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統合の管理

統合を使用する準備が整ったら、Integration Cloud Serviceで統合をアクティブ化する必要があります。 また、実行中の統合に変更を加える必要がある場合、または実行中の統合が不要になった場合には、非アクティブ化することもできます。

統合のアクティブ化

統合の作成が完了し、進捗インジケータの表示が100パーセントになると、その統合をランタイム環境に対してアクティブ化することができます。 統合が100%として表示され、アクティブ化の対象となるのは、ソース接続、ターゲット接続、データ・マッピングおよび追跡フィールドを指定した後です。

統合をアクティブ化するには、次のようにします。

注意:

既存の統合の新しいバージョンをアクティブ化しても、古いバージョンのインスタンスまたはログの追跡は削除されません。 ただし、関連するアーティファクトは削除され、再デプロイはバック・エンドで実行されます。 監視データも削除されます。
  1. Integrationsページがまだ表示されていない場合は、ツールバーの「Designer」をクリックしてから「Integrations」をクリックします。
  2. 「Integrations」リストで、アクティブ化する統合を探します。
  3. Activateをクリックします。

    「Confirmation」ダイアログが表示されます。
  4. 詳細トレースを有効化する場合は、Enable detailed tracingチェックボックスをクリックします。
    選択すると、この統合フローによって実行時に処理されるメッセージの詳しいロギング情報が収集されます。 これは問題のトラブルシューティングに役立ちます。 ただし、パフォーマンスに影響する可能性もあります。 トレースを無効にするには、統合を非アクティブ化してから、「Enable detailed tracing」チェックボックスを選択せずに再びアクティブ化する必要があります。
  5. 「Activate」をクリックします。
    統合のステータスが、リストでACTIVEに変わります。 トレースを有効にすることを選択した場合は、ACTIVEの横にTRACE ENABLEDという単語が表示されます。

    詳細トレースのロギング情報にアクセスするには、次のようにします。

    1. 「Monitoring」タブをクリックします。

    2. 「Activity Stream」タブをクリックします。

    3. 「Download Logs」をクリックします。

  6. 統合名をクリックするか、統合の右端にあるメニューから「表示」を選択してアクティブな統合を表示します。 アクティブな統合には、「表示中」というメッセージが表示されます。
読取り専用モードでは次の点に注意してください。
  • 「Save」ボタンと「Actions」ボタンは表示されません。

  • アダプタを追加するための「Connections Palette」はありません。

  • 統合の様々な部分をクリックすると、構成の詳細(たとえば、「Configuration」タブではビジネス識別子、マッパーではソースからターゲットやターゲットからソースへのマッピング、接続ウィザードのページでは構成)を表示できますが、変更は一切できません。

統合の非アクティブ化

統合を非アクティブ化すると、新たなメッセージの処理を停止できます。 アクティブな統合を変更したい場合には、まず統合を非アクティブ化する必要があります。

非アクティブ化はプロジェクトのデプロイ解除と同じです。つまり既存の履歴データ、監視データおよび実行時データはすべて失われます。 Integration Cloud Serviceでは、プロジェクトの開始と停止の概念はサポートされません。 非同期パターンでは、非アクティブ化されたプロジェクトのキューは削除され、このキューに関連付けられたすべてのメッセージも削除されます。 したがって、処理されていない保留中のリクエストがあっても、非アクティブ化の後で失われます。 前のバージョンが非アクティブ化されると、履歴データ、監視データおよび実行時データがすべて失われます。
  1. Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
    「Designer Portal」が表示されます。
  2. 「Integrations」をクリックします。
  3. Integrationsページを展開して、非アクティブ化する統合を探します。
    アクティブな統合のみを表示するには、「Integrations」リストで「Active」を選択します。 また、統合の名前またはタイプ(事前作成済、カスタムまたは開発)によってフィルタ処理して、リストを絞り込むこともできます。
  4. 非アクティブ化しようとする統合が含まれる行で、右端にある縦棒のアイコンをクリックし、Deactivateをクリックします。

  5. 表示されるダイアログで「Yes」をクリックします。

統合の変更

ソースまたはターゲット接続の変更、接続の再構成、データ・マッピングの更新など、既存の統合を変更することができます。 ソースまたはターゲットの変更によって、既存のマッピングの変更が引き起こされることがあります。

変更しようとする統合がアクティブな場合は、まず非アクティブ化してください。 手順は、「統合の非アクティブ化」を参照してください。
統合を変更するには、次のようにします。
  1. Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
    「Designer Portal」が表示されます。
  2. 「Integrations」をクリックします。
  3. Integrationsページで、変更する統合を探します。 ページの左側にある現在のステータスによって統合の表示をフィルタ処理できます。

    また、「Search」フィールドに統合名を部分的にまたはすべて入力して検索することや、「Filter By」リストからオプションを選択して統合をフィルタ処理することもできます。 リストから、「Type」(「Custom」「Developed」および「Prebuilt」 )または「Pattern」(「Map My Data」「Publish to Integration Cloud Service」「Subscribe To Integration Cloud Service」「File Transfer」「Orchestration」など)でフィルタ処理できます。 検索条件またはフィルタ処理条件は、返された統合のリストの上の青色のバナーに表示されます。 検索条件またはフィルタ処理条件を削除するには、青色のバナーのxアイコンをクリックするか、「Filter By」リストの右側にあるxアイコンをクリックします。
  4. 変更しようとする統合が含まれる行で、統合名をクリックするか、右端にある縦棒アイコンをクリックしてEditを選択します。

