Exadata Cloud Machineの施設電源要件を確認します。
次の要件を確認します。
電気工事や設置作業は、現地、都道府県または国の電気工事規定に従って行う必要があります。
施設責任者または電気技師資格保有者に連絡して、建物に供給されている電源のタイプを確認してください。
大規模な障害を避けるため、電力配分装置(PDU)に十分な電力が供給されるように入力電源を設計してください。 PDUに電力を供給するすべての電源回路に、専用のACブレーカ・パネルが必要です。
配電要件の計画を行う場合は、使用可能なAC供給分岐回路間の電力負荷を調整してください。 アメリカ合衆国とカナダでは、システム全体のAC入力電流の負荷が分岐回路のAC定格電流の80%を超えないようにします。
PDU電源コードは4m (13.12フィート)の長さで、そのうち1から1.5m (3.3から4.9フィート)はラック・キャビネット内部を通ります。 設置場所のAC電源レセプタクルは、ラックから2m (6.6フィート)以内にある必要があります。
コンポーネントの故障リスクを減らすために、無停電電源装置(UPS)などの安定した電源を用意します。 コンピュータ装置が停電を繰り返したり、不安定な状態が続くと、高い割合でコンポーネント障害が発生します。
Exadata Cloud Machineのキャビネットには、接地タイプの電源コード(3本ワイヤ)が同梱されています。 これらのコードは、必ず接地した電源出力に接続してください。 場所によって接地方法が異なるため、接地タイプを確認してから、正しい接地方法についてIECドキュメントなどを参照してください。
必ず施設管理者または電気技師有資格者が建物の接地方法を検証し、接地作業を行うようにしてください。