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換気および冷却

Exadata Cloud Machineの換気および冷却の要件について説明します。

十分な換気を確保するために、ラックの正面および背面には常に適切なスペースを設けてください。 ラックを通過する空気の流れを妨害する可能性のある設備や物体でラックの前面または背面を塞がないようにしてください。 通常、ラックに搭載可能なサーバーおよび機器は、ラックの正面から冷たい空気を取り込んでラックの背面から温風を排出します。 前面から背面に向かう冷却方式のため、左側と右側の通気要件はありません。

Exadata Cloud Machineシステムは、自然対流の空気の流れの中に設置されたときに機能するよう設計されています。 次の要件を確認して、環境仕様を満たしてください。

  • サーバーを抜ける適切な空気の流れがあることを確認します。

  • サーバーに、正面から背面の放熱があることを確認します。 空気の吸込口がサーバーの正面にあり、空気の排出口が背面にあることを確認します。

  • 換気のために、サーバーの正面に最低914mm (36インチ)、背面に最低914mm (36インチ)の空間があることを確認します。

冷気の吸込み用に、ラックの前には穴の開いたタイル(およそ400CFM/タイル)を使用してください。 ラックの前のタイルは、タイルからの冷気がラックに流れ込む形状であれば、どのように配置しても構いません。 冷風の流れが不十分であると、排気が再循環するためにサーバーの吸気口の温度が上昇する可能性があります。 次の数の床タイルを使用することをお薦めします。

  • Exadata Cloud Machineフル・ラックの場合は、4つの床タイル。

  • Exadata Cloud Machineハーフ・ラックの場合は、3つの床タイル。

  • Exadata Cloud Machineクォーター・ラックまたは1/8ラックの場合は、1つの床タイル。

次の図は、一般的なデータ・センターでのExadata Cloud Machineフル・ラックのための多孔フロア・タイルの一般的な構成を示しています。

この図は、データ・センターでの多孔フロア・タイルの一般的な構成を示しています。

次の表は、Exadata Cloud Machineの各ラックの換気の要件を示しています。

モデル BTU/hr KJ/hr
1/8ラック

標準: 7,845BTU/hr

最大: 11,207BTU/hr

標準: 8,276KJ/hr

最大: 11,823KJ/hr

クォーター・ラック

標準: 9,575BTU/hr

最大: 13,679BTU/hr

標準: 10,102KJ/hr

最大: 14,432KJ/hr

ハーフ・ラック

標準: 16,996BTU/hr

最大: 24,236BTU/hr

標準: 17,899KJ/hr

最大: 25,569KJ/hr

フル・ラック

標準: 31,746BTU/hr

最大: 45,351BTU/hr

標準: 33,492KJ/hr

最大: 47,845KJ/hr