プライマリ・コンテンツに移動
Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理
12c (12.2.1.1.0)
E77315-02
目次へ移動
目次

前
次

9 WebLogic Serverの移行可能なターゲット

この章では、移行可能なターゲットをモニターするために実行するタスクについて説明します。移行可能ターゲットとは、クラスタ内のサーバー・インスタンスから別のサーバー・インスタンスに移行できる特別なターゲットです。つまり、移行可能対象を使用することで、一緒に移行する必要のある移行可能サービスをグループ化できます。

移行可能対象を移行すると、その対象によってホストされているすべてのサービスが移行されます。移行可能なターゲットの詳細は、『Oracle WebLogic Serverクラスタの管理』のサービスの移行に関する項を参照してください。

注意:

ドメイン・パーティションにログインしている場合は、「ドメイン・パーティション」メニューからナビゲートします。

この章の内容は次のとおりです。

移行可能なターゲットのモニター

移行可能なターゲットをモニターするには:

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「移行可能なターゲット」の順に選択します。

    「移行可能なターゲット」表には、現在のドメインに構成された移行可能なターゲットに関する次のような情報が表示されます。

    • 移行可能なターゲット名

    • 移行ポリシー

    • クラスタ

    • ユーザーの優先サーバー

    • 現在のホスト・サーバー

    • 最後の移行のステータス

    これらのフィールドの詳細は、構成オプションを参照してください。

    必要に応じて、「ビュー」を選択して次の表オプションにアクセスします。

    • 列: 表に表示されている列を追加または削除します

    • デタッチ: 表をデタッチします(表示オプション)

    • ソート: 昇順または降順に列をソートします

    • 並替え: 表示されている列の順序を変更します

    • 例による問合せ

  2. 表で、構成情報を表示する移行可能なターゲットの名前を選択します。

移行可能なターゲットの移行

移行可能なターゲットを移行するには、次の手順を実行します。

  1. 「WebLogicドメイン」メニューから、「環境」「移行可能なターゲット」の順に選択します。
  2. 「移行可能なターゲット」表で、移行するターゲットの行を選択します。
  3. 「移行」をクリックします。

    「移行可能なターゲットの移行」ページが表示されます。

  4. 「新しいホスト・サーバー」メニューから、移行可能なターゲットの新しいホスト・サーバーを選択します。
  5. 「OK」をクリックします。

詳細は、構成オプションを参照してください。