 'dc=oracle,dc=com', '', 'defaultContext', 'default')
結合アダプタに結合ルールを追加するオンライン・コマンド。
説明
指定されたOPSSコンテキストに関連付けられているlibOVD構成の既存の結合アダプタに結合ルールを追加します。
構文
addJoinRule(adapterName, secondary, condition, [joinerType], [contextName])
表2-45 addJoinRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更する結合アダプタの名前。 |
|
結合先のアダプタの名前。 |
|
結合する属性。 |
|
オプション。結合のタイプを定義します。指定可能な値は、Simple(デフォルト)、Conditional、OneToManyまたはShadowです。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは |
例
次のコマンドは、既存の結合アダプタに様々な結合ルールを作成します。
addJoinRule('join1','secondaryldap','cn=cn', 'Simple', 'default') addJoinRule('join1','secondaryldap','cn=cn', 'Conditional', 'default') addJoinRule(adapterName='join1', secondary='LDAP3', condition='uid=cn', JoinerType='OneToMany') addJoinRule(adapterName='join1', secondary='LDAP2',condition='uid=cn', contextName='myContext')
新しいリモート・ホストを追加するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタに新しいリモート・ホスト(ホストおよびポート)を追加します。デフォルトでは、新しいホストは、読取り-書込みモード(パーセンテージは100に設定されます)で構成されます。
構文
addLDAPHost(adapterName, host, port, [contextName])
表2-46 addLDAPHostの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更する結合アダプタの名前。 |
|
LDAPアダプタの通信先となるリモートLDAPホスト。 |
|
リモートLDAPホストのポート。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成にホストとポートを追加します。
addLDAPHost(adapterName='ldap1', host='myhost.example.com', port=389) addLDAPHost('ldap1', 'myhost.example.com','389', 'myContext')
新しいマッピング・コンテキストを作成するオンライン・コマンドを示します。
説明
指定されたOPSSコンテキストに関連付けられているlibOVD構成の新しいマッピング・コンテキストを作成します。
構文
addMappingContext(mappingContextId, [contextName])
表2-47 addMappingContextの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、libOVD構成のマッピング・コンテキストを作成します。
addMappingContext('defaultContext','context')
既存のアダプタにプラグインを追加、またはグローバル・レベルでプラグインを追加するオンライン・コマンド。
説明
既存のアダプタに、またはグローバル・レベルでプラグインを追加します。i番目のキーはi番目の値に対応しています。プラグインは、デフォルト・チェーンに追加されます。
構文
addPlugin(pluginName, pluginClass, paramKeys, paramValues, [adapterName], [contextName])
表2-48 addPluginの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
作成するプラグインの名前。 |
|
プラグインのクラス。 |
|
|で区切られた初期化パラメータ・キー。 |
|
|で区切られた初期化パラメータ値。 |
|
オプション。変更するアダプタの名前。指定しない場合、プラグインはグローバル・レベルで追加されます。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、既存のアダプタにプラグインを追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> addPlugin(adapterName='ldap1', pluginName='VirtualAttr',pluginClass='oracle.ods.virtualization.engine.chain.plugins.virtualattr.VirtualAttributePlugin', paramKeys='AddAttribute | MatchFilter | ContainerDN', paramValues='cn=%uid% | objectclass=person | dc=oracle,dc=com') wls:/mydomain/serverConfig> addPlugin(pluginName='VirtualAttr',pluginClass='oracle.ods.virtualization.engine.chain.plugins.virtualattr.VirtualAttributePlugin', paramKeys='AddAttribute | MatchFilter | ContainerDN', paramValues='cn=%uid% | objectclass=person | dc=oracle,dc=com') wls:/mydomain/serverConfig> addPlugin(pluginName='DMSMetrics',pluginClass='oracle.ods.virtualization.engine.chain.plugins.DMSMetrics.MonitorPerformance', paramKeys='None',paramValues='None',adapterName='ldap1',contextName='default')
既存のアダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインに新しいパラメータ値を追加するオンライン・コマンド。
説明
既存のアダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインに新しいパラメータ値を追加します。パラメータがすでに存在している場合、既存の値のセットに新しい値が追加されます。i番目のキーはi番目の値に対応しています。
構文
addPluginParam(pluginName, paramKeys, paramValues, [adapterName], [contextName])
表2-49 addPluginParamの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するプラグインの名前。 |
|
|で区切られた初期化パラメータ・キー。 |
|
|で区切られた初期化パラメータ値。 |
|
オプション。変更するアダプタ名。指定しない場合、グローバル・プラグインが変更されます。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、既存のプラグインに新しいプラグイン・パラメータを追加します。
wls:/mydomain/serverConfig> addPluginParam(adapterName='ldap1', pluginName='VirtualAttr', paramKeys='ReplaceAttribute | MatchFilter', paramValues='cn=%uid% | objectclass=person') wls:/mydomain/serverConfig> addPluginParam(pluginName='VirtualAttr', paramKeys='ReplaceAttribute | MatchFilter', par)
リクエスト制御除外リストにコントロールを追加するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御除外リストにコントロールを追加します。
構文
addToRequestControlExcludeList(adapterName, control, [contextName])
表2-50 addToRequestControlExcludeListの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPコントロール・オブジェクト識別子(OID)。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御除外リストに2.16.840.1.113894.1.8.31
コントロールを追加します。
addToRequestControlExcludeList(adapterName='ldap1', control='2.16.840.1.113894.1.8.31', contextName='default')
リクエスト制御対象リストにコントロールを追加するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御対象リストにコントロールを追加します。
構文
addToRequestControlIncludeList(adapterName, control, [contextName])
表2-51 addToRequestControlIncludeListの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPコントロール・オブジェクト識別子(OID)。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御対象リストに2.16.840.1.113894.1.8.31
コントロールを追加します。
addToRequestControlIncludeList(adapterName='ldap1', control='2.16.840.1.113894.1.8.31', contextName='default')
LDAPアダプタにビューを割り当てるオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成内のLDAPアダプタにビューを割り当てます。
構文
assignViewToAdapter(viewName, adapterName, [contextName])
表2-52 assignViewToAdapterの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
ビューの名前。 |
|
LDAPアダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタにuserView
を割り当てます。
assignViewToAdapter('userView','ldap1', 'default')
新しい結合アダプタを作成するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の新しい結合アダプタを作成します。
構文
createJoinAdapter(adapterName, root, primaryAdapter, [bindAdapter],[contextName])
表2-53 createJoinAdapterの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
作成する結合アダプタの名前。 |
|
プライマリ・アダプタ(結合操作で最初に検索されるアダプタ)の識別子を指定します。 |
|
root |
|
バインド・アダプタ(LDAP操作でプロキシ・アカウントがバインドに使用されるアダプタ)の識別子を指定します。デフォルトでは、 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、結合アダプタを作成します。
createJoinAdapter('join1','dc=join','primaryldap','myldap', 'myContext') createJoinAdapter(adapterName='join1', root='dc=join', primaryAdapter='myldap')
新しいLDAPアダプタを作成するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の新しいLDAPアダプタを作成します。
構文
createLDAPAdapter(adapterName, root, host, port, remoteBase, [isSecure], [bindDN], [bindPasswd], [passCred], [contextName])
表2-54 createLDAPAdapterの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
作成するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPアダプタの仮想ネームスペース。 |
|
LDAPアダプタの通信先となるリモートLDAPホスト。 |
|
リモートLDAPホストのポート番号。 |
|
ルートが対応するリモートDIT内の場所。 |
|
オプション。 |
|
オプション。リモート・ホストとの通信に使用されるプロキシの |
|
オプション。リモート・ホストとの通信に使用されるプロキシの |
|
オプション。libOVD構成によってバックエンド(リモート・ホスト) LDAPサーバーに渡される資格証明がある場合は、それを制御します。指定可能な値は、Always(デフォルト)、NoneまたはBindOnlyです。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、LDAPアダプタを作成します。
createLDAPAdapter("testLDAP", "dc=us,dc=oracle,dc=com", "myhost.example.com", 3060, "dc=uk,dc=oid", false, "cn=testuser", "welcome1", "Always", "myContext" createLDAPAdapter(adapterName='ldap1', root='dc=com', host='myhost.example.com', port=5566, remoteBase='dc=oid')
新しいLDAPアダプタを作成するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成のディレクトリ・タイプに基づいて、デフォルトのプラグインで新しいLDAPアダプタを作成します。
