アクセス・ルールの更新
/paas/api/v1.1/instancemgmt/{identityDomainId}/services/jaas/instances/{serviceId}/accessrules/{ruleName}
アクセス・ルールのみを無効化、有効化、または削除します。 ルールの詳細は変更できません。
サービス・インスタンスをプロビジョニングしたときに、enableAdminConsole
にtrue
を設定しなかった場合、WebLogic Server管理コンソール、Fusion Middleware Controlおよびロード・バランサ・コンソールとの外部通信を制御するアクセス・ルールは、デフォルトで無効になります。 管理コンソールにアクセスできるようにするには、それらのアクセス・ルール(次のアクセス・ルール)を明示的に有効にする必要があります。
ora_p2admin_ahttps
。WebLogic Server管理コンソールおよびFusion Middleware Controlの場合ora_p2otd_ahttps
。Oracle Traffic Director (ロード・バランサ)管理コンソールの場合
リクエスト
- application/json
- identityDomainId
-
型:
string
必須:true
Oracle Java Cloud Serviceアカウントのアイデンティティ・ドメインID。- ruleName
型:string
必須:true
無効または有効にするアクセス・ルールの名前。- serviceId
型:string
必須:true
Oracle Java Cloud Serviceインスタンスの名前。ヘッダー・パラメータ- X-ID-TENANT-NAME
-
型:
string
必須:true
Oracle Java Cloud Serviceアカウントのアイデンティティ・ドメインID。
本文パラメータリクエストの本文には、無効化、有効化、または削除するリクエストの詳細を定義します。ルート・スキーマ: updatesecrule-putrequest- operation
-
型:
string
必須:true
アクセス・ルールで実行する操作のタイプ。 有効な値はupdate
(ルールの無効化または有効化)およびdelete
(ルールの削除)です。 - status
-
型:
string
必須:true
アクセス・ルールを更新した場合の状態。 この属性は、ルールを無効化または有効化する場合にのみ必要です。 有効な値はdisable
またはenable
です。
レスポンス
サポートされているメディア・タイプ- application/json
200レスポンスOK (ルールの有効化または無効化)。 後述のルート・スキーマを参照してください。202 Response受入れ済(ルールの削除)。 返される可能性のあるその他のHTTPステータス・コードの詳細は、「ステータス・コード」を参照してください。本文ルート・スキーマ: updatesecrule-response- description
-
型:
string
ルールの説明。 - destination
-
型:
string
トラフィック送信先に使用できるサービス・コンポーネント。 - ports
-
型:
string
ルールのポート。 - rule
-
型:
string
ルールに関する情報をグループ化します。 この属性はルールを削除する場合に返されます。 - ruleName
-
型:
string
ルールの名前。 - ruleType
-
型:
string
ルールのタイプ。 - source
-
型:
string
トラフィックの送信元に使用できるホスト。 - status
-
型:
string
ルールのステータス。
例
次の例は、cURLを使用してRESTリソースにPUTリクエストを発行してアクセス・ルールを更新する方法を示しています。
注意: この例のコマンドでは、URL構造https://rest_server_url/resource-pathが使用されています。ここで、rest_server_urlはアイデンティティ・ドメインを問い合せるためのOracle Public CloudのRESTサーバーです。 Oracle Public Cloudに使用する適切なURL構造の詳細は、リクエストの送信を参照してください。
cURLコマンド
curl -i -X PUT -u username:userPassword1! -d @updaterule.json -H "Content-Type:application/json" -H "X-ID-TENANT-NAME:ExampleIdentityDomain" https://rest_server_url/paas/api/v1.1/instancemgmt/ExampleIdentityDomain/services/jaas/instances/ExampleInstance/accessrules/my_corp_vnc
リクエスト本文の例(ルールの無効化)
ルールを無効にするJSON形式のリクエスト本文の例を次に示します。
{ "operation":"update", "status":"disabled" }
リクエスト本文の例(ルールの有効化)
ルールを有効にするJSON形式のリクエスト本文の例を次に示します。
{ "operation":"update", "status":"enabled" }
リクエスト本文の例(ルールの削除)
ルールを削除するJSON形式のリクエスト本文の例を次に示します。
{ "operation":"delete" }
レスポンス・ヘッダーの例(ルールの無効化または有効化)
ルールを無効または有効にする場合のレスポンス・ヘッダーの例を次に示します。
HTTP/1.1 200 OK Date: Wed, 27 Apr 2016 01:04:03 GMT Transfer-Encoding: chunked Content-Type: application/json
レスポンス・ヘッダーの例(ルールの削除)
ルールを削除する場合のレスポンス・ヘッダーの例を次に示します。
HTTP/1.1 202 Accepted Date: Wed, 27 Apr 2016 01:09:29 GMT Transfer-Encoding: chunked Content-Type: application/json
レスポンス本文の例(ルールの無効化)
ルールを無効にする場合のレスポンス本文の例を次に示します。
{ "ruleName": "my_corp_vnc", "description": "corporate to VNC to Admin Server", "ports": "5900", "protocol": "tcp", "status": "disabled", "source": "192.123.45.6/32", "destination": "WLS_ADMIN_SERVER" }
レスポンス本文の例(ルールの有効化)
ルールを有効にする場合のレスポンス本文の例を次に示します。
{ "ruleName": "my_corp_vnc", "description": "corporate to VNC to Admin Server", "ports": "5900", "protocol": "tcp", "status": "enabled", "source": "192.123.45.6/32", "destination": "WLS_ADMIN_SERVER" }
レスポンス本文の例(ルールの削除)
ルールを削除する場合のレスポンス本文の例を次に示します。
{ "rule": { "ruleName": "my_corp_vnc", "description": "corporate to VNC to Admin Server", "ports": "5900", "protocol": "tcp", "status": "disabled", "source": "192.123.45.6/32", "destination": "WLS_ADMIN_SERVER" } }