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raccli update backupconfig

raccliユーティリティのupdate backupconfigサブコマンドは、Oracle Real Application Clusters (RAC)を使用するOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメント上のバックアップ構成を更新します。

raccli update backupconfig  -params parameter-string 

このサブコマンドは同期的に実行されます。

このサブコマンドのオプションは、次のとおりです。

オプション 説明

-params parameter-string

更新するパラメータ。

パラメータ

このパラメータ文字列は、更新対象のバックアップ構成を指定するJSONオブジェクトです。

次の表で、このJSON文字列で指定可能なパラメータについて説明します。

パラメータ 説明

backupDerby

各RAC計算ノードのメタデータ・ストアのバックアップをとるかどうかを制御します。 true(デフォルト)またはfalseを入力します。

backupGiConfigFiles

Grid Infrastructure構成ファイルのバックアップをとるかどうかを制御します。 true(デフォルト)またはfalseを入力します。

backupOsConfigFiles

オペレーティング・システム構成ファイルのバックアップをとるかどうかを制御します。 true(デフォルト)またはfalseを入力します。

dbHomeBackup

Oracle Databaseホームのバックアップをとるかどうかを制御します。 trueまたはfalse(デフォルト)を入力します。

cronDate

日次バックアップを実行する時間(24時間のHH:MM形式を使用)を指定します。 たとえば、02:45は2:45AM、14:45は2:45PMです。 デフォルト値は01:00です。

nfsBackupLocation

バックアップが格納されるNFSリモート・バックアップ・ロケーションのパス。 このパスはhost-name:absolute-pathまたはip-address:absolute-pathの書式である必要があります

次は、update backupconfigサブコマンドの例です。 raccli list backupconfigサブコマンドを使用して、行った変更の内容を確認できます。

[opc@example1 ~]$ raccli update backupconfig -params '{"cronDate" : "02:45"}'

{
  "requestStatus" : "SUCCESS",
  "jobStatus" : "SUCCESS",
  "message" : null,
  "response" : [ ]
}
  [opc@example1 ~]$