統合におけるキー・タスクの1つは、2つのアプリケーション間でデータを転送する、またはマップする方法を定義することです。
ほとんどのケースで、統合のアプリケーション間で送信しようとするメッセージのデータ構造は多様です。 視覚的なマッパーを使用することで、ソース・フィールドからターゲット・フィールドにドラッグしてアプリケーション間のフィールドをマッピングできます。 統合でリクエスト・メッセージまたはレスポンス・メッセージのためにマッパーを開くと、ソース接続とターゲット接続から抽出されたデータ構造が自動的に設定されます。 データ構造レベルをオンデマンドで展開してロードし、その他のレベルを表示できます。 表示するレベルに制限はありません。
「図GUID-2A80EEFB-6539-4EEF-BA50-1DFD0A92ED3F-default.pngの説明」
作成したマップは、変換マップと呼ばれ、eXtensible Stylesheet Language (XSL)を使用してデータ・マッピングを記述します。これを使用すると、複雑なデータ操作および変換の実行が可能です。 XPath関数の標準的なセットが提供され、アプリケーションから別のアプリケーションにデータを移動する際に、どのようにデータを変更するか定義できます。 専門的な関数も提供され、マッパーからルックアップを参照できます。
マッパーは、修飾スキーマと非修飾スキーマ(つまり、elementFormDefault=”qualified”
のないスキーマ)の両方をサポートします。 ネームスペース接頭辞の有無にかかわらず要素および属性もサポートされます。