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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Contentの管理
12c (12.2.1.1)
E77332-02
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はじめに

このガイドでは、Oracle WebCenter ContentとOracle WebCenter Content Serverを管理する方法について説明します。コンテンツ・サーバーのインスタンスを起動したり停止する方法、コンテンツ・サーバーのユーティリティにアクセスして使用する方法、WebCenter Contentのコンポーネントとセキュリティを構成する方法、WebCenter Contentのリポジトリ構造とコンテンツ・アイテムのアーカイブ、取得および移行を行う方法について説明します。

対象読者

このドキュメントは、WebCenter Contentインストールとコンテンツ・サーバーのデプロイを担当するOracle Fusion Middleware管理者を対象としています。

ドキュメントのアクセシビリティについて

Oracleのアクセシビリティへの取り組みについては、Oracle Accessibility ProgramのWebサイト(http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docacc)にアクセスしてください。

Oracleサポートへのアクセス

サポートを購入したオラクル社のお客様は、My Oracle Supportを介して電子的なサポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=info、聴覚に障害があるお客様はhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trsを参照してください。

関連ドキュメント

詳細は、Oracle WebCenter Contentドキュメント・セットに含まれる次のドキュメントを参照してください。

  • 『Oracle WebCenter Contentリリース・ノート』

  • Oracle WebCenter Contentのマネージング

  • Oracle WebCenter Contentでの開発

  • Oracle WebCenter Contentのインストールと構成

  • Oracle WebCenter Contentの使用

  • WebLogic Server WLSTコマンド・リファレンス

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味

太字

太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。

イタリック体

イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。

固定幅フォント

固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、ウィンドウに表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。

WebCenter Content用語

WebCenter Contentのドキュメントでは、WebCenter Contentとコンテンツ・サーバーの構成に関連するディレクトリの変数を参照するするとき、次の用語を使用しています。

  • IdcHomeDir: この変数は、Oracle WebCenter Contentサーバー・メディアが配置されているOracle WebCenter Contentホームのucm/idcディレクトリを参照します。サーバー・メディアは、Oracle WebCenter Content Server、Oracle WebCenter Content: Inbound RefineryまたはOracle WebCenter Content: Recordsのソフトウェアを実行できます。これは、基本的に読取り専用のディレクトリです。デフォルトの場所はWCC_ORACLE_HOME/ucm/idcです。デフォルトの場所の変数部分は変更可能ですが、パスをucm/idcから変更することはできません。

  • DomainHome: この変数は、Oracle WebLogic Serverのアプリケーション・サーバー上で実行するためにOracle WebCenter Contentアプリケーションがデプロイされる、ユーザー指定のディレクトリを参照します。DomainHome/ucm/short-product-id/binディレクトリには、intradoc.cfgファイルおよび実行可能ファイルがあります。DomainHomeのデフォルトの場所はMW_HOME/user_projects/domains/base_domainですが、このパスとドメイン名(base_domain)は、アプリケーション・サーバーにOracle WebCenter Contentアプリケーションをデプロイするときに変更できます。

  • short-product-id: この変数は、アプリケーション・サーバーにデプロイされるOracle WebCenter Contentサーバーのタイプを参照します。この名前はコンテキスト・ルート(デフォルトはHttpRelativeWebRoot構成値)として使用されます。使用可能な値は次のとおりです。

    • cs(Oracle WebCenter Content Server)

    • ibr(Oracle WebCenter Content: Inbound Refinery)

    • urm (Oracle WebCenter Content: Records)

  • IntradocDir: この変数は、アプリケーション・サーバーにデプロイされているOracle WebCenter Contentアプリケーションの一部であるOracle WebCenter Contentインスタンスに固有の構成ファイルとデータ・ファイルのルート・ディレクトリを参照します。Oracle WebCenter Contentインスタンスのいずれかのタイプ(コンテンツ・サーバー(cs)、Inbound Refinery (ibr)またはRecords (urm))用に、このIdocスクリプト変数を構成します。このディレクトリは別の場所にあってもかまいませんが、デフォルトの場所はDomainHome/ucm/short-product-idです。指定したディレクトリは、インスタンス・ディレクトリへの絶対パスで、特定のサーバーまたはノードに一意である必要があります。このディレクトリにはbin/ディレクトリがあり、ここには起動ファイル(intradoc.cfgおよび実行可能ファイル)が格納されています。