構文
createLDAPAdapterWithDefaultPlugins(adapterName, directoryType, root, host, port, remoteBase, [isSecure], [bindDN], [bindPasswd], [contextName])
表2-55 createLDAPAdapterWithDefaultPluginsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
作成するLDAPアダプタの名前。 |
|
ディレクトリ・タイプ。指定できる値は、次のディレクトリのいずれかです。
|
|
LDAPアダプタの仮想ネームスペース。 |
|
LDAPアダプタの通信先となるリモートLDAPホスト。 |
|
リモート・ホストのポート。 |
|
ルートが対応するリモートDIT内の場所。 |
|
オプション。 |
|
オプション。リモート・ホストとの通信に使用されるプロキシの |
|
オプション。リモート・ホストとの通信に使用されるプロキシの |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ディレクトリ・タイプに基づいて、デフォルトのプラグインでLDAPアダプタを作成します。
wls:/mydomain/serverConfig> createLDAPAdapterWithDefaultPlugins("testLDAP", "OID", "dc=us,dc=oracle,dc=com", "myhost.example.domain.com", 3060, "dc=uk,dc=oid", false, "cn=testuser", "welcome1", "myContext") wls:/mydomain/serverConfig> createLDAPAdapterWithDefaultPlugins(adapterName='ldap1', directoryType="OID", root='dc=com', host='myhost.example.domain.com', port=5566, remoteBase='dc=oid',bindDN="cn=testuser",bindPasswd="welcome1",contextName='default')
新しいビューを作成するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の新しいビューを作成します。
構文
createView(viewName, [contextName])
表2-56 createViewの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
新しいビューの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、userView
という名前のビューを作成します。
createView('userView','default')
既存のアダプタを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の既存のアダプタを削除します。
構文
deleteAdapter(adapterName, [contextName])
表2-57 deleteAdapterの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
削除する結合アダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、join1
アダプタを削除します。
deleteAdapter(adapterName='join1') deleteAdapter('join1', 'default'))
属性除外ルールを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の属性除外ルールを削除します。
構文
deleteAttributeExclusionRule(attribute, mappingContextId, [contextName])
表2-58 deleteAttributeExclusionRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
除外リストから削除する属性の名前。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、関連するlibOVD構成のobjectsid
属性除外ルールを削除します。
deleteAttributeExclusionRule('objectsid','userrole')
属性マッピング・ルールを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の属性マッピング・ルールを削除します。
構文
deleteAttributeRule(srcAttrs, dstAttr, mappingContextId, [contextName])
表2-59 deleteEntityRelationの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
ソース属性。 |
|
宛先属性。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、cn
からlastname
属性マッピング・ルールを削除します。
deleteAttributeRule('lastname','sn')
ドメイン除外ルールを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成のドメイン除外ルールを削除します。
構文
deleteDomainExclusionRule(domain, mappingContextId, [contextName])
表2-60 deleteEntityRelationの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
除外リストから削除するコンテナの識別名。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、'cn=group,dc=oracle,dc=com'
ドメイン除外ルールを削除します。
deleteDomainExclusionRule('cn=group,dc=oracle,dc=com')
ドメイン・マッピング・ルールを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成のドメイン・マッピング・ルールを削除します。
構文
deleteDomainRule(srcDomain, destDomain, mappingContextId, [contextName])
表2-61 deleteDomainRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
ソース・ドメイン。 |
|
宛先ドメイン。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、'dc=oracle,dc=com'
ドメイン・マッピング・ルールを削除します。
deleteDomainRule('dc=oracle,dc=com','dc=oracle,dc=com','userrole')
ドメイン除外ルールを削除します。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成のドメイン除外ルールを削除します。
構文
deleteDomainExclusionRule(domain, mappingContextId, [contextName])
表2-62 deleteDomainExclusionRule属性
