dbaascli
ユーティリティのdv on
サブコマンドを使用して、データベースにおいてDatabase Vaultを構成および有効化できます。
Oracle DatabaseにはDatabase Vaultが含まれていますが、使用する前に構成および有効化する必要があります。
dbaascli
ユーティリティは、Database Vaultを構成および有効化するための使いやすいインタフェースを提供します。 dbaascli
を使用せずに、リリース12.2、12.1または11.2のOracle Database Vault管理者ガイドのOracle Database Vaultの開始で説明されている手順を実行してもかまいません。
Database Vaultを有効化および構成することによる影響について理解しておくために、必ずリリース12.2、12.1または11.2のOracle Database Vault管理者ガイドのOracle Database Vaultの有効化後のヒントを確認してください。
構成手順の一部として、Database Vaultの管理アカウントが作成されます。 各ロールに2つのアカウントを作成することをお薦めします。 1つのアカウントはプライマリ・アカウントであり、日常の作業に使用し、もう1つのアカウントはプライマリ・アカウントのパスワードを忘れてリセットする必要がある場合のバックアップ・アカウントとして使用します。
Oracle Database 12cデータベース・デプロイメントのルート・コンテナ(CDB)や指定されたプラガブル・データベース(PDB)に対してのみDatabase Vaultを有効化するために使用できるオプションなど、dv on
サブコマンドについての詳細情報は、dbaascli dv onを参照してください。
dv on
サブコマンドを使用してDatabase Vaultを有効化および構成する手順: