この章の構成は、次のとおりです。
Dynamic Converterの使用を開始してコンテンツ・アイテムのテンプレートを設計する前に、次の準備をしておく必要があります。
コンテンツ・アイテムのOracle WebCenter Content Serverへのチェックイン。コンテンツのチェックイン方法の詳細は、『Oracle WebCenter Contentの使用』を参照してください
適切なテンプレート・タイプによるDynamic Converterテンプレートのコンテンツ・サーバーへのチェックイン。詳細は、「変換テンプレートの管理」を参照してください。
テンプレートの選択ルールと、関連するメタデータおよびテンプレートの追加。詳細は、「テンプレート・ルールの管理」を参照してください。
「Dynamic Converterの構成」ページでの変換フォーマットおよびその他の関連情報の指定。
デフォルトのテンプレートは、定義したテンプレート条件に一致しないコンテンツ・アイテムに適用されます。コンテンツのアイテムに関連付けられているデフォルト・テンプレートを変更するには、次の手順を実行します。
Dynamic Converterでコンテンツ・アイテムが認識されて変換されるためには、コンテンツ・アイテムのファイル形式(MS Word、RTF、プレーン・テキスト)が変換フォーマットのリストに含まれている必要があります。「検索結果」ページや「コンテンツ情報」ページなどで、リストに含まれているファイル形式のみ、その横に(HTML)リンクが表示されます。
この項の内容は次のとおりです。
Dynamic Converterテンプレートを使用してPowerPointプレゼンテーションを変換する場合は、HTML変換テンプレートを使用することをお薦めします。ドキュメントの書式設定に移動して、テンプレート・エディタの「プレゼンテーション」タブでテンプレートをカスタマイズできます。
クラシックHTML変換テンプレートを使用する場合、Oracle Technology Network(http://www.oracle.com/technetwork/indexes/samplecode/
)からダウンロードできるスライドショーのhcst
ファイルを使用する必要があります。ダウンロード後、コンテンツ・サーバーにサンプルをチェックインします。3つのスライドショー・ファイル(slideshow.hcst
、slideshowb.hcst
およびslideshowc.hcst
)をすべてチェックインする必要があります。サンプルのPowerPointファイル(dc_powerpoint.ppt
)をダウンロードすることもできます。
ファイルのチェックインと同時にコンテンツIDを自動的に割り当てるようにDynamic Converterを構成した場合は、これを反映するために、各スライドショー・テンプレート・ファイルを編集する必要があります。そして、各ファイルを再度チェックインしてから、テンプレートの使用を開始します。
PowerPointプレゼンテーションの変換のためにスライドショー・テンプレート・ファイルを構成する手順は、次のとおりです。
これで、PowerPointプレゼンテーション用の変換形式の設定(「変換形式の設定」を参照)と、チェックイン・テンプレートのテンプレート・ルールへの割当て(「テンプレート・ルールの管理」を参照)ができるようになりました。