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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Sitesの管理
12c (12.2.1.1)
E77293-01
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32 Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントのパフォーマンスの管理

Enterprise Managerでは、管理、パフォーマンス・メトリックの監視、システム・パフォーマンスの監査、およびOracle WebCenter SitesおよびOracle WebCenter Sites: Visitor Servicesのシステム・メッセージの表示ができます。

次の各トピックでは、Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの管理について説明します。

32.1 WebLogic ServerコンソールでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの起動

Oracle WebLogic Server管理コンソールは、WebLogic Serverドメインの管理に使用されるブラウザ・ベースのユーザー・インタフェースです。管理サーバーでは管理コンソールがホストされます。管理コンソールは、管理サーバーへのネットワーク・アクセスを持ち、サポートされたWebブラウザであればどのブラウザからでもアクセス可能なWebアプリケーションです。

WebLogic Serverでコンポーネントの機能に移動するには:

  1. WebLogic ServerのURLを入力します。このURLには、インストール時にWebLogic Serverに割り当てられたホスト名とポート番号が含まれます。URLの形式は次のとおりです。
    http://hostname.domain:port/console
    

    portは、Oracle WebLogic Server上で実行されている管理サーバーのIPポート番号です。デフォルトのポート番号は7001です。

  2. システム管理者のユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。
  3. ナビゲーション・ペインで、ファーム、「WebLogicドメイン」の順に開き、 「サイト」またはVisitor Servicesコンポーネントをクリックします。

    選択内容に対応するドメイン・ページが表示されます。

    WebLogic Server管理コンソールでは、サーバー、クラスタ、仮想ホストおよびワーク・マネージャなどの環境を管理できます。詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』を参照してください。

32.2 Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの起動

Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlは、Oracle WebCenterをインストールするときにデプロイされる、ブラウザベースの管理アプリケーションです。Oracle Enterprise Managerから、次を監視および管理できます。
  • Oracle WebCenter Sites

  • Oracle WebCenter Sites: Visitor Services

Oracle Enterprise ManagerでOracle WebCenter Enterprise Managementのページに移動するには:

  1. Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware ControlのURLを入力します。このURLには、インストール中にOracle Enterprise Managerに割り当てられたホスト名とポート番号が含まれます。URLの形式は次のとおりです。
    http://hostname.domain:port/em
    

    portは、Oracle WebLogic Server上で実行されている管理サーバーのIPポート番号です。デフォルトのポート番号は7001です。

  2. システム管理者のユーザー名とパスワードを入力し、「ログイン」ボタンをクリックします。
  3. 「ターゲット・ナビゲーション」ペインで、ファーム、「WebCenter」「サイト」の順に開きます。
  4. 「サイト」またはVisitor Servicesを選択し、続いてサーバー・ノード(たとえば、Visitor Services)を選択します。

    起動したコンポーネントのホームページが表示されます。

  5. 左側のペインでWebCenter Sites:<コンポーネント名>をクリックすると、<コンポーネント>メニューが表示されます。

    次の表は、このページ上の <コンポーネント>サーバー・メニュー・オプションの一部のリストです。

    表32-1 WebCenter Sites : <コンポーネント>メニュー・オプション

    メニュー・オプション 説明

    ホーム

    このオプションを使用して、WebCenter SitesまたはVisitor Servicesのホームページに移動します。WebCenter Sitesとそのコンポーネントのホームページの表示を参照してください。

    監視

    このオプションを使用して、WebCenter SitesまたはVisitor Servicesサーバーの主なパフォーマンス・メトリックを監視できます。WebCenter Sitesとそのコンポーネントのパフォーマンス・メトリックの監視を参照してください。

    制御

    このオプションを使用して、WebCenter Sitesまたはサーバー上に展開されているVisitor Servicesアプリケーションを起動または停止します。

    ログ

    ログを表示したり、ログ・レベルを制御する場合は、このオプションを使用します。WebCenter Sitesとそのコンポーネントのログ・ファイルの表示を参照してください。

    システムMBeanブラウザ

    「システムMBeanブラウザ」は、ランタイムおよびアプリケーションによって定義された構成済のMBeanをすべてリストします。MBeanの属性にアクセスしたり、それらを操作する場合は、このオプションを使用します。

