この章では、Oracle SOA SuiteのWLSTコマンドについて説明します。これらのコマンドを使用すると、WLSTを使用してSOAコンポジット・アプリケーションを構成できます。
注意:
これらのコマンドを使用するには、SOA_HOME/common/binからWLSTを起動する必要があります。
WLSTには、オフライン・モードとオンライン・モードの両方があります。オフライン・コマンドは、管理サーバーに接続せずに使用できます。最初にWLSTを起動する際は、オフライン・モードになっています。オンライン・モード・コマンドを使用できるようにするには、connect
コマンドを使用して管理サーバーに接続する必要があります。
この章の内容は次のとおりです。
デプロイメント、構成プランおよびテスト・スイートの詳細は、Oracle SOA SuiteでのSOAアプリケーションの開発を参照してください。
WLSTコマンドは、表2-1に示されたカテゴリに分類されます。
表2-1 Oracle SOA Suiteのコマンド・カテゴリ
コマンド・カテゴリ | 説明 |
---|---|
SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイまたはアンデプロイします。 |
|
デプロイ済のSOAコンポジット・アプリケーションを起動、停止、アクティブ化、リタイア、デフォルト・リビジョン・バージョンの割当ておよび一覧表示します。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションに対して構成プランを添付、抽出、生成および検証します。 |
|
ヒューマン・ワークフロー・タスクを検証します。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイするためにアーカイブ・ファイルにパッケージ化します。 |
|
本番環境でのデプロイメントの前に、SOAコンポジット・アプリケーションをテストします。 |
|
HTTPクライアントに基づいて、SOAコンポジット・アプリケーションをエクスポートおよびインポートします。 |
|
サーバー・ベースのコンポジット・ストアMBean ( |
|
異なるリビジョンのSOAコンポジット・アプリケーションを別々のパーティションに論理的にグループ化します。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションと共有データのオフライン・デプロイメントを管理します。 |
SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイおよびアンデプロイするには、表2-2に示されたデプロイメント・コマンドを使用します。
表2-2 WLST構成用のデプロイメント・コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをアンデプロイします。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: デプロイメント・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
Oracle WebLogic ServerにSOAコンポジット・アプリケーションをデプロイします。このコマンドは、アプリケーションのアーティファクト・ファイルをデプロイメント用にパッケージ化しません。SOAコンポジット・アプリケーションのパッケージ化の説明は、「SOAコンポジット・アプリケーションのパッケージ化コマンド」を参照してください。
sca_deployComposite(serverURL, sarLocation, [overwrite], [user], [password], [forceDefault], [configplan], [partition] [keepInstancesOnRedeploy])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL (たとえば、 |
|
次のいずれかへの絶対パス。
|
|
オプション。既存のSOAコンポジット・アプリケーションを上書きするかどうかを指定します。
|
|
オプション。コンポジットのデプロイ実行者のサーブレットにアクセスするためのユーザー名(基本認証が構成されている場合)。 |
|
オプション。コンポジットのデプロイ実行者のサーブレットにアクセスするためのパスワード(基本認証が構成されている場合)。 |
|
オプション。新規コンポジットをデフォルトとして設定するかどうかを指定します。
|
|
オプション。指定したSARファイル、またはZIPファイルに組み込まれているすべてのSARファイルに適用される構成プランの絶対パス。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションをデプロイするパーティションの名前。デフォルト値は |
|
オプション。インスタンスを再デプロイに保持するかどうかを指定します。デフォルト値はfalseです。この引数は、BPMがインストールされた場合に使用されます。 |
注意:
タスク・マップ属性(以前のフレックス・フィールド・マッピング)およびルール(例: 休暇ルール)などのヒューマン・ワークフロー・アーティファクトは、タスク定義のネームスペースに基づいて定義されます。そのため、ヒューマン・ワークフロー・タスクのあるSOAコンポジット・アプリケーションを複数のパーティションにデプロイする場合は、次の問題が発生します。
タスク定義タイプが同じ場合は、あるパーティションで定義されたマップ属性は他のパーティションでも参照できます。
あるパーティションのタスク定義で定義されたルールは、他のパーティションの同じ定義に適用できます。
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar")
次の例では、デフォルト・バージョンとしてHelloWorld
アプリケーションをデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", true)
次の例では、基本認証が構成された場合、ユーザー名を必要とするHelloWorld
アプリケーションをデプロイします。次に、このユーザー名のパスワードを指定するように求められます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", user="weblogic") Password:
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをデプロイし、deployplan.xml
という構成プランを適用します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", forceDefault=false, configplan="/tmp/deployplan.xml")
次の例では、複数のSARまたはMAR、あるいはその両方を含むHelloWorld
ZIPファイルをデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://myhost:7001", "/tmp/HelloWorld.zip")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをmyPartition
パーティションにデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_deployComposite("http://stadp10:7001", "/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ: デプロイメント・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_undeployComposite(serverURL, compositeName, revision, [user], [password], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL (たとえば、 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョンID。 |
|
オプション。コンポジットのデプロイ実行者のサーブレットにアクセスするためのユーザー名(基本認証が構成されている場合)。 |
|
オプション。コンポジットのデプロイ実行者のサーブレットにアクセスするためのパスワード(基本認証が構成されている場合)。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションをアンデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_undeployComposite("http://myhost10:7001", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、基本認証が構成された場合、ユーザー名を必要とするHelloWorld
アプリケーションをアンデプロイします。次に、このユーザー名のパスワードを指定するように求められます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_undeployComposite("http://myhost10:7001", "HelloWorld", "1.0", user="weblogic") Password:
次の例では、myPartition
パーティション内のHelloWorld
アプリケーションをアンデプロイします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_undeployComposite("http://stadp10:7001", "HelloWorld", "1.0", partition='myPartition')
デプロイ済のSOAコンポジット・アプリケーションを起動、停止、アクティブ化、リタイア、デフォルト・リビジョン・バージョンの割当ておよび一覧表示するには、表2-3に示された管理コマンドを使用します。
表2-3 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションの管理コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
以前に停止したSOAコンポジット・アプリケーションを起動します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションを停止します。 |
オフライン |
|
以前にリタイアされたSOAコンポジット・アプリケーションをアクティブにします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをリタイアします。 |
オフライン |
|
デフォルト・リビジョン・バージョンをSOAコンポジット・アプリケーションに割り当てます。 |
オフライン |
|
