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通常のRMANバックアップおよびリカバリ

Oracle Recovery Manager (RMAN)を使用してデータをExadata Cloud Machineに移行できます。 RMANを使用すると、物理的移行方法の作業が容易になります。これは、データベースの物理的再編成が必要ない移行シナリオに適しています。

RMANは、Oracleデータベースのバックアップおよびリカバリ・タスクを実行するOracle Databaseクライアントです。 RMANを使用して、単にソース・データベースのバックアップをExadata Cloud Machineに転送してリストアするだけでExadata Cloud Machineにデータを移行できます。 Oracle Database Backup Cloud Serviceに格納されているバックアップからリストアすることもできます。

ソース・データベースがLinux x86-64 (Exadata Cloud Machineなど)にあり、Oracle Database 11gリリース2またはOracle Database 12cリリース1を使用している場合、RMANを使用してソース・データベースのバックアップをExadata Cloud Machineでリストアできます。

RMANには、アクティブなデータベースの複製機能もあり、ソース・データベースとターゲット・データベースとの間でネットワーク・リンク越しに複製を実行できます。 ソース・データベースのサイズおよびネットワーク接続の速度と信頼性を考慮して、この方法が実行可能かどうかを判断する必要があります。

RMANの使用の詳細は、『Oracle Databaseバックアップおよびリカバリ・ユーザーズ・ガイド』を参照してください。

注意:

RMANには、ソース・データベース・プラットフォームがExadata Cloud Machineと異なる場合のその他のオプションも用意されています。

  • ソース・データベースが別のリトルエンディアン・プラットフォームにある場合、RMANを使用してデータベース全体をExadata Cloud Machineにトランスポートできます。 「トランスポータブル・データベース」を参照してください。

  • ソース・データベースがビッグエンディアン・プラットフォームにある場合、Oracle Databaseのトランスポータブル表領域機能との組合せでのみRMANを使用できます。 このオプションはデータ表領域の移行にのみ使用でき、SYSTEM、SYSAUXなどの管理表領域には使用できません。 「トランスポータブル表領域」を参照してください。