引数 | 定義 |
---|---|
|
除外リストから削除するコンテナの識別名。 |
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
deleteDomainExclusionRule('cn=group,dc=oracle,dc=com','userrole')
マッピング・コンテキストを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成の指定されたマッピング・コンテキストを削除します。
構文
deleteMappingContext(mappingContextId, [contextName])
表2-63 deleteMappingContextの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、libOVD構成のマッピング・コンテキストを削除します。
deleteMappingContext('defaultContext','context)
ビューを削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成のビューを削除します。
構文
createView(viewName, [contextName])
表2-64 createViewの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
削除するビューの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、userView
ビューを削除します。
deleteView('userView','default')
既存のアダプタの詳細を表示するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成用に構成されている既存のアダプタの詳細を表示します。
構文
getAdapterDetails(adapterName, [contextName])
表2-65 getAdapterDetailsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
表示する詳細を含むアダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、それぞれldap1
およびjoin1
アダプタの詳細を表示します。
getAdapterDetails(adapterName='ldap1', contextName='default') getAdapterDetails(adapterName='join1')
すべてのアダプタの名前とタイプを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられているlibOVD構成用に構成されているすべてのアダプタの名前とタイプを一覧表示します。
構文
listAdapters([contextName])
例
次のコマンドは、libOVD構成用に構成されたすべてのアダプタの名前およびタイプを表示します。
listAdapters() listAdapters(contextName='myContext')
すべてのマッピング・コンテキストを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
指定されたOPSSコンテキストに関連付けられているマッピング・コンテキストを一覧表示します。
構文
listAllMappingContextIds([contextName])
表2-67 listAllMappingContextIdsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、すべてのマッピング・コンテキストを一覧表示します。
listAllMappingContextIds('default')
すべての属性ルールを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
SOURCE_ATTRIBUTE
:DESTINATION_ATTRIBUTE
:DIRECTION
という形式で、すべての属性ルールを一覧表示します。
構文
listAttributeRules(mappingContextId, [contextName])
表2-68 listAttributeRulesの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、すべての属性ルールを一覧表示します。
listAttributeRules('defaultContext','default')
すべてのドメイン・ルールを一覧表示するオンライン・コマンド。
説明
SOURCE_DOMAIN
:DESTINATION_DOMAIN
という形式で、すべてのドメイン・ルールを一覧表示します。
構文
listDomainRules(mappingContextId, [contextName])
表2-69 listDomainRulesの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
マッピング・コンテキストの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、すべてのドメイン・ルールを一覧表示します。
listDomainRules('defaultContext','default')
すべてのビューを一覧表示するオンライン・コマンド
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD構成のすべてのビューを一覧表示します。
構文
listViews([contextName])
例
次のコマンドは、すべてのビューを一覧表示します。
listViews('default')
LDAPアダプタのパラメータを変更します。
説明
次のLDAPアダプタ・パラメータを変更します。
リモート・ベース
ルート
セキュア
BindDN
BindPassword
PassCredentials
MaxPoolSize
MaxPoolChecks
MaxPoolWait
InitialPoolSize
PoolCleanupInterval
MaxPoolConnectionIdleTime
Active
PingProtocol
PingBindDN
PingBindPassword
PageSize
HeartBeatInterval
OperationTimeout
SearchCountLimit
Visible
Critical
InclusionFilter
ExclusionFilter
DNPattern
RequestControlAllowServerSupported
MaxPoolConnectionReuseTime
ConnectTimeout
PoolConnectionReclaimTime
プロトコル
構文
modifyLDAPAdapter(adapterName, attribute, value, [contextName])
表2-71 modifyLDAPAdapterの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
変更する属性の名前 |
|
属性の新しい値。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次の例は、ldap1
に属性を設定する方法を示しています。
modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='Root', value='dc=us, dc=oracle, dc=com', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='RemoteBase', value='dc=org', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PassCredentials', value='BindOnly', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='BindDN', value='cn=proxyuser,dc=com', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='BindPassword', value='testwelcome123', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='Secure', value=true, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='MaxPoolSize', value=500, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='MaxPoolChecks', value=10, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='MaxPoolWait', value=120000, contextName='mydefault') [value is in milliseconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='InitialPoolSize', value=10, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PoolCleanupInterval', value=300, contextName='mydefault') [value is in seconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='MaxPoolConnectionIdleTime', value=300, contextName='mydefault') [value is in seconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='Active', value=false, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PingProtocol', value='LDAP', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PingBindDN', value='cn=proxyuser', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PingBindPassword', value='welcome1', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PageSize', value=500, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='HeartBeatInterval', value=120, contextName='mydefault') [value is in seconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='OperationTimeout', value=120000, contextName='mydefault') [value is in milliseconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='SearchCountLimit', value=100, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='Visible', value='Yes', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='Critical', value='false', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='InclusionFilter', value='objectclass=inetorgperson#base', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='ExclusionFilter', value='uniquemember=*#base', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='DNPattern', value='(.*)cn=[a-z0-9]*$', contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='RequestControlAllowServerSupported', value=false, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='MaxPoolConnectionReuseTime', value=3600, contextName='mydefault') [value is in seconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='ConnectTimeout', value=10000, contextName='mydefault') [value is in milli seconds] modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='PoolConnectionReclaimTime', value=180, contextName='mydefault') modifyLDAPAdapter(adapterName='ldap1', attribute='Protocols', value='TLSv1.2', contextName='mydefault')
ソケット・オプションを変更するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のソケット・オプションを変更します。
構文
modifySocketOptions(adapterName, reuseAddress, keepAlive, tcpNoDelay, readTimeout, [contextName])
表2-72 modifySocketOptionsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのソケット・オプションを変更します。
modifySocketOptions(adapterName='ldap1', reuseAddress=true, keepAlive=true, tcpNoDelay=true, readTimeout=180000, contextName='default')
リクエスト制御除外リストからすべてのコントロールを削除するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御除外リストからすべてのコントロールを削除します。
構文
removeAllRequestControlExcludeList(adapterName, [contextName])
