1 概要とロードマップ

WebLogic SCAはWebLogic SCAアプリケーションの作成とデプロイのサポートを提供します。このドキュメントでは、Oracle WebLogic ServerでWebLogic SCAを扱う方法について説明します。

ドキュメントのスコープと対象読者

次の各項では、このガイドOracle WebLogic Server WebLogic SCAアプリケーションの開発の内容と構成について説明します。

• ドキュメントのスコープと対象読者

• このドキュメントの手引き

• 関連ドキュメント

このドキュメントの手引き

• この章「概要とロードマップ」では、このガイドの構成について説明します。

• 概要では、Oracle SCAの概要を説明します。

• ツールのサポートでは、Oracle WebLogic Server、Oracle SOA Suite、Oracle Enterprise Pack for Eclipse (OEPE)およびOracle JDeveloperでWebLogic SCAを扱うために使用できるツールについて説明します。

• WebLogic SCAランタイムのWebLogic Serverへのデプロイでは、WebLogic SCAランタイムを共有アプリケーション・ライブラリとしてWebLogic Serverにデプロイする方法を説明します。

• WebLogic Spring SCAアプリケーションの概要では、WebLogic Spring SCAアプリケーションの作成およびデプロイに必要なことの概要について説明します。

• Springアプリケーション・コンテキストの構成では、WebLogic SCA機能を利用するためにSpringアプリケーション・コンテキストを構成する方法について説明します。

• EJBセッションBeanバインディングの構成では、EJBセッションBeanバインディングを構成してWebLogic Spring SCAアプリケーションでサービスおよび参照を公開する方法について説明します。

• Webサービス・バインディングの構成では、Webサービス・バインディングを構成してWebLogic Spring SCAアプリケーションでサービスおよび参照を公開する方法について説明します。

• WebLogic Spring SCAアプリケーションのデプロイでは、Oracle WebLogic ServerにWebLogic Spring SCAアプリケーションをデプロイする方法について説明します。

• WebLogic SCAアプリケーションの構成の表示では、WebLogic Spring SCAアプリケーション用に構成されたサービスおよび参照を表示するために、WebLogic SCAコンソール拡張を有効にする方法について説明します。

• WebLogic SCAスキーマは、WebLogic Spring SCAアプリケーションに使用されるスキーマを示しています。

関連ドキュメント

関連情報については、次のドキュメントを参照してください。

• Oracle WebLogic Serverの詳細は、 『Oracle WebLogic Serverの理解』を参照してください。

• Oracle SOA Suiteの詳細は、次のOracle SOA Suiteのドキュメント・ページを参照してください。

  http://docs.oracle.com/docs/cd/E23943_01/soa.htm

• WebLogic SCAは次の仕様の一部に基づきます。

  • OASISのSCAサービス・コンポーネント・アーキテクチャのアセンブリ・モデル仕様:

    http://www.oasis-opencsa.org/sca-assembly

  • OASISのSCAサービス・コンポーネント・アーキテクチャのSpringコンポーネントの実装仕様: http://www.oasis-open.org/committees/download.php/25529/sca-springci-draft-20070926.doc

  • OASISのSCAサービス・コンポーネント・アーキテクチャのEJBセッションBeanバインディング仕様:

    http://wwwoasis-opencsa.org/sca-bindings

• Springフレームワークの詳細は、Springソース・コミュニティを参照してください。

  http://www.springsource.org/