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C dbaascliユーティリティ

dbaascliユーティリティは、Oracle Database Cloud Serviceデプロイメント上で、様々なライフサイクルおよび管理操作の実行用に提供されます。

dbaascliユーティリティを使用して、次のような操作を実行できます。

  • SYSユーザーのパスワードの変更

  • データベース・デプロイメントへのパッチの適用

  • データベース・リカバリ

  • マスター暗号化鍵の回転

dbaascliユーティリティを使用する手順:

  1. Database Cloud Serviceデプロイメントに関連付けられている計算ノードに接続します。 dbaascliのほとんどのサブコマンドでは、oracleユーザーとして接続します。 dbpatchmおよびorecサブコマンドについては、opcユーザーとして接続します。

    手順は、「Secure Shell (SSH)経由での計算ノードへの接続」を参照してください。

  2. opcユーザーとして接続した場合、rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。

    $ sudo -s
    #
    
  3. 次の形式のコマンドを使用してdbaascliユーティリティを実行します。

    # dbaascli subcommand subcommand-options
    
  4. dbaascliユーティリティの使用が終了したら、必要に応じてrootユーザーのコマンド・シェルを終了し、計算ノードから切断します。

    # exit
    $ exit
    

dbaascliユーティリティでは次のサブコマンドがサポートされます。

サブコマンド サブコマンド・オプション

database

bounce - データベース・インスタンスを停止して再起動します。

changepassword - 指定したユーザーのパスワードを変更します。

start- データベース・インスタンスを起動してデータベースを開きます。

status - OPENモードのデータベースとデータベース・デプロイメントに関する追加情報を表示します。

stop - データベース・インスタンスを停止します。

dbpatchm

apply - パッチを適用します。

clonedb - パッチをテスト・デプロイメントに適用します。

list_patches - 使用可能なパッチの一覧を表示します。

prereq - パッチの前提条件を確認します。

rollback - 最後のデプロイメント・パッチをロール・バックします。

switchback - データベース・ソフトウェアを前の状態にリストアします。

dv

off - Oracle Database Vaultを無効化します。

on - Oracle Database Vaultを有効化します。

listener

bounce - リスナーを停止して再起動します。

start - リスナーを起動します。

status - リスナー構成設定のサマリー、リスニング・プロトコル・アドレス、リスナーに登録されているサービスのサマリーを含め、リスナーのステータスを表示します。

stop - リスナーを停止します。

netsec

config - ネットワーク暗号化およびネットワーク整合性を構成します。

config encryption - ネットワーク暗号化を構成します。

config integrity - ネットワーク整合性を構成します。

status - ネットワーク暗号化およびネットワーク整合性構成に関する情報を表示します。

orec

keep list - 使用できる長期バックアップをリストします。

keep tag - 特定の長期バックアップをリストアし、リカバリを実行します。

latest - 最新のバックアップをリストアし、完全リカバリを実行します。

list - 使用できる通常バックアップをリストします。

pitr - 特定の通常バックアップをリストアし、リカバリを実行します。

scn - 最新のバックアップをリストアし、指定したSCNによってリカバリを実行します。

tde

rotate masterkey - マスター暗号化鍵を変更(回転)します。

status - ソフトウェア・キーストアに関する情報を表示します。これにはタイプおよびステータスが含まれます。