この項では、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースをホスティングする、新しく作成されたOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントのストレージ・ボリュームとファイル・システムのレイアウトに関する情報を提供します。
データベース・デプロイメントが作成されると、次のOracle Compute Cloud Serviceストレージ・ボリュームが作成され、2つの計算ノードにアタッチされます。
記憶域ボリューム | 説明 |
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boot (2つのボリューム、各計算ノードに1つずつ) |
31GBのオペレーティング・システム・ファイル、ユーザー・ディレクトリおよびスワップ領域用ボリューム。 |
bits (2つのボリューム、各計算ノードに1つずつ) |
70GBのOracle Database and Oracle Grid Infrastructureソフトウェア用ボリューム。 |
data (両方の計算ノードによってアクセスされる1つのボリューム) |
データベース・ファイル用の共有ストレージ。 2に等しいGBサイズと、データベース・デプロイメント作成プロセス中の「使用可能なデータ・ストレージ」フィールドに指定された値(最低15 GB)。 |
fra (両方の計算ノードによってアクセスされる1つのボリューム) |
高速リカバリ領域用の共有ストレージ。 GBサイズは、データベース・デプロイメント作成プロセスでの「Backup Destination」の選択により異なります。
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redo (両方の計算ノードによってアクセスされる1つのボリューム) |
REDOログ用の20GBの共有ストレージ。 |
これらのストレージ・ボリュームは、計算ノード上に次のようにマウントされます。
ファイル・システム・マウント | 説明 |
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swap |
スワップ領域。boot Compute Cloud記憶域ボリュームから4GB割り当てられます。 |
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オペレーティング・システム・ファイル。boot Compute Cloud記憶域ボリュームから、16GB割り当てられます。 |
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オペレーティング・システム・カーネル。bootCompute Cloud記憶域ボリュームから、500MB割り当てられます。 |
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Oracle製品ソフトウェア。bits Compute Cloud記憶域ボリューム全体。 |
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Oracle Databaseデータ記憶域。data Compute Cloud記憶域ボリューム全体。 DATAという名前のOracle ASMディスク・グループが、ストレージ・ボリューム上に作成され、Oracle ACFSを使用してマウントされます。 |
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データベース・バックアップ記憶域。fra Compute Cloud記憶域ボリューム全体。 FRAという名前のOracle ASMディスク・グループが、ストレージ・ボリューム上に作成され、Oracle ACFSを使用してマウントされます。 |
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データベースREDOログ。REDO Compute Cloud記憶域ボリューム全体。 REDOという名前のOracle ASMディスク・グループが、ストレージ・ボリューム上に作成され、Oracle ACFSを使用してマウントされます。 |