デプロイ済のSOAコンポジット・アプリケーションを一覧表示します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_startComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(例: |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(例: |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名に対応するパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョン。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルによって、アプリケーションに関連付けられているメタデータ・サービス(MDS)アーティファクトが識別されます。ラベルを指定しない場合は、最新のラベルが検索されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
を起動します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_startComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
を起動します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_startComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_stopComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(例: |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(例: |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名に対応するパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョン。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルによって、アプリケーションに関連付けられているMDSアーティファクトが識別されます。ラベルを指定しない場合は、最新のラベルが検索されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
を停止します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_stopComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
を停止します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_stopComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_activateComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(例: |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(例: |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名に対応するパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョン。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルによって、アプリケーションに関連付けられているMDSアーティファクトが識別されます。ラベルを指定しない場合は、最新のラベルが検索されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をアクティブ化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_activateComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をアクティブ化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_activateComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_retireComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [label], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(例: |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(例: |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名に対応するパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョン。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションのラベル。ラベルによって、アプリケーションに関連付けられているMDSアーティファクトが識別されます。ラベルを指定しない場合は、最新のラベルが検索されます。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をリタイアします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_retireComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
内のHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をリタイアします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_retireComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_assignDefaultComposite(host, port, user, password, compositeName, revision, [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(例: |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(例: |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名に対応するパスワード。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョン。 |
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、HelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をデフォルト・バージョンとして設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_assignDefaultComposite("myhost", "7001", "weblogic", "welcome1", "HelloWorld", "1.0")
次の例では、パーティションmyPartition
にあるHelloWorld
アプリケーションのリビジョン1.0
をデフォルト・バージョンとして設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_assignDefaultComposite("stadp10", "7001", "weblogic", "weblogic", "HelloWorld", "1.0", partition="myPartition")
コマンド・カテゴリ: アプリケーション管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_listDeployedComposites(host, port, user, password)
引数 | 定義 |
---|---|
|
Oracle WebLogic Serverのホスト名(例: |
|
Oracle WebLogic Serverのポート(例: |
|
実行中のサーバーに接続しMBean情報を取得するためのユーザー名(たとえば、 |
|
ユーザー名に対応するパスワード。 |
SOAコンポジット・アプリケーションに対して添付、抽出、生成および構成プランを検証するには、表2-4に示された構成プラン管理コマンドを使用します。
表2-4 WLST構成用の構成プラン管理コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
SOAコンポジット・アプリケーションのJARファイルへ構成プラン・ファイルを添付します。 |
オフライン |
|
JARファイルにパッケージ化された構成プランを編集のために抽出します。 |
オフライン |
|
編集用に構成プランを生成します。 |
オフライン |
|
構成プランを検証します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: 構成プラン管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_attachPlan(sar, configPlan, [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SARファイルの絶対パス。 |
|
構成プラン・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。SARファイルの既存の構成プランを上書きするかどうかを指定します。
|
|
オプション。構成プランの添付についての詳細情報を出力するかどうかを指定します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションにconfigplan.xml
構成プラン・ファイルを付加します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_attachPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの既存の構成プランをconfigplan.xml
ファイルで上書きます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_attachPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml", overwrite=true)
コマンド・カテゴリ: 構成プラン管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
編集のために、SOAコンポジット・アプリケーション・ファイルにパッケージ化された構成プランを抽出します。これはオプションの手順です。プランが存在しない場合、これはsca_generatePlan
で新しいファイルの作成と同じです。
sca_extractPlan(sar, configPlan, [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SARファイルの絶対パス。 |
|
抽出される構成プラン・ファイルへの絶対パス。 |
|
オプション。
|
|
オプション。構成プランの抽出についての詳細情報を出力するかどうかを指定します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションから編集するためにconfigplan.xml