    ターゲット・サイトマップ

    このオプションを使用して、WebCenter SitesまたはVisitor Servicesサーバーのメニュー・オプションを表示できます。

    ターゲット情報

    このオプションを使用して、WebCenter SitesまたはVisitor Servicesサーバーに関する一般情報を表示できます。

32.3 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのホームページの表示

Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesサーバーのステータスは、Oracle Enterprise ManagerまたはOracle WebLogic Serverを使用して表示できます。Oracle WebCenter SitesとOracle Enterprise ManagerのVisitor Servicesのホームページには、システムのステータスが表示されます。ホームページには、Oracle WebCenter SitesおよびVisitor Servicesシステムの状態、バージョンおよび稼働時間が表示されます。

Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesシステム・インストールのステータスを表示するには:

  1. Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの起動に記載された手順を使用して、Oracle Enterprise Managerにログインします。
    コンポーネント・ホームページが表示されます。
  2. ホームページの「一般情報」セクションで、Oracle WebCenter Sitesまたはそのコンポーネント・システムのステータス(状態、バージョンおよび稼働時間)を確認します。
  3. 下側のペインの「パフォーマンスの概要」セクションで、コンポーネントのパフォーマンス・メトリックを表示します。パフォーマンス・メトリックの詳細は、WebCenter Sitesとそのコンポーネントのパフォーマンス・メトリックの監視を参照してください。

右側のペインにあるコンポーネント・メニュー・オプションの「ホーム」をクリックすることによって、他のどのページからでもホームページに移動できます。

注意:

Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用したOracle WebCenter SitesまたはWebCenter Sites: Visitor Servicesシステムのステータスの表示の詳細は、Oracle WebLogic Serverのドキュメントを参照してください。

32.4 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのログ・ファイルの管理

Oracle Enterprise Managerを使用して、構成メッセージのロギングの有効化、メッセージのデバッグ、メッセージの追跡およびログ・ファイルの構成ができます。

この項には次のトピックが含まれます:

32.4.1 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのログ・ファイル設定の構成

デフォルトでは、Enterprise Managerのエラー、警告および重要なアプリケーション・ライフサイクル・イベントは、アプリケーション・サーバー上のログに記録されます。システム管理者は、段階的にログ・レベルを上げて、構成メッセージ、デバッグ・メッセージおよびトレース・メッセージのロギングを有効にできます。Oracle Enterprise Managerを使用すると、WebCenter Sitesシステムのログ・メッセージを表示および構成できます。ログ・ファイル管理の詳細は、『Oracle Fusion Middlewareの管理』のログ・ファイルと診断データの管理に関する項を参照してください。

{weblogic_server_name}はWebLogic Serverの名前です(たとえば VisitorServices01またはSites01)。

当初、ログ・ファイルはsites.logおよびcas.logという名前で、アプリケーション・サーバー・ログ・ディレクトリに作成されます。

WebCenter Sitesのログ・ファイルは、Oracle Enterprise Managerを使用して構成できます。

構成できるのは、ログ・ファイルの名前と場所、ログ・ファイルのサイズ、ログ・ファイルに記録する情報のレベル、形式およびロケール・エンコーディングです(『Oracle Fusion Middlewareの管理』のログ・ファイル設定の構成に関する項を参照)。

32.4.2 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのログ・ファイルの表示

Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesのログ・ファイルは、Oracle Enterprise Managerから参照できます。

Oracle Enterprise Managerを使用してログ・ファイルを表示する手順は次のとおりです。

  1. Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの起動に記載された手順を使用して、Oracle Enterprise Managerにログインします。
  2. コンポーネント・メニューのオプションを表示するには、左側のペインでコンポーネント・サーバーをクリックします。
  3. ログ・ファイルを表示するには、「ログ」を選択し、続いてコンポーネント・メニューから「ログ・メッセージの表示」を選択します。「ログ・メッセージ」ページが表示されます。
  4. このページでは、特定の日付範囲やタイプに該当するメッセージ、または特定のキーワードを含むメッセージを検索できます。また、リストからメッセージを選択し、その詳細を表示することもできます。

32.5 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのパフォーマンス・メトリックの監視

システムのステータスの監視と表示の概要など、Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesシステムの監視の詳細は、次の各トピックを参照してください。

32.5.1 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのステータスの表示

Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesのステータスは、Oracle Enterprise ManagerまたはOracle WebLogic Serverを使用して表示できます。Oracle Enterprise Managerのコンポーネント・ホームページに、コンポーネント・システムのステータスが表示されます。コンポーネント・システムの状態、バージョンと稼働時間が表示されます。

