この項では、Oracle Real Application Clusters (Oracle RAC)データベースをホスティングするOracle Database Cloud ServiceデプロイメントにプロビジョニングされるLinuxユーザー・アカウントに関する情報を提供します。
両方の計算ノードが、次のオペレーティング・システムのユーザー・アカウントとともにプロビジョニングされます。
ユーザー | 説明 |
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SSHを使用して計算ノードに接続するために使用するシステム管理者アカウント。 このユーザーは、 |
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システムにアクセスして非rootデータベース管理タスクを実行するために使用するOracle Database管理者アカウント。 ホーム・ディレクトリ |
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ASM、ACFSおよびクラスタウェア管理者タスクを実行するために使用するOracle Grid Infrastructure管理者アカウント。 ホーム・ディレクトリ |
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システムのルート管理者。 このアカウントに直接アクセスすることはできません。 rootユーザー・アクセスを必要とする操作を実行するには、 |
次の環境変数設定は、opc
、oracle
およびgrid
ユーザーに対して作成されます。
変数 | 説明 |
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ユーザーのホーム・ディレクトリ。 |
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計算ノードのホスト名。
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システム言語。 |
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デフォルト・シェル |
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ユーザー名。 |
さらに、PATH
変数も3ユーザーすべてに対して作成されますが、値は異なります(わかりやすくするために改行を追加)。
opc
ユーザーの場合:
/opt/oracle/dcs/client/bin:/usr/java/jdk1.7.0_72/bin: /usr/lib64/qt-3.3/bin: /usr/local/bin:/bin:/usr/bin: /usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin: /home/opc/bin
oracle
ユーザーの場合:
/usr/lib64/qt-3.3/bin:
/usr/local/bin:/bin:/usr/bin:
/usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin:
/u01/app/oracle/product/db-version/dbhome_1/bin:
/home/oracle/bin
db-version
は、インストールされているOracle Databaseのバージョンに基づいて12.1.0.2
か11.2.0.4
のいずれかになります。
grid
ユーザーの場合:
/usr/lib64/qt-3.3/bin: /usr/local/bin:/bin:/usr/bin: /usr/local/sbin:/usr/sbin:/sbin: /u01/app/12.1.0.2/grid/bin: /home/grid/bin
さらに、oracle
ユーザーに対して次の環境変数設定が作成されます。
変数 | 説明 |
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Oracle Databaseのライブラリ・ディレクトリ。
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Oracle Databaseのホーム・ディレクトリ。
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計算ノード上のデータベース・インスタンスのデータベース・システム識別子(SID)。
ここで、 |
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データベース・デプロイメント作成プロセスでDB Name(SID)の値として指定された、データベースのシステム識別子(SID)。 |
さらに、grid
ユーザーに対して次の環境変数設定が作成されます。
変数 | 説明 |
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Oracle Grid Infrastructureのホーム・ディレクトリ: |