ファイルを抽出します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_extractPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションから編集するためにconfigplan.xml
ファイルを抽出します。このコマンドによって、既存のプランも上書されます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_extractPlan("/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar", "/tmp/configplan.xml", overwrite=true)
コマンド・カテゴリ: 構成プラン管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_generatePlan(configPlan, sar, composite, [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
生成される構成プラン・ファイルの絶対パス。
|
|
SARファイルの絶対パス。
|
|
展開された(解凍された) SARディレクトリにある |
|
オプション。既存の構成プラン・ファイルを上書きするかどうかを指定します。
|
|
プラン生成についての詳細情報を出力するかどうかを指定します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルmyplan.xml
を生成します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_generatePlan("/tmp/myplan.xml", sar="/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルmyplan2.xml
を生成します。myplan2.xml
ファイルは既存のプランを上書きます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_generatePlan("/tmp/myplan2.xml", composite="/tmp/HelloWorld_rev1.0/composite.xml", overwrite=true)
コマンド・カテゴリ: 構成プラン管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_validatePlan(reportFile, configPlan, [sar], [composite], [overwrite], [verbose])
引数 | 定義 |
---|---|
|
生成されるレポート・ファイルの絶対パス。検証結果はこのファイルに書き込まれます。 |
|
構成プラン・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。SARファイルの絶対パス。 |
|
オプション。展開された(解凍された) SARディレクトリにある |
|
オプション。既存の構成プラン・ファイルを上書きするかどうかを指定します。
|
|
オプション。構成プランの検証についての詳細情報を出力するかどうかを指定します。
|
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルconfigplan.xml
を検証します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_validatePlan("/tmp/myreport.xml", "/tmp/configplan.xml", sar="/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar")
次の例では、HelloWorld
アプリケーションの構成プラン・ファイルconfigplan.xml
を検証します。configplan.xml
プランは既存のプランを上書きます。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_validatePlan("/tmp/myreport.xml", "/tmp/configplan.xml",composite="/tmp/HelloWorld_rev1.0/composite.xml", overwrite=true)
ヒューマン・ワークフロー・タスクを検証するには、表2-5に示されたタスク検証コマンドを使用します。
表2-5 WLST構成用のタスク検証コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
ヒューマン・ワークフロー・タスクを検証します。 |
オフライン |
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルするには、表2-6に示されたコンパイル・コマンドを使用します。
表2-6 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのコンパイル・コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
JVMシステム・プロパティを設定します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・コンパイル・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
JVMシステム・プロパティを設定します。このコマンドは、SSL上にsca_deployComposite
およびsca_undeployComposite
を使用する前に、セキュア・ソケット・レイヤー(SSL)システム・プロパティも設定できます。
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・コンパイル・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
SOAコンポジット・アプリケーションをコンパイルします。
注意:
sca_compile
コマンドは、ant-sca-compile.xml
スクリプトを検索するためにoracle.home
プロパティが必要です。これは一度設定する必要があります。scac_setProp
コマンドまたはoracleHome
プロパティを使用して、値を設定できます。
sca_compile(composite, [outXml], [error], [appHome], [displayLevel], [oracleHome])
引数 | 定義 |
---|---|
|
展開(解凍)されたSARディレクトリ内のコンポジット・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。出力XMLファイルの絶対パス。 |
|
オプション。エラー・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。アプリケーション・ホーム・ディレクトリの絶対パス。データを共有している場合、このプロパティは必須です。 |
|
オプション。表示する情報レベル。デフォルト値は |
|
オプション。 |
|
オプション。スキーマ検証エラーがレポートされるかどうかを指定します。デフォルト値はfalseです。 |
次の例では、FirstComposite
アプリケーションをコンパイルします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_compile("/tmp/FirstComposite_ rev1.0/composite.xml", displayLevel=2)
次の例では、FirstComposite
アプリケーションをコンパイルし、myout.xml
ファイルに詳細をキャプチャします。エラーが発生する場合、error.out
ファイルにキャプチャします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_compile("/tmp/FirstComposite_ rev1.0/composite.xml", outXml="/tmp/myout.xml", error="error.out")
次の例では、FirstComposite
アプリケーションをコンパイルします。ant-sca-compile.xml
スクリプトを検索するためにoracleHome
プロパティ設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_compile("/tmp/FirstComposite_ rev1.0/composite.xml", displayLevel=2, oracleHome="/scratch/myusername/beahome/AS11gR1SOA")
SOAコンポジット・アプリケーションをコンポジットSARファイルにパッケージ化するには、表2-7に示されたパッケージ化コマンドを使用します。
表2-7 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのパッケージ化コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
SOAコンポジット・アプリケーション・ファイルをコンポジットSARファイルにパッケージ化します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・パッケージ化コマンド
WLSTでの使用: オフライン
SOAコンポジット・アプリケーション・ファイルをコンポジットSARファイルにパッケージ化します。このコマンドは、次の操作を実行します。
${compositeDir}
にコンポジット・アーティファクトをコンパイルするためにsca_compile
を呼び出します。
${compositeDir}/src
内のソース・コードをコンパイルするためにjavac
を呼び出します。
${compositeDir}/composite.xml
のリビジョンを置き換えます。
${compositeDir}/deploy
にsca_${compositeName}_rev${revision}.jar
を作成するためにアーティファクトをパッケージ化します。
注意:
sca_package
コマンドは、ant-sca-package.xml
スクリプトを検索するためにoracle.home
が必要です。これは一度設定する必要があります。scac_setProp
コマンドまたはoracleHome
プロパティを使用して、このプロパティを設定できます。
sca_package(compositeDir, compositeName, revision, [appHome], [oracleHome])
引数 | 定義 |
---|---|
|
コンポジット・アーティファクトが含まれるディレクトリの絶対パス。 |
|
コンポジットの名前。 |
|
コンポジットのリビジョンID。 |
|
オプション。アプリケーション・ホーム・ディレクトリの絶対パス。データを共有している場合、このプロパティは必須です。 |
|
オプション。 |
次の例では、OrderBookingComposite
アプリケーションをパッケージ化します。このアプリケーションでは共有データが使用されるので、appHome
