Oracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントには、Oracle Database Vaultを使用できます。
Oracle Database Vaultは、強力なセキュリティ制御を提供し、許可されていないアクセスからアプリケーション・データを保護し、機密および規制の要件に準拠するために役立ちます。
制御をデプロイして、特権のあるアカウントによるアプリケーション・データへのアクセスのブロック、およびデータベース内の機密にかかわる操作の制御を行うことができます。 信頼できるパスを使用して、許可されているデータ・アクセスおよびデータベースの変更に対してセキュリティ制御を追加できます。 権限とロールの実行時分析を使用して、最低限の権限の実装およびデータベース・アカウントのアタック・プロファイルの削減を行うことにより、既存のアプリケーションのセキュリティを向上させることができます。 Oracle Database Vaultは、既存のデータベース環境を透過的に保護し、コストと時間がかかるアプリケーションの変更を排除します。
このドキュメントではOracle Database Cloud Serviceデータベース・デプロイメントでOracle Database Vaultを有効化および無効化する方法について説明されていますが、Oracle Database Vaultの機能を使用するための詳細については説明されていません。 Oracle Database Vaultの機能を実装する方法の詳細は、リリース12.2、12.1または11.2のOracle Database Vault管理者ガイドを参照してください。