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Linuxユーザー・アカウント

この項では、Oracle Database Cloud ServiceにおいてプロビジョニングされるLinuxユーザー・アカウントについて説明します。

Database Cloud Service計算ノードには次のオペレーティング・システム・ユーザー・アカウントがプロビジョニングされます。

ユーザー 説明

opc

sudoコマンドとともに使用して、rootユーザー・アクセス権を必要とする操作を実行するシステム管理者アカウント。

oracle

システムにアクセスして非rootデータベース管理タスクを実行するために使用するOracle Database管理者アカウント。 ホーム・ディレクトリ/home/oracleは、このユーザーに対して作成されます。 このユーザーは、sudoコマンドを使用してrootユーザー・アクセスを必要とする操作を実行することができません。

root

システムのルート管理者。 このアカウントに直接アクセスすることはできません。 rootユーザー・アクセスを必要とする操作を実行するには、opcユーザーとしてsudoコマンドを使用します。

次の環境変数は、opcおよびoracleユーザーに対して作成されます。

変数 説明

HOME

ユーザーのホーム・ディレクトリ。/home/opcまたは/home/oracle

HOSTNAME

計算ノードのホスト名。

LANG

システム言語。en_US.UTF-8

OH

ORACLE_HOMEの略。

ORACLE_HOME

Oracle Databaseのホーム・ディレクトリ。

  • Oracle Database 12cリリース2: /u01/app/oracle/product/12.2.0/dbhome_1

  • Oracle Database 12cリリース1: /u01/app/oracle/product/12.1.0/dbhome_1

  • Oracle Database 11gリリース2: /u01/app/oracle/product/11.2.0/dbhome_1

ORACLE_SID

データベース・デプロイメント作成プロセスで指定したデータベース・システム識別子(SID)。

PATH

実行可能ファイルを検索するパス。次を含むように設定してください。

  • /sbin

  • /usr/sbin

  • /bin

  • /usr/bin

  • $ORACLE_HOME/bin

  • $ORACLE_HOME/OPatch

  • $HOME

SHELL

デフォルト・シェル/bin/bash

USER

ユーザー名。opcまたはoracle