次のようにexadbcpatchmulti
コマンドを使用して、使用可能なパッチのリストを生成できます。
opc
ユーザーとして、計算ノードに接続します。
詳細な手順は、Secure Shell (SSH)経由での計算ノードへの接続を参照してください。
rootユーザーのコマンド・シェルを起動します。
$ sudo -s
#
-list_patches
アクションを指定してexadbcpatchmulti
コマンドを実行します。
# /var/opt/oracle/exapatch/exadbcpatchmulti -list_patches
-sshkey=sshkey_file -oh=hostname:oracle_home
説明:
-sshkey
では、クラスタ内の計算ノードへの接続に使用される、opc
ユーザーのSSH秘密鍵の場所を指定します。
-oh
では、使用可能なパッチをリストする対象となる計算ノードおよびOracleホーム・ディレクトリを指定します。 このコンテキストでは、Oracleホーム・ディレクトリは、Oracle Databaseホーム・ディレクトリまたはOracle Grid Infrastructureホーム・ディレクトリになります。
次に例を示します。
# /var/opt/oracle/exapatch/exadbcpatchmulti -list_patches
-sshkey=/home/opc/.ssh/id_rsa
-oh=hostname1:/u01/app/oracle/product/12.1.0.2/dbhome_1
注意:
使用可能なパッチのリストは、すでに適用されているパッチを確立するためのデータベースへの問合せによって決まります。 パッチが適用されると、パッチ・ワークフローの最後に実行されるSQLパッチ適用操作の過程で対応するデータベース・エントリが作成されます。 そのため、使用可能なパッチのリストには、現在適用されているパッチとともに、部分的に適用されたパッチが含まれている場合もあります。rootユーザーのコマンド・シェルを終了します。
# exit
$