Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理 12c (12.2.1.1.0) E77315-02 |
|
前 |
次 |
Oracle Coherenceでは、複数のサーバー間でメモリーのデータを自動的かつ動的にパーティション化することにより、サーバーの障害時にも継続的なデータの可用性およびトランザクションの整合性が確保されます。Oracle Coherenceは、共有インフラストラクチャとして、データの場所とローカル処理能力を結合し、リアルタイム・データ分析、インメモリ・グリッド計算、トランザクションおよびイベントの並列処理を実行します。
注意:
ドメイン・パーティションにログインしている場合は、「ドメイン・パーティション」メニューからナビゲートします。
この章の内容は次のとおりです。
この項では、管理対象Oracle Coherenceクラスタを作成する方法、およびスタンドアロンOracle Coherenceクラスタを追加する方法を説明します。管理対象Oracle Coherenceクラスタは、WebLogic Serverドメインの一部である管理対象Oracle Coherenceサーバーから構成されます。スタンドアロンOracle Coherenceクラスタは、WebLogic Serverドメインの一部ではないOracle Coherenceサーバーから構成されます。
この項では、次のタスクを取り上げます。
新しい管理対象Oracle Coherenceクラスタを作成するには:
「プロパティ」ページで、新しい管理対象Oracle Coherenceクラスタの一般的なクラスタ・プロパティを定義します。
名前: クラスタの一意の名前を入力します。
クラスタリング・モード: 「WebLogic Server内の構成」を選択した場合は、クラスタ・ネットワークの伝送のため、ユニキャストまたはマルチキャストのいずれかを選択します。
クラスタ・リスニング・ポート: 「WebLogic Server内の構成」を選択した場合は、クラスタのリスニング・ポートを入力します。Oracle Coherenceクラスタ・メンバーはこのポートを使用して、クラスタの検出と結合またはクラスタの作成を行います。デフォルト・ポートは7574です。
マルチキャスト・リスニング・アドレス: 「WebLogic Server内の構成」を選択し、マルチキャストを使用する場合は、クラスタのマルチキャスト・リスナーのIPアドレスを入力します。
カスタム構成ファイルの名前: 「カスタム構成ファイルの使用」を選択した場合は、クラスタのプロパティを定義するOracle Coherenceクラスタ構成ファイルの場所を入力します。「参照」をクリックしてファイルの場所に移動できます。
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
「メンバー」ページで、この管理対象Oracle Coherenceクラスタに関連付けるWebLogic Serverクラスタまたは特定の管理対象サーバーを指定できます。
詳細は、構成オプションを参照してください。
この項では、スタンドアロン・クラスタ設定を編集する方法を説明します。この項では、次のタスクを取り上げます。
スタンドアロンOracle Coherenceクラスタの一般設定を編集するには:
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。
スタンドアロンOracle Coherenceクラスタのノートを編集するには:
これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。