プロパティを設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_package("/tmp/app_data/OrderBookingComposite", "OrderBookingComposite", "1.0", appHome="/tmp/app_data")
次の例では、HelloSOAComposite
アプリケーションをパッケージ化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_package ("/tmp/HelloSOAApplication/HelloSOAComposite", "HelloSOAComposite", "1.0")
次の例では、HelloSOAComposite
アプリケーションをパッケージ化します。ant-sca-compile.xml
スクリプトを検索するためにoracleHome
プロパティ設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_package ("/tmp/HelloSOAApplication/HelloSOAComposite", "HelloSOAComposite", "1.0", oracleHome="/scratch/myusername/beahome/AS11gR1SOA")
SOAコンポジット・アプリケーションをテストするには、表2-8に示されたSOAコンポジット・アプリケーションのテスト・コマンドを使用します。
表2-8 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのテスト・コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
デプロイ済のSOAコンポジット・アプリケーションをテストします。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・テスト・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
本番環境にデプロイする前に、デプロイされるSOAコンポジット・アプリケーションをテストします。Oracle JDeveloperでテストのスイートを作成します。sca_test
コマンドはant-sca-test.xml
を呼び出します。
sca_test('compositeName', 'revision', 'testsuiteName', 'jndiPropFile', [oracleHome='oracleHome'], [javaHome='javaHome'])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAコンポジット・アプリケーションの名前。 |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのリビジョンID。 |
|
テスト・スイートの名前。 |
|
JNDIプロパティ・ファイルの絶対パス。 |
|
オプション。 |
|
オプション。 |
HTTPクライアントに基づいてSOAコンポジット・アプリケーションをエクスポートおよびインポートするには、表2-9に示されたSOAコンポジット・アプリケーション・コマンドを使用します。これらのコマンドを使用するには、SOAインフラストラクチャが実行している必要があります。
表2-9 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
SOAコンポジット・アプリケーションをSARファイルにエクスポートします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイメント後の変更をJARファイルにエクスポートします。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイメント後の変更をインポートします。 |
オフライン |
|
指定したパターンの共有データをJARファイルにエクスポートします。 |
オフライン |
|
トップレベルの共有データ・フォルダを削除します。 |
オフライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_exportComposite(serverURL, updateType, sarFile, compositeName, revision, [user], [password], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
エクスポートするデプロイメント後の変更のタイプ。
|
|
生成するSARファイル( |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、デプロイメント後の変更を含めずにコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'none', '/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、すべてのデプロイメント後の更新とともにコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'all', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-all.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、プロパティのデプロイメント後の更新とともにコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'property', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-prop.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、ランタイムまたはメタデータのデプロイメント後の更新とともにコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'runtime', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-runtime.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、デプロイ後の更新を含まずに、myPartition
パーティション内のコンポジットをエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportComposite('http://stabc:8001', 'none', '/tmp/sca_HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0', partition='myPartition')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_exportUpdates(serverURL, updateType, jarFile, compositeName, revision, [user], [password], [partition])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
エクスポートするデプロイメント後の変更のタイプ。
|
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、すべてのデプロイメント後の更新をエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'all', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar','HelloWorld', '1.0')
次の例では、プロパティのデプロイメント後の更新をエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'property','/tmp/prop-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、ランタイムまたはメタデータのデプロイメント後の更新をエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'runtime','/tmp/runtime-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、パーティションmyPartition
内のコンポジットのデプロイ後の変更をJARファイルにエクスポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdates('http://stabc:8001', 'runtime', '/tmp/runtime-HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0', partition='myPartition')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_importUpdates(serverURL, jarFile, compositeName, revision, [user], [password])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
デプロイメント後の変更が含まれるJARファイルの絶対パス。 |
|
デプロイメント後の変更をインポートするコンポジットの名前。 |
|
デプロイメント後の変更をインポートするコンポジットのリビジョン。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。SOAコンポジット・アプリケーションが置かれているパーティションの名前。デフォルト値は |
次の例では、SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイメント後の変更をインポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_importUpdates('http://stabc:8001', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、パーティションmyPartition
内のコンポジットのデプロイ後の変更をインポートします。
wls:/offline/mydomain/ServerConfig> sca_importUpdates('http://stabc:8001', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0', partition='myPartition')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_exportSharedData(serverURL, jarFile, pattern, [user], [password])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
MDS転送APIによってサポートされているファイル・パターン。複数のパターンを指定する場合は、デリミタとしてセミコロン( /Project1/**;/Project2/** この例では、 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オフライン
