Oracle® Fusion Middleware Fusion Middleware ControlによるOracle WebLogic Serverの管理 12c (12.2.1.1.0) E77315-02 |
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1つのセキュリティ・レルムはWebLogic Serverリソースを保護する複数のメカニズムで構成されています。各セキュリティ・レルムには、一連の構成済セキュリティ・プロバイダ、ユーザー、グループ、セキュリティ・ロール、およびセキュリティ・ポリシーが含まれています。ユーザーはセキュリティ・レルムで定義されていないと、そのセキュリティ・レルムに属するWebLogic Serverリソースにアクセスできません。ユーザーが特定のWebLogic Serverリソースにアクセスしようとした場合、WebLogic Serverは、関連するセキュリティ・レルムでそのユーザーに割り当てられているセキュリティ・ロールと、その特定のWebLogic Serverリソースのセキュリティ・ポリシーをチェックして、ユーザーを認証および認可します。
注意:
ドメイン・パーティションにログインするには、管理者ロールが必要です。詳細は、『WebLogic Server MTの使用』のセキュリティの構成に関する項を参照してください。
ドメイン・パーティションにログインしている場合は、「ドメイン・パーティション」メニューからナビゲートします。
この章の内容は次のとおりです。
新しいセキュリティ・レルムを作成するには:
新しいセキュリティ・レルムには、デフォルトの構成設定で次のWebLogic Serverセキュリティ・プロバイダが含まれています。
DefaultAuthenticator
DefaultIdentityAsserter
SystemPasswordValidator
XACMLAuthorizer
DefaultAdjudicator
XACMLRoleMapper
DefaultCredentialMapper
WebLogicCertPathProvider
セキュリティ・レルムを作成した後で、WebLogic Server管理コンソールからセキュリティ・プロバイダおよびプロバイダの設定を変更できます。
詳細は、構成オプションを参照してください。