  5. 名前、パッケージまたは説明を変更するには、右側のEditアイコンをクリックします。

  6. ソースまたはターゲット構成を変更するには、キャンバスで接続をクリックし、表示されるメニューでEditをクリックします。

  7. 表示されるウィザードで、開いている任意のフィールドを変更します。 手順は、接続構成リファレンスを参照してください。
  8. ソースまたはターゲットとして新しい接続を割り当てるには、削除する接続をクリックし、表示されるメニューでDeleteをクリックします。

  9. 右側の「Show Palette」アイコンをクリックし、右側の「Connections」または「Technologies」パネルの新しいアダプタを、キャンバス上の置き換えようとしている接続にドラッグします。 新しい接続を構成します。 手順は、接続構成リファレンスを参照してください。
  10. データ・マッピングを変更するには、統合の中の適切なマップ・アイコンをクリックして、マッピングを更新します。 Oracle Cloud Oracle Mapperの使用データのマッピングに関する項を参照してください。
  11. 変更が完了したら、「Save」をクリックしてから「Exit Integration」をクリックします。

統合のトリガー、呼出しおよびエンリッチメントの詳細の表示

統合のトリガー・エンドポイント、呼出しエンドポイントおよびエンリッチメント・エンドポイントに関連付けられた詳細を表示できます。

統合のトリガー、呼出しおよびエンリッチメントの詳細を表示するには、次のようにします。
  1. Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
    「Designer Portal」が表示されます。
  2. 「Integrations」をクリックします。
  3. 「Integrations」ページで、表示する統合を探します。 ページの左側にある現在のステータスによって統合の表示をフィルタ処理できます。
  4. 統合のトリガー・エンドポイント、呼出しエンドポイントまたは(構成されている場合は)エンリッチメント・エンドポイントをクリックします。
  5. 「詳細」アイコンをクリックします。
  6. 統合の接続名、エンドポイント名、入力ペイロードおよび出力ペイロードを表示します。

統合のクローニング

統合のクローニングによって、同一の接続とデータ・マッピングを含む新しいコピーが作成されます。 クローンには新しい名前、識別子、バージョン番号およびパッケージ名を付けることができますが、それ以外の構成は同じです。 作成した後でクローンを再構成することはできます。

統合をクローニングするには、次のようにします。
  1. Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
    「Designer Portal」が表示されます。
  2. 「Integrations」をクリックします。
  3. Integrationsページで、クローニングする統合を探します。 ページの左側にある現在のステータスによって統合の表示をフィルタ処理できます。
  4. クローニングしようとする統合が含まれる行で、右端にある縦棒のアイコンをクリックし、Cloneをクリックします。

  5. 表示されるダイアログで、名前、一意識別子、バージョン番号、パッケージ名および説明(オプション)を入力します。
    識別子に使用できるのは、英字、数字、アンダースコアおよびハイフンです。 必ずxx.xx.xxxxの形式で数字を使用したバージョンを入力します。
  6. 「Clone」をクリックします。
  7. クローンを変更する場合は、「統合の変更」で説明する方法を使用できます。

統合の削除

必要なくなった統合を削除できます。

削除しようとする統合がアクティブではないことを確認します。 統合を非アクティブ化するには、「統合の非アクティブ化」を参照してください。
統合を削除するには、次のようにします。
  1. Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
    「Designer Portal」が表示されます。
  2. 「Integrations」をクリックします。
  3. Integrationsページで、削除する統合を探します。 ページの左側にある現在のステータスによって統合の表示をフィルタ処理できます。
  4. 削除しようとする統合が含まれる行で、右端にある縦棒のアイコンをクリックし、Deleteをクリックします。

  5. 表示されるダイアログで「Yes」をクリックします。

インスタンス・アップグレード後の統合の再アクティブ化(最新のビジネス識別子追跡動作の確認)

Integration Cloud Serviceインスタンスを新バージョンにアップグレードした後で、統合を再アクティブ化して、Trackingページでのビジネス識別子の最新の正しい動作を確認する必要があります。

タイプによる統合の表示のフィルタ処理

統合の表示をタイプ(カスタム、ユーザー開発または事前作成済)によってフィルタ処理できます。

タイプによって統合の表示をフィルタ処理するには、次のようにします。
  1. Integration Cloud Serviceのツールバーで「Designer」をクリックします。
    「Designer Portal」が表示されます。
  2. 「Integrations」をクリックします。
  3. Showリストを選択して、統合の表示をフィルタ処理します。

    次のタイプによって統合をフィルタ処理できます。
    • All: タイプにかかわらずすべての統合が表示されます。

    • Custom: Oracle Marketplaceからインポートされてカスタマイズされた事前作成済統合が表示されます。

    • Developed: 完全に新規作成された統合が表示されます。

    • Prebuilt: Oracle Marketplaceからインポートされた事前作成済統合が表示されます。

  4. 「Sort By」リストを選択して、最終更新日または名前に基づいて統合の表示をフィルタ処理します。

タイムゾーンの変更

Integration Cloud Serviceに表示されるタイムゾーンを変更できます。

タイムゾーンを変更するには、次のようにします。
  1. 右上の「username」ドロップダウン・リストをクリックし、「Preferences」を選択します。
  2. 「Time Zone Settings」リストから、使用するタイムゾーンを選択します。
  3. 「Save」をクリックします。
  4. Integrationsページに移動し、統合のステータスの下にあるメッセージと、右端にある情報アイコン内でタイムゾーンが変更されたことを確認します。
    タイムゾーンの変更は、時刻が表示されるIntegration Cloud Serviceの他の部分にも表示されます(Trackingページなど)。