表2-73 removeAllRequestControlExcludeListの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新するアダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御除外リストからすべてのコントロールを削除します。
removeAllRequestControlExcludeList(adapterName='ldap1', contextName='default')
リクエスト制御対象リストからすべてのコントロールを削除するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御対象リストからすべてのコントロールを削除します。
構文
removeAllRequestControlIncludeList(adapterName, [contextName])
表2-74 removeAllRequestControlIncludeList引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新するアダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御対象リストからすべてのコントロールを削除します。
removeAllRequestControlIncludeList(adapterName='ldap1', contextName='default')
リクエスト制御除外リストからコントロールを削除するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御除外リストからコントロールを削除します。
構文
removeFromRequestControlExcludeList(adapterName, control, [contextName])
表2-75 removeFromRequestControlExcludeListの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPコントロール・オブジェクト識別子(OID)。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御除外リストから2.16.840.1.113894.1.8.31
コントロールを削除します。
removeFromRequestControlExcludeList(adapterName='ldap1', control='2.16.840.1.113894.1.8.31', contextName='default')
DN属性リストから属性を削除するオンライン・コマンド。
説明
OPSSコンテキストに関連付けられたlibOVD用に構成されている既存のアダプタのDN属性リストから属性を削除します。
構文
removeDNAttribute(adapterName attributeName, [contextName])
表2-76 removeDNAttributeの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
更新するアダプタの名前。 |
|
削除する新しいDN属性の名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタの属性リストからmemberof
属性を削除します。
removeDNAttribute(adapterName='ldap1', attributeName='memberof', contextName='default')
リクエスト制御対象リストからコントロールを削除するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタ構成のリクエスト制御対象リストからコントロールを削除します。
構文
removeFromRequestControlIncludeList(adapterName, control, [contextName])
表2-77 removeFromRequestControlIncludeListの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPコントロール・オブジェクト識別子(OID)。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御対象リストから2.16.840.1.113894.1.8.31
コントロールを削除します。
removeFromRequestControlIncludeList(adapterName='ldap1', control='2.16.840.1.113894.1.8.31', contextName='default')
結合アダプタから結合ルールを削除するオンライン・コマンド。
説明
指定されたOPSSコンテキストに関連付けられているlibOVD構成用に構成されている結合アダプタから結合ルールを削除します。
構文
removeJoinRule(adapterName, secondary, [contextName])
表2-78 removeJoinRuleの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更する結合アダプタの名前。 |
|
このセカンダリ・アダプタに対応する結合ルールが結合アダプタから削除されます。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタのリクエスト制御対象リストから2.16.840.1.113894.1.8.31
コントロールを削除します。
removeJoinRule('join1','secondaryldap1', 'default') removeJoinRule(adapterName='join1', secondary='LDAP3')
既存のLDAPアダプタからリモート・ホストを削除するオンライン・コマンド。
説明
既存のLDAPアダプタからリモート・ホスト(host:port)を削除します。
構文
removeLDAPHost(adapterName, host, [contextName])
表2-79 removeLDAPHostの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPアダプタの通信先となるリモートLDAPホストの場所。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタからホストとポートを削除します。
removeLDAPHost(adapterName='ldap1', host='myhost.example.com') removeLDAPHost('ldap1', 'myhost.example.com', 'myContext')
既存のアダプタからプラグインを削除するオンライン・コマンド。
説明
既存のアダプタから、またはグローバル・レベルでプラグインを削除します。
構文
removePlugin(pluginName, [adapterName], [contextName])
表2-80 removePluginの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
削除するプラグインの名前。 |
|
オプション。変更するアダプタの名前。指定しない場合、グローバル・プラグインが削除されます。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタからVirtualAttr
プラグインを削除します。
removePlugin(adapterName='ldap1', pluginName='VirtualAttr') removePlugin(pluginName='VirtualAttr')