sca_removeSharedData(serverURL, folderName, [user], [password])
引数 | 定義 |
---|---|
|
SOAインフラストラクチャ・アプリケーションをホストするサーバーのURL(たとえば、 |
|
削除するトップレベルの共有データ・フォルダの名前。 |
|
オプション。サーバーにアクセスするためのユーザー名(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
|
オプション。サーバーにアクセスするためのパスワード(基本構成が構成されている場合)。この引数には次の構文を使用します:
|
サーバーベースのコンポジット・ストアMBean (CompositeStoreMXBean
)にSOAコンポジット・アプリケーションをエクスポートおよびインポートするには、表2-10に示されたデプロイメント・コマンドを使用します。
表2-10 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのエクスポートおよびインポート・コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
SOAコンポジット・アプリケーションをSARファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイメント後の変更をJARファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションのデプロイメント後の変更をインポートします。 |
オンライン |
|
指定したパターンの共有データをJARファイルにエクスポートします。 |
オンライン |
このオプションを使用する場合、エクスポート・コマンドで生成されたファイルおよびインポート・コマンドで読み取られたファイルは、サーバーが実行しているホスト(Oracle WebLogic管理サーバーまたは管理対象SOAサーバー)にある必要があります。
コンポジット・ストアMBeanは、SOAサーバーのサーバー実行時MBeanとOracle WebLogic管理サーバーのドメイン実行時MBeanの両方として登録されます。そのため、SOAサーバーが停止している間も、インポートとエクスポートを続行することが可能になります。コンポジット・ストアMBeanの使用では、WLSTコマンドのみが提供されています。ant
コマンドはありません。
connect()
コマンドを実行して、SOAサーバーまたはOracle WebLogic管理サーバーのいずれかに接続する必要があります。
wls:offline>connect('weblogic', 'password', 't3://stabc:8001')
SOAサーバーの停止中にドメイン実行時MBeanを使用する場合、domainRuntime()
コマンドを実行する必要があります。
wls:offline>connect('weblogic', 'password', 't3://stabc:7001') wls:/soainfra/serverConfig>domainRuntime()
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オンライン
sca_exportCompositeMb(updateType, sarFile, compositeName, revision)
引数 | 定義 |
---|---|
|
エクスポートするデプロイメント後の変更のタイプ。
|
|
生成するSARファイルの絶対パス。 |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
この例では、デプロイメント後の変更を含めずにコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('none', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
この例では、すべてのデプロイメント後の更新とともにコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('all', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-all.jar', 'HelloWorld','1.0')
この例では、プロパティのデプロイメント後の更新とともにコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('property', '/tmp/sca_ HelloWorld_rev1.0-prop.jar', HelloWorld', '1.0')
この例では、ランタイムまたはメタデータのデプロイメント後の更新とともにコンポジットをエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportCompositeMb('runtime', '/tmp/sca_HelloWorld_ rev1.0-runtime.jar','HelloWorld', '1.0')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オンライン
sca_exportUpdatesMb(updateType, jarFile, compositeName, revision)
引数 | 定義 |
---|---|
|
エクスポートするデプロイ後の変更のタイプ: |
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
エクスポートするコンポジットの名前。 |
|
エクスポートするコンポジットのリビジョン。 |
次の例では、すべてのデプロイメント後の更新をエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdatesMb('all', '/tmp/all-HelloWorld_rev1.0.jar','HelloWorld', '1.0')
次の例では、プロパティのデプロイメント後の更新をエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdatesMB('property', '/tmp/prop-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
次の例では、ランタイムまたはメタデータのデプロイメント後の更新をエクスポートします。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_exportUpdatesMB('runtime', '/tmp/runtime-HelloWorld_ rev1.0.jar', 'HelloWorld', '1.0')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オンライン
sca_importUpdatesMb(jarFile, compositeName, revision)
引数 | 定義 |
---|---|
|
デプロイメント後の変更が含まれるJARファイルの絶対パス。 |
|
デプロイメント後の変更をインポートするコンポジットの名前。 |
|
デプロイメント後の変更をインポートするコンポジットのリビジョン。 |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・エクスポートおよびインポート・コマンド
WLSTでの使用: オンライン
sca_exportSharedDataMb(jarFile, pattern)
引数 | 定義 |
---|---|
|
生成するJARファイルの絶対パス。 |
|
MDS転送APIによってサポートされているファイル・パターン。複数のパターンを指定する場合は、デリミタとしてセミコロン( /Project1/**;/Project2/** この例では、 |
パーティションを管理するには、表2-11に示されたデプロイメント・コマンドを使用します。パーティション化では、異なるリビジョンのSOAコンポジット・アプリケーションを別々のセクションに論理的にグループ化できます。このことは、Oracle BPEL Process Managerの10.1.xリリースのドメインの概念に似ています。
表2-11 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのパーティション管理コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
パーティションを作成します。 |
オンライン |
|
パーティションを削除する前に、パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションをアンデプロイします。 |
オンライン |
|
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションを起動します。 |
オンライン |
|
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションを停止します。 |
オンライン |
|
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションをアクティブにします。 |
オンライン |
|
パーティション内のすべてのSOAコンポジット・アプリケーションをリタイアします。 |
オンライン |
|
SOAインフラストラクチャのすべてのパーティションを一覧表示します。 |
オンライン |
|
特定のパーティション内のすべてのコンポジットを一覧表示します。 |
オンライン |
|
パーティションを作成し、それをワーク・マネージャ・グループに関連付けます。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・パーティション管理コマンド
WLSTでの使用: オンライン
sca_createPartitionWMG(partitionName, workmanagerGroupName, workmanagerGroupDescription)
引数 | 定義 |
---|---|
|
作成するパーティションの名前。 |
|
使用するワーク・マネージャ・グループの名前。ワーク・マネージャ・グループが存在しない場合には作成されます。 |
|
ワーク・マネージャ・グループが作成される場合、その説明。 |
次のファイルにあるSOAコンポジット・アプリケーションと共有データのオフライン・デプロイメントを管理するには、表2-12に示されたデプロイメント・コマンドを使用します。
$domain/config/fmwconfig/composite-offline-deployments-default.xml
SOAサーバーを再起動すると、ファイルに登録されたSOAコンポジット・アプリケーションと共有データがデプロイされます。
表2-12 WLST構成用のSOAコンポジット・アプリケーションのオフライン・デプロイメント管理コマンド
使用するコマンド | 用途 | 使用するWLST |
---|---|---|
SOAコンポジット・アプリケーションと共有データのオフライン・デプロイメントを登録します。 |
オフライン |
|
SOAコンポジット・アプリケーションと共有データのオフライン・デプロイメントの登録を解除します。 |
オフライン |
これらのWLSTコマンドを使用する際は、次のガイドラインに注意してください。
