この章では、Idocスクリプトのカスタム・スクリプト言語を使用して、または他の開発ツールおよびテクノロジを使用して、Oracle WebCenter Content Serverの構成を変更する方法について説明します。
この章の内容は次のとおりです。
構成情報は、コンテンツ・サーバーのサーバー側の専用スクリプト言語であるIdocスクリプトを使用して変更できます。Idocスクリプトを使用すると、変数を参照したり、条件付きでコンテンツをHTMLページに含めたり、問合せから返された結果をループ処理できます。Idocスクリプトは(クライアント側でなく)サーバー側で評価されるため、ページ要素が評価されるのは、ブラウザが要求してから、要求されたページがクライアントに返されるまでの間です。
高度なカスタマイズ、および他のビジネス・システムとの統合には、コンテンツ・サーバーでサポートされている、他の開発ツールおよびテクノロジを使用できます。
Idocスクリプトは主に、次の状況で使用されます。
既存のインクルードに対する例外を定義するスーパー・タグも使用できます。スーパー・タグはインクルードに対して、既存のインクルードで始め、指定されたコードを使用して、そのインクルードに追加するか、またはそのインクルードを変更するように指示します。
config.cfg
ファイルなどの環境リソースに格納でき、コンテンツ・サーバーで事前設定されているものも数多くあります。独自のカスタム変数を定義することもできます。使用法、構文および構成変数の詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Content構成リファレンス』を参照してください。