この章の内容は次のとおりです。
WebLogic C++クライアントを使用する利点は以下のとおりです。
サード・パーティ製品を使用せずに開発プロセスを簡略化できる
既存のC++クライアントを開発または修正するためのクライアント側ソリューションを提供できる
Tuxedo C++クライアントORBはTuxedo 8.1以降にパッケージ化されています。
WebLogic C++クライアントには、次のような制限があります。
WebLogic Server Securityサービスを使用してセキュリティを提供します。
サーバー側のトランザクション境界設定のみを提供します。
WebLogic C++クライアントでは、リクエストが次のように処理されます。
WebLogic C++クライアント・コードでWebLogic Serverサービスをリクエストします。
Tuxedo ORBでIIOPリクエストを生成します。
最初にORBオブジェクトがインスタンス化され、Object-by-Valueデータ型がサポートされます。
クライアントでは、CORBA Interoperable Name Service (INS)を使用して、JNDIネーミング・サービスにバインドされているEJBオブジェクトをルックアップします。Interoperable Naming Serviceを使用してNameServiceなどの初期オブジェクトへのオブジェクト参照を取得する方法の詳細は、Oracle Tuxedo 8.0のCORBAプログラミング・リファレンス(http://www.oracle.com/technology/documentation/bea_tuxedo.html
)のInteroperable Naming Serviceブートストラップ処理メカニズムに関する項を参照してください。
例12-1 WebLogic C++クライアントとWebLogic Serverの相互運用性
C++クライアントを開発するには、次の手順に従います。
-idl
オプションを指定してコンパイルします。これにより、EJBのIDLスクリプトが生成されます。http://www.oracle.com/technology/documentation/bea_tuxedo.html
)のOMG IDL構文とC++ IDLコンパイラに関する項を参照してください。http://www.oracle.com/technology/documentation/bea_tuxedo.html
)を参照してください。buildobjclient
コマンドを使用してクライアントをビルドします。