同じSOAコンポジット・アプリケーションが再度登録され、対応するSARファイルが同じ名前の場合、コンポジットは再デプロイされません。オフライン・デプロイメント中は、コンポジットは省略されます。これは、オフライン・デプロイメントではコンポジットの再デプロイメントをサポートしていないためです。
SOAコンポジット・アプリケーションのJAR名に、接頭辞sca_
が付いていることを確認してください。sca_registerCompositeOfflineDeployment
コマンドは、共有データ・デプロイメントまたはコンポジット・デプロイメントのいずれかを登録します。コンポジットSARファイルの名前は常にsca_*.jar
になります。sca_
で始まるJARファイルのみがコンポジットSARファイルとみなされます。sca_
で開始しないJARファイルは、共有データ・ファイルとして扱われます。
sca_registerCompositeOfflineDeployment
コマンドでSOAコンポジット・アプリケーションの新しいリビジョン(たとえば、sca_HelloWorld.jar
のリビジョン2.0)を登録し、サーバーを再起動すると、以前のデフォルトのSOAコンポジット・アプリケーションのリビジョン(たとえば、sca_HelloWorld.jar
のリビジョン1.0)はリタイアされます。Oracle SOA Composerなどのランタイム・ツールを使用して古い1.0リビジョンで実行されたランタイム変更は、新しい2.0リビジョンにマージされます。
構成ファイルを使用したオフライン・デプロイメントの詳細は、Oracle SOA SuiteでのSOAアプリケーションの開発のサーバーを実行しないSOAコンポジット・アプリケーションのデプロイに関する項を参照してください。
SARファイルの命名規則の詳細は、Oracle SOA SuiteでのSOAアプリケーションの開発のデプロイ済のサービス・アーカイブに関する項を参照してください。
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・オフライン・デプロイメント管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
composite-offline-deployments-default.xml
ファイル内のSOAコンポジット・アプリケーションと共有データのオフライン・デプロイメントを登録します。登録をすると、SOAサーバーが再起動する際に、ファイルに一覧表示されたSOAコンポジット・アプリケーションおよび共有データをデプロイできるようになります。
sca_registerCompositeOfflineDeployment(domainDir, fileLocation, partition)
引数 | 定義 |
---|---|
|
サーバー・ドメインへの絶対パス。 |
|
コンポジットSARファイルまたは共有データJARファイルの絶対パス。 |
|
コンポジットをデプロイするパーティション。この引数はオプションです。指定されない場合、 |
この例では、ドメイン・ディレクトリおよびsca_HelloWorld.jar
コンポジットのファイルの場所を指定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_registerCompositeOfflineDeployment ('/scratch/aime1/fmwhome12/user_projects/domains/soainfra', '/tmp/sca_HelloWorld.jar')
この例では、ドメイン・ディレクトリ、sca_App1.jar
コンポジットのファイルの場所およびパーティションmyPartition
を指定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_registerCompositeOfflineDeployment ('/scratch/aime1/fmwhome12/user_projects/domains/soainfra','/tmp/sca_App1.jar', partition='myPartition')
この例では、ドメイン・ディレクトリおよびshareddata.jar
共有データ・ファイルのファイルの場所を指定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_registerCompositeOfflineDeployment ('/scratch/aime1/fmwhome12/user_projects/domains/soainfra', '/tmp/shareddata.jar')
コマンド・カテゴリ: アプリケーション・オフライン・デプロイメント管理コマンド
WLSTでの使用: オフライン
サーバーの再起動中に処理されないように、SOAコンポジット・アプリケーションまたは共有データを$domain/config/fmwconfig/composite-offline-deployments-default.xml
ファイルから登録解除(削除)します。コンポジットまたは共有データは、オフライン・デプロイメント処理中はチェックされません。これは、既存のSOAコンポジット・アプリケーションには影響しません。サーバーの再起動時に、コンポジットがアンデプロイまたはリタイアされることはありません。
sca_unregisterCompositeOfflineDeployment(domainDir, fileLocation)
引数 | 定義 |
---|---|
|
サーバー・ドメインへの絶対パス。 |
|
コンポジットSARファイルまたは共有データJARファイルの絶対パス。 |
この例では、ドメイン・ディレクトリおよびsca_HelloWorld.jar
SARファイルを指定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_unregisterCompositeOfflineDeployment ('/scratch/aime1/fmwhome12/user_projects/domains/soainfra','/tmp/sca_HelloWorld.jar')
この例では、ドメイン・ディレクトリおよびshareddata.jar
共有データ・ファイルを指定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> sca_unregisterCompositeOfflineDeployment('/scratch/aime1/fmwhome12/ user_projects/domains/soainfra','/tmp/shareddata.jar')
SOAヘルス・チェック・フレームワークにより、一連のヘルスチェックおよびヘルスチェック・カテゴリが提供され、システムのヘルスをモニターできます。チェックには、メモリー・チェック、データソース・チェック、SOAアプリケーション・ターゲット・チェック、BPEL関連チェックなどが含まれます。
SOAヘルス・チェックを構成、実行するには、SOAヘルス・チェック・コマンドを使用します(表2-13のリストを参照)。
表2-13 SOAヘルス・チェック・コマンド
使用するコマンド |
用途 |
使用するWLST |
ヘルス・チェックを実行して、レポートを取得します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック・カテゴリを実行して、レポートを取得します。 |
オンライン |
|
指定されたヘルス・チェックを実行して、レポートを取得します。 |
オンライン |
|
指定された時間間隔で、成功しなかったすべての実行のIDを取得します。 |
オンライン |
|
指定された不成功のヘルス・チェック実行IDに対応するレポートを取得します。 |
オンライン |
|
すべての登録済ヘルス・チェックをリストします。 |
オンライン |
|
指定されたカテゴリのすべてのヘルス・チェックをリストします。 |
オンライン |
|
すべてのヘルス・チェック・カテゴリをリストします。 |
オンライン |
|
すべてのヘルス・チェック・リクエスト結果を削除します。 |
オンライン |
|
指定された時間間隔の間に収集されたヘルス・チェック・リクエスト結果を削除します。 |
オンライン |
|
フィルタ基準と一致する成功しなかったヘルス・チェック実行の結果レポートを取得します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック・パラメータの現在の値を取得します。 |
オンライン |
|
その値をヘルス・チェック・パラメータに設定します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック・パラメータをデフォルト値にリセットします。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック・パラメータと値のリストを取得します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック起動実行を有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック起動実行に使用されるカテゴリを変更します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック起動実行の詳細を取得します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック定期実行を、指定された名前と設定で作成します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック定期実行を有効化または無効化します。 |
オンライン |
|
定期実行の間隔を変更します。 |
オンライン |
|
定期実行のスケジュールを変更します。 |
オンライン |
|
定期実行のカテゴリを指定されたカテゴリに変更します。 |
オンライン |
|
指定された定期実行の設定を取得します。 |
オンライン |
|
すべてのヘルス・チェック定期実行の詳細を取得します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェック定期実行を削除します。 |
オンライン |
|
無効化されたヘルス・チェックのリストを取得します。 |
オンライン |
|
ヘルス・チェックを無効化します。 |
オンライン |
|
無効化されたヘルス・チェックを再有効化します。 |
オンライン |
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたヘルス・チェックを実行して、実行のレポートを取得します。
構文
executeHealthCheckAndGenerateReport(hcName, fileName)
引数 |
定義 |
|
実行するヘルス・チェックの名前。 |
|
出力レポートを格納するために使用されるファイルの名前とパス。 |
例2-1 例
次の例は、DatasourceCheckヘルス・チェックを実行して、結果を/tmp/myfile
に格納します。
wls:/mydomain/ServerConfig> executeHealthCheckAndGenerateReport('DatasourceCheck', '/tmp/myfile')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたヘルス・チェック・カテゴリを実行して、実行のレポートを取得します。
構文
executeHealthCheckCategoryAndGenerateReport(categoryName, fileName)
引数 |
