ロード・バランサ仮想マシンについて

ロード・バランサがOracle Java Cloud Serviceインスタンスで有効な場合、Oracle Traffic Director (OTD)管理サーバーは1つの仮想マシン(VM)でホスティングされます。オプションで、2番目のOTDノードを別のVMでホスティングできます。

次の表は、Oracle Traffic Director 12cを実行するサービス・インスタンスのロード・バランサVMで検出されるファイル・パスをリストしています。

名前	パス	説明
`JAVA_HOME`	`/u01/jdk`	Javaインストール
`ORACLE_HOME`	`/u01/app/oracle/middleware/otd`	Oracle Traffic Directorインストール
`DOMAIN_HOME`	`/u01/data/otd-instance/otd_domain`	Oracle Traffic Directorの管理および監視に使用するOracle WebLogic Serverドメイン

次の表は、Oracle Traffic Director 11gを実行するサービス・インスタンスのロード・バランサVMで検出されるファイル・パスをリストしています。

名前	パス	説明
`JAVA_HOME`	`/u01/jdk`	Javaインストール
`ORACLE_HOME`	`/u01/app/oracle/middleware/otd`	Oracle Traffic Directorインストール
`INSTANCE_HOME`	`/u01/data/otd-instance`	このOracle Traffic Directorインスタンスのスクリプトおよび構成データ