この付録の内容は次のとおりです。
このトピックでは、カスタム・アサーションの要素の一覧を示します。
カスタム・アサーションには、次の要素が含まれています。
このトピックでは、<wsp:Policy>要素と、その属性について説明します。
<wsp:Policy>要素は、ネストされたポリシー・アサーションをグループ化します。
属性
次の表に、WS-Policy属性へのOracleの拡張機能をまとめます。
表A-1 WS-Policy属性へのOracle拡張機能
属性 | 説明 |
---|---|
attachTo |
ポリシーをアタッチできるポリシー・サブジェクト。有効な値は、binding.client、binding.server、binding.anyです。 |
category |
ポリシーのカテゴリ。有効な値は、securityおよびmanagementです。 |
description |
ポリシーの説明。 |
status |
ポリシー参照のステータス。有効な値は、enabledおよびdisabledです。 |
例
次の例は、<wsp:Policy>要素を示しています。
<wsp:Policy xmlns="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy" xmlns:orasp="http://schemas.oracle.com/ws/2006/01/securitypolicy" orawsp:status="enabled" xmlns:wsu="http://docs.oasis-open.org/wss/2004/01/oasis-200401-wss-wssecurity-util ity-1.0.xsd" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" orawsp:category="security" orawsp:attachTo="binding.server" wsu:Id="ip_assertion_policy" xmlns:orawsp="http://schemas.oracle.com/ws/2006/01/policy" xmlns:wsp="http://schemas.xmlsoap.org/ws/2004/09/policy" wsp:Name="oracle/ip_assertion_policy">
このトピックでは、<orasp:Assertion>要素の属性について説明します。
<orasp:Assertion>要素は、カスタム・アサーションのメイン要素です。
属性
次の表には、<orasp:Assertion>要素の属性がまとめられています。
表A-2 <orasp:Assertion>要素の属性
属性 | 説明 |
---|---|
Optional |
アサーションがオプションなのか、必須なのかを指定するフラグ。 |
Silent |
アサーションを通知するかどうかを指定するフラグ。trueに設定すると、アサーションは通知されません。 |
Enforced |
現時点でアサーションを有効にするかどうかを指定するフラグ。 |
name |
アサーションの名前。 |
description |
アサーションの説明。 |
category |
アサーションを適用するカテゴリ。有効な値は、security/authentication、security/msg-protection、security/authorization、security/loggingおよびmanagementです。 |
provides |
このポリシーを添付できるWebサービス・エンドポイント・タイプ。 注意: この属性はRESTfulエンドポイントに必要です。 たとえば、RESTful Webサービスを指定するには、次のようにします。 orawsp:provides="{http://schemas.oracle.com/ws/2006/01/policy}REST_HTTP" |
例
次の例は、<orasp:Assertion>要素を示しています。
<orasp:ipAssertion orawsp:Silent="true" orawsp:Enforced="true" orawsp:name="WSSecurity IpAssertion Validator" orawsp:category="security/authentication" orawsp:provides="{http://schemas.oracle.com/ws/2006/01/policy}REST_HTTP"> ... </orasp:ipAssertion>
このトピックでは、<oraswsp:bindings>要素について説明します。
<oraswsp:bindings>要素は、カスタム・アサーションのバインディングを定義します。
例
次の例は、<oraswsp:bindings>要素を示しています。
<orawsp:bindings> ... </orawsp:bindings>
このトピックでは、<oraswsp:Implementation>要素について説明します。
<oraswsp:Implementation>要素は、カスタム・アサーション実装クラスを定義します。
例
次の例は、<oraswsp:Implementation>要素を示しています。
<orawsp:Implementation>sampleassertion.IpAssertionExecutor</orawsp :Implementation>
このトピックでは、<oraswsp:Config>要素と、その属性について説明します。
<oraswsp:Config>要素は、カスタム・アサーションの構成を定義します。
属性
次の表には、<orawsp:Config>要素の属性がまとめられています。
表A-3 <orawsp:Config>要素の属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
構成の名前。 |
type |
構成を適用するカテゴリ。 |
configType |
構成タイプ。有効な値は、declarativeおよびprogrammaticです。
|
例
次の例は、<oraswsp:Config>要素を示しています。
<orawsp:Config orawsp:name="ipassertion" orawsp:configType="declarative">
このトピックでは、<oraswsp:PropertySet>要素と、その属性について説明します。
<oraswsp:PropertySet>要素は、ネストされたプロパティをグループ化します。
属性
次の表には、<orawsp:PropertySet>要素の属性がまとめられています。
表A-4 <orawsp:PropertySet>要素の属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
プロパティ・セットの名前。 |
例
次の例は、<oraswsp:PropertySet>要素を示しています。
<orawsp:PropertySet orawsp:name="valid_ips">
このトピックでは、<oraswsp:Property>要素と、その属性について説明します。
<oraswsp:Property>要素は、1つのプロパティを定義します。
属性
次の表には、<orawsp:Property>要素の属性がまとめられています。
表A-5 <orawsp:Property>要素の属性
属性 | 説明 |
---|---|
name |
プロパティの名前を指定します。 |
type |
プロパティのタイプ。たとえば、Stringなど。 |
contentType |
プロパティが必須かどうかおよびオーバーライド可能かどうかを指定します。有効な値は、次のとおりです。
ポリシーのオーバーライドの詳細は、『Webサービスの管理』のポリシー構成のオーバーライドに関する説明を参照してください。 |
例
次の例は、<orawsp:Property>要素を示しています。
<orawsp:Property orawsp:name="valid_ips" orawsp:type="string" orawsp:contentType="constant">
このトピックでは、<oraswsp:Description>要素について説明します。
<oraswsp:Description>要素は、プロパティの説明を定義します。
例
次の例は、<oraswsp:Description>要素を示しています。
<orawsp:Description>Valid IP Values</orawsp:Description>