構成済のアダプタ・レベル・プラグインから既存のパラメータを削除するオンライン・コマンド。
説明
構成済のアダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインから既存のパラメータを削除します。このコマンドは、プラグインから特定のパラメータのすべての値を削除します。
構文
removePluginParam(pluginName, paramKey, [adapterName], [contextName])
表2-81 removePluginParamの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するプラグインの名前。 |
|
削除するパラメータ。 |
|
オプション。変更するアダプタの名前。指定しない場合、グローバル・プラグインが変更されます。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、VirtualAttr
プラグインからReplaceAttribute
プラグイン・パラメータを削除します。
removePluginParam(adapterName='ldap1', pluginName='VirtualAttr', paramKey='ReplaceAttribute') removePluginParam(pluginName='VirtualAttr', paramKey='ReplaceAttribute')
プラグインのパラメータ値を置換するオンライン・コマンド。
説明
指定されたアダプタ・レベル・プラグインまたはグローバル・プラグインの既存のパラメータ値を置換します。
構文
replacePluginParam(pluginName, paramName, paramValues, [adapterName,][contextName])
表2-82 replacePluginParamの引数
引数 | 説明 |
---|---|
|
変更するプラグインの名前。 |
|
置換するパラメータの名前。 |
|
パラメータの新しい値。新しい値が複数の場合、それぞれの新しいパラメータ値を"|"で区切ります。 |
|
オプション。変更するアダプタの名前。指定しない場合、グローバル・プラグインが変更されます。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、アダプタの関連プラグインのパラメータ値を置き換えます。
replacePluginParam(adapterName='ldap1', pluginName='VirtualAttr', paramName='ReplaceAttribute', paramValues='cn=%uid%') replacePluginParam(adapterName='ldap1', pluginName='UserManagement', paramName='mapAttribute', paramValues='orclguid=objectGuid | uniquemember=member')
アダプタからビューを割当て解除するオンライン・コマンド。
説明
LDAPアダプタ構成からビューを割当て解除します。
構文
unassignViewFromAdapter(viewName, adapterName, [contextName])
表2-83 unassignViewFromAdapterの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
ビューの名前。 |
|
LDAPアダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルトは"default"です。 |
例
次のコマンドは、ldap1
アダプタと関連するuserView
の割当てを解除します。
unassignViewFromAdapter('userView','ldap1', 'default')
使用中のSSLストアのタイプをリストするオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、libOVDのために使用されるSSLストアのタイプ(JKS
またはKSS
)をリストします。
構文
listSSLStoreType(contextName=[contextName])
例
次のコマンドは、使用するSSLストア・タイプを一覧表示します。
listSSLStoreType(contextName='default')
KSS
をlibOVD用に有効化するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドはKSS
をSSL用に有効化し、JKS
がその前に有効だった場合、無効にします。KSSの詳細は、『Oracle® Fusion Middleware Oracle Platform Security Servicesによるアプリケーションの保護』を参照してください。
構文
enableKSSForSSL(contextName=[contextName])
例
次のコマンドは、KSSをSSL用に有効化します。
enableKSSForSSL(contextName='default')
JKS
をlibOVD用に有効化するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドはJKS
をSSL用に有効化し、KSS
がその前に有効だった場合、無効にします。コマンドは、libOVD adapters.jksファイルが存在すると想定します。
構文
enableJKSForSSL(contextName=[contextName])
例
次のコマンドは、JKS
をSSL用に有効化します。
enableJKSForSSL(contextName='default')
JKS
をSSL用に有効化するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドはJKS
をSSL用に有効化し、KSS
がその前に有効だった場合、無効にします。コマンドは、libOVD adapters.jksファイルを作成します。
構文
createKeyStoreAndEnableJKSForSSL(keystorePassword=[password], contextName=[contextName])
表2-87 createKeyStoreAndEnableJKSForSSLの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
libOVD adapters.jksファイルのパスワード。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、JKS
をSSL用に有効化します。
createKeyStoreAndEnableJKSForSSL(keystorePassword='welcome1', contextName='default')
信頼できる証明書をSSLストアにインポートするオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、提供された信頼できる証明書をSSLストアにインポートします。
構文
importTrustedCertificateIntoSSLStore(certificateFileName=[cert_file],aliasName=[aliasName],contextName=[contextName])
表2-88 importTrustedCertificateIntoSSLStoreの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