コンポーネント・システム・インストールのステータスを表示する手順は次のとおりです。

  1. Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの起動に記載された手順を使用して、Oracle Enterprise Managerにログインします。
    コンポーネント・ホームページが表示されます。
  2. ホームページの「<コンポーネント>: 一般情報」セクションで、コンポーネント・システムのステータス(状態、バージョンおよび稼働時間)を確認します。

右側のペインにあるコンポーネント・メニュー・オプションの「ホーム」をクリックすることによって、他のどのページからでもホームページに移動できます。

注意:

Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用したコンポーネント・システムのステータスの表示の詳細は、Oracle WebLogic Serverのドキュメントを参照してください。

32.5.2 WebCenter Sitesとそのコンポーネントのパフォーマンス・メトリックの表示

Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesシステム・インストールのパフォーマンス・メトリックを表示するには:

  1. Enterprise ManagerでのWebCenter Sitesとそのコンポーネントの起動に記載された手順を使用して、Oracle Enterprise Managerにログインします。
  2. コンポーネント・メニューのオプションを表示するには、右側のペインでコンポーネント・サーバーをクリックします。
  3. パフォーマンス・メトリックを表示するには、コンポーネント・メニューから「監視」「パフォーマンス・サマリー」を選択します。「パフォーマンス・サマリー」ページが表示されます。デフォルトでは、「パフォーマンス・サマリー」ページには、最近の15分間のパフォーマンス・メトリックが表示されます。
  4. 必要に応じて、ページの右上にある「スライダ」をクリックしてタイム・スライダを表示します。

    タイム・スライダを使用すると、メトリックの表示対象となる期間を選択できます。

  5. 必要に応じて、ページの右上の「スライダ」の横にある「時間の入力」アイコンをクリックします。

    「時間の入力」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  6. メトリックの表示対象となる期間の開始時間と終了時間を入力し、「OK」をクリックします。
  7. 右側のペインにある「メトリック・パレットの表示」をクリックします。「メトリック・パレット」が表示されます。
  8. 「メトリック・パレット」で、「パフォーマンス・サマリー」ページに表示するメトリックを選択します。メトリックを表形式で表示するには、「表ビュー」を選択します。

Oracle WebCenter SitesまたはVisitor Servicesのメトリックの詳細は、次の各項を参照してください。

32.5.2.1 WebCenter Sitesのパフォーマンス・メトリック

この項では、WebCenter Sitesのパフォーマンスを監視するためのメトリックについて説明します。次が含まれています。

32.5.2.1.1 BlobServerサーブレットの詳細、ContentServerサーブレットの詳細およびSatelliteサーブレットの詳細
メトリック名 説明

平均実行時間

最近のデプロイ以降に、サーブレットのすべての呼出しを実行するためにかかった時間の平均を表示します(ミリ秒単位)。

最長実行時間

最近のデプロイ以降に、サーブレットの単一の最長の呼出しが実行された時間の平均を表示します(ミリ秒単位)。

合計実行時間

最近のデプロイ以降に、サーブレットのすべての呼出しが実行された時間の平均を表示します(ミリ秒単位)。

呼出し総数

WebLogic Serverの起動後にサーブレットが呼び出された合計回数が表示されます。

32.5.2.1.2 キャッシュ詳細
メトリック名 説明

CacheHits

リクエストされたアイテムがキャッシュ内に見つかった回数です。

CacheHitsPercentage

リクエストされたアイテムがキャッシュ内に見つかったキャッシュ・アクセスのパーセンテージです。

CacheMisses

リクエストされたエレメントがキャッシュ内に見つからなかったキャッシュ・アクセスの数です。

CacheMissPercentage

リクエストされたエレメントがキャッシュ内に見つからなかったキャッシュ・アクセスのパーセンテージです。

MemoryStoreObjectCount

MemoryStoreにおけるオブジェクトの数です。

DiskStoreObjectCount

DiskStoreにおけるオブジェクトの数です。

32.5.2.1.3 JDBC Info
メトリック名 説明

ActiveConnectionsAverageCount

データ・ソースのこのインスタンスにおけるアクティブな接続の平均数。アクティブな接続とは、アプリケーションが使用中の接続のことです。

ActiveConnectionsCurrentCount

アプリケーションが現在使用中の接続の数。

ActiveConnectionsHighCount

データ・ソースのインスタンス化以降の、データ・ソースのこのインスタンスにおけるアクティブなデータベース接続の最大数。アクティブな接続とは、アプリケーションが使用中の接続のことです。

