MySQLアダプタを使用すると、Oracle Integration Cloud Serviceで統合を作成できます。
MySQLデータベースは、オープンソースのリレーショナル・データベース管理システム(RDBMS)です。 MySQLデータベースでは、Structured Query Language (SQL)を使用します。 SQLを使用すると、MySQLデータベースでのコンテンツの追加、コンテンツへのアクセス、およびコンテンツの管理が可能です。 MySQLデータベースは、オープン・ソースのHypertext Preprocessor (PHP)アプリケーションの主要な部分です。
MySQLアダプタには、次の利点があります。
Oracle Integration Cloud ServiceとオンプレミスMySQLデータベースとの間の統合がサポートされます。 この統合を実現するために、MySQLアダプタはオンプレミス環境内で実行されます。
アウトバウンド(呼出し)統合では、次のことがサポートされます。
データベース・スキーマに基づくストアド・プロシージャの実行。 アダプタ・エンドポイント構成ウィザードでストアド・プロシージャを選択すると、それぞれのINパラメータ、OUTパラメータおよびIN/OUTパラメータが表示されます。
SQL文の実行:
SQL文を直接入力できます。
データ操作言語(DML)のcreate、read、updateおよびdelete (CRUD)文がサポートされます。
SQL問合せの検証がサポートされます。
バインド変数(例: Employee_ID = #D
)がサポートされます。
オンプレミス・アプリケーションとOracle Integration Cloud Serviceとの統合の詳細は、『Oracle Integration Cloud Serviceの使用』を参照してください。
MySQLアダプタは、Oracle Integration Cloud Serviceに付属する数多くの事前定義済アダプタの1つです。 Oracle Integration Cloud Serviceの統合で、呼出し接続としてMySQLアダプタを構成できます。 Oracle Integration Cloud Service、接続および統合の詳細は、次の各項を参照してください。