Active Directory 用の Weblogic

  1. Weblogic コンソールを http://<VSMGUI IP>:7001/console/ で開き、ログインします。

    Weblogic コンソールログインに対する固有の資格情報を持つ 2 つのプラットフォームが存在します。

    • Linux x86-64 サーバープラットフォームの場合は、パスワード weblogic1 を使用して、ユーザー weblogic としてログインします。

    • VSMc (Solaris) サーバープラットフォーム上の LDOM の場合は、パスワード vsm6SQLadm を使用して、ユーザー admin としてログインします。

  2. 左上の「Change Center」ウィンドウにある「Lock & Edit」ボタンをクリックします。

  3. Domain Structure」ウィンドウから、「Security Realms」を選択します。

  4. Summary of Security Realms」ウィンドウから、「myrealm」を選択します。

  5. Settings for myrealm」ウィンドウで、「Providers」タブをクリックし、「Authentication」タブが選択されていることを確認します。

  6. New」ボタンをクリックします。これにより、「Create a New Authentication Provider」ウィンドウが開きます。「Name」フィールドに「LDAP Server」と入力します。「Type」フィールドで、「ActiveDirectoryAuthenticator」を選択します。「OK」をクリックします。「Settings for myrealm」ウィンドウに戻り、リストの最後に「LDAP Server」が表示されます。

  7. Reorder」ボタンをクリックします。使用可能な認証プロバイダが一覧表示されます。「LDAP Server」チェックボックスをクリックし、右側のコントロールを使用して、それをリストの先頭に移動します。「OK」をクリックして「Settings for myrealm」ウィンドウに戻ります。これで「LDAP Server」プロバイダがリストの先頭の先頭になりました。

  8. LDAP Server」をクリックします。「Settings for LDAP Server」ウィンドウが表示されます。「Common」タブで、「Control Flag」値を「SUFFICIENT」に変更します。「Save」をクリックします。

  9. Provider Specific」タブをクリックします。編集する複数のフィールドが含まれた画面が表示されます。各フィールドに、表 2 で説明されている値を入力します。

  10. 上のエントリがすべて設定されたら、「Save」ボタンをクリックします。これにより、「Settings for LDAP Server」ページに戻り、1 つまたは複数のプロセスを再開する必要があることを示す通知が上部に表示されます。

  11. 左上の「Change Center」ウィンドウにある「Activate Changes」ボタンをクリックします。

  12. コンソールからログアウトします。次に、Weblogic サービスを停止して再起動します。

  13. サービスが起動したら、コンソールに戻ります。前に実行したように、「Security Realms」、「myrealm」の順に選択します。「Users and Groups」タブをクリックします。構成が正しく機能した場合は、Active Directory サービスを構成したときに「VSM Users」グループに追加したすべてのユーザーのリストが表示されています。これにより、Active Service と Weblogic の構成が完了しました。

表B-2 Active Directory プロバイダ固有の情報の構成値


説明

Host

Active Directory サーバーの DNS 名または IP アドレスのどちらか

Port

AD サービスに割り当てられたそのサーバー上のポート番号 (通常は 389)

Principal

これは、サーバーに接続するユーザーの完全な DN です。通常は、使用している LDAP 構成クライアントに移動し、管理者ユーザーの DN 属性を見つけて、このフィールドを Weblogic コンソールにカット&ペーストすることがもっとも簡単です。

Credential

上から VSM Administrator ユーザーに割り当てたパスワード

Confirm Credential

上の「Credential」フィールドと同じ

SSLEnabled

チェックなし

User Base DN

新しいディレクトリ DN または既存のグループのどちらか

All Users Filter

空白

User From Name Filter

(&(cn=%u)(objectclass=user))

User Search Scope

サブツリー

User Name Attribute

cn

User Object Class

user

Use Retrieved User Name as Principal

チェックなし

Group Base DN

グループを含むオブジェクトの DN。通常は、「User Base DN」フィールド内の値に一致します。

All Groups Filter

空白

Group from Name Filter

(&(cn=%g)(objectclass=group))

Group Search Scope

サブツリー

Group Membership Searching

unlimited

Max Group Membership Search Level

0

Ignore Duplicate Membership

チェックなし

Use Token Groups For Group Membership Lookup

チェックなし

Static Group Name Attribute

cn

Static Group Object Class

group

Static Member DN Attribute

member

Static Group DNs from Member DN Filter

(&(member=%M)(objectclass=group))

Dynamic Groups Subgroup

このセクション内のすべてのフィールドを空白のままにするようにしてください。

Connection Pool Size

6

Connect Timeout

0

Connection Retry Limit

1

Parallel Connect Delay

0

Results Time Limit

0

Keep Alive Enabled

チェックなし

Follow Referrals

チェックあり

Bind Anonymously on Referrals

チェックなし

Propagate Cause for Login Exception

チェックなし

Cache Enabled

チェックあり

Cache Size

32

Cache TTL

60

GUID Attribute

entryUUID