定義 |
categoryName |
実行するヘルス・チェック・カテゴリの名前。 |
fileName |
出力レポートを格納するために使用されるファイルの名前とパス。 |
例2-2 例
次の例は、Startupヘルス・チェックを実行して、結果を/tmp/myfileに格納します。
wls:/mydomain/ServerConfig> executeHealthCheckCategoryAndGenerateReport('Startup', '/tmp/myfile')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたヘルス・チェックを実行して、実行のレポートを取得します。
構文
executeHealthChecksAndGenerateReport(hcNames, fileName)
引数 |
定義 |
|
実行するヘルス・チェックの名前。 |
|
出力レポートを格納するために使用されるファイルの名前とパス。 |
例2-3 例
wls:/mydomain/ServerConfig> executeHealthChecksAndGenerateReport(['DatasourceCheck', 'SOALibraryCheck'], '/tmp/myfile')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定された時間間隔で、成功しなかったすべての実行のIDを取得します。
構文
getUnsuccessfulHCRequestIds(startTime, endTime)
引数 |
定義 |
|
時間間隔の開始時刻。 |
|
時間間隔の終了時刻。 |
例2-4 例
次の例は、2014年6月17日の午後1時00分から午後3時00分までの間の、成功しなかったすべての実行のIDを取得します。
wls:/mydomain/ServerConfig> getUnsuccessfulHCRequestIds('Jun 17, 2014 1:00:00 PM', 'Jun 17, 2014 3:00:00 PM')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定された不成功のヘルス・チェック実行IDに対応するレポートを取得します。
構文
getUnsuccessfulHCRequestResultReport(id, fileName)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック実行ID。 |
|
出力レポートを格納するために使用されるファイルの名前とパス。 |
例2-5 例
次の例は、実行ID2に対応するレポートを取得して、/tmp/myfile
に格納します。
wls:/mydomain/ServerConfig> getUnsuccessfulHCRequestResultReport('2', '/tmp/myfile')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
すべての登録済ヘルス・チェックをリストします。
構文
listHealthChecks()
例2-6 例
次の例は、登録済ヘルス・チェックをリストします。
wls:/mydomain/ServerConfig> listHealthChecks()
Successfully executed the command. Registered health checks are:
-------------------------------------------------------------------
[DatasourceCheck]
[SOAAppCheck]
[JDBCPoolsCheck]
[SOALibraryCheck]
[BPELAsyncRequestCheck]
[BPELComponentInstanceCheck]
[EDNMessageCheck]
[ServiceCheck]
[MemoryCheck]
-------------------------------------------------------------------
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたカテゴリのすべてのヘルス・チェックをリストします。
構文
listHealthChecksInCategory(categoryName)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック・カテゴリの名前。 |
例2-7 例
次の例は、Startupカテゴリにある、すべてのヘルス・チェックをリストします。
wls:/mydomain/ServerConfig> listHealthChecksInCategory('Startup')
Successfully executed the command. Registered health checks in the given category are:
---------------------------------------------------------------------------------
---
[DatasourceCheck]
[SOAAppCheck]
[JDBCPoolsCheck]
[SOALibraryCheck]
[ServiceCheck]
[MemoryCheck]
---------------------------------------------------------------------------------
---
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
すべてのヘルス・チェック・カテゴリをリストします。
構文
listHealthCheckCategories()
例2-8 例
次の例は、ヘルス・チェック・カテゴリをリストします。
wls:/mydomain/ServerConfig> listHealthCheckCategories()
Successfully executed the command. Registered health check categories are:
-----------------------------------------------------------------------------
[Startup]
[Quick]
[Intermediate]
[Extensive]
[Config]
-----------------------------------------------------------------------------
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
すべてのヘルス・チェック・リクエスト結果を削除します。
構文
deleteAllHCRequestResults()
例2-9 例
次の例は、すべてのヘルス・チェック・リクエスト結果を削除します。
wls:/mydomain/ServerConfig> deleteAllHCRequestResults()
Successfully executed the command.
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定された時間間隔の間に収集されたヘルス・チェック・リクエスト結果を削除します。
構文
deleteHCRequestResults(startTime, endTime)
引数 |
定義 |
|
時間間隔の開始時刻。 |
|
時間間隔の終了時刻。 |
例2-10 例
次の例は、2014年6月17日の午後1時00分から午後3時00分までの間のヘルス・チェック・リクエスト結果を削除します。
wls:/mydomain/ServerConfig> deleteHCRequestResults('Jun 17, 2014 1:00:00 PM', 'Jun 17, 2014 3:00:00 PM')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたフィルタ基準と一致する、成功しなかったヘルス・チェック実行の結果レポートを取得します。
stateNames
が渡されなかった場合、すべての状態が使用されます。hcName
が渡されない場合、すべてのヘルス・チェックが対象になります。fileName
が渡されない場合、hcResultReport.htmlと呼ばれるレポートが、現在の作業ディレクトリに生成されます。
構文
getUnsuccessfulHCResultReport(startTime, endTime, stateNames=[], hcName=None, fileName='hcResultReport.html')
引数 |
定義 |
|
時間間隔の開始時刻。 |
|
時間間隔の終了時刻。 |
|
オプション。状態名(たとえば、['Success']) |
|
オプション。成功しなかった結果レポートが取得されるヘルス・チェックの名前。 |
|
オプション。出力レポートが格納されるファイルの名前とパス。 |
例2-11 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getUnsuccessfulHCResultReport('Jan 1, 1970 0:00:00 AM', 'Jul 22, 2014 8:00:00 PM', ['Success'], 'DatasourceCheck', '/tmp/myfile')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたヘルス・チェック・パラメータの現在の値を取得します。
構文
getHCParameter(paramName)
引数 |
定義 |
|
確認するヘルス・チェック・パラメータの名前。 |
例2-12 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getHCParameter("MemoryCheck.memThreshold")
Health Check Parameter:
----------------------------
Name : MemoryCheck.memThreshold
Value : 25
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック・パラメータを指定された値に設定します。このコマンドは、ヘルス・チェック・パラメータのデフォルト値をオーバーライドします。
構文
setHCParameter(paramName, paramValue)
引数 |
定義 |
|
更新するヘルス・チェック・パラメータの名前。 |
|
ヘルス・チェック・パラメータの新しい値。 |
例2-13 例
wls:/mydomain/ServerConfig> setHCParameter("MemoryCheck.memThreshold", "35")
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたヘルス・チェック・パラメータをデフォルト値にリセットします。
構文
resetHCParameter(paramName)
引数 |
定義 |
|
更新するヘルス・チェック・パラメータの名前。 |
例2-14 例
wls:/mydomain/ServerConfig> resetHCParameter("MemoryCheck.memThreshold")
