生成されたコンテンツは、2種類の要素から構成されています。
テキスト要素。これを使用すると、変換時に、テキスト文字列をテンプレートやサーバーから出力に挿入できます。
ナビゲーション要素。特定のドキュメント要素へのリンクを提供します。
テキスト要素は、HTML変換テンプレートで指定されたテキストを出力に直接挿入する方法です。テキスト要素は、ドキュメントの<head>の<meta>タグ内にテキスト要素を配置できない点を除き、カスタム・ドキュメント・プロパティとまったく同様に機能します。
デフォルトで、テキスト要素は定義されていません。変換による出力にテキスト要素を含めるには、必要なテキスト要素を最初にここで定義する必要があります。その後、出力ページ・レイアウトで定義されているページ・レイアウトにテキスト要素を挿入することにより、変換による出力に追加します。
ナビゲーション要素を使用して、HTML出力にナビゲーション・リンクを生成できます。次の各項では、3種類のナビゲーション要素の作成方法について説明します。
ドキュメント・ナビゲーションは、ドキュメントの構造に基づいて、ソース・ドキュメント内の様々なアイテムにリンクする方法です。このタイプのナビゲーションの一般的な使用例としては、アウトライン・レベル1によってマーキングされたドキュメント内のすべての段落(「Heading 1」の段落など)へのリンクの作成があります。この形態のナビゲーションを使用する前に、最初にリンク・マッピング・ルールを追加する必要があります。これは、マッピング・ルール・タブで実行します。
これは、出力のうち、特定の主要なページ(最初のページ、次のページなど)にリンクする方法を提供します。また、外部ページ(http://www.oracle.com/など)にリンクする方法も提供します。