ConnectionDelayTime

データベースへの物理接続の作成に要する平均時間(ミリ秒)。この値は、接続にかかった総時間を接続の総数で除算して計算されます。

ConnectionsTotalCount

データ・ソースのデプロイ以降にこのデータ・ソースで作成されたデータベース接続の累計数。

MaxCapacity

この接続プールに含めることのできる物理データベース接続の最大数。JDBCドライバとデータベース・サーバーが異なると、可能な物理接続の数が制限される場合があります。

NumAvailable

データ・ソースのこのインスタンスにおいて、現在アイドル状態でアプリケーションが使用できるデータベース接続の数。

PrepStmtCacheAccessCount

文キャッシュがアクセスされた、現在の累積回数。

PrepStmtCacheAddCount

文キャッシュに追加された文の現在の累積数。接続プール内の接続ごとに、独自の文キャッシュが保持されます。この数は、接続プール内の各接続のキャッシュに追加された文の合計数です。

PrepStmtCacheCurrentSize

文キャッシュに現在キャッシュされているプリコンパイルされた文および呼出し可能文の数。接続プール内の接続ごとに、独自の文キャッシュが保持されます。この数は、接続プール内すべての接続のキャッシュにある文の数の合計です。

PrepStmtCacheDeleteCount

キャッシュから破棄された文の現在の累積数。接続プール内の接続ごとに、独自の文キャッシュが保持されます。この数は、接続プールのすべての接続のキャッシュから破棄された文の数の合計です。

PrepStmtCacheHitCount

キャッシュにある文が使用された、現在の累積回数。

PrepStmtCacheMissCount

キャッシュにある文で文リクエストを満たすことができなかった回数。

ReserveRequestCount

このデータ・ソースの接続に対するリクエストの現在の累積数。

32.5.2.1.4 ThreadPool Info

この項では、スレッド・プールに関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

completedRequestCount

WebCenter Sitesまたはそのコンポーネント・アプリケーションで処理されたリクエストの総数。

executeThreadIdleCount

現在アイドル状態である実行中スレッドの数。追加の未使用容量も示します。

executeThreadTotalCount

システム内で現在アクティブである実行中スレッドの総数。

pendingUserRequestCount

キューで処理を待機しているリクエストの数。理想的には、キュー内のリクエスト数は低く抑えてください。

queueLength

優先度キューにある、保留中リクエストの数。内部システム・リクエストとユーザー・リクエストの合計です。

stuckThreadCount

スタックしているスレッドの数。Weblogicでは、600秒以上作業が発生しない場合、スレッドがスタックしているとみなします。スタックしたスレッドは、システムにトラブルがある徴候です。

throughput

システム・スループット。

32.5.2.1.5 OS詳細

この項では、オペレーティング・システムに関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

commitedVirtualMemorySize

仮想メモリーのサイズ(MB単位)。

freePhysicalMemorySize

未使用物理メモリーのサイズ(MB単位)。

freeSwapSpaceSize

スワップ空間が使用できるメモリーのサイズ(MB単位)。

maxFileDescriptorCount

システム全体のファイル・ディスクリプタの最大数。

openFileDescriptorCount

システム全体の開いているファイル・ディスクリプタの数。

processCpuLoad

WebCenter SitesまたはそのコンポーネントをホスティングするJavaプロセスが使用するCPU時間。

systemCpuLoad

システム内のすべてのプロセス全体の総CPU使用率。

systemLoadAverage

CPUが使用できるようになるのを待機している処理待ち、またはストールしたタスクの数。これはシステム全体のメトリックであり、通常のシステムでは3未満に抑える必要があります。

totalPhysicalMemorySize

物理メモリー・サイズ(バイト単位)。

totalSwapSpaceSize

スワップ・メモリー空間(バイト単位)。

32.5.2.1.6 エラー数

この項では、エラーの数に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

エラー数

実行中にアプリケーションに捕捉された例外の数。

32.5.2.1.7 NIOの詳細

この項では、NIOの詳細に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

count

ノンブロッキングI/O (NIO)オブジェクト・カウント。

使用済メモリー

システムで使用されているメモリー(MB単位)。

合計容量

システムの合計メモリー(MB単位)。

32.5.2.1.8 接続メトリック

この項では、接続に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

アクティブ・スレッド

システム内のアクティブ・スレッド数。

デーモン・スレッド

システム内のデーモン・スレッド数。デーモン・スレッドは、バックグラウンドで実行するスレッドです。

最大スレッド件数

システムに含まれるスレッドの最大数。

32.5.2.1.9 メモリーの詳細メトリック

この項では、メモリーの詳細に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

使用可能なプロセッサ

システム内の使用できるプロセッサの数。

空きメモリー(バイト)