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック・パラメータと値のリストを取得します。
構文
getHCParameters()
例2-15 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getHCParameters()
Successfully executed the command. Health check parameters are:
----------------------------------------------------------------
JDBCPoolsCheck.ConnectionMaxMillis=2000
EDNMessageCheck.pendingMsgOaooCount=5000
EDNMessageCheck.pendingMsgCount=2000
BPELAsyncRequestCheck.pendingAsyncReqCount=1000
BPELComponentInstanceCheck.faultInstanceCount=500
BPELComponentInstanceCheck.openInstanceCount=1000
JDBCPoolsCheck.TestMaxMillis=1000
MemoryCheck.memThreshold=35
----------------------------------------------------------------
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック起動実行を有効化または無効化します。
構文
enableHCStartupRun(enabledFlag)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック起動実行を有効化または無効化するために使用されるブール値(trueまたはfalse)。 |
例2-16 例
次の例は、起動実行を有効化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> enableHCStartupRun(true)
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック起動実行に使用されるカテゴリを変更します。
構文
setHCStartupRunCategory(categoryName)
引数 |
定義 |
|
起動実行に使用されるヘルス・チェック・カテゴリの名前。 |
例2-17 例
次の例は、起動実行カテゴリを「クイック」に設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> setHCStartupRunCategory('Quick')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック起動実行の詳細を取得します。詳細には、起動実行ヘルス・チェック・カテゴリと、実行のステータス(「有効」またはdisabled)が含まれます。
構文
getHCStartupRun()
例2-18 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getHCStartupRun()
Startup Run
-----------------------------
Category Name : Startup
Enabled : true
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック定期実行を、指定された名前と設定で作成します。
構文
createHCPeriodicRun(name, enabledFlag, interval, minuteOfHour, hourOfDay,
dayOfWeek, categoryName)
引数 |
定義 |
|
定期実行の名前。 |
|
定期実行が有効化されるか無効化されるかを決定するブール値(trueまたはfalse)。 |
|
2回の定期実行の間隔(時間間隔。単位は分)。 |
|
最初の実行を開始する時刻の分。値-1は即時を表します。 |
|
最初の実行を開始する時刻の時。値-1は即時を表します。 |
|
最初の実行を開始する曜日。値-1は即時を表します。 |
|
定期実行に使用されるヘルス・チェック・カテゴリの名前。 |
例2-19 例
wls:/mydomain/ServerConfig> createHCPeriodicRun('myrun', true, 30, 0, -1, -1, 'Intermediate')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
ヘルス・チェック定期実行を有効化または無効化します。
構文
enableHCPeriodicRun(name, enabledFlag)
引数 |
定義 |
|
有効化または無効化する定期実行の名前。 |
|
定期実行が有効化されるか無効化されるかを決定するブール値(trueまたはfalse)。 |
例2-20 例
次の例は、定期ヘルス・チェックmyrunを有効化します。
wls:/mydomain/ServerConfig> enableHCPeriodicRun('myrun', true)
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定された定期実行の間隔を変更します。
構文
setHCPeriodicRunInterval(name, interval)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック定期実行の名前。 |
|
指定された定期実行の、継起する実行との間の時間間隔(単位は分)。 |
例2-21 例
次の例は、定期ヘルス・チェックmyrunの間隔を2時間に設定します。
wls:/mydomain/ServerConfig> setHCPeriodicRunInterval('myrun', 120)
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定された定期実行のスケジュールを変更します。
構文
setHCPeriodicRunSchedule(name, minuteOfHour, hourOfDay, dayOfWeek)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック定期実行の名前。 |
|
最初の実行を開始する時刻の分。値-1は即時を表します。 |
|
最初の実行を開始する時刻の時。値-1は即時を表します。 |
|
最初の実行を開始する曜日。値-1は即時を表します。 |
例2-22 例
wls:/mydomain/ServerConfig> setHCPeriodicRunSchedule('hourly', 0, -1, -1)
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
定期実行のカテゴリを指定されたカテゴリに変更します。
構文
setHCPeriodicRunCategory(name, categoryName)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック定期実行の名前。 |
|
定期実行に使用されるヘルス・チェック・カテゴリの名前。 |
例2-23 例
wls:/mydomain/ServerConfig> setHCPeriodicRunCategory('myrun', 'Extensive')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定された定期実行に関する詳細(カテゴリ、スケジュールおよび有効なステータスなど)を取得します。
Syntax
getHCPeriodicRun(name)
引数 |
定義 |
|
ヘルス・チェック定期実行の名前。 |
例2-24 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getHCPeriodicRun('myrun')
Periodic Run
-----------------------------
Name : myrun
Category Name : Extensive
Enabled : false
Interval : 2
Day of week : -1
Hour of day : -1
Minute of hour : 0
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
すべてのヘルス・チェック定期実行の詳細を取得します。
構文
getHCPeriodicRuns()
例2-25 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getHCPeriodicRuns()
Periodic Run Table
-----------------------------
PeriodicRun: frequently, enabled=false, interval=60, minuteOfHour=7, hourOfDay=-1,
dayOfWeek=-1, category=Quick
PeriodicRun: daily, enabled=false, interval=1440, minuteOfHour=15, hourOfDay=5,
dayOfWeek=-1, category=Intermediate
PeriodicRun: weekly, enabled=false, interval=10080, minuteOfHour=30, hourOfDay=3,
dayOfWeek=1, category=Extensive
PeriodicRun: myrun, enabled=false, interval=2, minuteOfHour=0, hourOfDay=-1,
dayOfWeek=-1, category=Extensive
PeriodicRun: myrun2, enabled=false, interval=2, minuteOfHour=0, hourOfDay=-1,
dayOfWeek=-1, category=Intermediate
PeriodicRun: myrun3, enabled=false, interval=2, minuteOfHour=0, hourOfDay=-1,
dayOfWeek=-1, category=Intermediate
PeriodicRun: myrun4, enabled=false, interval=30, minuteOfHour=0, hourOfDay=-1,
dayOfWeek=-1, category=Intermediate
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
指定されたヘルス・チェック定期実行を削除します。
構文
removeHCPeriodicRun(name)
引数 |
定義 |
|
削除するヘルス・チェック定期実行の名前。 |
例2-26 例
wls:/mydomain/ServerConfig> removeHCPeriodicRun('myrun')
コマンド・カテゴリ: SOAヘルス・チェック・コマンド
説明
WLSTでの使用: オンライン
無効化されたヘルス・チェックのリストを取得します。
構文
getDisabledHealthChecks()
例2-27 例
wls:/mydomain/ServerConfig> getDisabledHealthChecks()