証明書を含むファイル名。 |
|
証明書の別名。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、提供された信頼できる証明書をSSLストアにインポートします。
importTrustedCertificateIntoSSLStore(certificateFileName='/tmp/cert.txt',aliasName='myCert1',contextName='default')
すべての信頼できる証明書を、JKSベース
のlibOVDトラストストアからKSS
ストアに移行するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、すべての信頼できる証明書を、JKSベース
のlibOVDトラストストアからKSS
ストアに移行します。
構文
migrateAllTrustedCertificatesFromJKSToKSS(contextName=[contextName])
表2-89 migrateAllTrustedCertificatesFromJKSToKSSの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、すべての信頼できる証明書を、JKSベース
のlibOVDトラストストアからKSS
ストアに移行します。
migrateAllTrustedCertificatesFromJKSToKSS(contextName='default')
指定の信頼できる証明書を、JKSベース
のlibOVDトラストストアからKSS
ストアに移行するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、指定の信頼できる証明書を、JKSベース
のlibOVDトラストストアからKSS
ストアに移行します。
構文
migrateTrustedCertificatesFromJKSToKSS(aliasNames=[alias_names], contextName=[contextName])
表2-90 migrateTrustedCertificatesFromJKSToKSSの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
移行する別名のカンマ区切りのリスト。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、指定した信頼できる証明書を、JKSベース
のlibOVDトラストストアからKSS
ストアに移行します。
migrateTrustedCertificatesFromJKSToKSS (aliasNames='alias1,alias2', contextName='default')
既存のLDAPアダプタ構成内にある指定のLDAPホストとポートを、新しいホストとポートに変更するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成内にある指定のLDAPホストとポートを、新しいホストとポートに変更します。
構文
changeLDAPHostPort(adapterName=[adapterName], oldHost=[oldHost], oldPort=[oldPort], newHost=[newHost], newPort=[newPort], contextName=[contextName])
表2-91 changeLDAPHostPortの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
古いLDAPホスト。 |
|
古いLDAPポート。 |
|
新しいLDAPホスト。 |
|
新しいLDAPポート。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成内にある指定のLDAPホストとポートを、新しいホストとポートに変更します。
changeLDAPHostPort(adapterName='ldap1', oldHost='oldhost.example.domain.com', oldPort=389, newHost='newhost.example.domain.com', newPort=389)
既存のLDAPアダプタ構成からリモート・ホストとポートを削除するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成からリモート・ホストとポートを削除します。
構文
removeLDAPHostPort(adapterName=[adapterName], host=[host], port=[port], contextName=[contextName])
表2-92 removeLDAPHostPortの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
リモートLDAPホスト。 |
|
リモートLDAPポート。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成からリモート・ホストとポートを削除します。
removeLDAPHostPort(adapterName='ldap1', host='myhost.example.domain.com', port=389)
既存のLDAPアダプタ構成内の指定のホストとポートを読取り専用または書き込み可能に設定するオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成内の指定のホストとポートを読取り専用または書き込み可能に設定します。
構文
setReadOnlyForLDAPHost(adapterName=[adapterName], host=[host], port=[port], readOnly=[true/false], contextName=[contextName])
表2-93 setReadOnlyForLDAPHostの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
変更するLDAPアダプタの名前。 |
|
LDAPホスト。 |
|
LDAPポート。 |
|
値は |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次のコマンドは、既存のLDAPアダプタ構成内の指定のホストとポートを読取り専用または書き込み可能に設定します。
setReadOnlyForLDAPHost(adapterName='ldap1', host='myhost.example.domain.com', port=389, readOnly=true)
WLSが構成されている指定されたJVMのアダプタの現在の接続プールの統計をファイルにダンプするオンライン・コマンド。
説明
このコマンドは、WLSが構成されている指定されたJVMのアダプタの現在の接続プールの統計をファイルにダンプします。
構文
dumpLdapConnectionPoolStats(fileName=[fileName], adapterName=[adapterName], contextName=[contextName])
表2-94 dumpLdapConnectionPoolStatsの引数
引数 | 定義 |
---|---|
|
ファイルのフルパスを指定します。 |
|
LDAPアダプタの名前。 |
|
オプション。libOVD構成が関連付けられているOPSSコンテキストの名前。デフォルト値は |
例
次の例は、ldap1
アダプタの接続プールの統計を指定されたファイルにダンプしています。
dumpLdapConnectionPoolStats('/tmp/poolstats1.txt','ldap1', 'default')