システムの空きメモリー(バイト単位)。

メモリー合計(バイト)

システムの合計メモリー(バイト単位)。

最大メモリー(バイト)

システムの最大メモリー(バイト単位)。

32.5.2.1.10 ServerStateメトリック

次の表に、Visitor Services ServerStateメトリックをリストします。

メトリック名 説明

状態

選択したコンポーネント・サーバーのステータス。サーバーを選択するには、「メトリック行の一覧表示」アイコンをクリックして、コンポーネント・サーバーを選択します。

32.5.2.2 Visitor Servicesのパフォーマンス・メトリック

この項では、Visitor Servicesを監視するパフォーマンス・メトリックについて説明します。次が含まれています。

32.5.2.2.1 ThreadPool Info

この項では、スレッド・プールに関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

completedRequestCount

WebCenter Sitesまたはそのコンポーネント・アプリケーションで処理されたリクエストの総数。

executeThreadIdleCount

現在アイドル状態である実行中スレッドの数。追加の未使用容量も示します。

executeThreadTotalCount

システム内で現在アクティブである実行中スレッドの総数。

pendingUserRequestCount

キューで処理を待機しているリクエストの数。理想的には、キュー内のリクエスト数は低く抑えてください。

queueLength

優先度キューにある、保留中リクエストの数。内部システム・リクエストとユーザー・リクエストの合計です。

stuckThreadCount

スタックしているスレッドの数。Weblogicでは、600秒以上作業が発生しない場合、スレッドがスタックしているとみなします。スタックしたスレッドは、システムにトラブルがある徴候です。

スループット

システム・スループット。

32.5.2.2.2 OS詳細

この項では、オペレーティング・システムに関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

commitedVirtualMemorySize

仮想メモリーのサイズ(MB単位)。

freePhysicalMemorySize

未使用物理メモリーのサイズ(MB単位)。

freeSwapSpaceSize

スワップ空間が使用できるメモリーのサイズ(MB単位)。

maxFileDescriptorCount

システム全体のファイル・ディスクリプタの最大数。

openFileDescriptorCount

システム全体の開いているファイル・ディスクリプタの数。

processCpuLoad

WebCenter SitesまたはそのコンポーネントをホスティングするJavaプロセスが使用するCPU時間。

systemCpuLoad

システム内のすべてのプロセス全体の総CPU使用率。

systemLoadAverage

CPUが使用できるようになるのを待機している処理待ち、またはストールしたタスクの数。これはシステム全体のメトリックであり、通常のシステムでは3未満に抑える必要があります。

totalPhysicalMemorySize

物理メモリー・サイズ(バイト単位)。

totalSwapSpaceSize

スワップ・メモリー空間(バイト単位)。

32.5.2.2.3 エラー数

この項では、エラーの数に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

エラー数

実行中にアプリケーションに捕捉された例外の数。

32.5.2.2.4 NIOの詳細

この項では、NIOの詳細に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

count

ノンブロッキングI/O (NIO)オブジェクト・カウント。

使用済メモリー

システムで使用されているメモリー(MB単位)。

合計容量

システムの合計メモリー(MB単位)。

32.5.2.2.5 接続メトリック

この項では、接続に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

アクティブ・スレッド

システム内のアクティブ・スレッド数。

デーモン・スレッド

システム内のデーモン・スレッド数。デーモン・スレッドは、バックグラウンドで実行するスレッドです。

最大スレッド件数

システムに含まれるスレッドの最大数。

32.5.2.2.6 メモリーの詳細メトリック

この項では、メモリーの詳細に関連したメトリックについて説明します。

メトリック名 説明

使用可能なプロセッサ

システム内の使用できるプロセッサの数。

空きメモリー(バイト)

システムの空きメモリー(バイト単位)。

メモリー合計(バイト)

システムの合計メモリー(バイト単位)。

最大メモリー(バイト)

システムの最大メモリー(バイト単位)。

32.5.2.2.7 ServerStateメトリック

次の表に、Visitor Services ServerStateメトリックをリストします。

メトリック名 説明

状態

選択したコンポーネント・サーバーのステータス。サーバーを選択するには、「メトリック行の一覧表示」アイコンをクリックして、コンポーネント・サーバーを選択します。